地域の建設業の理解を深めるため、グリーンデザイン科緑地系2年生は栄村秋山郷にて研修を実施しました。  最初に向かった場所は、昨年の台風19号で被害を受けた中津川の崩落現場でした。

現場では、コンクリート吹付工事の準備や土砂の河川流出を防ぐための施工を見学しました。生徒たちは、国土交通省や施工業者の方に質問をし、災害復旧工事について理解を深めました。

次に、小赤沢とねんぼ (栄村役場秋山振興課・秋山支所)に向かい、国土交通省の方から建設業と防災についてお話をお聞きしました。その際、砂防ダムの役割については、模型を用いてわかりやすく教えていただきました。この研修で、建設業の皆さんが私たちの安全で安心な生活を支えてくれていることを再確認しました。

昼食をとったあと、砂防ダムの建設現場を訪れました。仮設の構造物で水の流れを巧みに変えながら建設が進められていることや、ダム・建設機械のスケールの大きさに生徒は驚いていました。

砂防ダム建設現場にて大型建設機械の運転体験を行いました。大型クレーン車のつり荷の誘導体験では、運転者と意思疎通をしながら、目標の場所につり荷を誘導していました