上田染谷丘　国際教養科top


		Q：【国際教養科と英語科の違いは何ですか。】 A：本校国際教養科は、名前に「国際」という言葉と「教養」という言葉が含まれているように、文字通りその2つに重点を置いています。　異文化理解の授業や国際交流、海外研修や語学研修等を通じ、英語力や国際的な視野を身につけながら、地域社会や国際社会で将来にわたって活躍するための「自分のやりたいこと、なりたい姿」を見つけられるようなカリキュラムになっています。　また、やりたいことを見つけたり、英語力が身についても、幅広い知識や批判的思考力、社会問題やその歴史的背景などに対する知識なども持ち合わせていなければなりません。そのような「教養」を身につけることも目標にしています。「英語が使えるようになる」だけではなく、「英語を使って何をするのか」ということに主眼を置いています。

Q：【募集定員が少なく、合格できるか不安なのですが。】

A:本校国際教養科は各学年1学級、定員は毎年40名です。選抜試験は前期と後期に分けて行われ、H31年入試では、募集定員は前期32名、後期8名でした。
毎年、国際教養科の前期選抜では募集の観点が示されます。その観点に沿った力を身につけるよう努力して下さい。
「本校国際教養科がどのような科なのか」、「ここでどんなことを学びたいのか」、また、「目指す将来像はどのようなものなのか」、などといった事柄に関して、中学時代からよく考えて日々の生活を送ることが大切です。
また国際教養科では国際交流経験や課外活動、各種検定への挑戦など、様々なな取り組みがありますので、そこからどのようなことを学び、それらを活かしてどのように活躍したいのかなどが明確にあると評価は高いでしょう。

調査書に関しては学習成績重視、特に英語・国語重視となっています。英語が好きなことはもちろんですが、日本語を正しく理解し、適切に表現できる日本語の運用能力も重視するポイントです。

前期試験の実技検査では、毎年問題と解答例、評価の観点がホームページにて公開されますので、どのような力が求められ、どのような問題を解けるようになっておく必要があるのか、具体的な対策を立て、努力しておくと良いでしょう。

Q：【どのような人が向いていますか。】

A:英語が好きな人や、英語を使って様々なことができるようになりたい人が向いています。国際教養科では、語学力を高めるだけでなく、「英語を使って自らの考えを表現する」生きた場が多数用意されています。
これからの社会では、「英語が使えること」だけでなく、「英語を使って何ができるか」ということが重視されます。
語学力が飛び抜けて高くなくても、「異文化を理解することや地域社会・国際社会を理解するための授業や課外活動、各種研修に積極的に参加する」、「失敗や間違いを恐れず、自分の意見や考えを持ち、また他者の意見を理解しながら互いに切磋琢磨していく」といった姿勢があれば、必ずこの科に進学して良かったと思えるでしょう。
また、そのような生徒は卒業後更に活躍の場を広げ、地域社会や国際社会に羽ばたいていきます。

Q：【英検を受けていないと不利ですか。】

A:英語検定に限らず各種資格検定への取り組みは、調査書、志願理由書、面接での自己PRになりますが、受けていないと必ずしも不利ということはありません。中学時代にどのような取り組みをしてきたのか、本校国際教養科にふさわしい生徒か、などを総合的に判断していきます。

Q：【卒業後の進路は外国語系の学部・学科が多いのですか。】

A:語学面を更に深めるために外国語系学部、異文化や国際社会を更に学ぶために国際系学部に進学する生徒もいますが、その他様々な方面に進んでいます。いづれにしても、ベースにあるのは英語力はもちろんのこと国際教養科で育んだグローバルな視点です。そのような国際感覚を様々な分野で発揮したいという意思を持って進学する生徒が多いです。

Q：【国立大学には進学できますか。】

A:文系学部であれば一部大学を除きほとんどの国立大学に出願できる教育課程になっています。

Q：【卒業後、理系学部に進学はできますか。】

A:国際教養科では選択希望者は数学をⅠA・Ⅱまで、理科は基礎科目を2科目履修できます。よって、その科目で受験できる理系学部であれば受験に対応しています。
特に医療系では、私大だけでなく、国公立の看護学部へ進む生徒もいます。

その他、ご質問があればお気軽にお問い合わせ下さい。
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