学校農業クラブ SAC:school Agriculture Club
学校農業クラブとは
高等学校において農業を学ぶ生徒によって組織され、その中で生徒自身が交流・研究・発表し、自主的に農業学習を進めるための組織である。
農業クラブ活動
農業の魅力発見セミナー 野菜科学コース2年 | 2011年 1月28日
1月26日(水)コースの授業を活用し、トマトとキュウリを中心とした施設園芸を営んでいる小林広幸さん(小布施町)に農業の魅力についてお話をしていただきました。
現在に至るまで試行錯誤されてきたことや、その経験から今なおトライすることを忘れず経営されているということでした。
また、仲間がいるから今があり、勉強も大事だけど友達づくりも大事だともお話しされていました。
生徒の感想には、「自分には難しそうだけど、農業を辞めたいと思った話がなくてすごいと思った」 「小さい時から親の手伝いをして、すぐ近くに農業という仕事があっただんなぁと思った」 「家庭菜園が増えてきて経営が厳しくなることがわかった」 「農家の嫁が少なくて、私も農家に嫁に行くのは不安で嫌です。それでも行く女の人はカッコいい」 「『手』がカッコいい。パソコンを相手に仕事している人の傷一つない手に比べると、こぶしがとても大きくて様々な試練を乗り越えてきたようなカッコいい手でした」などがありました。
お忙しい中お話をいただいた小林様に感謝いたします。
6年連続 全国造園デザインコンクール文部科学大臣賞受賞おめでとう 緑地計画コース | 2011年 1月25日
第37回全国造園デザインコンクールにおいて須坂園芸高校が、6年連続文部科学大臣賞を受賞しました。おめでとうございます。以下、表彰者。
文部科学大臣賞 須坂園芸高等学校
国土交通大臣賞 野口 惠里
社団法人日本造園学会長賞 加藤 春実
社団法人日本造園建設業協会長賞 木藤 美知香
全国高等学校造園教育研究協議会長賞 落合 由美子
入選 樋口 翔子
入選 坂田 由里香
佳作 鈴木 幸
果樹科学コース3年生、剪定講習を受講しました 果樹科学コース | 2011年 1月20日
1月17(月)・18(火)日の二日間にわたり、長野県果樹試験場育種部 前島 勤先生より、りんごの剪定について講習して頂きました。前日の大雪のため会場の第2農場は白一色でした。
1日目は、剪定の基本を教わりました。わい性りんごの木を教材に細かな部分の説明も受けながら、剪定をしました。 授業で学習はしていますが実際に木を前にすると何から始めたらいいか戸惑っていましたが、前島先生に指導を頂きながら、剪定ハサミやノコギリを使い枝を落としていきました。
2日目は、りんごの普通樹を教材にして講習を行いました。前島先生から「樹齢による樹形」を中心に講習して頂き、6年目、9年目、15年目の木をそれぞれ剪定しました。 前島先生から、品種によっても方法が違うことや樹の骨格となる主枝、亜主枝の作り方、果実を付ける側枝や、樹・主枝・亜主枝をブロックとして考え剪定する事などを教えて頂きました。
この2日間で生徒一人一人が剪定について理解を深めることができ、有意義な講習となりました。お忙しい中ご指導いただいた講師の先生ありがとうございました。
第60回全国高等学校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大会会場装飾 | 2011年 1月19日
前日からの降雪の影響も心配されましたが、1月17日に「第60回全国高等学校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大会」の開会式が長野市民会館で行われました。
フラワーデザインコース2・3年生が、実習で育ててきたパンジーやシクラメン・葉ボタンをプランターに入れて、長野市民会館とМウエーブ会場の装飾を行いました。
コース内課題研究発表会 フラワーデザインコース | 2011年 1月19日
1月11日火曜日から、3年生の集大成ともいえる「課題研究」のコース内発表を行いました。
4月から各自で、研究テーマを決めて、計画を立て、調査を行ってきました。
