【土木工学科】3年生が校内の通路のコンクリート舗装に取り組みました

【土木工学科】3年生が校内の通路のコンクリート舗装に取り組みました

 

11月16日に、校内の通路をコンクリート舗装にするため、3年生が生コンクリートの打設を行いました。

場所は、機械科実習棟の西側からクラブ練習室および合宿所にかけての約20mです。

今回の取り組みは、コンクリート施工の実践的な学びとして、長野県生コンクリート工業組合からの協力支援により行いました。当日は、10月19日に見学研修をさせていただいた当組合の生コン製造工場からコンクリートミキサー車(アジテータトラック)にて生コンを搬入いただき、事前に生徒が準備した型枠内に打設しました。

打設に先立ち、現場での生コン受入時に注文通りの品質のものが届けられたかを確認するために実際に行われる受入検査(スランプ試験、空気量試験)を、技術者の方から指導・研修ただきました。

(写真1) 受入検査(スランプ試験)の様子

その後、生徒全員の協力・協同作業により、運搬→打ち込み→敷きならし→締め固め→整形コテ仕上げ→箒引き仕上げ→養生の一連の作業を行いました。

(写真2) 打設前の型枠の設置状況(補強の網筋が並びます)

(写真3)生コンの運搬の様子

(写真4)型枠に生コンを流し込む様子

(写真5)生コンを敷きならす様子

(写真6)生コンを締め固める様子

(写真7)コテで生コンを平らに仕上げる様子

(写真8)表面にホウキで滑り止めの筋を入れる様子

(写真9)完成した通路

 

事前に見学研修した工場から出荷された製品(生コン)を使っての今回の実践的な舗装作業は、教室での座学で学んだ内容を、実際の施工を体験して学び直すことができた貴重な学習です。また、今回の公共的な場所である通路が、自分たちの取り組みによって改善することができ、土木分野が担う公共性と責任について再認識することができた取り組みでした。