卒業証書授与式が在校生、保護者、ご来賓、職員に見守られる中で行われ194名の卒業生が巣立ちました。
各クラスの代表者に藤澤校長先生から卒業証書が渡され、送辞、答辞とコロナ禍前の従来通りの式を行うことができました。式の後は各HR教室で保護者の皆様に見守られる中、学級担任から一人ひとりに卒業証書が手渡されました。
担任からお祝いの言葉、その後は3年間を振り返りながら思いを語ったり、記念写真を撮ったりしました。あっという間に時は過ぎ別れを惜しんでいました。
三年生が久しぶりに登校し全校が大体育館に揃いました。
漕艇部の全国大会出場の壮行会が行われ、藤澤校長先生から「大会までに残された時間はまだありますので、今まで以上に自己研鑽を積み、また大会当日もベストコンディションで臨めるように、一日一日を大切にしてください」と激励の言葉がありました。
続いて全国大会で活躍した漕艇部の小松国穂さん、スケート部の賀来春音さん、倉坪佑衣さん、花岡澄珠さん、太田正清さん、長野県代表として全国総文祭に出場し文部科学大臣賞を受賞した矢沢琴羽さんの表彰及び紹介を行いました。
そして、最後に三年生を送る会が行われ、各部活からの感謝のメッセージや生徒会三役への花束の贈呈、感謝のくす玉で締めくくられ、全校で楽しい時間を過ごしました。
台湾の高校生30名が本校を訪れ交流会を行いました。
歓迎セレモニーで記念品を交換し、両校の代表生徒が挨拶と学校紹介を行いました。その後、午前は生徒会の役員と折り紙や坊主めくり、午後は1年B組の生徒達とすごろくを楽しみました。
生徒達は簡単な英語やジェスチャーで思いを伝え合ったり、ハイタッチして喜び合ったりして楽しい時間を過ごしていました。
ライフプラザ・マリオで行われた岡谷エコーロータリークラブ例会の中で、同クラブ青少年奉仕委員会の事業の一環で支援して頂いた本校の3つの文化系クラブが活動の成果を報告しました。
書道部は大筆を使って近隣校と合同で行ったパフォーマンスの様子、家庭科部は頂いた発酵器や電子レンジの効果を説明し実際に調理した様子、
放送部はショットガンマイクの性能を映画「怪物」の是枝裕和監督へのインタビュー動画や県新人放送コンテストでの作品作りを通して報告しました。
希望したものを購入して頂いた支援により生徒の活動を活性化させたことはもちろん、プレゼンや活動報告の機会を与えて頂いたことは本当に貴重でした。
1月22日に、放送部と映画「怪物」の是枝裕和監督との交流会が行われました。
放送部は昨年、地元が映画ロケ地に選ばれる理由をテーマにしたビデオ作品「スワロケ!」を制作し、今回の交流会は制作にご協力いただいた諏訪圏フィルムコミッション宮坂洋介さんの仲介で実現しました。
交流会では「怪物」のプロデューサーである伴瀬萌さんにもご参加いただき、実際に「スワロケ!」を上映し感想をいただきました。
その後の質疑応答で部員たちは、「作品作りで一番大切にしていること」、「より良いインタビューにするためのポイント」、「作品の締め切りをどうとらえるか」「監督の高校時代」など、日ごろの部活動の中で生まれた疑問を熱心に質問しました。
北信越大会に出場する放送部とインターハイに出場するスケート部の壮行会が行われました。生徒会長から壮行の言葉。藤澤校長先生から激励の言葉が送られ、両部の代表から力強く抱負が述べられました。活躍を期待しています。
放送部(撮影用ショットガンマイク)、書道部(大筆)、家庭科部(発酵器や電子レンジなど)、それぞれ、寄贈して頂いた品物をどう活用しているかを報告しました。
放送部はショットガンマイクの性能を実際の作品で伝え、家庭科部はケーキのナッペとデコレーションを見学後、試食をしていただきました。書道部は郵便局から依頼があった横断幕作成の様子を見ていただきました。
さらに、エコーロータリークラブの来年度の例会の横断幕も依頼していただけるとのことで、生徒の活躍の機会をいただけてうれしい限りです。
12月の読書週間に、図書委員役員と司書、演劇部の有志による朗読会『銀河鉄道の夜』を行いました。京都大学理学部の惑星科学研究室が企画している「ダジック・アース」を図書委員会でレンタルし、1mの半球形スクリーンに月や星図を映して朗読しました。
また、電子黒板で銀河鉄道が走る天の川の星空解説も行いました。参加した理科部の生徒からは、「星空やダジック・アースに映る気象などに興味が持てた」朗読した演劇部、図書委員からは「役の演じ分けが難しかった」「初めてだったけれど良い機会になった」と感想がありました。
