機械工学科1年生 竹内製作所を見学しました

11月24日(金)は1年生と3年生は各科で研修を行いました。(2年生は沖縄へ修学旅行中です。)機械工学1年生は午前中に信州大学工学部で研修を受け、午後は坂城町の竹内製作所で重機の組立て工程を見学しました。竹内製作所は世界的な重機の製造メーカーで、本年度の売上高が2050億円を予定している県内屈指の成長企業です。
1年生はまず、本社ビルの食堂で担当の方から会社の概要について説明を受けました。
驚いたのは、竹内製作所の重機は90%以上が海外向けで、北米、ヨーロッパが主な市場ということでした。国内むけは1%程度で、輸出が中心のようですが、すでに1年先までの注文で作業がうまっているそうです。ちなみに冷戦の象徴であった「ベルリンの壁」が無用になり、壁を崩していった重機が竹内製作所製だったそうです。(歴史的!)

つづいて、組み立て工場の中を見学させていただきました。(もちろん写真撮影禁止です)
一番新しい工場の中ではクローラーローダーという小型の重機の組み立てが行われていました。コンベアに乗って足回りから組立てがすすみ、ずらりと組立て中の製品が流れていました。本校の卒業生が40人程度勤務しているとのことで、本校との深いつながりを感じました。
見学した後は、展示してあったミニショベルとクローラーローダーに試乗させていただきました。実際に乗り込んでみると、気分はもうプロ作業員。いい仕事ができるぞ~。

最後に皆で記念写真です。後ろの山の紅葉も美しいですね。成長企業の力を感じた研修でした。竹内製作所の皆様、ありがとうございました。