学 校 長 挨 拶

  • みなさん、おはようございます。須坂高校の玄関へようこそ。
    第30代校長の松原 雄一です。

     須坂高校は令和5年度に100周年を迎える地域の伝統校です。専門学科を持たない普通の普通高校と思われるかもしれませんが、令和4年度から導入された学習指導要領に合わせて、リベラルアーツ型単位制として、生徒の選択の自由度を確保した教育課程を編成しています。さらに長野県の「未来の学校」事業として「信州グローバルハイスクール」実践校に指定され、SAH(Super Academic High school)として、先生も生徒も、「大学のないまちの大学のような高校」、「普通でない普通高校」を目指しています。

     本校の行事は、どれも多様な価値観に触れ自身の可能性を大いに伸ばせるものです。先生方は先取の気風に富み、生徒たちは静かなる闘志を秘めた将来大きく羽ばたく存在としてお互いに切磋琢磨しています。それは生徒たちが「臥龍魂」(がりゅうこん)と「熱・意気・ガリ」の気概を持ち、自分自身の頭で考え判断行動しその責任をとる行動をしているからです。

     ここに集う人に求められるものは、最大限の自由を保障されるに足る自律心と好奇心です。高校は、たとえば大学に進学するための進路の一通過点ではありません。ここで集うことの意味をとことん考えて過ごすことにより、将来の自分、将来の世界について考える場であってほしいと思います。「勉強に逃げない、部活に逃げない」、あらゆることに挑戦してみる、そんな仲間と須坂高校の伝統のページをともに創り上げていきませんか。