長野県須坂園芸高等学校
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SoilSchool Of Inspire Learning  園芸高校の出来事  2016                園芸高校の出来事 soil2015 はこちら

 須坂創成高校 H28年度3学期終業式 と 須坂園芸・須坂創成のH28年度離任式 を行いました。                      2017年 3月23日(木)

須坂市周辺では地面から冬の気配が消えて、春が近い雰囲気が感じられます。
 今日はH28年度の最後の登校日です。朝から先生達は離任の会を行っていたので、生徒達は普段よりもちょっと遅めの登校となりました。 先ずは、教室の移動。机・椅子と個人プラスチックロッカーを移動しなければならないちょっと大変な作業ですが、生徒達の顔つきは楽しそうでした。 久しぶりに登校して友達と会ったり、新学年への進級が決まって、新学年への夢と希望があふれていたからでしょう。
 大掃除の後は、終業式。今日の終業式の学校長講話では、創成の校章と校歌の逸話が取り上げられました。「高」が入った校章が一般的かもしれないが、 公募で募った校名「創成」にふさわしいモダンで斬新的な形、そして、色使いになったこと。また、創成の校歌を依頼するに当たっては、須坂園芸と須坂商業のこれまでの伝統、 とりわけ両校ともに甲子園出場を果たしている事、そして、新校「創成]の創立精神を作詞者、作曲者にお伝えして出来上がったこと。7年前から新校「須坂創成」の創立に係わってきた小椋校長先生は、熱く語りました。
 校長講話の中、両校がまとまってできた同窓会から出資頂いた東京混声合唱団+オーケストラによる校歌の合唱CDが出来上がったばかりなので、今回初めて、全校で鑑賞しました。
 校長講話の後、出来たてのオーケストラカラオケで、全校で校歌斉唱して終業式を締めくくりました。 園芸の最後の3年生が居なくなって、体育館のフロアーが広く感じられた終業式でした。
 引き続き離任式を行いました。年度末人事で、15名の教職員が転出・退職されます。離任式は、長年同じ時間を過ごした方々とのお別れで寂しい雰囲気なものですが、 生徒会長の送る言葉のさわやかさと、お送りした花束の香りに助けられて、湿っぽくならない離任式でした。各先生からは在職期間の出来事に触れた お話をしていただき、お別れの会としました。
 最後に、小椋校長先生が定年退職を迎えられるため、小椋校長先生の離任式を行いました。須坂創成高校の創立にご尽力されたことを知っている1期生・2期生 の生徒達なので、生徒達はしんみりとお話をお聴きし、小椋先生の須坂創成高校に傾けた情熱をひしひしと感じていました。最後は、校長先生に体育館の中央を 歩いていただき、温かい拍手でお見送りしました。
 さて、学校の折々の様子をお伝えしてきた須坂園芸高校のHPも、今日の書き込みで更新は終了となります。この3年間の園芸高校のHP担当者としましては、本校のHPをご覧いただいている皆様に、日々の学校の様子や、生徒のリアルな表情を ご覧頂きたいとの思いで編集を行って参りました。これまで本校のHPをご覧いただいて本当にありがとうございました。今後は、 須坂創成高校のHP をご覧くだいますようお願い申し上げます。

 創成の卓球部、『H28年度 44th全国高等学校選抜卓球大会3/26-28(大阪) 女子学校対抗 』へ出場します           2017年 3月 7日(水)

須坂創成高校の卓球部は、昨年に引き続き『全国高等学校選抜卓球大会』へ出場します。競技種目は、女子学校対抗。昨年のこの大会に1年生で出場した現2年生達に、新たに1年生を加えた7人チームで参戦となります。 組み合わせの決定は3/24、競技は3/26~28、大阪市中央体育館で行われます。全国BEST8を目指してあと2週間を調整に充てます。吉報をお伝えできることを楽しみにしています。

 須坂園芸高校の最後の卒業式・閉校式が行われました。(須園キャンパス)                            2017年 3月 4日(土)

穏やかな小春日和となった今日、104年の歴史を刻んできた須坂園芸高校の最後の卒業式を和やかに執り行うことが出来ました。 そして、引き続き閉校式を行いました。閉校という寂しい出来事ではありますが、『卒業生を送る会』では、 2年前に新校として発足した須坂創成高校の1・2年生が新しい形でしっかりと伝統を引き継いでくれている事が実感できて、悲しさを感じない今日の卒業式・閉校式でした。
 卒業式では例年ご列席頂いている来賓の皆様に見守られる中、学校長、同窓会長、PTA会長からそれぞれの思いのこもった卒業生への激励のお言葉を頂きました。
 閉校式では、各方面から50名の来賓の皆様にご列席頂いて、厳粛に執り行われました。ご挨拶頂いた須坂市長三木様は、なんと、お礼申し上げますとお話を始められました。 本校で長年かかわらせて頂いて来た「農業大学校」「農業小学校」「街頭での振り売り」「須坂駅前のプランター」「長野電鉄須坂駅広場の緑化」「臥龍公園の桜の保全」。 更には、強風で吹き飛んで転がったゴミ箱を帰宅中の本校生徒が片づけたという出来事にまで触れて、日頃の活動に感謝の意を表して頂きました。 生徒はもちろん、職員も保護者もうれしい気持ちになるお話でした。県会委員村石様からは、同窓生でもあり寂しいが新校で新たな伝統を築いて行ってほしいとの希望が託されました。
 伝統の『卒業生を送る会』は、園芸の再発見・思い出スライドショー・記念品贈呈、そして帽章の引き継ぎへと進みました。 これまでは在校生の生徒会長の襟に付けて引き継がれて来た伝統の帽章ですが、今年は生徒会室に飾られることになります。
 卒業式・閉校式・卒業生を送る会、またその間の休憩時間、そして各クラスでの最後のLHR、多くを記載したいところですが、次の写真をご覧いただいて、 最後の園芸の卒業式が和やかな中、笑顔と、少しの涙で終えたことをご覧いただきたいと思います。


式典を終えてからの生徒達の表情

 須園キャンパスの夜、明日の卒業生の登校に向けて準備中です。                            2017年 3月 3日(金)

卒業式の予行の後、会場準備がすっかり整い、明日の卒業式・閉校式を待つばかりと一息ついた頃、ふと、3年生のホームルームを見ると明かりがついていました。
 だいぶ遅い時間になっていましたが、卒業生の教室では、2年生の生徒会執行部の有志が、各教室の飾り付けを行っていました。 3年間毎日向かった黒板には、卒業をお祝いするメッセージとイラストが描かれ、廊下には花紙によるデコレーション。思い出の写真コーナーには、 卒業アルバムに採用されなかったたくさんの思い出の一コマが並べられていました。
 明日の朝、卒業を迎える先輩達が登校した時に喜んでほしいと願って、夜遅くまで飾りつけをしていました。 2年間、園芸の最後の先輩として背中を見立て来た第69回卒業生への感謝の気持ちを込めた飾り付けです。 園芸高校は閉校となりますが、思いやる気持ちも伝統として引きがれています。

 須園キャンパスでは、卒業式の予行と生徒表彰を行いました。                                   2017年 3月 3日(金)

