海外研修

ここでは、同窓会事業「マレーシア研修」について紹介します。

はじまりは「JENESYS2018」外務省の高校生派遣プログラムに全国3校(岡山県立林野高等学校、長崎県立諫早高等学校)のうちの一校に選出されたことがきっかけになり、翌年2019年から同窓会による支援をうけ、マレーシア研修事業を継続することになりました。全校から派遣生徒10名を選出し、様々なプログラムを経験することができます。

マレーシアでは、ホームスティ、大学訪問、中等学校に訪問し交流等のプログラムが体験できます。

《令和元年度》 

 研修期間 令和2年3月4日(水)~3月11日(水)(※コロナ禍で中止)   

《事前学習の様子》

12月14日  松本深志高校で研修を受けました。                           今年度マレーシア研修に派遣される生徒が、松本深志高校で行われた研修に参加してきました。「グローバル時代に求められる学び」と題して、海外の大学に進学した長野県出身の大学生から直接話を聴くことができ、大いに刺激を受けました。県内各地から高校生が集い、意見交換できたことも貴重な経験となりました。

発表してくれた大学生の一人は、小岩井先生の教え子ということもあり、グローバルな学びがより身近に感じられました。

 

<事前研修2>

2月10日(月)訪問先の高校生とインターネット回線を使ってZoom会議を行いました。篠高生は、英語で、マレーシアの生徒達は、日本語で、ちょっと緊張しながら、それぞれ自己紹介をしました。自己紹介の後は、お互いに質問しあい、少しずつ打ち解けていきました。最後、篠高生は、「パプリカ」の歌と踊りを披露し、マレーシアの皆さんは、「手紙~拝啓 十五の君へ~」を歌ってくれました。現地で、直接出会うことが一層楽しみになりました。

 

 

<事前研修3>

2月14日(金)放課後、研修参加生徒による「校内発表会」が行われました。発表の前には、和楽部が琴で 「パプリカ」を演奏し、会を盛り上げてくれました。
研修では、首都クアラルンプールの高校と大学を訪問しますが、その際行うプレゼンの予行演習として発表してくれました。日本の紹介の他、「マレーシアの英語について」といった個人研究の成果も、すべて英語で発表され、この数ヶ月の成果がよくわかる内容でした。
会の終わりには、マレーシアで披露する予定の「パプリカ」「信濃の国 アルクマバージョン」のダンスも披露してくれました。現在、篠ノ井高校に在籍しているマレーシアからの留学生も一緒に踊ってくれて、研修に参加する10名の生徒も心強く感じたことでしょう。

 

令和2年度のマレーシア研修は、コロナ禍により中止になりましたが、選考された10名が、北信人権研修会において多文化共生をテーマに活動するなど、できることにチャレンジしています。

 

<南長野人権教育 「多文化共生」>

11月10日(火)南長野ブロック人権教育研修会を実施しました。例年であれば小中高の先生方で研修する会ですが、コロナ禍でそれぞれの校種での開催となり、近隣の高校から参観にお越しいただきました。
「多文化共生」をテーマに、長野県のCIR(国際交流員)3名をお招きし、講演会、分科会を実施しました。韓国、中国、アメリカのCIRから、来日して普段から感じていること等の講演をしていただきました。分科会では、生徒実行委員による発表があり、ZOOMを利用し、各クラスと発表者を結んだ双方向の意見交流がありました。言葉の壁を乗り越え、相手の立場に寄り添いながら共存していくこと、日本に来て生活してみると文化の違いも多く戸惑う場面があるが優しい目で見守ってほしい等、現実社会と直結した内容で、今後の多文化共生の参考になったのではないでしょうか。

 


<ボストン研修>

2月2日(火)ボストン研修の中間発表がオンラインで行われました。発表はすべて英語です。スライドもすべて英語です。発表したチームは、上田高校2チーム、篠ノ井高校1チームでした。本校生徒のテーマは、“Self-sufficient Electric Supply System”。災害時における電力供給不足に注目し、バイオガス発電・小水力発電を導入することにより、コミュニティーのレジリエンスや共同体意識が高まるという内容でした。バイオガス発電には、地元の特産品であるリンゴ等の廃棄物を、小水力発電は近隣の千曲市姨捨の棚田の標高差を、それぞれ有効利用したシステムの構築を提案しました。 上田高校の2チームの生徒達とお互いの発表の感想を述べ、改善すべき点を指摘し合い、中身の濃い中間発表でした。本番のハーバード大学の先生方向けの発表の予行演習となり、課題が明らかになりました。

 

〇令和3年度

コロナ禍で海外研修で渡航できていませんが、令和3年度から研修先をフィリピン(セブ島)に変更しました。

<2学年説明会>

4月27日(木)海外研修1次候補者28名に対して説明会を実施しました。保護者、生徒に対して、ZOOMと参集による方法で開催しました。

 

 

<1学年説明会>

7月28日(水)放課後、1学年の生徒・保護者に対して海外研修についての説明会を実施しました。オンラインと参集のハイブリッド方式で実施しましたが、50人程の参加がありました。今後、エントリーシートの作成、探究発表等の課題に取り組んで行きます。

 

 

 

 

<台湾高級中学との交流>

11月18日(木)

台湾国立中央大学附属中歴高級中学とのオンライン交流のために現地と接続テストをおこないました。

 

11月19日(金)台湾国立中央大学附属中歴高級中学とオンライン交流会を実施しました。

台湾の生徒たちは日本語を第2外国語として学習中で、上手な日本語で自己紹介をしてくれました。本校生徒3名が事前に作成した資料で、「祭り」と「食文化」についてプレゼンした後、相互に質問しながら終始和やかに交流できました。日本のアニメの話題で盛り上がっていました。

カメラ越しに記念写真を撮って終了。いい経験になったと思います。



<台湾高級中学との交流>

令和4年12月7日(水)台湾国立中央大学附属中歴高級中学とオンライン交流会を実施しました。

台湾の高校生たちは日本語を第2外国語として選択している生徒10名ほどです。「食文化・祭り」など自国の文化に関する内容について互いにスライドを使用し、台湾の生徒たちは日本語で、また本校の生徒は英語でプレゼンし合いました。それぞれのプレゼンが終わると、互いに質問しながら終始和やかに交流できました。

 

 

 

<令和4年度語学研修事前研修会>

同窓会主催の海外研修の代替行事として、日本に留学している大学生・大学院生との語学交流が12月21日~23日に行われます。その事前研修が、12月9日にオンラインで行われました。

しゃべるのも聞くのもすべて英語です。戸惑いながらのスタートでしたが、研修も後半になってくると、英語でのコミュニケーションがしっかりととれるようになってきました。当日交流するファシリテーターと留学生のメンターと事前にオンラインでお互いに情報共有をしておき、いよいよ本番を迎えるばかりです。