古田琉偉さんが、税に関する高校生の作文で、南信県税事務所諏訪事務所長賞を受賞し、同事務所の篠原哲郎所長から賞状と記念品をいただきました。
古田さんは自ら道路補修を依頼した経験を作文にし、その修繕に税金が使われていることから、税金の必要性を感じた。社会人になって税金を納める日がきた時は、未来の日本やまちづくりのために役に立っていると感じながら納めたいと話していました。
中学3年生と保護者を対象に午前と午後の2回に分けて、1週間授業を公開しました。
5教科(国語、数学、社会、理科、英語)の授業を中心に参観し、体育館や図書館も見てもらいました。
また、学校の説明と放送部の制作した「学校紹介ビデオ」も視聴してもらい、参加した中学生からは、「体験入学とは違って実際の授業の様子が見られて良かった。」「先輩たちが真剣に、教科によっては話し合いながら楽しそうに授業をしていた。」「先生と生徒がとても近くて、授業も分かりやすかった。」「進路選択の参考になった。」「南高に入学したいと思った。」「放送部の紹介ビデオが分かりやすかった。」という感想が多くありました。
近年コロナ禍で行えていなかった「大学見学」を1年生が行いました。
今年は関東の武蔵大(外国語・文学系)、武蔵野大(教育・保育系)、法政大(経済・経営・商学・法学系)、昭和大(看護・医療系)、工学院大(理工系)の5つの大学を見学しました。説明を聞いたり、施設を見学したり、学食を利用したりして、大学を肌で感じる一日となりました。
今後の希望進路実現に向けて有意義な機会となりました。
2年生が沖縄へ修学旅行に行ってきました。
1日目は平和祈念公園でセレモニーを行い、国際通りを散策しました。
2日目はガマと美ら海水族館を学級毎に見学して、伊江島へ入り民泊。
3日目はビーチ散策や希望者はバナナボート体験、そして民泊ごとに様々な沖縄の生活や文化を体験しました。
今回の修学旅行を通して、沖縄の歴史や文化、国際社会の平和と安定など、平和の尊さを体験することができました。
第42回TSB杯長野県高等学校新人放送コンテストが行われ、本校放送部が活躍しました。
結果は以下の通りです。
部門 | 番組タイトル/氏名 | 結果 |
オーディオメッセージ部門 | 「You are Hero」 | 優秀賞 北信越大会進出 |
ビデオメッセージ部門 | 「密着!謎の縄文人ムサイさんを追え!」 | TSB賞受賞 |
「スワロケ!」 | 全国総合文化祭進出 | |
テレビフリー部門 | 「かえると王子様」 | TSB賞受賞 |
アナウンス部門 | 2年 宮坂咲希 | TSB賞受賞 全国総合文化祭出場 |
1年 松下月翔 | 優良賞 北信越大会進出 | |
朗読部門 | 2年 三井萌加 | TSB賞受賞 全国総合文化祭出場 |
2年 田中愛夏 | 優秀賞 北信越大会進出 |
本校3年生の須田七海さんが、税に関する高校生の作文で「関東信越国税局長賞」を受賞し、諏訪税務署で行われた表彰式に参加しました。
作文の題名は、「未来への投資」です。この税に関する高校生の作文には450編の応募があったそうです。おめでとうございます。
本校の卒業生からご自身の進路選択や現在の仕事についての話を聴き、生徒一人ひとりが自分自身のキャリアデザインを具体的に描く契機にすることを目的として開催しました。
平成29年から始まり本年度は7回目を迎えました。生徒は10講座から2講座を選択し、先輩の講義を聴きました。
講師の方のお話を聞いた生徒の感想を紹介します。
「『人生100年時代なのでたくさん失敗しても大丈夫』という言葉が心に残った。」
「仕事をすることは、自分のためだけでなく人を通していろいろなことを知り、学ぶことが仕事の良さなのだと分かった。」
「『自分の苦手なものが将来につながることがある』という言葉からどんなことにもチャレンジしたいと思った。」
「大切なのは、自分のやりたいことを持つことと、少しでもそれに近づこうと思い続けることではないかと考えた。」
「『気働きができる人はおもてなしができる』という言葉を聞いてこれから意識して生活していきたい。」
図書委員会の有志で岡谷の笠原書店本店へ選書に行きました。店長さんに店の本の配置なども伺いました。
生徒たちからは「入ってすぐに読んで欲しい本を置いている」「自分が欲しい本を買うのと違って難しかった」「普段意識して見ないところが見れた」などの感想がありました。選んだ本は図書館で貸出します。
3年生にとっては、最後の行事となる秋季クラスマッチが行われました。
