- 学校長の松沢孝明でございます。篠ノ井高校のホームページへ、ようこそおいでくださいました。誠にありがとうございます。
本校は大正12年に長野県更級高等女学校として通明尋常高等小学校を仮校舎として開校いたしました。その年12月には現校地校舎に移転し、最新のコンクリート建築の校舎が完成しました。大正14年には篠ノ井高等女学校に改称され、その後様々な変遷を経て、昭和23年、現在の篠ノ井高等学校となりました。地域に愛され、地域に信頼される学校として脈々と歴史を重ね、令和5年には創立100周年という大きな節目を迎え、新たな時代に向けた1歩を踏み出しております。
本校の校章は、優雅さと力強さを兼ね備えた「篠竹」(しのたけ)をモチーフにしています。篠竹の若竹は、柔らかく折れやすい反面、真っすぐに天に向かって伸び、さらに成長すると、しなやかでありながらも、風や雪にも耐えうる強靭さを備えていきます。生徒には、篠竹がもつ優雅さと力強さを併せ持つ人へと成長してほしいと願っています。
現在は、インターネットや情報化の進展、人工知能の進歩、少子高齢化の進行と急激な人口減少など、社会は大きな変化を見せ予測困難な時代を迎えています。
こうした時代だからこそ、仲間や周りの人への思いやりと優しさ、そして、何よりも物おじせず大胆に挑戦し続ける姿勢が求められます。
生徒には、この変わりゆく社会を生き抜くために、社会とのつながりの中で、他者と協働して、新しい価値を創造できる人となることを期待しています。
これからも公立の伝統校として、21世紀に羽ばたく有為なる人材を輩出すべく、教育を行ってまいります。学習に、クラブ活動、生徒会活動に多彩に取り組む本校に対しまして変わらぬご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
長野県篠ノ井高等学校
第36代 校長 松沢 孝明