会場の準備がすっかり整った体育館で、園芸最後の卒業式の予行を行いました。園芸の卒業式は今回の第69回長野県須坂園芸高等学校 卒業式が最後になります。 明日は、園芸の最後の卒業生を須坂創成高校の第1期生・第2期生の農業科・工業科の生徒達が見送ります。そして、多くの来賓の皆様にお越し頂いて閉校式を行います。
 さて、節目節目で行われている恒例の生徒表彰も行いました。2学期終業式以降に受賞を果たした生徒達です。おめでとうございます。
産業教育関係学校優良卒業 産業教育振興会中央会表彰 1組:竹内くん
             産業教育振興会県表彰  1組:安藤さん
全国農業高等学校校長会表彰 園芸科 果樹科学コース 4組:神戸さん
                  野菜科学コース 4組:犬飼くん
                  フラワーデザインコース 1組:中條さん
              食品科学科 微生物バイオコース 3組:佐藤さん
                    食品製造コース 4組:相沢くん
              農業経済科 流通経済コース 4組:中村さん
                     情報会計コース 4組:池田さん
              造園科 環境工学コース  2組:七海さん
                  緑地計画コース  1組:増田さん
                  造園技術コース  1組:菅沼くん
長野県学校農業クラブ連盟表彰 須坂園芸高校農業クラブ会長  3組:檀原さん
全国造園デザインコンクール 入選 3-1丸山さん、3-1増田さん、3-3小林さん
日本農業クラブ活動奨励賞  67th日本農業クラブ全国大会 平成28年度大阪大会 農業鑑定競技「園芸」 優秀賞(3年連続) 3-1竹内くん
              日本農業クラブ北信越大会 優秀賞 プロジェクト発表会 分野Ⅰ類「生産・流通・経営」 須坂園芸・須坂創成高校 作物クラブ
日本漢字能力検定 2級 1-3松島さん
全国農業高等学校長協会アグリマイスター認定表彰 プラチナ1名:3-1竹内くん   ゴールド30名

 須園キャンパスでは、創成2年生は進路ガイダンス,創成1年生は明日の園芸最後の卒業式の準備                          2017年 3月 3日(金)

今日は朝から登校して、創成の1年生は、園芸高校最後の卒後式の会場準備をしてくれました。 体育着に着替えて、設計図の通りにシート式・紅白幕・パイプイス並べをしてくれました。ステージには、今日に合わせて開花させた桜が堂々と咲いて、明日の卒業式を待っています。
 創成の2年生は、就職希望者は須坂駅前のシルキーホールで就職ガイダンスを行い。地元企業の数社から、就職とは・企業所の業務内容などを紹介して頂きながらの就職ガイダンスを行っていただきました。
 進学希望者は、校内の各教室に分かれて分野別の進路ガイダンスを行いました。まだ、希望分野が固まっているわけではありませんが、希望する分野の2分野に参加して、 お越し頂いたその分野の専門の担当者から説明をお聴きしました。
 いよいよこれで3学年へと進級するので、各自の進路実現に向けて、情報収集をしたり、日々の高校生活の中で自分自身を磨きあげて行ってほしいものです。

 創成1年生,今日は農業科が企業見学の発表会を行う                       2017年 2月20日(月)

今日は、農業科が2時間連続の「産業基礎」の時間に、過日行われた地元企業見学の発表会を行いました。工業科は2/16(木)に地元の協力企業の方にご覧いただく中、既に行っています (掲載はこちら)
 この「産業基礎」授業は須坂創成高校の1年生の特色科目であり、入学した4月から1年間にわたって、『産業人として修得しておくべき基本的な事』を学んできました。 教室での座学の他、地元経営者から講演をお聴きしたり、検定に取り組んだりして多角的な授業展開を行ってきました。 今日は、11/14(月)に行った地元の企業見学をまとめたプレゼンテーションを行うことで、主体的な活動を学習しました。 班ごとに見学に行った企業が異なるので、その会社についての情報や、そこで学んできたことなどを発表し合いました。
 「人に伝える」という技術は、社会人として必ず身に付けておくべきスキルです。人前に出て話すことが得意な生徒も、そうでない生徒も頑張って発表をすることができていました。 発表を聴く側の聴衆も大事な勉強です。人の伝えようとすることを汲み取り、自分のものとして吸収することも大事なスキルです。 今日の「産業基礎」は、発表者も聴衆も真剣に取り組んで、有意義な学習の時間となりました。

 創成工業科 1年生は、須坂創成高校地域連携推進委員会にて企業見学の発表会を行う                       2017年 2月16日(木)

須坂創成高校の創設時より、工業科ではインターンシップ(職場体験)を重要視して、この地区の将来の人材の育成に重点を置くことを目的に据えています。 そのため、2年・3年時には出かける日数の長短はありますが、地域の工場へ出かけての職場体験・研修するデュアルシステムを導入しています。
 この日は、来年度企業研修へ出かける1年生が、その準備として、受け入れ先の企業の方々をお招きして、1年生40人が過日伺った企業訪問(これについては後述します)の報告会を行いました。 須坂創成高校地域連携推進委員会のメンバーであるデュアルシステム受け入れ先の企業の皆さんの前でのプレゼンテーションとあって、相当に緊張した発表でした。 本校では、こうした経験の積み重ねや、2年・3年時の現場での体験や経験が、将来を担う人材を育成すると信じています。
 最後に、デュアルシステムを8月に体験した2年生が、体験しての感想・反省点を後輩にむけて語りました。こうした縦の連携も、将来を担う人材を育成に役立つと考えています。
 日常業務のお忙しい中、都合を付けてお越し頂いた企業の皆さんには、つたないプレゼンテーションに見えたことと思いますが、次年度には更に成長した生徒達が伺いますのでよろしくお願いします。
 さて、工業科の生徒が伺った企業訪問は、11/14(月)産業基礎の2時間続きの授業の時に行われました。須坂創成の須園キャンパスには、農業科3クラスと工業科1クラスがあり、 その4クラスが専門学科の枠ではなく、将来の職業や興味から8企業に分かれて、約20名のグループで視察に伺ったものです。須坂地域に住んでいても、 高校1年生では企業名も知らない、ましてや、事業内容は全く知らないので、地元企業を知るうえでも将来の職業観の面でも、大変有意義な研修会でした。
 この企業訪問の報告会を、工業科では2/16(木)に地域連携推進委員会に属する企業の方々をお招きして行いました。 農業科では、本日2/20(月)の産業基礎の時間にそれぞれのクラス毎に訪問した企業について報告し合う予定です。  

 農業科3年生の課題研究発表会                            2017年 2月 3日(金)

須坂園芸高校の最後の課題研究発表会を行いました。例年は、須坂市の「メセナホール」を借り切って、長野県農業試験場長・長野県農業改良普及センター長・ 地元JAなど多方面からの専門家、また、保護者・地域の皆さんにお越し頂き、農業科3年生の各コースの課題研究発表をお聴きいただいた後に、専門家の皆さんからは講評を頂いている大規模な「課題研究発表会」なのですが、 今年は、「メセナホール」が工事で借りられず、また、校内のインフルエンザも心配なので、各小学科(園芸科・食品科学科・農業経済科・造園科)毎の小規模な「課題研究発表会」となりました。
 園芸高校の3年生の他に、創成高校の1・2年生の農業科はもちろん、工業科と商業科も同席して、大スクリーンを使ったプレゼンテーションをみんなで聴くという大規模な企画だったのですが、残念です。 園芸高校と須坂商業高校との統合により、「マーケットの活動について」と題した須坂商業高校の発表も3回目を迎えようとしていましたが、こうした事情で今年は小規模な開催でした。 なお、昨年・一昨年の課題研究発表会の様子は、 こちら2015と、 こちら2014 です。
 小学科毎の各会場で行われた今日の発表題目は次の通りです。
    園芸 果樹科学コース 発表Ⅰ 温室根域制限栽培でのナガノパープル及びシャインマスカットの無核処理の研究
               発表Ⅱ リンゴ「つがる」の樹形の違いが果実品質に及ぼす影響
    園芸 野菜科学コース 植物工場の基礎研究
    園芸 フラワーデザインコース 花とみどりのまちづくり事業活動 ~カンナの鉢栽培と底面給水からエコ活動~
    食科 微生物バイオコース 天然微生物の探索と利用に関する研究
    食科 食品製造コース ワイン醸造用ブドウ栽培の研究と地域食材を利用した食品開発
    農経 流通経済コース Hey Siri! 風さやかの施肥法とみんなの取り組みを教えて
    農経 情報会計コース 耕作放棄地再生プロジェクト ~小麦と綿で未来につなぐ農村文化~
    造園 環境工学コース 私たちの集大成  発表Ⅰ ふじ棚『蘇生』プロジェクト
                        発表Ⅱ ~竹炭の底力~竹炭による藻の発生抑制の研究
    造園 緑地計画コース 造園空間のデザインと作品の紹介
    造園 造園技術コース ストックマネージメントの視点から見た庭園のあり方について ~「築山山水庭」を例にした実証実験 ~