男子は、サッカー、バスケットボール、女子は、ドッジボール、バスケットボール、男女混合でバドミントンの計5種目で競い合いました。試合なので勝ち負けはつきますが、それ以上にクラスの絆や学年を越えた交流ができた2日間でした。
県内最大級の工業展示会「諏訪圏工業メッセ2023」に1学年の生徒が参加しました。
テーマ別に設置されたブースを生徒たちは思い思いに巡り、説明を聞いたり体験したりしました。
生徒たちは「いろんな専門分野に分かれていて、もう少し進路について詳しく調べてみたいと思った。」「発想したことを現実にすることが参考になった。」「今の私の視野をもっと広げて、関心をもつことが大切だと思った。」など、今回の経験を今後の進路に生かしていこうとする姿がありました。
マンモウ万博さん、高林農園さん、岡谷東高校、岡谷南高校で共同開発している唐揚げソースの試食会が行われました。マンモウ飯田さんも同席し、東高校のタルタルとトマトをベースにしたソースと南高校のぼたん胡椒をつかったさっぱり旨辛ソースを試食して意見交換をしました。
今後はマンモウ万博さんの店頭にて試食や試験販売を行って商品化を目指していきます。
新人戦県大会へ出場する男子バスケットボール部、弓道部、ハンドボール部、卓球部と北信越大会へ出場する陸上部の壮行会が行われ、藤澤校長先生の激励に各部で力強い決意が述べられました。南生の活躍に期待します。
女子シングルスカルでインターハイ4位、国体7位と活躍した漕艇部の小松国穂さんの表彰を行いました。コロナ禍ではなかなかできなかった南高生の活躍を全校で称えました。
第42回諏訪縦断強歩大会の閉会式が行われ、男女各20位までの上位入賞者に藤澤校長先生から表彰状が渡されました。
男子1位は清水康希さん2時間35分40秒、女子1位は内山衿菜さん2時間12分55秒でした。
また、大会終了後に地域の方から、生徒の頑張りを称えていただいた心温まる手紙を頂き、藤澤校長先生から紹介して頂きました。改めて多くの皆様に支えられていることを感じました。
大体育館に全校が参集して生徒総会が行われました。
岩井会長からの「今日は学校生活に係わる重要な議案の審議になります。また、新生徒会もスタートします。一人ひとりが責任を持って慎重に審議しましょう。」という話で始まりました。
前期の活動報告および会計の中間報告が承認され、続いて水野新会長をはじめ、新役員が承認されました。令和5年度の南生徒会が3年生から2年生へ引き継がれました。
第47回全国高校総合文化祭の放送部門で文部科学大臣賞を受賞した、長野県代表5名の放送部員が県庁を訪れ内堀教育長を表敬訪問しました。
本校からはアナウンス部門で活躍した矢沢琴羽さんが出席し進行を務めました。また、矢沢さんは、大会を振り返り「最後の大会で全部出すことができたのでよかった。」と話していました。
2限目と3限目の授業を全学年公開し、中学生91名、保護者7名の皆さんに来校していただきました。
生徒の皆さんからは「実際に見て授業の雰囲気や中学との違いが分かった。」「勉強を楽しいと思えるような授業があったり、分かりやすく教えてくれる授業があって高校への考えが明るくなった。」「授業を真剣に受けていたり、楽しそうに受けていたりする姿を見ることができて高校での生活を想像することができた。」などの感想が聞かれました。
今回の授業公開を通して、本校の魅力の一端を感じていただけたら幸いです。12月には4日間の授業公開日を予定していますので、是非来校ください。
第42回諏訪縦断強歩大会が行われました。
男子は湖畔広場をスタートしヨットハーバーを経由して茅野方面へ、女子は清水町グランドからスタートして合流し、共に御柱道を進み八ヶ岳ズームラインを経由してすずらんの里駅付近の細川木材駐車場のゴールを目指しました。
男子30km、女子21.7kmと従来よりは短縮したコースでしたが、同窓会やPTAの皆様の全面協力と地域の皆様の温かい声援で、4年ぶりの南伝統の諏訪縦断強歩大会を実施することができました。
JA信州諏訪が地域と連携した「食農活動」の一環として、「笑顔あふれる学校生活を応援しよう!」という取り組みで、諏訪産のカーネーション、トルコギキョウなどで作られたフラワーアレンジメントと切り花を寄贈していただきました。
新型コロナウイルス感染症により一変してしまった日々の生活は戻りつつありますが、色鮮やかに咲く花を見て元気を出し、一人ひとりが明るい学校生活を過ごしてほしいという願いが込められています。
頂いたフラワーアレンジメントは生徒玄関に、切り花は校内に飾りました。
前期の終業式と後期の始業式を兼ねて全校集会を行いました。藤澤校長先生は、半年間を最も印象に残った来校者である吉澤清さんとの出会いを例にお話しされました。
