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日本獣医生命科学大学は、1881(明治14)年東京・小石川に日本最初の私立獣医学校として開校された伝統ある大学で、現在キャンパスは東京都武蔵野市にあります。獣医学部(獣医学科・獣医保健看護学科)と応用生命科学部(動物科学科・食品科学科)の2学部4学科と大学院を設置しています。獣医学部では動物由来の病気の原因の発見とまん延の阻止を、応用生命科学部では健康な食用動物の生産及び安全食品の供給を、それぞれ恒久的なテーマとして研究活動を続けています。
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本校では長年にわたり、3年間の農業学習の集大成として生徒一人ひとりが課題研究に取り組み、それを卒業論文としてまとめる活動を行ってきました。こうした教育活動は多くの成果を挙げてきましたが、生徒たちの研究を更に向上させ質の高いものに高めてゆくためには、研究に関する専門的な情報提供やアドバイスをいただく専門機関が必要だと考えてきました。私たちは、生徒の「向学気風の向上」を図るためにも大学との連携ができないものかと考え、県内外の大学との連携を模索してきました。そんな中たまたまご縁があって、2007年3月に日本獣医生命科学大学を訪問させていただく機会を得、連携を申し込むことができました。幸運なことに、大学側からも、周辺環境が商業地及び住宅地に囲まれているため、動物の飼育や食品製造等の実習施設を持つことが困難になってきており、学生に農業や食品製造等の実学的な学習をさせるためには、実習施設や圃場が充実している高校との連携を前向きに検討したいとの言葉をいただきました。それ以降、各校での検討や両校での事前協議を重ね、2007年12月21日に協定書の調印式を迎えました。
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夏休み中に、日本獣医生命科学大学富士アニマルファームにおいて、本校の生物工学科動物育種コース生徒が体験実習をさせていただきました。
アニマルファームとは、日本獣医生命科学大学付属牧場として、山梨県富士河口湖町の富士ヶ嶺(ふじがね)高原地区に設置されたもので、実習用、試験研究用、生産用の多様な目的で、乳牛、肉牛、綿羊、山羊、馬、豚、鳥、犬、ウサギなどさまざまな種類の動物が飼育されています。2つの宿泊研修施設や各種動物舎、最新設備を整えた牛舎などを持つ、実習研究施設です。(日本獣医生命大学HPより)
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加工トマトの収穫とトマトジュースの製造実習が行われました。この実習は、連携当初から行われています。都会の大学ではこのような経験はなかなかできないため、とても有意義な実習となったようです。
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高大連携事業の一環として、教職員の相互派遣が行われています。
大学と卒業論文の共同研究を行っています。
【テーマ】
・発酵肥料に関わる微生物の同定
・発芽玄米を利用した加工品におけるγ-アミノ酪酸の分析
・廃棄キャベツの発酵力を利用した食肉の成分分析 等
松本大学(総合経営学部・人間健康学部・教育学部)及び松本大学松商短期大学部は、学校法人松商学園によって設立され、運営されています。松商学園は、松本の実業家であり教育家であった木澤鶴人が、近代日本のオピニオンリーダーであった福沢諭吉の薫陶を受け、「自主独立」の精神に基づく人材養成の志により、明治31(1898)年松本に開設した私塾「私立戊戌学会」を前身としています。この「自主独立」が松商学園の建学の精神となり、それがいまに継承されています。(松本大学HPより)
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県内12の商業高校が参加し行われているもので、農業高校としては南農高校が始めて参加しました。農業の生産から加工、販売に至るまで6次産業化の中で、マーケティングは農業を学ぶ中で欠かせないものとなってきています。
マーケティング塾では、松本大学の先生方による講義の他にも、ながの東急百貨店での販売実習も行われており、より実践的な知識の習得を目指しています。