幼稚部・早期支援教室・早期教育相談
幼稚部では、幼稚部・早期支援教室・早期教育相談を『にじ組』と呼んでいます。平成24年度の始まりの日に、保護者の皆さんが考えてくださいました。季節に関係なく、七色に輝く虹のように、一人一人の色を大切にしてほしい・・と願い、にじ組が誕生したそうです。 全員がそろう機会はあまりありませんが、遠足や夏休み中の交流会『にじ組ひろば』、クリスマス会などでは、お家の方も一緒に活動し交流を深めます。とても賑やかで、みんなが集まったときは、笑顔があふれます。
幼稚部の1日には、「そだちの時間(個別学習)」と「なかよしの時間(集団活動)」があります。そだちの時間は、手指の運動や読み書きなど、個々の課題に取り組む時間で、教師と1対1で取り組みます。なかよしの時間は、一つのテーマや素材にそって、友達と遊び込んだり、友達の様子を見て考えたり、関わり合いながら様々な体験を積む時間です。野菜の苗を買いに行き、土を掘って植え、水やりなどのお世話をして育てる畑の活動や、畑で収穫した作物を使っての調理活動(手指をしっかり使って素材をじっくりさわる、皮をむく、切る、つぶす、もむなど)も中心活動の一つです。また2ヶ月に1回は遠足や校外学習を計画し、公共交通機関を利用する経験も大事にしています。みかさ幼稚園との交流学習も行っています。
早期支援教室は、0~2歳のお子さんがお家の方と一緒に来室し、様々な遊びや体験を通して、保有する視機能を十分に生かす力や、視覚活用を補うための様々な感覚の発達を促す支援を行っています。また遊びや体験活動を通して、将来の学習能力の基礎となる力(目と手の協応、手指の巧緻性、運動能力、リズム感覚など)を養うための支援を行います。保護者の皆さんには、視覚障がいに関する情報を提供し、一緒に育児について考えていきます。
早期教育相談では、地元の幼稚園・保育園・療育施設に通園している3~5歳のお子さんが、月に数回通っています。教師と1対1で1時間程度の学習をする中で、「よく見て理解する力」「手で操作する力」「書く力」「違いに気づく力」等を学んでいます。
今年度、幼稚部の様子を、「学びの姿」で紹介しています。下記のボタンをクリック!
小 学 部
小学部は、生活単元学習中心の授業を行うクラスと、教科や共同学習(領域教科を合わせた学習)を行うクラスがあります。個々に応じた個別の授業(教科学習や自立活動)や、音楽・体育・図工、などクラス合同で行う授業があります。学期ごとに「まとめの会&誕生会」を行い、がんばったことを発表したり、誕生日をお祝いしたりします。
近くにある朝陽小学校とは、以前から交流学習を行っています。プール交流や点字体験、音楽会での演奏など活発に交流しています。
今年度、小学部の様子を、「学びの姿」で紹介しています。下記のボタンをクリック!
中 普 部
中普部の目標
本校では中学部と高等部普通科を一つの組織「中普部」として位置付けています。
主な行事には、5月の全校運動会、弁論大会、7月の宿泊(校外)学習、10月の菊花祭、11月の点字記録会、などがあります。
また、春と秋には進路旬間があり、職場見学や職場体験などを通して将来の進路を考える機会を設けています。 特に、全員の協力で行う校外学習と菊花祭での発表の準備には力が入ります。全員で仕事を分担し、それぞれが責任を持って取り組むと同時にお互いに助け合って活動をしていきます。
今年度、中普部の様子を、「学びの姿」で紹介しています。下記のボタンをクリック!
高等部本科保健理療科・専攻科理療科
高等部本科保健理療科・専攻科理療科の目標
専攻科理療科は専門学校と同様のコースで、あんまマッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家試験受験資格が得られます。解剖学・生理学・臨床医学などの東西医学の接点にたつ内容を専門的に3年間学びます。
東洋療法研修試験財団はこちから
今年度、理療科の様子を、「学びの姿」で紹介しています。下記のボタンをクリック!
寄 宿 舎
寄宿舎の目標
○生活リズムを身につけて、健康な心と身体を育てる。
○生活に必要な技術の習得と学力向上を目指し、社会自立に向けた力を育てる。
○自治活動や季節の行事、同好会活動等を通じて、生活経験を広げ豊かな人間性を育てる。
本校寄宿舎は小学生から大人までの様々な世代の人たちが一緒に生活しています。毎年素敵な音を奏でて感動をお届けしている和太鼓や季節の行事、子どもと大人が自分たちの生活を考える自治活動、四半世紀続いている地域との交流などを通じて人格形成や社会性を育みながら一つ屋根の下、家族のような一体感を大切に過ごしています。