吉澤清さんは本校の卒業生であり、正門脇にある校歌碑の校歌を揮毫され方で10月9日・10日の2日間に拓本をとりに来校されます。岡南教育振興会館の看板も吉澤さんの筆によるものです。
吉澤さんの高校時代のクラブ活動や就職してからの向上心や学びの姿を具体的に紹介し、学びは自分だけのものではなく、人のために生かしてこそ意味があることや高校卒業で学びは終わるわけではない、その時その時に起こる「学びたい」という欲求を大事にしてほしいと「学び」続けることの大切さをお話しになりました。
1、2年生を対象に、教育、政治・経営、臨床心理、工学など15の大学や専門学校から講師を招いて講義を受けました。
外国語・国際関係の講座では「ジェンダー、人種差別は、相手を受け入れることで変わっていく。」「世界の国々に目を向けていき、多種多様な人と関わる経験をしてみたい。」
幼児教育・保育の講座では「ふんわり自分の中で持っていた『責任』のイメージが具体的なものに変わった。」「子育て支援は相談に乗って解決することも大事だけど、お母さん自体の体調や家庭のことを考えることも支援の一つだと分かった。」
工学(機械)系の講座では「ものづくりをする時は、ネットからなんでもアイデアを持ってきてつくるよりかは、基本の形となるところは自分の中でアイデアをうまく組み合わせてつくり、自分で難しい部品とかはネットを活用するとオリジナリティが作品に出てくることがわかった。」
生徒たちにとって90分の講義は様々な学びの機会となりました。
地震による火災を想定して防災訓練を行いました。机の下で身を守り、安全を確保して避難をし、人員を確認しました。
天候の関係で予定していた消火器の訓練は行えませんでしたが、改めて緊急時の対応や避難経路の確認ができました。
藤澤校長先生から「避難の速さ」はどうだったか。「点呼」は滞りなくできたか。本校の所在地は地震による液状化現象が心配される場所でもあります。大きな被害が想定されるので、日ごろからの備えが大切です。ぜひ今日の訓練を振り返り、災害時には誰一人取り残さないためにできることを考えてほしいというお話がありました。
また、岡谷消防署から3名の消防隊員の方々にきていただきました。無言で机の下に入って身を守り、素早く避難していて素晴らしかった。大地震などの際はいたるところで火災が発生する可能性があるので、消防隊が例えば岡谷南高校へピンポイントで来ることは難しい。さらに災害は学校以外のところで発生することもある。家の人と災害時の避難経路を確認しておいてほしいというお話がありました。
岡谷市と姉妹都市連携を結んでいるアメリカ・ミシガン州のマウント・プレザント市の高校生を岡谷南高校に招いて交流会を行いました。
最初に弓道場にて弓道部の実演を見てもらい、その後は実際に体験をしてもらいました。最初は慣れない様子でしたが、次第に的の代わりにした扇子を見事に射抜く姿もありました。
続いて場所を学校に移して、英語クラブや国際教養系の生徒たちと坊主めくりや折り紙を行い、楽しいい時間を過ごすことができました。
岡谷エコーロータリークラブの2023-2024岡谷南高校文化部への支援事業に応募した書道部、放送部、家庭科部のプレゼンテーションが行われました。
河西会長をはじめ、6名の役員の方々に向けて、書道部はパフォーマンス用大筆、放送部は撮影用ショットガンマイク、家庭科部は電子発酵器や電子レンジなどの希望品について、使用目的や理由についてパワーポイントの映像を中心に熱意を込めてアピールしました。
各部はプレゼンテーションが終わると、委員の方々からクラブ活動の現状や希望品の使用目的などについての質問やプレゼンの評価をしていただきました。
選考結果は後日改めて連絡があります。発表を終えた生徒達は、「緊張したけどリハーサルより思いを伝えられた」「良い評価をもらえて嬉しかった」「アドバイスが参考になった」とそれぞれ貴重な機会になりました。
7月28日に体験入学を実施し、中学生539名、保護者48名の皆さんが参加しました。
参加者の皆さんには、各体験授業会場に分かれて、校長先生の挨拶、生徒会代表挨拶、学校概要説明、学校紹介番組を視聴していただきました。
その後、中学生は、国語・数学・地歴公民・理科・英語の中から1教科を体験しました。授業終了後、中学生からは、「少し難しい内容だったけど、分かりやすく教えてくれた。」「緊張したけど高校の授業を体験できてよかった。」などの感想が聞かれました。
