電気電子工学科 東京工業大学の出前授業を受講しました

1月26日(金)、電気電子工学科1年生は東京工業大学、産業技術総合研究所の先生方より先端技術についての講義を受けました。総勢6名の先生方がそれぞれ自分の研究テーマについて生徒に理解できるように解説をしてくれました。

2時間の出前講座を全部取材することができなかったのですが、その中で核融合の研究をされている東京工業大学の池田翔大先生の講義を受けることができました。近年、科学雑誌や新聞でも核融合の記事を目にすることが増え、各国が競って開発に力を入れているとのこと。現在のエネルギーが有限である一方、核融合に使われる重水素は海水から取り出せるためほぼ無限に存在し、核融合発電が実用化されるとエネルギー問題は解決されるということでした。

先生方の中には北アイルランド(イギリス)出身のブライアン先生も加わっており、休み時間中にお話を聞きました。
ブライアン先生は大学を卒業後、理化学研究所で研究をされてその後、産業技術総合研究所に移られたとのこと。日本での研究はかれこれ20年にもなるので日本語も流暢でした。(余談ですが、奥様も日本の方とのことで、これからも日本で研究を続けていかれるようです。)

終わりのあいさつにあたり、若い世代の活躍を期待する旨のエールを各先生から送って頂きました。未来は君たちのものだ。