■ 候補になって思ったこと
びっくりしたのは、会長候補に一、二年問わず選出できるということでした。そして中間選挙での指名選挙というかたちも、はじめての体験でした。
しかしなぜそこで僕が選ばれなきやならないのか。と考える時間も与えられず、すぐに演説の時がきてしまいました。内容は聞いていただいたとおりです。もちろん清陵生全員の前での演説は初めてだったので、ものすごく緊張したし、不安も大きいものでした。自分の話すことにどういう反応をしてくれるのか、ちゃんと納得してくれるのか、と。まあ、一つのよい経験となったのではないかと思っています。
演説では「清陵に入ってまだ二ヶ月なので…。」などということを言いましたが、本当ならそんなことは言い訳になってないなあ、と自分で思っていました。たとえまだ二、三ヶ月しかたっていないとしても、清陵生の一員であることには変わりないからです。清陵を理解してないなら、理解すればいい。学友会を知らないなら学べばいい。清陵に入ったのだから当然のことであろう。とこんなことを今回の会長選挙を通して考えたことです。
学友会を学ぶためには、参加するということがその第一歩となると思います。学友会の活動の中には、全員が参加する機会がたくさんあると思います。例えば、この間行われた選挙においては全員が参加すべきことであったと思います。しかし投票率は決していいとは思えないです。三年生の、受験勉強でいそがしいのはわかりますが、それでも40%以上の人が参加しています。これはとてもすばらしい姿勢だと思います。それに反して一年生は、70%。聞こえはいいですが280人の内80人以上の人が参加できていない。これでは次の選挙の投票率も目に見えたものです。もっと学友会に関心をもつべきであると思います。
今回の清陵祭は、一年生にとっては、初めてのものであるし学友会にとっては、一年に一度の大祭であると思います。きっとみんなが楽しみにしているだろうし、楽しくしたいとも思っているだろう。そのためには、やっぱりみんなで協力し、苦労してこそ、祭りがあるんだと思います。
最後に、清陵に入ってすごいと思ったことの一つに討論会があります。みんながあつまって自分の意見をいいあったりするそんな機会は、討論会の他にないと思います。だから自分も次に行われる討論会には参加してみたいと思っています。もっともっとみんなが参加するといいと思います。こういうところで自分の意見をいうことができるのが、清陵生のいいところだと思います。長くなりました。読んでくれた方、ありがとう。
(一−二宮坂宥憲)
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