龍 胆 賞

龍胆賞とは

須坂高校では同窓会により、学術、文化、スポーツ、芸術、ボランティアなどあらゆる分野における生徒の活動を支援する事業が行われています。
 年に数名受賞者を選出し、その功績をたたえるとともに、賞状、奨励金、記念品を贈るものです。
 龍胆(りんどう)は、須坂高校の校章である「ミヤマリンドウ」からきており、同窓会館は龍胆舎と呼ばれております。

龍胆賞の基金創設の趣旨

須坂高校創立80周年記念式典が、去る平成15年10月18日に挙行され、式典後、本校の卒業生である信州大学工学部遠藤 守信教授に「Creative Spirits」と題して講演して頂きました。その中で遠藤教授は「自己の人生を切り開き、社会のために貢献すること」「夢を決してあきらめないこと」「Never,never,never and never give up!」と、強い意志を持ってチャレンジすることを強調されました。そこで、遠藤教授が後輩へ熱く語りかけた「Creative Spirits」を母校の精神として末永く継承し、生徒の人間形成に貢献することを願い基金を創設しました。

龍胆賞の目的

この事業は、在校生を対象に学術、文化、スポーツ、芸術、ボランティアなどあらゆる分野において継続的に活動をしている個人、団体を奨励し、本校の教育目標である、

・民主的・自主的で平和を愛する人間
・真理を愛し、社会と自然の諸事象に対し、科学的認識にもとづいて正しい判断と批判ができる人間
・健康で豊かな情操と、たくましい行動にあふれ、社会を明るく豊かにする努力をおしまない人間
・現代社会における労働の意義を正しく理解し、広く、創造的実践を通して、社会の発展と向上に寄与できる人間


の育成を図ることを目的としています。