 農業科2年生のコース学習の様子 その2です。                            2017年 1月27日(金)

須坂創成の農業科2年生の専門科目の中のコース授業の様子の第2弾です。
 竹垣の製作という「動」の活動とは反対に、今日は「静」の活動ともいえるデザインの実習です。3年生が最後の集大成ともいえる「全国造園デザインコンクール」 へ応募を済ませ、世代が交代し、いよいよ2年生が本格的にデザインの製図を始めます。日頃の授業で基本を学び、日々の生活で感性を磨いていってほしいものです。 年末までの約11か月間、はばたく練習をして、今度の冬には社会人も応募するデザインテストという大海原へと飛び立たなければなりません。今日のデザイン室の生徒達が、 白鳥の雛に見えてきました。
 一方、外では園芸農学科 野菜・花きコースの生徒達が、3年生で実習する「花き」の実習の為に、プランターの手入れを行っていました。 植え付ける花の準備も進み、ビニールハウスの中ですくすくと育っています。

 農業科2年生のコース学習の様子です。                            2017年 1月25日(水)

今日は、須坂創成の農業科2年生の専門科目の中のコース授業の様子を取材しました。
 造園科の生徒達は幅70cm高さ50cmの竹垣の作成に取り組んでいました。材料は統一ですが、それぞれのデザインに基づいて材木に墨をいれ(とは言っても鉛筆です)、 本格的に、鋸と機械を使ってホゾを作ります。2時間続きの実習ですが、完成にはまだまだ時間がかかりそうです。
 食品科学科の生徒達は、(株) 信州たかやまワイナリー で醸造責任者をなさっている鷹野永一先生を再びお迎えして、講演して頂きました。 今日は、前回の講演をお聴きして疑問に思ったことを前もってお伝えしておいて、その質問に一つ一つコメントして頂きました。 ワインを飲んだ経験がない生徒達の素朴な疑問に対して、鷹野先生のこれまでの経験と書物などから調べ上げて頂いて、答えて頂きました。 「白ワインと赤ワインの違いは何ですか?」という質問もありましたが、飲んだことのない人に味を伝達するのは難しい事だと筆者は思いましたが、 鷹野先生は、果物の持つ色から想像して赤はラズベリー系、白はレモンや柑橘系の果物の味わいを想像してほしいと話しておられました。 鷹野先生の目標は、高山村を世界に誇れるワイン産地にすることだそうです。良いワイン産地には、いい造り手、いいワイン、そして、いい飲み手が必要とのことです。 今日の聴き手の生徒達は食品科学科の生徒ですが、将来、いい作り手よりは、いい飲み手になってしまうかもしれません。 普段の学校生活では聴くことが出来ない「その道の専門家」のお話を聴くことができて、とても価値ある時間だったと思います。

 大雪の為に、本日1/17(火)は臨時休校とします。                            2017年 1月17日(火)

始発から長野電鉄が全面運休、開通の見通しは立っていません。また、須坂市内の交通状況も悪いために、本日は「臨時休校」とします。
 先週末からの日本列島全体の大雪に、ここ須坂も見舞われました。更に、夕べから朝までの積雪が予想外に多く、 生徒の足である「長野電鉄」は全面運休となっています。 また、市内の道路は除雪が進まず、雪の片付先もない状況で、歩道も路肩も雪だらけ、車がやっと通れる状態です。
  9:00掲載: 今後の天気の様子や長野電鉄の様子しだいですが、日以降の授業予定は追って連絡します。
 16:55掲載: 学校連絡メールにて、明日の連絡を行いました。(長野電鉄の須坂⇔湯田中は運転していません。)
 17:00掲載: 明日は通常の日程で授業を行う予定です。もしも、公共交通機関が不通の場合には、無理な登校はせずに、遅刻・欠席を学校へ連絡して下さい。  

 創成(須園キャンパス)の1年の「産業基礎」講演会 「﨤町遊覧園ぼ農業経営」  (創成 農業科・工業科1年 ) を行いました。           9月 5日(月)

総合技術高校として本校の特色科目「産業基礎」で、1/16(月)に第6回目の講演会を須園キャンパスで実施しました。
 創成高校須園キャンパスの1年生の農業科・工業科158名向けに、マルロク﨤町遊覧園園主 﨤町 廣様にお越しいただいて、 「マルロク﨤町遊覧園の農業経営について」の講演会が行われました。
 講演が始まるといきなり黒板に漢文を書き始めて、
人間にはそれぞれ天性がある。天性を伸ばすのが人間の道である。その道をしっかりとするものに整えるのが教育である。 百姓であることは、百の仕事をこなすということ、多くの能力を持った人という意味である。農業とは、幅広い総合産業である。 農業、農村には、食料の生産供給の機能以外に、国土の保全機能など多面にわたる機能を持っている。 その貨幣的価値は、農水省の試算では、8兆8000億円とされている。と﨤町さんは肉声で生徒達に語り始めました。
﨤町さんの遊覧園の栽培面積は、ぶどう1.25ha、りんご45aで、ブドウとリンゴを生産・販売する観光農園を経営しています。 15年前頃より種なしブドウの需要が増え、さらに5年前から皮ごと食べられるブドウへと顧客動向が変化してきているそうです。
 最後に、「もし可能であれば自分の住んでいる地域を一度離れてみること、そうすれば離れることで見えるものがある。 離れることで得たものを持って、再び信州へ戻って来てほしい。人生の選択の巾を広げるような努力をしてほしい。 そのために今やること、それは今勉強すること、そうすることが人生の選択の巾を広げることにつながる。 自信と誇りを持って頑張ってほしい」と激励の言葉をいただきました。
今回の講演会は、農業・農村の持つ多面的な機能と農業経営について知る良い機会になりました。 また、農業経営だけでなく、一人の人としての生き方の見本を示していただきました。 「産業基礎」の授業で校外から講師をお迎えしての講演会はこれが最後となりました。

 外部講師によるワインに関する講義  =園芸科 食品科学科 食品製造コース=                2017年 1月11日(水)

本校の農業科 食品科学科 食品製造コースでは、食品の生産から加工までの一貫した学習の素材(教材)として、ワインブドウの栽培およびワインの試験醸造に取り組んで10年になります。 今日は、長野県の事業『信州学』の活動の中で、本校の食品科学科2年生は、校外からの講師にお越し頂いて、 ワインに関する講義を専門家から直に受講することになりました。
 講師を務めてくださったのは、(株) 信州たかやまワイナリー で醸造責任者をなさっている鷹野永一先生です。 鷹野先生は、大手ワインメーカーで醸造や商品開発などを担当した後、高山村のワイン専門職員を務めていた方です。 これまでの豊富な知識や経験から、深く広いワインの世界をお話しいただきました。
 演題は「ワインぶどう栽培の魅力と展望」。ワインや醸造などに関する基礎的な内容をお話しいただきました。 将来は食品加工の職業を目指す高校生は、先生の体験を交えてのお話を聴きながら真剣にメモを取り、多くのことを吸収しようとしていました。
 鷹野先生には、次回の講師も務めていただきます。次の講義では、今回の講義での質疑への応答や、須高地域におけるワイナリー開設など、 さらに実践的なお話をしていただく予定です。

