下高井農林高校はSDGsにむけて取り組んでいます。

本校の校舎には、ハヤブサの仲間であるチョウゲンボウが営巣しています。チョウゲンボウは断崖に巣をつくるのが一般的ですが、近年は市街地にも巣をつくるケースが増えているようです。こんなところにも環境の変化が見てとれます。

 

ある日の朝、助けを求めるような鳴き声が校内に響き渡りました。その主はチョウゲンボウの親子で、上手に飛べないわが子の姿を巣の中から心配そうに見守る親鳥。その関係はどこか教員と生徒の関係に似ていると感じたのは、私だけでしょうか。本校の生徒も立派に成長し、いつしか学び舎を巣立ち、世界に羽ばたいていきます。教員も親と一緒で、元気に生活することを願って送り出すのです。