視覚障がい支援センター

地域における視覚障がい支援センターとして、眼に関することについてどんなご相談でもお受けする組織です。

視覚障がい支援センターの主な活動

  • 教育相談全般
  • 通級指導、訪問指導
  • 各市における教育相談室の開催企画・運営
  • 学校開放の企画・運営
  • 他校での福祉関係教育の支援、行政機関やボランティア団体での講習支援
  • サマースクールの実施
  • 講座の企画

教 育 相 談

◆眼のことが気がかりな方の相談に応じています。お気軽に長野盲学校までお電話ください。

◆乳幼児から成人の方まで、どなたでもご相談ください。生活上でお困りのことなどを一緒に考えましょう。


≪こんな眼の症状でお困りの方はいらっしゃいませんか≫

  • 黒板の文字、人の顔、バスの行き先などが見えにくい。
  • 見える範囲が狭くて物にぶつかることが多い。
  • 光がとても眩しくて見えづらい。
  • 夜だけでなく、昼でも映画館などのくらいところは、歩きにくい。
  • 淡い色、濃い色、赤と緑、青と黄などの色の区別がしにくい。
  • 目がかすんで見えにくい。物が二重に見える。

◆詳細は、「教育相談リーフレット(PDF)」をご覧ください。


相談の日時について

  • 月曜日~金曜日
  • 午前9時~午後4時まで
  • ご相談は、あらかじめ電話にてご連絡くだい。
    連絡先:長野県長野盲学校 教育相談係
    電話:026-243-7789
    Eメール:nagamo-sc@pref.nagano.lg.jp

 

見えにくさのある子どものサポートブック

 特殊教育から特別支援教育という大転換が行われました。この間、発達障がいといわれる子どもたちの理解が進み、支援の方法も様々に工夫されてきました。
 通常の学級の中に、「読み飛ばしてしまう。」「図形の認知ができない。」「板書を視写できない。」等々、見えにくさのある子ども達がいることの理解進んできました。
 そこで、このような”見えにくさ”にスポットを当てて、視覚に障がいのある子ども達と視知覚に困り感をもつ子どもたちの理解、支援の一助となるように本冊子を編集しました。 この冊子が、地域の小中学校、特別支援学校に通う見えにくさを抱えている子ども達の支援に少しでも役立てていただけたらと思います。(※「見えにくさのあるこどものサポートブック」から)
 この冊子をPDFにしました。いつでもご覧いただけます。ご活用ください。

「見えにくさのある子どものサポートブック」(PDF)

 令和5年度に上記を再編集した第2版を作成しました。こちらもぜひご活用ください。

「見えにくさのある子どものサポートブック 第2版」(PDF)

「見えにくい子への支援 長盲の取り組みから」(PDF)

 

よくあるご質問

Q1 視力が低下して文字が読みづらいのですが、何かいい方法はありますか?

A1 まずはご相談ください。拡大読書器や各種レンズなど視覚障がいに対する支援機器の紹介を始め、それぞれのケースに応じた支援ができます。



Q2 白杖を使った安全な歩行の方法や点字を覚えたいのですが、教えてもらえますか?

A2 専門知識をもった職員が白杖歩行や点字の読み書きの指導を行うことができます。



Q3 視覚障がい者にかかわる社会保障制度を教えてもらえますか? 

A3 障がい者手帳の申請方法や補助制度などを紹介できます。



Q4 盲学校にはどんな人が入学できますか? また、転入はできますか?

A4 学校教育法では「両眼の視力がおおむね0.3未満のもの又は視力以外の視機能障害が高度のもののうち、拡大鏡などの使用によっても通常の文字、図形などの視覚による認識が不可能又は著しく困難な程度のもの」とされています。該当される方は通常の学校からの転入もできます。また、転入後、通常の小・中・高等学校へ転出することも可能です。



Q5 入学にかかるお金や授業料はどのくらいですか?

A5 授業料はありません。また、国・県より就学奨励費の補助制度があり、前年度の所得に応じて就学費用や交通費などが支給されます。