 今年も「全国造園デザインコンクール」へ応募します                             2017年 1月10日(火)

3学期が始まった1/6(金)のデザイン室は夜まで明かりが灯っています。毎年、造園科緑地計画コースの生徒がチャレンジしている 「全国造園デザインコンクール」への応募作品の最後の仕上げをしていました。年度当初から構想を温め、日頃の授業でノウハウを高め、 12月に入ってから応募作品のデザインに取り組みました。年末年始休業中も製図に取り組んで、いよいよこの三連休が最後の詰めとなりました。
 締切は1/13(金)、発表は1月の下旬です。これまでの先輩たちも同じように取り組んできており、毎年いずれかの賞を受賞して来ています。 また、学校としての功績を讃える『文部科学大臣賞』は通算で9度受賞して来ています。 社会人・大学生・専門学校生も公募するこの「全国造園デザインコンクール」ですが、これまでの先輩の実績のプレッシャーを感じつつ、 それぞれの生徒は2年生で初挑戦、3年生で連闘またはリベンジ挑戦をするという歴史が継承されています。 今年度の生徒たちにはプレッシャーをかける一言ではありますが、発表が楽しみです。 なお、これまでの造園科の取り組みは 「造園科」のページに 掲載してありますので、ご覧下さい。

 謹賀新年  みなさまのご健康とご多幸をお祈りいたします。 今日は、3学期始業式を行いました                 2017年 1月 6日(金)

3学期が今日から始まりました。須坂園芸高校にとっては最後の学期となります。須坂園芸高校は現在の3年生が卒業する3/4(土)に104年の歴史を閉じます。 閉校を迎えますが、この2年間は駅伝でいうところの襷の引き継ぎ期間でした。須坂園芸と須坂創成が同時進行していました。襷の引き継ぎが2年間とは長いと 思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、園芸高校の歴史を1区間104年と考えれば、この2件間は、まさに襷の引き継ぎでした。その引き継ぎもいよいよ この25日間で終えようとしています。
 さて、今日の始業式ですが、そうした思いを須坂創成の2年生が感じ取ってくれたようで、開式の前に全校へ訴えたいと応援委員長の篠原くんが申し出て、 「あと2回となった須坂園芸の校歌をみんなで精一杯歌ってほしい、また、3年の先輩も、歴史が受け継がれる須坂創成の校歌を一緒に精一杯歌ってほしい」 と訴えました。これまでも、生徒達はけっこう元気に歌って伴奏に負けずに声が聞こえていました。しかし、須坂園芸の歴史が終わろうとしている今日の始業式では 堂々と、そして、晴れ晴れと終わりたいという気持ちが高まってのことと思います。大体育館に響き渡る園芸と創成の校歌で、3学期が始まりました。
 校長先生のお話の中では、さっそくこの事にも触れられて、思いやる気持ちの自主性を褒められました。続いては、校長先生がこの年末年始を過ごす中で感じた事が 話されました。年末年始の同じような内容のTV番組を消して、 じっくり新聞を読んだ。今の世の中、インターネットの検索画面のトップには、間髪を入れずに世界中の出来事の見出しが湧き上がってくる。 一方で新聞は早くて翌日、もしかしたら特集記事として数日後に掲載されることになる。とかく、即効性が重んじられ、また、手軽さからインターネット 重視になりがちであるが、新聞には良さがある。一つ目は、事実と共にじっくり考えられた考察までもが書かれている。二つ目は、読み手が求めて読んでいるということ。 頭への浸透の度合いが違うこと。
 これからますます情報化が進む世の中であるが、書物して書かれた情報に触れて、目で見るだけでなくしっかり頭で考えてほしい。日々継続した取り組みで 読解力を維持し高めてほしい。
 さて、このホームページをお読みいただいているみなさまへ、新年あけましておめでとうございます。須坂園芸のホームページは、閉校へ向けて 着々とカウントダウンしていますが、学校の近況を最後まで掲載する予定です。本年もよろしくお願い申し上げます。

 2学期終業式と生徒表彰                    2016年12月27日(火)

今日の日程は、3時限授業の後に大掃除を行って、2学期の終業式を行いました。一番長い学期で行事が多かった2学期であり、年の瀬間際でもあり、 振り返ると感慨深い心境になります。初めに、2学期の間に課外活動などで表彰された生徒の生徒表彰を行いました。次に掲載した皆さんが各方面で活躍して表彰されました。
   簿記能力検定 1級 3-1安藤さん
   地区税務協議会長賞 第55回 税に関する高校生の作文「税とわたしたち」 3-1安藤さん
   県教育委員会 優秀賞 キャリア教育弁論大会 2-1松尾さん
   商業高校 ビジネス文書実務検定 1級 3-2松澤さん
   産業教育振興会(表彰状)「風さやかがおこす稲作の新しい風」  (代表)3-2宮尾さん
   大阪経済大学 奨励賞 16th高校生フォーラム17歳からのメッセージ  3-3則友さん
   ICI石井スポーツ賞 東京大丸デパート全国農業高校収穫祭 (代表)3-4池田さん
 校長先生のお話では、先ず、園芸高校の校歌を歌うのもあと2回。と感傷的なフレーズで始まりました。104年の歴史の『須坂園芸』、 90年の『須坂商業』の思いを引き継いでほしい、ともお話されました。2学期を振り返って、産業の目でとらえた学校生活であった、 初めての取り組みとして「研修旅行」を行って得るものが多かった、このように多くの生徒達が校外で活躍して表彰された、今年も就職希望者の内定率は100%を達成した、 地元の須高ケーブルTVのスタッフからは地域に愛されている学校ですねと褒めて頂いた、などの校長先生から2学期の好印象ま面がお話しされました。
 また、須坂市の米子瀑布の映像がNHK大河ドラマ『真田丸』のオープニングに使われ、地元に近い上田や松代の歴史に注目した一年であったが、 世界に目を向けると、ヨーロッパでもアメリカでも大きな歴史的な変化が起こった一年であった。
 明日からの年末年始休業では、それぞれの一年を振り返り、自分に目を向け、家族に目を向け、そして、世界に目を向けて新年を迎えてほしい、と締めくくられました。
 さて、本校のホームページをご覧に頂いている皆さま、日々、学校の様子をお読みいただいてありがとうございました。皆さま方、良いお年をお迎えください。

  北信高校新人戦で、男女バレーボール部は県大会への出場を決める   2016年12月17-18日 於 男子:南長野運動公園、女子:篠ノ井高校

 北信高校新人戦の最後の種目となったバレーボール競技は、12/17-18に男子は南長野運動公園、女子は篠ノ井高校で行われました。 二日間の熱戦の末に、創成高校男子は北信5位、女子は北信7位となり、1/14-16に長野市で行われる新人戦県大会への出場を決めました。 創部から2年目の男子は昨年に続いて県大会へ出場です。須坂商業からの伝統を引き継ぐ女子は県大会の常連校です。 創立2年目の『須坂創成』ですが、県大会でも好成績を残して、新たな歴史を刻んで行く意気込みです。br>  なお、12/20に対戦校が決まり、男子は東信4位の上田西、女子は東信2位の上田西と対戦します。
 (1/14(土) 会場 男子:東和田の長野運動公園総合運動場総合体育館、女子:長野南高校体育館)

