建築学科1年生 豊野の防災交流センター建設現場を見学しました。

11月16日(木)は公共建築の日・公共建築月間でした。建築学科1年生は公共建築物の学習を深めるため、「長野市豊野防災交流センター」整備事業を見学しました。この事業は2019年の台風19号で大きな被害を受けた豊野地区の整備事業であるため、完成後は図書室、防災教育室、学習室、多目的ホール、キッチンスタジオ等の施設が用意されます。公共施設の建設現場を見る機会は多くないので、絶好の機会となりました。

公共建築も可能な限り木造で建築します。木材は長野市産のカラマツです。規模の大きな木造の場合、製材(丸太から切り出された角材)では大きな断面の製材が取れないため、集成材に加工して使用します。木材の地産地消をすることで、林業の活性にも役立ちます。
現場の説明には川浦土建工業の現場責任者である塚田さんと本校卒業生の田中渉太郎さんに説明をして頂きました。大きな事業の着工を知る貴重な研修になったことと思います。