長野県長野吉田高等学校

先日行われた「魅力発見！シャキソ・クエストin長野」（長野市青年会議所主催）に
本校2年生5名がチームLEAPとして出場し、準グランプリを受賞しました。

正賞となるクリスタルブロンズをいただきましたので、校長室にて表彰を行いました。
受賞した生徒からは「現地まで出かけて行き、苦労しながら発表準備を行いました。発表では緊張しましたが、
気の合う仲間同士でそれができたのは楽しく、想い出になりました」という感想が飛び出しました。

表彰の様子

正賞のクリスタルブロンズ

長野県立大学を会場として11月６日(日)に
長野吉田高校×信州大学×長野県立大学×権堂哲学カフェの合同企画を行いました。

参加者は以下のとおりです。
本校から１年生７名、２年生２名。
信州大学から護山真也教授、１年生６名（人文３・農学１・理学１・繊維１）。
長野県立大学から馬場智一准教授、グローバルマネジメント学部の１年生１名・２年生４名。
権堂哲学カフェから一般の方が６名。

ブレイディみかこさんの『他者の靴を履く』をめぐってグループで意見交換をします。

参加者が手にしているふわふわのボールは「コミュニティボール」と呼ばれるもので、コレをもっている人がしゃべります。
話し終わったら、次に発言する人にパスします。（哲学カフェには「誰かが話すときは最後まで聞こう」というルールがあります）

各グループは高校生・大学生・市民と立場の異なる人たちで構成されており、
課題図書に沿って「他者と違う「自己」はどうやって形成されるのだろう？」などの問いに挑みます。
初対面同士であるものの、自分や他者の本質と向き合う深い問題について、率直に語り合える時間となりました。

最後に改めて感じた「問い」を出し合って、持ち帰りました。お土産です。

生徒達の感想です。
「自分の意見を出した後も質問や意見をたくさんしてくれて、自分の話を聞いてくれて嬉しく思った。」
「初対面の人と話すことが抵抗のあることだったけど、おどおどした態度にならないようにしていたら、いつのまにか自分の事を話していたのが我ながら驚いた。」
「大学生や大人の方など、あまり関わりのない人たちと話すことで良い刺激になった。」
「人と話すと自分の考え・見方の深さが変わっていくので、積極的に自分の意見を出していこうと思った。」