海外語学研修

平成30年度 海外語学研修
(平成31年3月3日~3月12日)

1日目

 3月3日、参加生徒12名が多くの先生と保護者の方々に見送られカナダへ出発しました。合計約18時間の移動を経て、無事にカナダに入国することができました。

 その後、生徒たちは各ホストファミリーに温かく迎えられ、ホームステイの初日が始まりました。初めての経験ですが、積極的にコミュニケーションを取って行きたいと思います。

2日目

 今日から語学学校での授業が始まりました。午前は現地の先生による英語の授業を受け、午後は現地の歴史館と企業の案内をしてもらいました。

 全て英語でのやり取りでしたが、分からないところは質問するなど積極的な姿勢が多く見られました。また、昨晩はホストファミリーとどうにか英語でコミュニケーションを取ることができたようです。

3日目

 本日は、午前にバンクーバーの大学を訪問し、午後に英語の授業を受けました。その後、近くのショッピングモールで地元の高校生と一緒に買い物を楽しみました。

 カナダでの生活にも少しずつ慣れ、自分の意見や要望を英語で伝えられるようになってきました。明日はカーリング体験があり、とても楽しみにしています。

4日目

 本日は午前に英語の授業を受けた後、カーリングと市長訪問を行いました。カーリングは難しい競技ですが、とても楽しく取り組むことができました。最後はゲームをしてカナダならではの体験を満喫しました。

 そして、市長訪問ではコキットラムの市長に様々な質問をし、その後オフィス内を案内してもらいました。また、移動をする際には現地での公共交通機関を利用し、日本との違いを数多く見つけることができました。

5日目

 本日は午前に現地の学生と一緒に英語の授業を受けました。そして、午後はカナダの森林散策とサバイバル体験として火おこしをしました。あいにく天気は雪でしたが、雪で遊びながら楽しく森林の中を歩き回りました。

 生徒たちは現地のガイドによる説明をおよそ理解できていたようで、頷きながら話を聞いていました。明日で授業が終わりこの語学研修もいよいよ終盤となるため、カナダの生活で後悔のないようにしたいと思います。

6日目

 本日で学校での授業が終了しました。午前は最後の英語の授業を受け、午後は現地の学生に日本の学校、食事、スポーツ、南木曽についてのプレゼンテーションをしました。

 そして、学校で修了式を行い一人ひとり修了証をもらいました。お世話になった先生方からの言葉にとても感動していました。週末はホストファミリーとの最後の時間を過ごし、月曜日の朝に日本へ向けて出発します。

最終日

 本日でカナダでの生活も終わり日本へ帰国します。週末はホストファミリーと過ごす最後の時間でしたが、それぞれの家庭ごとに楽しく過ごせたようです。出発の朝にはホストファミリーとの別れを惜しんで涙を流す姿も見られました。10日間という短い期間でしたが本当に楽しく充実した日々となったようです。

 今回の海外語学研修は、生徒の英語力が向上したとともに、海外の様々な人々と接することで他国の文化や考え方を知りました。また、海外と日本の違いを多く見つけることでより自分の国について知ることができました。この貴重な経験をこれからの人生に生かしてほしいと思います。

令和3年度 海外語学研修代替プログラム

(令和4年3月18日~3月19日)

 本校では毎年、希望者を対象に海外語学研修としてカナダへ10日間の短期留学をします。昨年度はコロナウイルス感染症の影響でカナダ行きを断念しましたが、2022年3月18日(金)、3月19日(土)に代替プログラムとして、オンライン語学研修を実施しました。

1日目

 オンライン語学研修の一日目は、カンボジアにオンラインで接続しました。オンライン上で現地の市場探索を行った後、高校生相等の生徒たちが学ぶ教育施設(プー アン スヒア ディアフォン)の生徒たちと英語で交流を行いました。両国の学生がオンライン上でそれぞれグループに分かれてプレゼンテーションを行い、その内容について英語で交流しました。本校の生徒たちは日本文化や普段の学校生活について英語で紹介し、カンボジアの生徒にとっても新鮮な内容が多かったようで、たくさんの質問が英語で飛びかっていました。カンボジアの生徒も第二言語として英語を学習していますが、非常に流暢に英語を使いこなしており、その様子から本校の生徒も刺激を得た様子でした。

2日目

 オンライン語学研修二日目は、カナダの大学(ブリティッシュ・コロンビア大学)の学生たちと、オンラインで交流しました。交流のテーマはSDGs(持続可能な開発目標)に関する「ジェンダー平等」や「質の高い教育の実現」に向けて私たちができることについてです。当日は本校の生徒が英語でプレゼンテーションし、カナダの大学生からカナダの様子について話してもらいました。さまざまな入試制度や同性婚などの社会的テーマについて、両国の現状を英語で話し合う様子がみられ、交流後の生徒は達成感に満ち溢れた表情が印象的でした。

参加した生徒の声

・カナダと日本を比べると日本は、まだまだ改善しなければならないことが沢山あると感じました。これからの社会の変化に注目していきたいです。

・日常会話で使える表現がたくさん学べましたし、プレゼン資料を作るにあたって性差別や教育について調べたので、社会勉強にもなりました。実際に英語を使ったり聞いたりできて、英語力がレベルアップした気がします。

・コロナが収まったら、外国に行って、現地の人と話してみたいです。

・異文化理解をさらに深めたいと思いましたし、カナダに留学することが目標になりました。

・少しでも伝えたいことを、自分なりに発信することができました。将来の夢がみつかりました。