皆、真剣に相手の発表を聞き、質疑応答にも熱が入っていました。
課題研究では、答える側の生徒の基礎知識が試される場でもあります。
今回の研究を通して、生徒が大きく成長できたのではないでしょうか。
各自の研究テーマは以下の通りです
・サギソウの観察と栽培調査 ・アサガオの肥料別比較調査
・鉢の違いがクフェアに及ぼす影響 ・ベゴニアの土による生育の違い
・アサガオの鉢の違いによるつるの生育比較調査 ・ベゴニアの環境要因による生育の違い
・バーべナの鉢の違いによる草丈の変化 ・PHの違いによるアサガオの成長の仕方
・肥料の違いによるバーべナの生育調査 ・インパチェンスの環境状況の違いによる生育の違い
・ヒポシルサの日光の量による生育の違い ・アジサイの開花調整
・アサガオの生長抑制剤による濃度の違いについて ・バラ科の植物を台木にしたバラの芽接ぎ栽培
・本校で栽培している花の図鑑を作ろう
花芽が着いたサイネリア | 2011年 1月12日
昨年12月半ばに鉢上げが終わったサイネリアですが、極早生種では、なんと年明けに花芽が着き、中には開花した株もありました。
通常、極早生種と言えどもこのように早く花芽が上がることは、ありません。
これは、日中の気温が例年に比べて高く「暖冬」の影響を受けたのではと思われます。
早くも1月の販売実習の中で販売することができそうです。
農業共済新聞に掲載されました 流通経済コース | 2011年 1月 7日
農業共済新聞(1月1日)のNOSAIながの欄に流通経済コースの取り組みが掲載されました。
須坂市の須坂園芸高校(西澤和平校長)の農業経済科、流通経済コースの3年生は、うるち米「キヌヒカリ」の栽培実習で、ケイ酸を基肥として施肥することで、2009年には10アール当たり1145.9キロの玄米を収穫した(記事より抜粋)。
「ねっこ」に掲載されました 造園クラブ | 2011年 1月 7日
昨年(社)長野県造園建設協会広報誌に、特集 座談「高校生徒語る未来の造園業」と題して本校造園クラブの活動が掲載されました。
須坂園芸高等学校は、長野県下で唯一、造園科がある高校です。広い学校敷地内には様々な庭園や緑地が設けられており、恵まれた環境の中で生徒達はのびのびと高校生活を送っています。・・略・・そんな須坂園芸高校をお訪ねして、造園科に学ぶ生徒と、造園の魅力や未来について語り合いました。
今年度の味噌・福神漬が完成 食品製造コース | 2010年12月24日
味噌を仕込んだのは今年の4~5月、半年以上熟成させています。収穫祝の豚汁にも使用しました。福神漬は8月からナスやキュウリの下漬を行い、ダイコン・レンコン・ショウガとともに調味液に漬けたものです。
袋またはビン詰・ラベル貼りを経て、ようやく完成しました
(-_-;)
窒素はどのくらい含まれるの? 農業経済科 | 2010年12月24日
稲、小麦などの食用作物の必須要素のうち生育・収量に最も影響を及ぼすのが窒素といわれています。
三者面談期間中の放課後を利用して、農業試験場において農業経済科2・3年生はそれぞれ対象とする植物や土壌の窒素含量を定量しました。危険を伴う実験であるため農業試験場の上原、土屋両先生にご指導をいただきながら行いました。
窒素は水蒸気蒸留法で、最終的には滴定により定量しますが、初めての操作に戸惑い、そして失敗を繰り返しながらの実験実習になりました。
筆者は学生時代、年間何千という分析点数をこなしましたが、はじめはやはり時間ばかりが過ぎていくだけで能率が上がりませんでした。習うより慣れろという言葉がありますが数をこなすことも必要なのかもしれませんね。
年末のお忙しい中ご指導いただいた農業試験場の両先生に感謝いたします。
耕作放棄地再生プロジェクト 年内最終サンプリング 情報会計コース | 2010年12月22日
12月20日、肥料の効果と耕作放棄地再生の試験区を兼ねている本校第二農場において、コース2年生が年内最終となる小麦のサンプリングを実施しました。
この圃場は、全試験区のなかで最も播種が遅かったところです。やはり、他の圃場に比べ生育量が小さいことがわかりました。