<男子の戦況>  一日目、1回戦を勝ち上がってきた長野商業高校と初戦で対戦し、序盤いきなりの0-5、タイム!!。気を取り直して5点のビハインドを追って6-6で並び一挙に10-6で、相手がタイム。その後はリードを保って25-18。2セット目はサーブで始まり1-0と先取するも、4-4。2・3点差のリードを保ちながらスコアが進み、23-19となりマッチポイントを意識し始めた途端に連続失点で23-22。タイムを取るも23-23。追いつかれて苦しい展開の中、連取して25-23。ベスト8を決めて県大会への出場を決めました。
 2戦目は長野日大高校、1セット目は強豪校相手に頑張ってシーソーゲーム展開を続けるも、20-25。2セット目はまったく歯が立たず9-25。
 二日目、5位~8位決めトーナメントの初戦は長野高校。シーソーゲームで食らいついて行くゲーム展開が続き、13-16でタイム。18-18で追い付き、19-19,20-20,22-20,シーソーで得点して25-23。2セット目は4-4から離されて7-12。追う展開で21-24。後のないこの場面でサーバーのメンバーチェンジ。緊張のサーブとスパイクが続いて24-24。更に25-24、先にマッチポイントをつかむも、3点を失い、25-27で2セット目を奪われました。3セット目は、序盤4-4から一挙に13-5。しかし13-9まで4点を追い上げられる。優勢のまま得点を重ね、25-18。フルセットの末に長野を破りました。
 続く5位6位決定戦は、松代高校と対戦。善戦するも攻め込まれて1セット目は22-25。2セット目、2Fギャラリーからの大きな声援に支えられてデュースに持ち込んで競り合った末に、28-26。この試合も3セットにもつれ込んでまたもデュースになりそうな場面24-23で、相手のスパイクをセンタープレーヤーのブロックでシャットアウト、25-23。北信5位となりました。

 長野県にある総合技術高校の先生方の研究会が行われ、授業参観と「植物工場」実験室を見学されました。 2016年12月15日(木)

長野県には3校の総合技術高校(飯田OIDE長姫・佐久平総合技術・須坂創成)があり、 各校の教職員で「総合技術高校研究会」が組織されており、今年度第3回目の研究会が、須坂創成高校須園キャンパスを会場に開催されました。
 今日の研究会の最初は、須園キャンパスで行われている農業科工業科2年生の「学科連携」の授業参観を行いました。 「学科連携」とは、学校内の他学科の専門科目を履修する科目です。須園キャンパスでは、
  農工の生徒が、商業科目(「ビジネス実務」「マーケティング」「経済活動と法」「簿記」)、
  農の生徒が、工業科目(「工業管理技術」)、
  農工の生徒が、産業科目(「植物工場」)
を選択して学習します。
 今日は、須園キャンパスで行われている6科目の授業を少しずつ参観しました。 (なお、須商キャンパスでは、商業科の生徒が、農業科目(「農業と経営」「草花」「食品製造」)、工業科目(「機械工作」「工業管理技術」)を選択して学習しています。)
 須園キャンパスで行われている6科目の「学科連携」では、いずれの教室でも、農業科と工業科の生徒が一つの教室内で、 自分の専攻以外の学科の専門科目を共に学ぶ姿にとても好感がもてました。 特に「植物工場」の授業では、各グループが農業・工業の両方の生徒で構成され、工業の専門分野については工業科の生徒がアドバイスをしたり、 また逆に、農業科の生徒からも、農業についてのアドバイスをするなどお互いに専門性を生かし合う姿が見られ、とても素晴らしい授業展開でした。 また、商業科目でも、授業に真剣に取り組む姿が見られて、他校の先生方からはお褒めの言葉をいただきました。
 見学後の研究会の総括では、三澤総合技術高校研究会委員長(飯田OIDE長姫高等学校長)から、
 「総合技術高校の構想の段階で、学科間連携において、3つのステージが想定されていた。1つは、産業の基礎的な事柄を共通のテーマとして、 3学科共通の授業を展開する。2つは、他学科の専門科目を相互に履修し合う。他学科の生徒同志が、相互の学科の専門性を学習し合う。 3つは、それぞれの専門性をもちながら、集り新たなテーマでプロジェクトを築きあげる。 その3つのステージが須坂創成高校では実現されている」
とのお言葉をいただきました。日程の最後に、新設された植物工場と工業棟の施設設備の見学を行い研修会を終了しました。

 信州大学繊維学部から7名、長野県教育委員会から2名が、須坂創成高校に新築した「植物工場」実験室を見学されました。 2016年12月15日(木)

須坂市に新設が決まった総合技術高校(須坂創成高等学校)の特色の一つに『植物工場』をテーマにした授業や研究活動を行うことが盛り込まれました。 県下の高校の中では初めての取り組みなので、構想の段階から、信州大学繊維学部内にある「信州大学先進植物工場研究教育センター(SU-PLAF)」に支援して頂きました。
 新校発足前の設計時から支援して頂いて、今年で4年目となります。お陰様で、やっと実際に植物が育ち始める段階までこぎつけることができました。 本日はそのご支援への感謝の意と、今後も引き続き授業や研究活動のアドバイスを頂くために、実際に現場を見ていただくことになりました。
 信州大学からは、信州大学繊維学部教授 野末雅之センター長 をはじめとする7名が、長野県教育委員会からは2名が、見学に来てくださいました。 施設を見学した後、さっそく、野末センター長からは「植物工場の施設が高校にある意味」「教育にどう生かすのか」と、 今後の植物工場の活用方法や「学会でのポスター発表をしてみてはどうか」という情報発信も必要であるとの助言を頂きました。
 創成高校の『植物工場』は稼働し始めたばかりですが、信州大学先進植物工場研究教育センターの皆さまからは引き続きご支援をいただきながら、より良い授業と研究活動を目指していこうと決意を固めました。

 H28 第55回 税に関する高校生の作文 に本校も応募して、安藤さん(農業科3年)が入賞して、本日、賞状・記念品の受賞となりました。  2016年12月 8日(木)

毎年、園芸高校の農業科(農業経済科)では、簿記資格や今回のように「税に関する作文」など商業に関する学習も行って来ています。
 本年度は、安藤さん(農業経済科流通経済コース3年)の作品「税とわたしたち」が、地区税務協議会長賞を受賞しました。 長野税務署から署長の増田さんと広報の長谷川さんがお越しくださり、本人には「地区税務協議会長賞」を、学校には「感謝状」を下さいました。 署長の増田さんからは激励のお言葉があり、短期大学の商業科への進学が内定している本人からは、今回の受賞を生かして一層の勉強していきたいという決意、 そして、日商簿記2級を取得後に取り組んでいる日商簿記1級の勉強の中でも税の勉強が役立っていますと述べていました。 なお、この「第55回 税に関する高校生の作文」を扱った長野税務署管内では、5高校が各賞を受賞したそうです。

 さて、12月になっての本校のクリスマスツリーの電飾の紹介を行いましたが、降雪の冬を間近に控えて、校内の通路も雪の準備も着々と始まっています。 本校には農業、工業の実習棟が多くあり、棟校舎間の通路では、風を伴う雪降りには通路にも雪が入ってしまいます。 そこで、事務室が冬に備えて、スリップ防止のゴムマットを敷いてくれました。 ここは、雪も雨のい吹き込むし、傾斜もある通路ですが、これで安心です。

 12月になって、構内に園芸高校の恒例 クリスマスツリー が出現しました。                        2016年12月 8日(木)

