テニス班

About NaganoYoshida Tennis Team

「全力庭球」「この一球は絶対無二の一球なり」「練習でできないことは試合でもできない」
一日一日の練習、一回一回の試合、そして一球一球のボールを大切に、主に男子は東和田テニスコート、女子は学校のコートで「全力庭球」しています。現在の班員数は、マネージャーも含めて男女合わせて24人(1年生14人、2年10人)です。

About TENNIS

 テニスの競技人口は、世界で約1億1,000万人・・・バスケットボール、サッカー、クリケットに次ぐ数です。個人競技では、世界で最もメジャーなスポーツだと言えます。また、大坂なおみ選手や錦織圭選手と同じボールを用い、同じ広さのコートで試合をします。テニスコートは世界中のどこにでもあり、仲間が1人いれば気軽に楽しめる、まさに『ワールド=スタンダード(“世界基準”)』のスポーツです。そして、生涯にわたって楽しめるのも魅力のひとつです。

3年生が送ってくれた卒業記念品の横断幕をバックに記念撮影














Activity and Results  昨年度までは こちら

長野県高等学校新人体育大会 テニス競技 長野県大会 女子5位
                    北信大会  女子3位 男子5位

〈長野県大会〉 
※シングルス3人・ダブルス2ペアの計5ポイントで競う団体戦で、全国選抜高校テニス大会長野県予選大会を兼ねた大会(上位2校が北信越大会へ)。
 9月28日・29日、松本市浅間温泉庭球公園で行われた新人戦県大会。女子は北信地区3位、男子は5位での県大会進出となったため、女子は1回戦からのスタートで相手は中信地区4位、男子は2回戦からで南信地区1位との初戦となった。
まずは男子の試合結果から。長野吉田は、気胸の発症で北信大会に出場できなかった天野をS1におき、D1松田・西山、S2町田、D2松林・丸山、S3前島というオーダーで臨んだ。男子初戦の相手は諏訪清陵。南信地区1位であるうえに、今大会松商学園に次いで北信越大会に最も近いと目されるチーム。それだけにやはり強かった。S1天野とD2松林・丸山がそれぞれ1ゲーム取れただけで、他はすべて0ゲームの完敗。どの選手も前評判通りの選手たちだった。北信大会では、S1に起用するはずの天野が、不運にも前日に気胸を発症して欠場。チームのNo1選手を欠いての戦いを強いられたが、逆に「天野のためにと!」と選手たちが奮起して勝ち取った県大会出場だった。その意味では、試合の結果はともかく、2年生全員が県大会のコートに立てたことが何よりも喜ばしいことだった。
女子は、北信大会からオーダーを少し変え、S1徳原、D1山口・伊部、S2東海林、D2立岩・檀ノ原、S3峯村というオーダーで県大会の試合に臨んだ。初戦の相手が都市大塩尻。S1に実力があるジュニア選手を擁するチームだった。3面展開の試合・・・S1徳原は善戦するも0-6で完敗。しかし、D1山口・伊部は6-1、S2東海林も6-2で勝ってリーチ。D2立岩・檀ノ原、S3峯村もそれぞれ6-0、6-3で勝ち対戦成績4-1で初戦を突破した。
2回戦の相手は、東信地区2位の上田。この試合に勝てば、目標としていた昨年と同じベスト8。東信大会の結果などを見ると、上田はシングルス3本が強そうだったので、吉田としてはダブルスの2本を確実に勝ち、シングルス3本のうち1つを取って勝ちたいところだった。3面展開の試合。やはりS1とS2は強く、ともに2-6で負け。しかもD1山口・伊部も普段通りのテニスが出来ずにリードを広げられていて、2-5まで行ってしまう絶望的な状況に。しかし、そこから何とか本来のテニスを取り戻し、タイブレークにまで持ち込んだ。タイブレークに入ってからは吉田のペースで終始試合が進み、結果的に7-6(2)で勝ち対戦成績1-2にした。その直後にD2立岩・檀ノ原が6-2で勝ち、対戦成績を2-2の五分に持ち込み、勝負の行方はS3峯村の試合に託された。S3峯村は、ボールを丁寧に相手コートに打ち込んで相手のミスを誘い、少しずつリードを広げて6-2で勝利。対戦成績3-2で上田に辛勝した。
準々決勝の相手は、南信地区1位の飯田OIDE長姫。ジュニア選手が比較的多く、地区全体のレベルが高い南信地区1位だけにやはり強かった。S3徳原が1-6、D1山口・伊部が2-6、S2東海林が3-6、対戦成績0-3の完敗。ベスト4入りを逃し、翌日の順位戦に回ることになった。
順位戦1回戦。この試合に勝てば昨年を上回る5位。しかし、相手の諏訪二葉は南信地区4位ではあるものの、S1とS2に実力がある1年生のジュニア選手を擁し、S3に昨年までのNo1選手が控えるチーム。北信2位の長野西が負けた強敵だ。3面展開の試合・・・S1徳原の相手は強かった。0-6で完敗。しかし、S2東海林はキャプテンの意地を見せ、粘り強くボールをつないで長い試合をしていた。その間にD1山口・伊部が6-2で勝利。結果的にS2東海林は2-6で敗れるも、D2立岩・檀ノ原が6-3で勝って対戦成績は2-2とした。勝負の行方はまたしてもS3峯村に託された。峯村は持ち前のミスの少ないテニスをし、徐々にリードを広げて6-2で完勝。対戦成績3-2で諏訪二葉を下した。
 順位戦2回戦の相手は松本第一。これに勝てば3位入賞。ついにここまで勝ち上がれたかという感じだった。しかし、松本第一は、S1とダブルスが強かった。途中から5面展開になった試合・・・S2東海林とS3峯村が粘り強い試合をしていたが、S1徳原が0-6、D1山口・伊部が2-6、D2立岩・檀ノ原1-6で立て続けに負けてしまい、結果的に対戦成績0-3で長野吉田の敗退が決まった。