最後にクラブ見学を行いました。中学生たちは、「高校に入学したら、入った部活を3年間頑張りたい。」「もう入る部活は決めています。」「高校生はやっぱりレベルが高い。」など、見学しながら笑顔で話してくれました。
今回の体験入学を通して、本校の魅力の一端を感じていただけたのではないでしょうか。10月と12月に授業公開日を予定しています。南高生が実際に授業を受けている様子を見ていただけますので、是非来校ください。
全校集会が行われました。
藤澤校長先生からは、「成長を理解するための心理的な3つの領域」について紹介がありました。三重の同心円をイメージし、その中心の円を「コンフォートゾーン(安心感があり居心地が良い)」、その外側の領域を「ラーニングゾーン(ちょっと不安やストレスを感じる)」、一番外側の領域を「パニックゾーン(ストレスや負荷が強すぎる)」と呼びます。この夏休み期間中、「コンフォートゾーン」から「ラーニングゾーン」へ一歩踏み出し、有意義な「越境経験」を期待するお話がありました。
また、続いてALTウェニーサ・テレサ・トムリン先生の離任式が行われました。ウェニーサ先生はジャマイカより来日し、富山県の高校で5年間、飯田市の高校で5年間、そして本校で3年間ALTとして計13年間お勤めになりました。この度母国のジャマイカへ帰国され、今後は教育関係のお仕事をされる予定です。
英語の授業だけではなく、スピーチコンテストや英語クラブの指導など大変お世話になりました。ぜひ、日本とジャマイカの交流、あるいはジャマイカの高校生と南高生の交流など、両国の懸け橋となっていただくことができればありがたいと思います。大変お世話になりました。
80名を超える岡谷市の小学生、中学生、高校生が参集して、「いじめ根絶子ども会議」が行われました。
クイズで場が和み、コミュニケーションスキルを高めるために、相手の意見や考えを聞き、尊重したうえで自分の意見や考えを述べる体験をしました。(ドラえもんの登場人物で例えると、ジャイアンのように攻撃的だったり、のび太くんのように自己主張が控えめもしくは言えなかったりではなく、しずかちゃんのように相手も自分も大切にして接していく。)
また、4つの中学校区に分かれて協議し、最後はメッセージ文を検討して発表をしました。高校生は今回が初めての参加でしたが、高校生しての意見を述べたり、小中学生の取り組みや意見に感心したりして刺激を受けました。とても貴重な機会でした。
岡谷消防署から2名の講師を迎え、運動部の生徒を対象に「普通救命講習」が行われました。
胸骨圧迫、人工呼吸、AEDの使用方法などの心肺蘇生法について学び、その後実習を行いました。救急車やAEDを要請し、救急隊員へ引き継ぐまで行うためには協力者の存在の大切さも改めて確認できました。
全国大会へ出場する漕艇部と放送部、北信越大会に出場する水泳部、そして、いよいよ県予選が始まる野球部の壮行会が行われました。
藤澤校長先生からは「今までに思い通りに力を発揮できず、勝ち進むことができなかったという悔しい経験を経て、今回の大会に臨んでいると思います。その悔しい思いを晴らすために日々の活動に励んできたと思いますので、その思いをぶつけ、全力を尽くしてきてください。応援しています」という激励があり、各部の代表者から今までの感謝と大会への決意が述べられました。
南高祭3日目。4年ぶりに制限なしの一般公開。クラス展や模擬店、演劇や文化部の発表、演劇部の公演などを本当に多くの来場者の皆様をお迎えして行うことができました。
夕方からはナイトフェスティバル(未成年の主張、ファイヤーストーム、ダンス)も行われ、夜8時には諏訪湖に花火が打ちあがりました。
南高祭2日目。心配した雨もあがり校庭で、障害物競走、竹引き、選抜リレーが行われ、クラスや学年を越えた交流ができました。
開祭式ではオープニング動画を上映し、吹奏楽部と有志のバンドのコラボによるテーマ曲の演奏で幕を開け、クラス紹介のビデオ上映、抽選会、クイズなどが行われ楽しい時間となりました。
「赫灼」燃え燃えキュンをテーマに、第63回南高祭の前夜祭が行われました。
クラブ発表では、クラブごとに工夫を凝らした演出の発表に大きな声援が送られました。
そして、今年の新企画「南高コレクション」では、3部門に分かれてランウエイを歩き、会場は大いに盛り上がっていました。
今年も同窓会から「教育振興費」を寄贈していただきました。共田会長からは、「生徒のために有意義に使ってほしい。今後はより支援の形を多様化していきたい。」というお話をいただき、藤澤校長先生は、「公費では賄えないところで大切に使わせてもらいたい。毎年手厚い支援をいただき、ありがたい。」と感謝の言葉を述べました。大切に使わせていただきたいと思います。