ここ数年は、12月になると商店に限らず、電飾でクリスマス雰囲気盛り上げている個人の家庭が数多くなりました。 本校も例年、この時期には校内の立木に電飾を施してクリスマス気分を盛り上げています。
 12月に入った12/1には早速、フラワーデザインコースの先生と生徒達は校内のエゾマツの電飾にとりかかりました。 クリスマスツリーに今年選んだエゾマツは7m程の高さがあり、高所作業車(普段は果樹の収穫に使っています)も使って、大掛かりな電飾となりました。 夕暮れが早まっているので、授業を終えて帰宅の途に付く頃には、クリスマスツリーの電飾がきれいに際立って見えます。
 学校生活は、2学期期末テストを終えて保護者懇談を控えています。生徒会選挙で選出された生徒会長の他、各委員長などの組閣も出来て、 来週には生徒総会・一斉委員会が行われる予定です。学校生活も師走を迎えて慌ただしい毎日を過ごしています。  

 北信ブロック学校人権教育連絡協議会の公開授業と研究会を行いした。                        2016年12月 6日(火)

須坂園芸高校では、過去8年間程に渡って、野菜クラブが課外活動として須坂市内の小学生の食育・農産体験のための『すざか農業小学校』に協力しています。 また、農業科の生徒が隣の森上小学校とも給食の食材となるタマネギの植え付けや収穫の体験にも協力しています。
(『すざか農業小学校』の活動の様子はこちらに、 給食の食材タマネギの活動はこちらに 掲載してありますので、ご覧下さい)
 今日は、北信ブロック学校人権教育連絡協議会の担当校として、世代間交流教育の実践報告を行いました。生徒がこれまでの自分達の活動をパワーポイントを使って発表したり、 ブレーンストーミング、KJ法を使って、今後の活動の改善点を協議したりする姿を、公開授業として見学してもらいました。
 多くの見学者が居る中でも、生徒達は普段と変わりなく活発に活動していて、来校者からお褒めの言葉を頂きました。地元の農業高校が小学生と接したり、 農業についての知識や技能を少しずつ伝授している日頃の活動を知って頂く良い機会となりました。

 今秋のLHRは、次期生徒会役員の立会演説会と投票です。その前に、秋季クラスマッチの表彰式を行いました。           2016年11月17日(木)

6時限のLHRは、全校が体育館に集合して、先ずは秋季クラスマッチの表彰式を行いました。体育委員会による運営で、4種目(男子サッカー、男子バスケットボール、女子卓球、女子バスケットボール)の優勝クラスの表彰が行われた後、 総合上位の3位が賞状と賞品を受賞しました。総合3位は3の2、総合2位は2の2、総合1位は2の4でした。 クラスマッチの翌日の朝に、放送で結果発表が行われてあったので、場内は少々盛り上がりに欠けましたが、ステージの受賞者たちは満面の笑みでした。
 引き続いて、生徒会の会長・副会長の立会演説会を行いました。選挙管理員会の運営で、先程とは打って変わって、厳粛な雰囲気で、各立候補者の選挙演説が行われました。 候補者と推薦人からは、「日頃の研究発表とは違った緊張感でした」との感想が漏れましたが、いやいや、立派な選挙演説でした。日頃のプレゼンテーションのたまものです。
 続いては、須坂市の選挙委員会から本物の投票箱をお借りしての選挙です。投票の記入台も借りて本格的に行いたいところですが、時間の関係で、投票箱だけ本物で実施しました。
即日開票で、発表は明日の朝のSHRです。

 収穫祝を行いました。大規模な人数(園芸の3年生徒+創成の1・2年生の総勢720人)で、式典・生徒発表・会食を行いました。     2016年11月11日(水)

農業高校の恒例行事『収穫祝』を行いました。式典では、学校長から日本の農業と戴きますの感謝の気持ちなどについての講話がありました。 また、同席戴いたご来賓を代表して、同窓会長の村石さん、PTA会長の志賀さんからもご祝辞を賜りました。 園芸高校としての『収穫祝』は今回が最後となりましたが、園芸高校の3年生と須坂創成高校の1・2年生は農工商の全部の科が同席して、 総勢720名での大規模な『収穫祝』となりました。
 祝辞の後の各種 生徒表彰では、農業科の農業クラブ全国大会の表彰、デザインコンテストの表彰、日商簿記検定2級の表彰、商業科では、須坂物産品認定証の授与が行われました。
 続く生徒発表では、各科からの代表生徒のプレゼンテーションが行われました。発表された研究内容はかなり専門的で、専攻外の生徒達が全員理解できたかどうかは分かりませんが、 どのグループの発表も流暢で立派なものでした。色々な場面で鍛えられているプレゼンテーション能力は高いレベルです。
   農業科:県大会を突破した意見発表、プロジェクト発表
   工業科:デュアルシステム(産学連携の就業体験)の報告
   商業科:『くますぎ商品開発』の報告
 その後は、クラス毎に18会場に分かれて会食を取りました。メニューは、お赤飯・トン汁・リンコです。お赤飯は、先生達が朝の5時から大型の蒸気釜で蒸かしました。 トン汁は9時から食品加工科の生徒も加わって、お替りの分も含めて約1000杯分作りました。リンゴは校内圃場で収穫した「ふじ」を一人1個。 食材と食事を作ってくれた方々に感謝して、「戴きます!」。楽しい昼食時間を過ごしました。みんなで同じメニューというのは、小中学校の給食以来で、楽しかったですね。

 株式会社 青木鉄工所社長 より、演台一式を寄贈して頂きました。                     2016年11月9日(水)

本日、株式会社 青木鐡工所 の青木光幸社長が本校へお見えになって、ステージの演台一式を寄贈して頂きました。
 地元企業の(株)青木鐡工所、(株)八十二銀行の教育活動への貢献として、本校へ教育に係わる物品を寄贈して下さいました。 学校長、教頭、事務長が贈呈式に参加して、ありがたく頂戴しました。今後の須坂創成高校での講演会や行事などで有効に使わせて頂きます。 誠にありがとうございました。
 さてこの贈呈に至る経緯を紹介します。
 株式会社八十二銀行には金融商品として「八十二<地方再生応援私募債>」があり、 この「八十二<地方再生応援私募債>」発行に際しては八十二銀行が受け取る引受手数料の一部を優遇し、 発行企業はその優遇分で指定する学校や教育文化施設に学校用品等を寄贈するというコラボレーション社会貢献です。
 今回は(株)青木鐡工所がこの「八十二<地方再生応援私募債>」を発行し、寄贈先として須坂創成高校をご指名下さいました。
 両会社のご厚意に重ねて御礼申し上げます。

 朝から木枯らし、周りの山が白くなり、初冠雪。                   11月 9日(水)

今日は朝から冷たい雨降りです。色付いていた栃並木の葉っぱは、昨夜からの雨と冷え込みで、道端に集まっています。 日中、日差しが差し込める時もありましたが、寒い一日でした。西の戸隠、黒姫は山頂が白くなりました。北方向と西の志賀高原は雲の中ですが、山頂は白く雪化粧していることでしょう。
 さて、収穫祝を明後日に控えて、食品加工コースの生徒達は、トン汁用の野菜の準備に取り掛かりました。1000人分ともなれば、膨大な量の野菜です。 ハクサイも玉ねぎも人海戦術で頑張ってくれました。最初は和やかに快調な包丁さばきでした。が、大勢で玉ねぎを切っているので、 だんだんと食品加工室全体が玉ねぎの「あの」刺激が充満して、涙!涙!で、声まで涙声での作業となってしまいました。 「来年は、水中ゴーグルだ!」と言っている生徒もいました。収穫祝のお赤飯とトン汁のクラスでの会食が楽しみですね。

 秋のクラスマッチが始まりました。                   11月 1日(火)

今日は秋のクラスマッチです。外の競技は男子のサッカー。室内競技は、男女バスケットボール、女子の卓球です。男女それぞれが2種目で競技に参加しています。 体育館で行われた開会式の時には心配された天候ですが、雨にならずに済みました。お日様が顔を出さず、ちょっと寒い中ですが、生徒達の元気な声が響いています。

