令和5年度 第13回 総合探究発表会

 12月8日、令和5年度総合探究発表会が行われました。

 3年生の学年テーマ「ふるさと」を「自分が自分らしく社会とつながる最も身近な場所」と定義し、一人ひとりがどのような未来の「ふるさと」を「想像」し、「活動」し、「何を得たのか」、について発表しました。ポスターセッションでは3年生全員が各自の探究活動をポスターの前でプレゼンしました。

 1・2年生は今後の自分の探究活動に係る可能性のある発表に積極的に質問をします。

 後輩の質問に丁寧に応える3年生。学年を超えた学びの交流が広がります。

 一般の方からの質問にも堂々と答え、探究がさらに深まります。

 次に、以下の3つの代表グループによる発表が行われました。

 1「ホタルの里~南木曽町に新たなる光を~」

 

 2「嫌いな食べ物を美味しく食べよう」

 3「地域の魅力を世界に発信」

 最後に、オンラインの参加者を代表して、奈良女子大学付属中等教育学校の二田様から「地域との関連が深い興味深い発表だった。これからも地域との関わりを大切にして、ぜひ蘇南高校から総合探究の取り組みを全国へ広げていってほしい。」と本校の「ふるさと探究学」への評価をいただきました。

 堂々と質疑応答する姿からは、この一年間での3年生の大きな成長が感じられました。発表後の質疑応答での、探究のさらなる発展が望める意見を真摯に受け止め、今後の論文作成に活かします。

「ふるさと探究学」としてすでにテーマ決めなどの活動がスタートしている2年生にとっては、今後につながる有力な情報も多くあり、これからの活動が楽しみです。1年生は「故郷探究学」の完成形を知る中で、3年生の自信にあふれた姿勢から多くのことを学べました。ぜひ今後の学びにつなげていきましょう。