学校農業クラブ SAC:school Agriculture Club
学校農業クラブとは
高等学校において農業を学ぶ生徒によって組織され、その中で生徒自身が交流・研究・発表し、自主的に農業学習を進めるための組織である。
農業クラブ活動
高校生の果樹試験場体験研修 ~県内農業高校生との研修と仲間づくり~ | 2010年 7月28日
7月26日~28日の3日間、長野県果樹試験場において県内農業高校生対象の研修がおこなわれました。
本校の参加者は26名と農業高校のなかで一番参加者が多く、果樹科学コースの生徒とくくり一年生も参加しました。
生徒たちはこの三日間で果樹栽培や育種等について学び、他校生徒と共に学び交流することができ実りある研修になりました。




情報会計コース 小麦収量調査(その1) | 2010年 7月23日
日陰にいないと、めまいがしそうな暑かった今日、先日坪刈してきた標本の収量調査の第一段階を実施しました。
正確な収量は多くの標本から得られますが、今日は約400株の小麦の茎数を数えました。暑さにも耐え皆が協力して無事調査を終えることができました。 とはいえ、これは第一段階に過ぎません。正確さとスピードが求められ神経をすり減らす作業が続きますがめげないで頑張りましょう!



農業経済科 水稲追肥 小麦藁あげ排水対策 | 2010年 7月21日
梅雨が明け真夏の太陽が容赦なく照りつけるなか、農業経済科2年生は実習を行いました。
流通経済コースは幼穂形成期追肥を行いました。暑さに加え、中干がかかった水田は思いのほかあるきにくく、生徒達の体力を奪っていきました。それでも、生徒達は機械を用いずに全体で約20aの水田に追肥をすることができました。



同時進行で情報会計コースは、元水田の圃場の藁上げ(といっても実は草あげなのだが・・・)を行いました。課題として挙がっている排水対策の準備も行いました。先日のゲリラ豪雨の水が圃場表層に滞留したままで、腐敗が進んでいるところもありました。 排水対策、これが今一番の課題です。どのようにこの難題を料理していくのか楽しみにまっていますよ。




農業経済科 日本作物学会北陸支部講演会 発表 | 2010年 7月20日
7月18日に信州大学農学部において日本作物学会北陸支部講演会が開催されました。本校農業経済科の2コースが3つの演題について発表を行いました。
専門家の前での発表ということで、生徒達はみな緊張した面持ちで会場入りしました。緊張から、前の日寝ることができなかった生徒もいました。
3つの発表ともに図表だけを用いて論理的な説明を堂々と行っていました。学会ですから当然質疑応答があります。専門家たちの質問にも、教員が補足することもありましたが、生徒達は適切にこたえることができました。 また、今後検討すべきことについてご指導もいただきました。
講演会終了後、大学の先生より「非常によい発表で学生の刺激にもなった。」とお言葉をいただきました。
胃に穴があきそうなくらい悩みプレゼンテーションを作成し、プレッシャーや極度の緊張を乗り越え発表できたことは、今後の人生に大いにプラスになるのではないでしょうか。 賞はありませんが、発表やそこに至るまでの過程は何物にも代えがたいものです。生徒の皆さんお疲れさまでした。
筆者は久しぶりに学術研究の発表に参加し、生徒達のフレッシュな発表を聴き、新鮮な気持ちとこれからもやるべきことがたくさんあるという感想を抱きました。
北陸作物学会報 第46号 別号
水稲日本最高収量の達成と新たな増収要因
(池田 真美*・小坂 俊也・内川 康平・佐藤 文彦*・坪井 和久・豊島 菜々江・中嶋 寿夫・竹元 幸一)
小麦の窒素吸収が生育収量に及ぼす影響(1)小麦の窒素吸収と初期生育
(前島紬美・飯川弥生*・阿部未希・山崎一真・柳澤瑞樹・竹元幸一)
小麦の窒素吸収が生育収量に及ぼす影響(2)小麦の窒素吸収と収量及び品質
(徳竹希美加・松崎澪・水ヶ迫千夏*・柳澤瑞樹・竹元幸一)








長野県学校農業クラブ連盟各種県大会 フラワーアレンジメント競技結果 | 2010年 7月20日
7月18日に北佐久農業高校において農業クラブ各種県大会フラワーアレンジメント競技が行われました。本校出場選手の入賞者は以下の通りです。
【優秀賞】3年 小林 将大 3年 中澤 勇貴
信州すざか農業小学校豊丘校(6回目) | 2010年 7月20日
平成22年7月17日(土)に信州すざか農業小学校豊丘校の第6回目「こんなにたくさん取れたよ。~小麦粉でおやきやひんのべに~」の授業が行われました。危険物取扱者試験と重なり、高校生の数がいつもより人数が少ないなかでの活動でした。
それにしても暑い!蒸し暑い!日差しの下にいるだけで気分が悪くなるんじゃないかという天気の良さ。梅雨は明けたらしいのです。ただ、先日までの雨で小麦に芽が出そうなので農家先生たちで収穫はしてもらってありました。農業はやはり天候に左右されますね。計画どおりいかないことが多いのです。
今回の麦の脱穀は、昔ながらの脱穀機。見たことない人が多いかなぁ。博物館で見たことある人の方が多いかも。でもね。最新型の脱穀機だって中身はこれなんだよ。これをコンピュータで制御するか、人間が制御するかの違いなんだよね。
ダイズ畑の除草。1か月前に播種したダイズがこんなに大きくなった。とういうことは、周りの草も大きくなるわけです。自然なんだからね。「さぁ、早くやって早く終わりにしよう」という掛け声で保護者も参加して短時間で終わらせることができました。炎天下の中、皆さんお疲れ様でした。




