2月22日(木)、建築学科2年生はエスキス(Esquith)発表会を行いました。エスキス(Esquith)とはフランス語で絵画や造形の下絵、スケッチ、構想の意味です。エスキスの名の通り、今日は2年生が作成した構想図面を発表し合い、その成果を共有しました。発表はパワーポイントを用います。一人の発表制限時間は3分。時計係の先生が時間経過の予鈴をならします。制限時間の中で自分の作品を上手にアピールし、印象付けることも大事ですね。発表者のプレゼンテーション力も見せ場です。

全てのプレゼンは見ることができませんでしたが、机上に並べられていた作品をじっくり鑑賞いたしました。作品を見ながらそのコンセプトを知ると、それぞれユニークな視点で作成しており、なるほどと思いました。いくつかのコンセプトを紹介しましょう。
〇バレエの練習ができるトレーニングルームを備えた住宅
〇インドアとアウトドアを味わえる住宅
〇ワークライフバランスを重視した住宅
〇趣味(旅行、釣り、料理、アウトドア)を生かせる多機能な家
〇ゲーマーが集まり、ゲーマーが競える住宅
〇ガレージハウスなど

左の作品は円型の家です。ユニーク!モンゴルにはパオという簡易住宅がありますが、円型住宅はおもしろいですね。ルンバで掃除するときも円型だと隅の心配がない(笑)。
右の作品はシェアハウスです。他にもいくつかの作品の中にはシェアハウスのものがありました。住宅といえば家族のものという発想しかない昭和世代としては住居をシェアするスタイルには新しさを感じました。欧米では複数の人が住宅をシェアするという生活スタイルが普通にあるようですが、日本においてもシェアハウスは将来のライフスタイルの一つになるのでしょうね。
建築学科のみんな、幸せを届けられる一流の建築士をめざそう。