探 究

「信州グローバルハイスクール」実践校になりました

本校は、長野県教育委員会による「県立高校『未来の学校』構築事業」の一環として、2020年度より5年間「信州に根差したグローバルな学びを推進する高校『信州グローバルハイスクール』」実践校になりました。
 概要は以下の通りです。

 1.趣旨
 「高校改革~夢に挑戦する学び~実施方針」に基づき、「未来の学校」として先進的・先端的な研究開発に取り組む実践校を指定することにより、長野県高校教育をけん引する新たな学びの場、学びの仕組みを構築する。
 2019年度は研究校を指定し、有識者であるアドバイザーの指導・助言・協働を得ながら研究開発計画を作成してきた。
 この計画を具体的に実践する実践校6校を指定し、概ね5年間研究開発に取り組み,検証・評価を行うとともに、成果の普及に努める。

2.「未来の学校」実践校

○種別(略称)

信州に根ざしたグローバルな学びを推進する高校(信州グローバルハイスクール)

○構想及び目標

「地域の知と創造の拠点~大学のないまちの大学のような高校 Super Academic High school (SAH)」を目指し、須坂市や国内外の大学等と連携して、世界と地域を関連づけた教科横断的な課題解決型学習や実践的英語学習を行い、グローバルな視野をもちながら地域や社会に貢献できるリーダーを育成する。

○実践校

須坂高等学校

2023年(令和5年)度 2学年による探究活動

4月1日 探究通信9号(情報探究発表会の様子)を掲載しました。

1月29日 探究通信8号を掲載しました。 

12月12日 探究通信5号6号7号を掲載しました。

主な記事内容(抜粋)

5号▶10月23日(月) 6・7時間目に行われた2学年「総合的な探究の時間」における「第1次発表会(中間発表会)」の様子

 

6号 ▶12月9・10日(土・日) 須坂高校から3グループ(「誰もがわかるわかりやすい案内図・標識とは?」「ドローンを用いた学校林の植生調査」「廃棄されるナガノパープルの有効活用法とは」)が「マイプロジェクトアワード長野県Summit 2023」にオンラインで参加しました。

 

7号▶毎年3月に須坂市文化会館 メセナホールにて、1年生の「情報」の授業と2年生の「総合的な探究の時間」の授業の成果発表会を行っています。現在約80の探究グループがありますが、この中からメセナホールで発表できるグループは、時間の都合上約10グループ。メセナホールで発表できるグループを決める発表会が1月29日の「代表選考発表会」です。

 

10月18日 探究通信3号4号を掲載しました。

 

9月15日 探究通信1号2号を掲載しました。

本校では、2学年は毎週月曜6・7時間目、3学年は毎週月曜7時間目に総合的な探究の時間を行っています。2学年では、それぞれの興味・関心により個人探究またはグループ探究で、自ら問いを立て、情報を収集し、分析して、新たな視点を手に入れる活動を行っています。

『須坂高校生による古民家再生プロジェクト』について

本校では昨年度まで、2学年の選択科目「情報探究」において、須坂市の空き家問題に関する研究を行ってきました。その独創的で完成度の高い研究発表が須坂市の目にとまり、今年度より市の協力を得ながら、空き家を1軒借り受けて、須坂高校生が設計・デザイン・リノベーションをおこない活用していく『須坂高校生による古民家再生プロジェクト』を実施していくことになりました。今年度は1・2年生より参加希望者を募り、プロジェクト全体のグランドデザインを検討・立案していきたいと考えています。
 活動の第一歩としてプロジェクト参加希望者には、8月24日(土)に開催される長野県主催の「『私のプロジェクト』発表大会スタートアッププログラム」に参加してもらいたいと考えています。希望者は参加承諾書を、期日までに本校教務室に提出してください。

※2018年度研究論文「再興で最高な須坂市」

※「私のプロジェクト」スタートアップ参加について

須坂高校スリランカ研修(2019年1月13~20日)の報告書ができました

本年度(平成30年度)、須坂高校は初めてサイエンス・アソシエーション・プロジェクトに応募し、平成31 年1 月13 日〜20 日の7泊(1機中泊)8日、スリランカ共和国での研修を行いました。
それぞれの生徒が研究課題を設定し、現地機関で働く日本人の方々や現地教育機関を訪問し、交流を深めました。研究課題は以下の通りです。
○ アーユルヴェーダと西洋医学・漢方との共通点と相違点
○ スリランカの環境問題について、ゴミと衛生状態について
○ スリランカの医療と教育
○ スリランカの立場から考える日本の過剰消費
○ アーユルヴェーダがどのように人々の生活に浸透しているか
○ スリランカの教育事情(進学率、教育水準と生活水準)
○ バワ建築の特徴と日本建築との比較
○ アーユルヴェーダと現代医学の共通点と相違点
○ 民族衣装における日本とスリランカの共通点と相違点
○ 人々の宗教の捉え方と社会への影響、女性の社会的認知のされ方

研修報告書はこちらからご覧ください。

宮崎 愛斗さんが第12回全国高校生歴史フォーラムで優秀賞を受賞しました

3年2組の宮崎 愛斗さんが、奈良大学で行われた第12回全国高校生歴史フォーラムで優秀賞を受賞しました。 優秀賞には応募総数73件の中から特に優秀な10チームだけが選ばれました。
 以下、宮崎さんからのメッセージです。
「博物館ボランティア会の一員として活動中に90年前の地元長野電鉄(株)の絵地図を見つけました。その絵地図からは現存しない社名をみることができました。 それが何を示すものなのか、大きな疑問の解明には長い時間がかかりましたが、古書店などで様々な絵地図を紐解き、市内関係機関との連携により、多くの発見がありました。 謎の探求は大変興味深いものでしたが、これらはすべて自分ひとりで成しえなかったことです。‘‘高校生‘‘の研究を後押ししてくださる周りの人々の温かい気持ちが大きな支えでした。 地元郷土史は特に若年層にその奥深さが伝わっていません。先人たちの努力とともに「須坂」という街の魅力を知ってもらう。その実現に本研究が役に立つのではないかと考えています。」

岩本 直也さん・堀内 彩音さんが第66回長野県統計グラフコンクールで受賞しました

第66回長野県統計グラフコンクールにおいて、1年2組の岩本 直也さんが「長野県教育研究協議会長賞」、1年6組の堀内 彩音さんが「佳作」を受賞しました。応募総数1084作品の中から選ばれての受賞です。
 なお、岩本さんの作品は「統計グラフ全国コンクール」に出品されることになりました。おめでとうございます。

土屋 晴菜さんが第9回全国高校選抜スポーツクライミング大会に出場します

1年4組の土屋 晴菜さんが、12月22日より埼玉県加須市民体育館で行われる第9会全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会に出場します。 土屋さんは、6月に行われた長野県クライミング大会において、優秀な成績を残し、県内から2名以内という選抜全国大会の推薦出場基準をみごとクリアし、同大会に出場することになりました。

以下、土屋さんからのメッセージです。
「この大会に出場するまでに、本当にたくさんの方に支えてもらいました。クライミングをする私を一番近くで応援してくれた母には、本当に感謝しかありません。 全国大会という場で、県の代表の1人として、自分のベストを発揮できるよう精一杯がんばってきます!」

須坂高生が全国の舞台で躍動します。土屋さんの健闘をお祈りします。