農業クラブとは農業高校にあるいわばもうひとつの生徒会のようなもので、日本中の農業高校が加盟している全国的な組織でFFJとも呼ばれます。FFJとは「The
Future Farmers of Japan」の略で「明日の日本の農業者」という意味です。
左のマークは日本学校農業クラブ連盟のものです。マークには、富士…日本の象徴、鳩…平和、稲穂…日本の農業という意味があります。本校の農業クラブでは、開放講座「青空と緑の中で」や南農祭で「青空市場」(農産物販売)などを行っています。また、日頃の活動成果を発表する農業クラブの各種大会では、毎年優秀な成績を収めています。
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地域の方々と南農高校農業クラブ員の交流活動です。この講座は、生徒が講師になって普段授業等で学んだこ とを地域の皆さんや保護者の方々に体験してもらう講座です。多くの地域の皆さんのご参加お待ちしています。
※ 2025年度学校開放講座「青空と緑の中で」の申込みは終了しました。
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学校農業クラブでは、発表会や競技会をはじめ様々な発表活動があります。発表活動には、個人で取り組むものとグループで取り組むものがあります。これらの発表会や競技会は、決められたルールに従って実施され、校内の発表活動が県全体や北信越地区・全国で発表できるチャンスにつながる点に特徴があります。本校の校内発表会では、意見発表とプロジェクト発表が行われています。
意見発表会とは、日頃の農業学習を通して学んだり考えたりしている身近な問題や将来の問題について抱負や意見をまとめ、聴衆の前で発表し、その内容や発表の仕方を審査する競技です。意見文発表に取り組むことによって、問題を解決する力、表現力、思考力及び積極的な態度や自信をつけることができます。
プロジェクト発表会とは、プロジェクト活動で実践したことやその成果をまとめて発表し、研究した内容などについて客観的な審査により評価を受けるものです。プロジェクト発表会に取り組むことによって、表現力・発表力・企画力や総合的な実践力を身につけることができます。また、プロジェクト発表を審査・評価されることにより、自分たちのプロジェクトの計画や結果を確認するとともに、次の活動へのステップを得ることもできます。
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農業鑑定競技会も学校農業クラブの競技会のひとつで、全国大会につながります。農業鑑定とは、農業に関する専門科目の学習や農業クラブ活動で学んだ知識・技術の定着の度合いを競い合う競技種目です。この競技は、農業の各分野を9つの区分(本校の場合は5つ)に分け、それぞれの区分ごとに提示された物の、品名・用途・特性などについて、鑑定・判定・計算・測定・診断・審査に関する問題を、限られた短い時間で答えるものです。それぞれの各専門分野に関する知識・技術習得には最適の競技です。
本校では毎年6月中旬に実施され、各区分の成績優秀者が本校代表として全国大会に出場します。6月に入ると、全国を目指して遅くまで学校で勉強に励む生徒を見かけます。
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級位検定とは、農業高校での専門学習の成果をレポートの審査や面接によって評価し学習の成果の定着を図るもので、初級・中級・上級とレベルアップしていきます。初級・中級は校内で受検しますが、上級検定は第4地区(木曽青峰高校・塩尻志学館高校・南安曇農業高校)の会場校で受検・面接を行います。本校では、上級検定受検を2年生全員に義務付けています。2年生の2学期は、基準T(意見文)と基準U(研究レポート)のレポート作成で大忙しです。上級検定の合格はこの二つのレポートの評価と面接の評価で決まりますが、この経験は3年次の就職試験や推薦入学試験に活かされます。
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農業クラブの県大会では、県下各校の代表が日頃の学習成果を発表したり、技術を競い合います。それぞれの発表会や競技会で最優秀賞を受賞すれば、さらに上の大会(北信越ブロック大会や全国大会)への出場権を得ることができます。そのため、ため各会場には常に緊張感が漂っています。
南農高校は毎年県大会において、いくつかの発表会や競技会で最優秀賞を受賞し、北信越大会や全国大会への出場権を獲得しています。特に果樹研究部の活躍はめざましく、平成18年・19年と2年連続で全国大会出場を果たしています。
中学生の皆さんも、農業高校の甲子園である全国大会を目指してともに活動に励みませんか。
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北信越大会 | 最優秀賞を受賞し満面の笑顔 | 念願の全国大会へ |
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