12月16日(水)のグリーンデザイン科2年緑地系専攻生の総合実習の授業において、地域経済活性化プロジェクトの一環として地域に眠る資源を知ることを目的に、木島平村生涯教育課の室先生をお招きし、「志久見街道を探る」と題してご講演いただきました。

歴史上の人物である木曽義仲を始め、多くの人々がこの街道を使い交っていたこと、地域に数カ所ある塚から中国製や県外産の土器類が出土していること、武田信玄の軍師とされる山本勘助がこの地を訪れていることなど、根拠となる資料を用いてご説明くださいました。

講演会後の生徒レポートには「木島平の踊りがこの志久見街道を使って栄村まで伝わり、新潟の南魚沼の方まで広がったと言う話がとても印象に残った。来年の課題研究では志久見街道がどんな所なのか、どんな歴史があるのかをもっと調べていきたい。」「室先生の今や過去にあったことについて疑ってみたほうがいいという言葉をうけ、私は人から伝えられたことを疑わず信じてしまう時があるため、まずは疑い、仮説を立て真実を知れるようにしたい。」等の記述がありました。今後も、地域の皆様のご協力をいただきながら、地域の活性化に貢献していきます。

 

最後に、地域を知る貴重なご講演を賜りました室先生にこの場をお借りして心より感謝申し上げます。ありがとうございました。