能登半島地震で亡くなられた方へ黙祷

2024年1月9日(火)3学期が始まりました。始業式に先立ち、1月1日に能登半島で発生した大地震で亡くなられた方への黙祷を行いました。また学校長から家屋が倒壊し、避難所生活を強いられている方々への支援の気持ちを忘れないよう訓示がありました。

始業式
黙祷の後、始業式がありました。年頭の辞として、校長先生から今回の地震についてのお話がありました。
(以下要約)
1月1日の大きな地震のゆれに遭遇して私自身、十分な防災行動をとれなかったことを反省している。君たちはどんな行動がとれただろうか。今回の地震について考えてほしいことを述べたい。
1 今回の地震が遠くの地で起こっていると思わないこと
振り返れば311東日本大震災の後、長野県の栄村が大きな地震に見舞われた。この地域もいつ地震が発生してもおかしくない場所であることを改めて心にとめてほしい。
2 被災地に支援の手を差し伸べてほしい
先日、石川県の高校の校長先生と連絡を取り合った際、石川県では状況が相当困難な状況であることを知った。
学校の近くまで土砂が流れ込んだり、学校が避難所になったりしており、普通に学校生活を送ることができない状況だということ。
3 復興に「工業」の力を結集する
今後、震災からの復興がすすむことになるが、その際必要とされることは本校で学んでいるすべての工業科目にかかわる。電気、上下水道、道路、建物の復旧から始まり、被災地の方々が以前のような生活に戻るためには君たちが学んでいる工業の知識や技術が総動員されることを知ってほしい。
最後に
震災につけ込んだニセ情報が後を絶たない。また、盗難の被害も報道されている。あってはならないことであり、君たちも他人事と思わず、自分のこととして考えてほしい。
(以上)

激動の2024年の始まりとなりましたが、この一年が皆様にとって良い年になりますようご祈念申し上げます。