 味噌の袋詰め =食品製造コース=                         10月28日(金)

食品製造コースでは味噌作りも行っています。通常なら寒い頃に味噌を仕込みますが、学校では年度が替わって専攻コースとして『食品製造コース』を 選んだ生徒が実習で味噌作りを始めるために、4月に仕込みをしました。熟成が進んで、いよいよ袋詰めして商品として形になり始めました。
 先生から今日の行程の説明を聞いて、それぞれの行程に分かれての実習に入りました。大きく5行程です。ラインは2列。加工食品なので、衛生面はもちろん、 内容量もシビアに作業しました。3年生は2時間授業で120個出来ました。 2年生は初めての作業でしたが、3年生に負けないくらいの袋詰め味噌が出来上がりました。今後はラベルを張って、「地元の大豆を100%使った『創成高校 お味噌』です!」と販売します。

 来月のストーブ使用に向けて、全校で防災訓練を行いました。                 10月27日(木)

『訓練、訓練、緊急地震速報が発表されました。強い揺れに警戒してください。』という放送で、今日の避難訓練が始まりました。 各教室では、激しい揺れから身を守る指示がありました。3分後、校内で地震による火災が発生したとの想定で、校庭へ避難する指示が全校に出されました。 構内放送での避難指示によって、全校生徒がグランドへ向かって避難したのは当然ですが、管理商業棟の工事に来ている皆さんも作業を中断してヘルメット姿で避難しました。
 小中高と避難訓練をして来ているので、各自が避難できるのは当然。高校生ともなれば、避難前の状況と避難後の状況を判断して、逃げ遅れた人はいないか?にまで、配慮が欲しい。 とのお話も須坂消防本部の隊員からありました。緊急時に冷静な判断が求められますね。
 避難後の実習は、練習用の消火器による消火訓練を行いました。炎も消火剤の噴出も練習用で威力は弱かったですが、消火器を噴射したことがあるという体験が大事ですね。
 災害の多い国に住んでいる我々ですから、防災意識を高めて、自分の安全、家族の安全、周りの人の安全を意識して、毎日を無事に過ごして行きたいですね。

 農業クラブ67th大阪全国大会 10/26-27 にて3名が優秀賞を受賞しました。             10月27日(木)

今年の農業クラブの全国大会は10/26-27の日程で大阪で行われました。 本校からは、長野県大会・北信越大会を勝ち上がったプロジェクト発表部門の「作物クラブ」と、学校内の農業鑑定競技を勝ち抜いて学校代表として進んだ 4名が参加しました。
 大阪から結果の速報が入り、農業鑑定競技の3名が優秀賞を受賞しました。
   農業鑑定競技 園芸の部:竹内潤之介(3年){3年連続出場で、3年連続優秀賞の受賞です}
   農業鑑定競技 食品の部:佐藤由衣(3年) {2年連続出場で、2年連続優秀賞の受賞です}
   農業鑑定競技 造園の部:下田美帆(3年) {初出場で、優秀賞の受賞です}

 先週末の『須坂創成フェア』が終わり、校内は、いつもの実習風景に戻りました。              10月25日(火)

『須坂創成フェア10/22(土)』では、保護者や須坂市内のみなさんがお越し下さり、初対面の一般の方々とのコミュニケーション出来て日頃には学ぶことの出来ないひと時を過ごす事が出来ました。 今週からは通常の学校生活に戻って、それぞれの課題に向かって真剣に勉強しています。
 工業科は、外部講師の指導の下で機械測定の検定に向けての勉強会を行っていました。農業科は、微生物バイオコースは「滴定」、食品製造コースはワインのオリ下げ用瓶詰め、造園技術コースは校内庭園の整備を行っていました。

 10/22(土)は、須園キャンパスでも『須坂創成フェア』を行います。 準備の様子=その2=           10月21日(木)

今週末に迫った『須坂創成フェア』に向けて、今日明日の午後はそれぞれのパート毎に準備に取りかかります。
 工業科の実習では、各セクション毎、作品作りに集中しています。  10/22(土)『須坂創成フェア』のご案内は、 こちら です。

 10/22(土)は、須園キャンパスでも『須坂創成フェア』を行います。            10月20日(木)

今週末に迫った『須坂創成フェア』に向けて、今日明日の午後はそれぞれのパート毎に準備に取りかかります。
 販売用にポップ作り、ミニ盆栽、クルミの軽量と袋詰め、柿の軽量と袋詰め、果樹コースではりんごの総酸度の滴定を準備をしていました。
 10/22(土)『須坂創成フェア』のご案内は、 こちら です。

 今日も秋晴れの中、実習が出来ました。放課後は、農業クラブの大阪全国大会への壮行会と生徒総会を行いました。            10月14日(金)

綺麗いに晴れ上がった秋空の下、3年生は元気に実習を行いました。気温は適温、空は真っ青、爽やかな風が流れる中での実習は、気持ちも晴れ晴れです。
 秋の内にやっておかなければならないこともたくさんあり、 来週末に迫った須坂商業・須坂創成マーケット(須坂商業で行われます)と並行して須坂園芸高校で行われる園芸・創成フェアの準備もあり、 各コースで外の仕事を行いました。
 放課後は、大阪全国大会へ出場する農業クラブの「プロジェクト発表」と「農業鑑定」の15名の壮行会を行いました。これまでの準備は既に万全ですが、 全国大会を10日後に控えて、流暢なプレゼンテーションや農業関連の知識のまとめに余念がありません。 続いて生徒総会を行い、生徒会規約の変更議案が可決されて、須坂創成高校への完全統合に向けての準備が整いました。

 農業クラブの大阪全国大会が、目前に迫りました。須坂市役所にて激励会を行って頂きました。                     10月 7日(金)

月末に迫った10月25日~27日にかけて大阪府で行われる第67回日本学校農業クラブ全国大会大阪大会に出場する15名は、 須坂市役所にて須坂市長と須坂市教育長から大会へ向けて激励のお言葉を頂きました。 三木須坂市長からは、地元の高校が全国大会へ出場することは誇りであり、須坂市の活性化にも大きな影響力がある。 須坂園芸・須坂創成高校はこれまでも応援して来ているが、新設校としても応援している。日頃の元気な活動を全国でアピールして来てほしい。このような内容で激励して頂きました。
 この大会は、農業高校生のインターハイや甲子園の相当する大会です。今回出場するのは、プロジェクト発表会に作物クラブ10名と、農業鑑定競技に出場するのは各コースの予選を勝ち抜いた代表4名。 そして、クラブ員代表者会議には本校の農業クラブ会長が出場します。
 プロジェクト発表会というのは、プロジェクト学習の成果を発表する競技です。内容は、いわゆるプレゼンテーションの形式で行われます。 作物クラブは、長野県奨励品種のお米「風さやか」の生産から販売までの学習の成果を北信越の代表として発表します。
 農業鑑定競技は、専門分野で学習する機器・材料・生物などの名称や使い方、計算問題などが出題されます。 出題は約400項目あるなかから40問が出されます。
 クラブ員代表者会議は、全国の単位クラブの会長またはそれに準ずる代表者が参加して行われる会議です。
 プロジェクト発表会、農業鑑定競技へ出場する15名は、優秀賞以上を目指して大阪での全国大会へ臨みます。

67th 日本学校農業クラブ全国大会大阪大会のHPは こちら です。プロジェクト発表の次第は、 こちら です。

 今年、野菜クラブでは『グラスジェムコーン』を栽培しており、収穫しました。                              9月20日(火)