情報会計コース 小麦の収穫 坪刈 | 2010年 7月12日
小麦の収穫が始まっていますが、7月9日にはいよいよ耕作放棄地において坪刈が行われました。収量調査には、多くの標本を必要としますが、生徒達は分担して効率よく作業を進めていました。
果樹園跡地の耕作放棄地では、生育量が圃場内で揃ってはいますが、穂が小さく収穫量は少なく見積もられます。水田跡地の耕作放棄地では、湿地に生える雑草が伸び小麦の生育が制限されている箇所が多くありました。
収穫がプロジェクト学習や課題研究のひとつの集大成となりますが、同時に来年度への課題をみつける場にもなります。各種発表では良い部分だけがピックアップされるのが一般的ですが、むしろ問題点のほうが私たちに多くを教えてくれるのではないでしょうか。
流通経済コース 来年は私たちの番だ | 2010年 7月 8日
昨日、本コース2年生が実習田でサンプリングを行いました。
昨年度から継続して「水稲単収向上に関する研究」を行っていますが、そのためのサンプリングです。2年生は初めてということで要領がつかめず、ぬかるむ水田に足をとられ四苦八苦しながらの実習になりました。 「来年度は私たちが主役だ」という意識をもって実習に取り組む姿がみられました。
水稲の栽培に関する研究はやりつくされ、だれでも簡単に栽培できると思われがちですが、指導している私にとっては奥が深く、新しい発見に驚かされています。




食品製造コース | 2010年 7月 7日
あんずジャム製造
先週からあんずジャムの製造がはじまりました。あんずジャムの原材料は、あんずとはちみつ、砂糖です。糖度が50度ほどになったら、完成です。
製造実習中は、はちみつの甘い香りが加工室中に漂います。今年は少し柔らかいあんずジャムとなりましたが、うまく作ることが出来ました。
ワインブドウ状況
梅雨もまっただ中、ワインブドウが大きく成長しました。樹の成長が速いため、誘引作業が大忙しです。垣根仕立ての圃場も見栄えが良くなってきました。
そんな中、ブドウの実も、着実に大きくなってきました。3年目の実となる今年のブドウはどんな味なのか、楽しみです。
情報会計コース 小麦の収穫始まる | 2010年 7月 6日
雨こそ降らないけれど湿気と汗が肌にまとわりつく、そんな中小麦の収穫が始まりました。
4つの試験圃場の内、今日は校内圃場において収穫を行いました。ほとんど役に立たなかった防鳥ネットを外し、定期サンプリングをし、その後坪刈を行いました。 この圃場は周囲に立木や住宅があり、それらは鳥たちの止まり木の役割を果たしていたようです。その証拠に調査株の多くが鳥害にあっていました。仮説通りの結果が出ないのがプロジェクト学習や課題研究です。 来年への課題がまた一つできました。
コンバインで調査対象外の小麦を刈り取りました。収穫量が思いのほか少なく残念な限りです。他の圃場に期待しましょう!




平成22年度長野県学校農業クラブ連盟各種県大会 大会結果 | 2010年 7月 5日
7月3日(土)に下伊那農業高校及び上伊那農業高校で実施された農業クラブ各種県大会の本校出場選手の受賞者は以下の通りです。
クラブ活動発表会
【最優秀賞】伝えよう、農ク活動の魅力
農業経済科3年 池田真美 園芸科3年 中村亜利紗 農業経済科3年 山崎一真 園芸科2年 瀧澤圭祐 食品科学科2年 関谷龍一 農業経済科2年 町田暖菜
測量競技
【最優秀賞】造園科3年 青木元 造園科2年 成澤勇斗 造園科3年 手島直嗣 くくり1年 鈴木友隆
意見発表区分「食料・生産」
【優秀賞】父の想いと私の夢~美秋香に込めて~ 食品科学科2年 涌井美里
意見発表区分「環境」
【優秀賞】美しい桜の景観をつくりたい 造園科3年 落合由美子
意見発表区分「文化・生活」
【優秀賞】農業小学校を卒業し、再びあの場所へ くくり1年 白濱千尋
プロジェクト発表区分「食料・生産」
【優秀賞】目指せ!耕作放棄地の再生 ~地域に発信、小麦プロジェクト~ 農業経済科3年 羽片美樹 松崎澪 曽我香純 飯川弥生 山田愛里紗 若槻健汰
意見発表区分「文化・生活」
【優秀賞】信州すざか農業小学校での私たちの取り組み 園芸科3年 中島美里 富永莉緒 農業経済科3年 左澤郁香 園芸科3年佐藤ちひろ 園芸科2年 佐藤詠美 奥山加奈子 高橋葵 大島安理沙
農業情報処理競技
【優秀賞】農業経済科3年 前島紬美 上野恵里子