世界の弁当デザイン発表(ミニ探究②)を行いました

5/28公開授業では、英語の授業を利用して1学年全クラスで「世界の弁当デザイン発表」を行いました。
これは、「担当地域をコンセプトにした弁当」を企画して発表するプレゼンテーションで、
「担当地域に住んでいる人」「担当出身の日本居住者・滞在者」など、
提供対象(ターゲット)を自由に設定して、弁当の販売企画をしました。

 事前の企画説明では、「自分達が気づいていなかった視点の提示」という難しいミッションを提示しましたが、
多くの班が話し合いを通じて世界や社会の問題への「切り口」を見出してくれました。
学年主任の赤塩先生は、「食事というテーマはいろいろな学習へ広がっていく可能性のあるテーマだ」と言っていました。
今回の発表を通して海外の食文化はもちろん、国際情勢、健康、栄養、食品ロス、宗教、人種、経済格差、生物、自然環境など
様々な分野を調べてくれました。どこかの分野に興味を持てると、大学で学びたいことなどにつながってくるかもしれませんね。


 1年次は、今回のようなミニ探究を何回か行います。2年次にそれぞれが興味のある分野を研究する「1人1研究」を行います。
興味のある分野が見つかったら、2年を待たずに研究を始めてもらって構いませんよ。これからの発表も、楽しみにしています。


 6月2日の総合的な探究の時間では、今回の発表の結果発表とコメントを、「世界の台所探検家」岡根谷実里さんから頂きます。お楽しみに。

2022年05月30日