■ 会長 清陵を語る テーマ 自治を語ろう
先月、自治についての討論会が行なわれました。久しく討論会は実施されていなかったので個人的には、はたしてどれくらいの人が出席してくるのか、どれくらい意見が交わされるのか正直不安でした。やはり結果的に参加者は決して多かったとは言えません。がしかし、その内容は非常に充実していたと思います。具体的な内容についてはあまり触れずにおこうと思いますが、少なくとも討論会に参加していた人はそれぞれ「自治」という非常にばく然とした言葉について自分なりの考えをもっていました。確かにそこには「わからない」という人もいました。でもその人の「わからない」は、現時点ではわからないけれど、いっか自分なりに理解したい、だから討論会という機会を参考にしよう、という前向きなものでした。考えたこともないからわからないとか、考えたけどわからなかったからもう考えないというものとは全く違うと思います。「わからないけれどわかりたい」という気持ちは立派な自分なりの考えではないかと思います。
全会員に言いたいです。「自分で自分の限界をつくるな。」と。思うようにいかないことがあっても、あきらめることなく自分を信じましょう。”意志のあるところに道は開ける”かもしれませんが、意志のないところに決して道は開かれないでしょう。
なにもこれは自治についてだけ言っているのではありません。いよいよ最大の行事である清陵祭がやってきますが、当然自分にとって最高のものにすることは自分にしかできないことなのだから、過度に役員の企画を期侍したり、役員の仕事に関わっていないからどうせ自分はたいした満足なんて得られないだろうと卑屈になるべきではないと思います。まして今年は記念すべき五十回を迎えます。思いきってこれまでの自分の殻を破ってみるには絶好の機会ではないでしょうか。僕は、僕達清陵生の力を信じています。
(三−一 宮崎修治)
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