NHK杯全国放送コンテスト長野県大会を勝ち抜き、7月25日から東京で開催される全国大会へ出場する放送部の報告会と激励会が行われました。
藤澤校長先生から、労いの言葉とともに、今回の統一テーマは「私たち高校生と放送」です。「校内」「地域」「社会」とのかかわりについて、今一度見つめなおし、大会本番を迎えるまでにブラッシュアップを続けてください。活躍を祈念しますと激励がありました。
また、3年生の矢沢琴羽さんは「新人戦の悔しさを糧に、それぞれが目標に向かって追究してきた。作品をつくる中で悩む時もあったが、仲間や顧問の先生、講師の方のおかげでベストを尽くすことができた。やりたいことを納得がいくまでやることができる今の環境に感謝しながら、全国大会では満足のいく結果になるように、より一層よい作品や読みを追究していきたい。」と語ってくれました。
北信越大会に出場する陸上部と漕艇部の壮行会が行われました。藤澤校長先生から「大きな大会に出場できることを誇りにして、大きな舞台で思う存分力を出してほしいと思います。皆さんの勇姿は、後に続く後輩たちに夢と感動と勇気を届けると思います。健闘を祈ります。」という激励の言葉がありました。活躍を期待しています。
○陸上部 北信越大会(富山県)
・男子棒高跳び 奥 直也
○漕艇部 北信越大会(新潟県)
・男子シングルスカル 茅野 喜一
・男子ダブルスカル 長田 知樹、花岡 正我
・女子シングルスカル 小松 国穂
・女子ダブルスカル 金子 茉由、平林 葵
・女子舵手つきクォドルプル 宮本 生多、唐澤 真祐菜、小池 萌恵、山嵜 碧衣、北田 紗由季
☆なお、漕艇部は7月26日〜31日に北海道で行われるインターハイへも出場します。
第63回南高祭の開催につき、6/24(土)は一般公開日となっております。各学年に応じたクラス企画(1年生…演劇、2年生…クラス展、3年生…模擬店)や有志発表、文化部の発表などが実施される予定です。今年度は、来場者に関する制限は設けておりません。多くの皆様のご来場をお待ちしております。尚、本校敷地内に駐車場のご用意はございませんのでご承知おきください。
校舎案内図
第63回南高祭 一般公開日程 6/24(土)10:00〜15:00 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
10:00 | 15:00 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||
10:00 | 13:30 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
大体育館 |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
13:20 | 13:50 | 15:00 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
小体育館 |
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
10:20 | 10:40 | 11:20 | 11:40 | 12:20 | 12:40 | 13:20 | 13:40 | 14:20 | 14:40 | |||||||||||||||||||||||||
岡南会館 |
|
|
|
|
|
6月11日(日)に第62回吹奏楽部定期演奏会がカノラホール(小ホール)で開催されました。吹奏楽部は2年生4人、3年生3人の合計7人で活動しています。
ステージは3部構成で、J.ヴァンデルローストの「ARSENAL」から野田洋次郎の「正解」まで全12曲を演奏しました。
昨年は家族限定の演奏会でしたが、今回は観客の制限はなく、会場からは温かい応援をいただきました。
カノラホールにて、諏訪地区高等学校合同芸術鑑賞会が行われました。今年は、「学校寄席」と題して、落語(江戸、上方)や色物(曲ごま)などを鑑賞しました。
寄席のBGMである下座音楽(三味線、太鼓、笛、鉦など)の説明を聞いてから、江戸落語、上方落語、色物など、プロの芸に驚きと笑いの連続でした。時を忘れ古典芸能に触れる楽しい時間でした。
全校が大体育館に参集して生徒総会が行われました。岩井生徒会長の「みなさんの意思を尊重する会です。慎重に審議しましょう。」という挨拶で始まり、第1〜3号議案について審議し承認されました。
