小学部の目標

小学部の目標:進んで自分を表現する子を育てる小学部


具体的目標
 (1)自分の思いを伝え、相手の話を聞こうとする児童     【よく聴こう・伝えよう】
 

 (2)相手を思いやり、みんなと仲良く楽しもうとする児童   【友だちを大切にしよう】
 

 (3)意欲的に取り組み、最後までやり遂げようとする児童   【体をきたえよう】

自立活動

それぞれの児童の実態に合わせてねらいを持ちながら指導しています。
・健康の保持・・・・・・・・・・健康で安全な生活を送るための習慣の形成、補聴機器の管理、きこえの理解 
・心理的な安定・・・・・・・・交流活動、障がいの受容、役割責任の自覚
・人間関係の形成・・・・・・集団活動への参加、友だちの考えや気持ちの理解、自己の理解と行動の調整
・環境の把握・・・・・・・・・・聴覚活用、補聴器活用・身体の動き・・・・・・・・・・日常生活、作業  
・コミュニケーション・・・・言語獲得、読話、発音、コミュニケーション手段の獲得、コミュニケーション態度の育成

特設の自立活動の時間や毎時間の授業、朝の会、帰りの会、給食等、日常生活のあらゆる場面で、自立活動の内容に留意した指導を行っています。コミュニケーション力の向上を目指して、小学部内で縦割りグループを作り、学年を超えた話し合い活動を行っています。また、季節や今話題になっていることなどについて子どもが目につくような掲示を工夫し、ことばの世界が広げられるようにしています。

教科指導

児童の実態に応じてカリキュラムを編成し、基礎学力の向上を図っています。教科によっては、連学年での学習や、実態に応じて編成したグループでの学習を組んでいます。
児童一人ひとりの実態をとらえ、それに応じて指導目標や授業計画を立てています。その際、子どもにとって、興味・関心が持てるように内容や教材を工夫するようにしています。
1時間の授業の中では、子どもたちが主体的に考え、活動できる時間を確保することに心がけています。そのことにより基礎的な内容を理解することと同時に“見方・考え方”や“思考力・判断力”が育つようにしています。また常に“ことばで考える力”が育つように考えています。