圃場では、試験区設定の意図や、播種様式について再確認をしました。また、サンプリング時に各自が判断し準備しておかなければならないことを同時に確認しました。
信州すざか農業小学校豊丘校 「ペッタン ペッタン」もちをつこう!~収穫したお米でもちつきだ~ 野菜クラブ | 2010年12月21日
12月18日(土)小雪が舞う中の餅つきでした。蒸篭で蒸したもち米を臼と杵で餅をつきます。低学年の小さい子は、杵が重くて思うようにつけません。高学年の小学生は、ペッタン、ペッタンいい音をさせていました。
須坂市の三木市長も今回の餅つきに参加していました。ついたお餅は丸めてアンコときな粉、ゴマをつけてタッパーに入れて出来上がり。
餅つきの順番を待つ間、野菜クラブ員は小学生と遊ぶ。これも農業小学校の活動の一環なのです。とても寒いのですが、小学生はみんな元気です。寒い中みんな走り回っていました。寒いから走り回らずにはいられないのかもしれませんが・・・。
最後に豚汁とお餅で会食です。寒いこともあってか豚汁をおかわりする子が沢山いました。たくさん走ってお腹が空いたのかもしれません。 もちろん豚汁の具も農業小学校で作ったハクサイやジャガイモ、みそを使っています。とても美味しかったです。
水稲多収プロジェクト講演会 in小諸市 流通経済コース | 2010年12月21日
12月17日(金)東信地区の稲作農家や農業関係企業の皆様を対象に、小諸市において本校の流通経済コースが講演会を開きました。
約100名の参加者を前に、生徒は緊張感をもちながら自らの研究成果について自信をもって発表しました。指導教諭等の補足も交えて60分の講演でした。
講演後の質疑応答では、稲作の専門家の方々の鋭い指摘や素朴な疑問等をいただき、水稲多収穫栽培への関心の深さを改めて感じることができました。
専門家の前で発表をし、また様々な指導をいただく貴重な場となりました。これからもこのような機会に積極的に参加させていただき、地域にむけてわたし達の活動や研究成果を発信していきます。
本日はありがとうございました。
クリスマスレクチャーin須坂 会場装飾 フラワーデザインコース | 2010年12月17日
12月13日に、2年生が「リース」と「ホリゾンタル」スタイルで作成した作品を、須坂市(主催)で行われる「クリスマスレクチャーin須坂」の会場に搬入しました。
生徒の作品いずれもが会場を引き立てる役目をはたしてくれるでしょう。
稲作の基礎を学ぶ 流通経済コース | 2010年12月16日
本コースは、3年次より水稲栽培を対象にして課題研究を行っています。本田での学習がない今の時期、2年コース生は来年度に向けて稲作の基礎を学んでいます。
「畦」とはなにか、水を張る意味はどこにあるのか、また、稲作の管理作業はどうなっているのか等、基本的な事項についてひとつひとつ確認しながら学習しています。
机上で学んだことが実際現場で現象としてそのまま認められるのは難しいことではありますが、研究では基礎・基本をベースに応用していく作業が必要になります。
いま学んでいることを大切に、来年度に向けて学習が続きます。
「リース」&「ホリゾンタル」スタイル フラワーデザインコース | 2010年12月15日
2年生の実習でアレンジメント制作を行いました。2年生にとっては、初めてのアレンジメント作成でした。
初めにアレンジメントの基本である生花の「水上げ」という下処理方法から学びました。この「水上げ」方法にはいくつかパターンがありますが、一般的な「湯上げ」を行いました。 「湯上げ」とは、熱いお湯に茎を浸すと導管の中の空気が膨張して押し出されます。そして、直ちに茎を水に浸してあげることで、真空状態にある導管内に一気に水が吸い上げられる現象を利用する方法です。
このように花材の下処理を済ませ「リース」と「ホリゾンタル」スタイルに分かれてそれぞれ製作しました。出来上がった作品は特別講座の経験がよく生かされていて、どれも個性が出ているものとなりました。
なお、これらの作品は須坂市で行われる「クリスマスレクチャーin須坂」の会場装飾として飾られます。ぜひご覧ください。