〈北信大会〉 
 9月7日(土)・8日(日)、南長野運動公園で新人戦の北信大会が行われた。県大会への出場枠は5位まで。3年生が引退し新チームになってから、すっとこの大会を目標にそれぞれの班員が練習を重ね、みんなで切磋琢磨し、昨年以上の結果を出すべく“チーム吉田”ができあがってきた。
 男子では、1番手の天野が気胸によって登録抹消というアクシデント(前日の授業中に突如胸が痛みだし、その後の診断で自然気胸、しばらく運動厳禁)。1番手を欠いた厳しい大会となった。初戦の相手は、高校総体で敗れた市立長野。長野吉田は、S1町田、D1松田・西山、S2前島、D2松山・松林、S3早津という布陣で臨んだ。しかし、1番手がいない状況では力の差を否めず対戦成績0-5で完敗。翌日の5~8位決定戦へと回ることになった。翌日の初戦は中野西。中野西は部員が5人しかいないため、長野吉田2-0からのスタートとなった(D2とS3は不戦勝のため、S1・D1・S2のどれか1勝で勝利)。3面展開で行われた試合・・・真ん中のコートでやっていたD2松田・西山が6-2で中野西に勝利。県大会出場をかけた5位決定戦に駒を進めた。
 5位決定戦の相手は長野。3面展開の試合・・・D1松田・西山は、長野のNo1選手がダブルスに出てきたため常に相手にリードを許す試合。逆にS2前島は気持ちの入ったプレーでリードを広げ、D1は敗れるがS2は勝って対戦成績1-1。その時点でS1町田が2-5と相手にリーチをかけられる危機的状況に陥っていた。しかし、S1町田がそこから驚異的な粘りを見せて徐々に相手とのゲーム差を縮める間に、D2松林・丸山が6-1で勝利して対戦成績2-1とした。S1町田は2-5から何と5ゲームを連取して7-5で逆転勝ち。その時点でS3早津も3-2とリードしていたが、対戦成績3-1でゲームセット。応援に来ていた天野の前で県大会出場を決めることができた。
続いて女子・・・女子の初戦は中野西。合宿を一緒にやるなど戦力は十分に分かっている相手だった。長野吉田は、S1徳原、D1山口・峯村、S2東海林、D2立岩・伊部、S3檀ノ原というオーダーを採った。3面展開の試合。D1山口・峯村はリードを広げるが、S1徳原とS2東海林はリードを広げられる苦しい形になった。結果的にD1は勝つがS2は負け。S1徳原は少しずつ追い上げている状況。そして、S2のあとに入ったD2立岩・伊部が6-3で難なく勝ち対戦成績2-1とすると、S1徳原が7-5で逆転勝ち。S3檀ノ原も勝って対戦成績4-1で中野西に勝利した。
準決勝の相手は第1シードの屋代。やはり強かった。S1徳原が4-6と健闘したものの、他の試合はすべて0-6。対戦成績0-5と完敗だった。
順位戦1回戦の相手は長野西。長野西も互いに戦力を知り尽くしている間柄で、2年生の3人がシングルス3本をがっちり固め、ダブルスの2本は1年生というチーム。長野吉田は、伊部をD1、檀ノ原をD2、峯村をS3に起用するオーダーで臨んだ。S1徳武は善戦虚しく1-6。逆にD1山口・伊部は6-2で勝利。S2東海林はよく頑張ったが、結果的に3-6で敗れて長野西にリーチをかけられた。D2立岩・檀ノ原はというと、良いところを全く見せることができず0-6で完敗。対戦成績1-3で長野西に敗れ、3位決定戦に回ることになった。
3位決定戦の相手は長野。3面展開の試合・・・長野のS1は強い選手であることが分かっていたので、長野吉田としては、ダブルス2本を確実に取ってS2かS3で勝利したいところだった。しかし、長野はこちらの予想を裏切り、シングル3本を取る作戦で来た。案の定、S1徳原は負けてしまうが、D1とD2は圧勝。その間、S2東海林がキャプテンの意地を見せ、7月の国体予選で負けた相手に対して徐々にリードを広げる試合をした。長い試合になったが6-2で勝利。S3檀ノ原は負けたが、対戦成績3-2で長野を下し、3位で県大会への切符を手に入れた。


