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学校長挨拶

「創る」


<学校目標>
☆ 豊かな教養と幅広い知識を養い、確かな技術と学力を育む
☆ 健やかな身体と豊かな情操を培う
☆ 社会の発展に貢献できる創造力と実践力を培う
☆ 地域の環境を守り育てる心を養う


本校は今年度、開校4年目を迎えました。農業3科(食料マネジメント科・生物サービス科・食農クリエイト科)、工業2科(機械システム科・電気情報科)、総合学科(創造実践科)を置き、 多様な学びを可能とするとともに総合技術高校として相互に関連性を持った教育課程と学校運営を通して、共通して目指す「人づくり」をこれからも進めてまいりたいと思います。

本校の校是は「佐久平の明日を創る人物たれ」であります。この言葉には本校の学校づくりの方向性が一言で示されていると思いますが、私は特にこのフレーズの中の「創る」という言葉に大変意味を感じています。
 20世紀の後半、私たちの国では地域づくりは必ずしも優先的なテーマではなく、国が右肩上がりで発展していくための人材の供給元に過ぎない存在であった面は否定できません。 そうした中で訪れた21世紀、この国は本格的な人口減の社会を迎え、数十年後には「地域」社会が成り立たない規模に至るという予想が各所で示されています。 どのようにこの課題を解決していくべきなのか、はっきりとした「解」は誰にも示せない、困難な時代へと入っていこうとしています。 こうした中で、「地域」を支えるための中核として最も期待される存在が本校のように地域産業の担い手を育成するために実践的な教育を進める学校です。まさに「佐久平の明日を創る」ことを担っていく人材を育てています。

さて、この「創る」の「創」という字にはご存知のように、「新たなものやことをつくりだす(Create)」の意味がありますが、もう一つ、「傷=創傷、切り傷」の意味も持っています。 「倉」をつくるために「刀」で木を削るという漢字の成り立ちだということですが、考えてみれば、これまで通りのことを繰り返し行っているだけではとうてい新たなものを生み出すことは不可能であり、古いものを壊してその上に築いていくという「痛み」は必ず伴うものです。 それを一字で表現しているのがこの「創」という文字なのだと解釈しています。 そうした意味で、これからの「地域」社会を「創る」ためには、ただ年長者の言うとおりに動くのではなく、新たな発想で主体的にもの・ことを生み出していくことのできる若い力がいっそう求められているのではないでしょうか。

本校はまだ、生みの苦しみを経て歩みだしたばかりの新しい学校です。 まだまだ、「創」っていかなければならないことが多くあります。 一つひとつの課題に対して誠実に真摯に取り組んで行くことで「佐久平の明日を創る」人材を育ててまいりたいと思います。 保護者の皆様をはじめ、地域の皆様、関係者の皆様、これからもぜひ温かいご支援をよろしくお願いします。


平成30年(2018年)4月

長野県佐久平総合技術高等学校長 田中 信明

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