総会終了後には、校歌推進委員から「校歌の重要性」が語られ、全校で練習をしました。コロナ禍では行うことが出来なかった「全校が一堂に会して校歌を歌う」ことが実現できた瞬間でした。
続いて県大会に出場する、陸上部、男子バスケットボール部、漕艇部、ハンドボール部、弓道部の壮行会が行われ、藤澤校長先生から「今まで積み上げてきたことを自信にして、また、県大会を誇りにして練習の成果を本番に生かしてほしい。ここにいる全校生、教職員、また、保護者、地域、同窓の方々は皆さんを応援しています。」と激励の言葉が送られ、各部の代表からは壮行会開催への感謝と大会に向けての決意が述べられました。
春季クラスマッチが行われました。開会式の前に県大会に出場するバドミントン部の壮行会が行われ、藤澤校長先生からは「みなさんの姿を誇りに思う。悔いなく戦ってきてほしい。また、本日のクラスマッチを行うために準備をしてきてくれた人たちに感謝したい。」と挨拶がありました。
選手宣誓の後に準備体操を行い、青空のもと感染予防対策を講じながら、ソフトボール、バレーボール、卓球、ドッチボールの4つの競技で学年を超えて試合も応援も全力で楽しむことができました。
全試合が終了し、閉会式では各種目の1位〜3位のクラスに賞状、総合1位〜3位のクラスには景品が渡され、大きな拍手が送られました。
5月9日(火)から11日(木)まで、通学における交通規則の遵守および交通マナーの徹底を図る目的で春季交通安全街頭指導が行われました。
通勤時間帯は学校の前の道路も交通量が多くなります。職員と生活委員が4つのポイントに分かれ、あいさつを交わしながら交通マナーの確認を行いました。
残念ながら昨年も高校生の交通事故が発生しています。今年から自転車のヘルメット着用が努力義務にもなりました。今後も自転車事故をはじめとする交通事故を未然に防ぐことができるよう、交通安全に対する意識の向上を図っていきます。
図書委員2、3年生の有志で笠原書店岡谷本店さんへ、新しく図書館へ入れる本を選びに行きました。
最初に店長さんから「最近よく売れている本」のお話を伺いました。村上春樹さんの本や、本屋大賞の本などが人気だそうです。よく売れている本の他にも、「少なくても売るべき本」を選んで並べているとのことでした。大切な話をお聞きし、たくさんの本を見て、刺激を受けてきました。
ビフォーコロナには行われていた台湾高級中学校との交流が再開しました。4月28日(金)には、台湾台中市立大里高級中学と岡南の英語部員と希望者により、オンラインで交流が行われました。
全体会でお互いの国や学校を紹介し、その後はテーマ別に意見交換を行いました。来年の2月には、大里高級中学校の修学旅行生を受け入れて交流をする予定です。
2学年が平和学習の一環として、松代大本営・象山地下壕の見学を中心に小布施や善光寺も巡って研修を行いました。
象山地下壕でクラス毎にガイドさんの説明を聞いた生徒は、「この暗くて寒い環境で強制労働が行われていたとは信じられない。実際に来てみて改めてショックを受けた。」「実際に自分の目で見て、お話を聞いて、戦争の悲惨さを改めて実感した。」「沖縄戦の本土防衛の時間稼ぎの側面と、松代大本営の関係が実際に来て、見てみて理解できた。」など、様々な思いを持って南高へ帰って来ました。
また、新型コロナウイルス感染症の感染症対策を講じながら、小布施を散策したり、善光寺を見学したりすることができ、充実した一日を過ごすことができました。
昨年に続き1年生を対象に、一般社団法人セーフティネット総合研究所代表理事の南澤信之氏を講師に迎えて、「ネットここが心配!〜トラブルに逢わないために知っておきたいこと〜」をテーマに講演会が行われました。
ネット時代の今、SNS時代を生きるためのキーワードは3つ「@ゼロトラスト(信用しない)A中立ギアB頼り過ぎない」。自分がトラブルにあわないためには自己防衛しかない。利便性よりリスクを考えよう。使えるから使うのではなく、自己防衛のための「設定」をする。例えば、連絡先や友達に登録している人以外からの受信を拒否する。LINEなどSNSのアカウントやプライバシー管理でも設定をするなど。
また、本人が特定される具体的な事例や法律上の犯罪例などを分かり易く教えていただきました。生徒は身近な事例に真剣に聞き入り、「3つのNO!」や「4つのOUT!」。ネット社会では、友達の友達は友達ではない!。ネット時代を生きていくためには「置換的思考力」が必要である…。など身近なSNSの危険性を改めて考える時間になりました。