夏季強化合宿

 8月22日(木)~24日(日)、木島平村やまびこの丘テニスコートで、毎年恒例の夏合宿を行いました。
今年度は、長野西、中野西、高遠高校との合同合宿。3日間好天に恵まれ、他校の生徒と切磋琢磨しながら2週間後に迫った新人戦北信大会に向けて、みっちり練習できました。夜は花火で思い出作り・・・良い合宿になりました。

 

ながのサマージュニアテニス大会

7月27日(土)・28日(日)、南長野運動公園テニスコートで行われた
“ながのサマージュニアテニス大会”男子ダブルスで、天野圭太・町田航太郞が3位になりました。

 

 

 

 

富山遠征

7月20(土)、初の県外遠征・・・富山北部高校との練習試合で、富山市岩瀬総合スポーツ公園に行ってきました。梅雨明け直後のうえ朝まで雨が降っていたこともあり湿気マックス。気温も高く、熱中症気味の生徒が続出。試合の方はというと、男子は完全に負け越し。女子は、五分五分かやや負け越しというところ。ただ、初めての県外での練習試合で良い経験ができました。帰りには近くの岩瀬浜に寄りました。

 

 

 

 

 

国民スポーツ大会テニス競技「少年」北信地区予選 

7月13(土)、長野運動公園テニスコートで国体北信地区予選が行われ、天野圭太が県大会への出場を決めました。

長野県高等学校総合体育大会 テニス競技   北信大会

〈北信大会〉
ゴールデンウィーク明けの5月11日(団体戦)・12日(個人戦ダブルス)、18日・19日(個人戦シングルス)、南長野運動公園で高校総体北信大会が行われた。男子団体戦は、初戦で篠ノ井に対戦成績3-0で勝ち(D神方・河野が6-0、S1天野とS2町田がともに6-2)、2回戦に駒を進めた。県大会出場(ベスト4)をかけた2回戦の相手は市立長野。シングルス1に1年生だが実力あるジュニア選手をおき、ダブルスとシングルス2にもジュニア選手を揃える強豪校との対戦だった。長野吉田はD神方・河野、S1天野、S2西澤という布陣を敷いた。2面展開の試合・・・S1天野が大健闘して6-2で勝利。ダブルスは4-4まで拮抗した試合だったが、そこからゲームを連取され4-6で惜敗。勝敗の行方はS2西澤にかかったが、相手選手の実力が勝り0-6で完敗。対戦成績1-2で長野吉田の敗退が決まった。
 女子団体戦の初戦は長野。長野吉田はD大屋・立岩、S1赤木、S2東海林というオーダーを採った。2面展開の試合・・・S1赤木は6-2で難なく勝利したもの、ダブルスが予想外に苦戦し2-6で敗れ、対戦成績1-1となってしまった。勝敗の行方はS2東海林に託されたが力の差を否めず0-6で完敗。対戦成績1-2で敗退となった。
団体戦では男女とも県大会への出場を果たせなかったが、個人戦では女子シングルスで赤木文香が5
位、男子ダブルスで天野圭太・西澤広夢が8位になり、県大会への切符を手に入れた。