建築学科の研究授業

建築学科1年生のクラスで浅川先生の研究授業がありました。単元は「構造物に働く力」の章のうち、「力の釣り合い」です。建築構造設計の基本になる部分で、建築物の強度を求めるためにも重要な単元です。授業では三角比から力のつり合いを求めるやり方を丁寧に説明していました。高校時代に野球部キャプテンでもあった彼は、多くの参観者がいても臆することなく堂々とした態度で、声も大きくすぐに現場でやれるほどの力量を示していました。授業後の反省会では建築学科の先生方からの鋭い指摘を受けて、もっといい授業をしたいという悔しさを示していました。これから経験を積んで、素敵な先生になってください。

建築学科3年生のクラスで山崎先生の研究授業がありました。単元目標は「工事測量」です。生徒が授業に主体的に取り組むよう生徒間での意見交換を促して授業の雰囲気をつくっていました。途中間延びしたところもありましたが、汗をかきながら伝えることの難しさを感じて授業を終えました。授業中の様子をご覧ください。

情報工学科の研究授業

情報工学科1年生のクラスで黒岩先生の研究授業がありました。単元は「コンピュータ制御」です。最初は緊張した面持ちで授業にのぞんでいましたが、次第に落ち着いて、授業を進めることができました。まだまだ工夫すべき点などもありますが、経験を積むことで改善していくことでしょう。黒岩先生も教えることの難しさを実感できて、とてもいい経験になったと話していました。授業中の様子をご覧ください。

がんばれ 教育実習生

5月27日より3名の教育実習生の授業がはじまりました。実習生にインタヴューをしましたので、ご覧ください。

浅川大地さん(日工大・建築学部)

Q 大学で学んでいることはなんですか。
A 私はテラスなどの半屋外空間での熱的快適性を研究しています。
Q 高校時代のことを教えてください。
A 硬式野球班で主将を務めていました。コロナ禍が一気に広がって最後の夏の大会が中止になりとても残念でした。ほかに2級建築施工管理技士の学科試験に合格しました。
Q 在校生にメッセージをお願いします
A 高校3年間はあっという間に過ぎてしまします。その中で上手に時間を使い、勉強、学校生活、班活、青春すべてを全力で楽しんでください。

黒岩雄大さん(大大学院・総合理工学研究科)

Q 大学院の情報数理融合システム分野で学んでいることを教えてください。
A 情報のアルゴリズムやプログラミング技術、機械学習等を学んでいます。
Q 具体的な研究テーマについて教えてください。
A VRに関する研究をしています。卒業論文では、仮想空間に現実映像を重ねて投影する研究を行いました。
Q なにか高校生にメッセージをお願いします
A 高校の時は何にために勉強してるのかわからないかもしれませんが、勉強したことは将来必ず役に立ちます。頑張ってください。

山崎浩太さん(福井工大・建築土木学科)

Q 大学で学んでいることを教えてください
A 建築構造の中で建物の耐震関係の研究に取り組んでいます。地盤~鋼構造の耐震がテーマです。
Q 大学と高校の違いは何ですか。
A 自由な時間が増えます。何をするか考えていないと1日がすぐに終わってしまいます。今は高級料亭でアルバイトもしています。
Q 在学中のことを教えてください
A 軟式野球班で活動していました。3年間野球に励み楽しく良い期間でした。
Q 高校生にメッセージをお願いします。
A 高校で学んだことはそのまま大学で役に立ちます。クラスの仲間と共に楽しい時間を過ごしてください。

実習生の皆さん、ありがとうございました。インタビューの中で修学旅行の話題になり、沖縄修学旅行の予定にあった首里城が1週間前に焼失してしまったことが印象に残っているとのことでした。あの年は台風19号、コロナ禍拡大と激動の年でしたね。教育実習の中でそんな激動の年のことを生徒たちに話してあげるのもいいですね。この教育実習の中で生徒の心をつかんでください。がんばれ、実習生!