バンブーキャンドルは、竹に穴を開けて、中の光源からその穴を通して浮かび上がる模様を楽しむものです。バンブーキャンドル作りは比較的簡単なことから、老若男女を問わず人気があります。
本校のバンブーキャンドル作りは、竹を採取して活用することで竹害の軽減をはかる目的で数年前から始まり、現在も続いています。村内外からのワークショップ開催の依頼に、生徒は講師を務めてきた実績があります。
12月15日(木)環境創造コースの生徒は、バンブーキャンドル作成用の竹を取りに里山へ出かけました。生徒は、優に6mは超える竹を、ノコギリを使い切り倒し、枝葉を取り除きバンブーキャンドル用に調整しました。 地権者様によると、この竹林の竹は、地域のイベントでの利用や筍取りに活用されていますが、コロナ禍の影響等もあり近年活用頻度が減っているそうです。
また「流しそうめんにも使えるので、欲しかったら取りに来てください」とのお話に、生徒は「文化祭で使おうかな」と嬉しそうに反応していました。
竹を素敵なものに形を変え、楽しいことに利用することが、結果として竹害を防ぐことになるのであれば、サスティナブルな社会実現の有効な手段になりうるのではないでしょうか。