昨年はコロナ禍で実施できなかった、授業参観とPTA総会が行われました。午前中の1〜3時限目までを公開し、200名を超える保護者の皆様に授業を参観して頂きました。
また、午後は小体育館でPTA総会を行いました。コロナ禍前と同じようにはいかなくても、今年は地区PTA、南高祭、強歩大会など、保護者の皆様と活動を共にできる機会がもてる予定でいます。お世話になりますが、よろしくお願いいたします。
4月から月曜日と水曜日に「マンモウ食堂」さんが昼食販売を行います。から揚げ弁当やから揚げ棒、アメリカンドックなどの定番メニューに加え、生徒からの要望が多かったチキンカツパン、コロッケパン、ホイップクリームサンドなども加わりました。3時限目の授業が終わると集まりだし、次回販売時に予約をしていく生徒もいました。お昼の時間が楽しみになりました。
4月7日(金)1年生対象に岡谷警察署の竹内悟交通課長を講師に迎えて、交通安全講話が行われました。特に自転車に関わって、ルールや違反行為について分かり易く話してもらいました。
また、この4月1日から、「ヘルメットの着用が努力義務」になったことに触れ、事故に会った際の被害を軽減させること、自分の身は自分で守ることから、是非ヘルメットを着用する努力をしてほしいという話がありました。高校生の自転車事故は毎年発生しています。
4月7日(金)対面式が行われました。昨年は新型コロナウイルス感染症対策により校庭での実施でしたが、今年は以前のように大体育館で行いました。
藤澤校長先生は、「通過儀礼という言葉をご存じでしょうか。儀礼とは日常から離れて非日常を経験し、再び新たな日常へと返るという過程です。昨日の入学式という非日常を経験し南高生としての新たな日常を歩み出し、この対面式という非日常を経験することで、南高の生徒会の一員として新たな日常を歩みだすことになります。皆さんには、これから生徒会活動や部活動を通して新たな日常が実り多いものとなることを期待しています。」生徒会長は、「爽やかな雰囲気の中、こうして対面式を行えることは本当に嬉しい。今日が岡谷南高校の3学年全員が揃う最初の行事。お互いに頑張っていきましょう。」
新入生代表生徒は、「岡南に憧れて入学した。部活動も本気で、生徒会活動では伝統を引き継ぎ、一日も早く南高生として成長していきたい。」とそれぞれの思いが語られました。
その後、南高生徒会入会宣言、役員紹介が行われました。1年生を加えて令和5年度の生徒会活動がスタートします。
4月6日(木)に令和5年度の入学式が行われました。藤澤校長先生から200名の入学が許可され、式辞では、「あなたがたは岡谷南高校の土を選んだ意志のある種、まだ芽を出していないが、自ら求めることで葉を茂らせ、花を咲かせ、実を結び、いずれは社会に幸福をもたらすかけがえのない大事な一粒の種。色や形や大きさ、どれ一つとして同じものはない、ただ共通していることは可能性に満ちた意思を持ったかけがえのない命。自分を大切にするとともに、色も形も大きさも違う隣の種の個性を尊重し、互いに良い影響を与え、与えられながら豊かな学校生活を、更には豊かな社会を創造する人に育ってほしい。集団は他の人と競うためにあるのではなく、互いを高め合うためにある。いい集団はそこに所属する一人ひとりの力や個性を伸ばすことができる。個人のために集団があり、いい集団を作るために個人の力が必要となる。歩幅は狭くてもいい、ゆっくりでもいい。成長の速度も百人百様、一人ひとりが自分のペースで、しかし、着実に成長してほしい。さあ、今から3年後の自分を想像してまっすぐに前を向いて進んでいきましょう。私たち教職員は皆さんの伴走者として応援していきます。」と話されました。
その後新入生代表生徒が宣誓を行い、「伝統ある岡谷南高等学校の一員として誇りを持ち、仲間たちと共に切磋琢磨しながら目標に向かって努力し、3年間の学校生活を送ることを誓います。」と力強く決意を述べました。
4月5日(水)新任式が行われ、藤澤雅道校長先生をはじめ、新任の先生方の紹介がありました。
続けて、始業式が行われ、藤澤校長先生から、新学期を迎えるにあたり、「飛べなくなるノミ」の話を例えに、人間も過去の経験から学習し、知らず知らずのうちに自分を制限する「枠」ができ、新たなチャレンジを妨げる見えない壁をつくっているかもしれない。この身の回りにある様々な「枠」をあえて越えてみせる「越境経験」をすることが、学びの幅を拡げて更なる成長のチャンスにつながっていき、その成長した姿を見た仲間が「越境経験」をするというように、仲間から仲間に伝播していく、そんな一年になってほしいというお話がありました。