10月17日になべくら高原巨木の谷に自生する巨木ブナ「森太郎」の樹木往診に、グリーンデザイン科2年緑地系の生徒が参加しました。

巨木「森太郎」は、生徒が想像していた以上に衰弱しており、巨木ではあるものの雄々しい姿は感じられませんでした。原因はトレッキングなどで見学者が増加したため、根の周囲が踏み固められたことがきっかけとなり、数年前より衰弱し始めたそうです。ここ1年で、かなり衰えが進行しているとのことでした。

樹木医の根萩先生やなべくら高原森の家スタッフの皆様が丁寧にブナの生態について説明してくださり、実際に「森太郎」を目にしたことで、ブナや自然に対する関心を深めることができました。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。