野菜クラブでは、『世界で一番美しい』といれるトウモロコシを栽培してみました。『世界で一番美しい』と言っても、遺伝子組み換え技術によるトウモロコシではありません。 ネイティブアメリカンの農家のカール・バーンズ氏が長年かけて品種改良のみで完成させたそうです。
 レインボーコーン、虹色トウモロコシ、ジュエリーコーンともよばれているみたいです。 きれいに見えるか、毒々しく見えるかは人それぞれでしょうね。接写するとマーブルチョコのようで、きれいだと思いますが・・・。
 もちろん食べられます。トウモロコシ粉、ポップコーンとして食べるみたいですが、まだ食べていないので味などは分かりません。
 栽培方法は普通のトウモロコシと同じです。皆さんも栽培してみてはいかがでしょうか。

 今日は秋晴れ、収穫後の調査がはかどりました。                                    10月 7日(金)

秋の長雨が続きましたが、今日は快晴の秋晴れです。
 稲・レンコン・樫クルミなど収穫後の調査がはかどりました。流通経済コースは、稲穂の本数を数え上げていました。 この後は脱穀して、籾(もみ)の重量を調べた後には、一株の穂の本数や籾の個数が計算されるのでしょう。野菜科学コースは、収穫の省力化を狙った レンコンプールで地表からレンコンまでの深さを測りながら収穫したレンコンを販売用に洗って、大きさ・重量を測っていました。果樹科学コースは収穫した樫クルミのシブを 洗っていました。といっても、機械に任せっきりです。洗浄後は、こちらも販売されます。
 フラワーデザインコースは年末に向けて育ててきたシクラメンも販売できる状態まで育ってきたので、 町内に振り売りに出かけました。通りかかったご近所の方が、「きれいな赤色なので購入します」とお買い上げいただきました。

 校内圃場にて、ブドウ(シャルドネ)の収穫 (食品科学科)                                9月30日(金)

中間テストの日程を昨日で終えて、校内では秋の収穫の準備が急ピッチで進んでいます。今秋の須坂地域では、「秋晴れ」と言える日がほとんどなく、 雨降りの日が多くて、収穫時期を迎えたこの時期ですが、中間テストや学校行事の他に、お空の天気模様も複雑に絡んで、予定が立ちません。 稲刈りも今日予定していましたが延期になりました。
 また、1年生が生育観察を行っている校内圃場では、ハクサイの葉っぱが病気気味で、長雨の合間を縫って、対策に入りました。
 ブドウの校内圃場では、食品科学科食品製造コースの生徒がワイン用に育てて来た「シャルドネ」を収穫・調査を行いました。

 全国米粉料理レシピコンテスト・関東甲信越地区決勝大会(東京) にて、『特別賞』(食品科学科)                       9月24日(土)

この週末は、課題研究で米粉のレシピについて研究している食品製造コースの3年生の2名が、『全国米粉料理レシピコンテスト・関東甲信越地区決勝大会』に出場しました。 このコンテストは、プロアマ問わず出品できるコンテストで、8月に応募して書類審査を通過した15名が、コンテスト会場で腕を振って調理して、レシピ・味・プレゼンテーション力を競うものです。
 本校の滝沢君・水吉君コンビのレシピは、応募総数270件の中で書類選考を通過し、この関東甲信越地区決勝大会に臨むことができました。 コンテストには、長野県伝統の味である「おやき」を基本に据えて、生地は米粉で作って餡を須坂名物のみそすき丼を参考にした「みそすきおやき」で挑戦しました。 餡には園芸産の味噌と地域伝統野菜である村山早生ごぼうを使い、生地も米粉の特徴を活かせるように工夫を凝らしたものでしす。
 会場の東京兜町の製粉会館には8台の調理台が用意されており、60分の制限時間の中で、応募したレシピ通りの作品を作り、味や作品の完成度、米粉の使い方の工夫などの観点で審査されました。 審査員の方が見ている中での調理は非常に緊張したようでしたが、練習の成果を発揮し、なんとか60分以内に作品を完成させることができました。 調理の後は、審査員であるプロの料理人の方々へのプレゼンテーションを行いました。自分の料理をプレゼンする機会は初めてなので、生徒達は 「自分がなにをしゃべったのか覚えていない」と言っており、人前での調理よりも、プレゼンテーションの方が更に緊張した様子でした。
 結果は、全国大会出場にはつながらなかったものの、地域食材を利用したことが高く評価されて、『特別賞』をいただくことができました。 さらに、作品についても講評をいただき、今後の課題研究に大いに参考となりました。
 なお、優勝はお店を持ってプロとして活躍中の方でした。そのような方々と一緒にこの大会に参加した生徒達は、 滅多に経験することのできない機会を与えていただき、貴重な体験が出来て、多くのことを学べることが出来たコンテストでした。 

 須坂市内高校生による討論会 (於 シルキーホール)                                       9月20日(火)

須坂市学校教育課が企画・運営する『市内高校生による討論会』が行われ、本校からも5名が参加しました。 台風による生憎の大雨の中でしたが、駅前のシルキーホールには、市内4高校から20名の高校生が集まり、 コーディネーターには、地元出身の遠藤 守 准教授(名古屋大学大学院 情報科学研究科)をお招きして、 須坂市が育てていく人材や須坂市ファンの育成を見据えた討論が始まりました。
 自己紹介に続き、討論の最初は、高校生から見た須坂市について。
 各高校毎のテーブルでは、気心の知れた5人の中で、須坂市の課題についての意見を、KJ法を使って集約しました。 本校のテーブルでは、伝統野菜、耕作放棄地の利用など農業高校生らしい視点からの意見が多く出されました。 このKJ法には、本校の科目「産業基礎」や課題研究などで慣れていたので、たくさんの意見が出ました。
 続いては、各テーブルに各高校生が入り混じる形に編成し直して、各高校から出された意見を持ち寄って、 他校の生徒との意見交換の話し合いが行われました。他校の生徒が居る中でも自分達の出した意見を堂々と伝えている姿が印象的でした。
 短い時間でしたが、他校の生徒と「須坂市」という共通の話題について話し合う中で、「将来に目を向ける」という良い刺激を受けたことと思います。 また、企画した須坂市学校教育課の方々にも、地元の高校生が将来像をどう考えているか、どのような視点で須坂市を見ているか、を知って頂く良い機会となりました。

 産業基礎講演会 「創造的な学習」  (創成 農業科・工業科1年 )                                  9月12日(月)

  講師  一般社団法人 長野県発明協会 知財アドバイザー 富澤 正 氏
   演題 「くらしを支える知的財産」
 創成高校須園キャンパスの農業・工業の特色から、今日の「産業基礎」の時間に、上記の第5回目の講演会を行いました。
 農業科・工業科1年生の161名に向けて、一般社団法人 長野県発明協会 知財アドバイザーの富澤 正 様から、 『くらしを支える知的財産』と題して講演いただきました。
 最初に、携帯電話やスマートフォンで守られている知的財産権や、発明創造のサイクルについてお話しいただきました。 商品づくり(商品開発)は、人が暮らしやすくすることで、発明(知恵)を出すためには、創造力の必要さや、 モノを見る観察力が大切だということを教えていただきました。
 また、いくつかの発明商品を紹介していただいたり、開発が「発明」として実を結ぶまでの過程を分かりやすくお話しいただき、興味深く聴くことができました。
 今回の講演会では、アイデアは、人が暮らしやすく、生活の質をより良くするものを考えること。アイデアを出しやすくなるためには、日ごろから物事を観察して、アイデアの素材を入れた引き出しをたくさん作ること。これらが印象に残りました。そして、その引き出しをたくさん作るには、学校で学ぶ基礎・基本を習得し、物事を見たり考えたりする基盤作りが大切であることを改めて実感しました。
 本校は農業科・工業科・商業科のある総合技術高校です。今後、3科が協力して商品開発などアイデアを形にできるようになれれば良いと思います。

 デジタルに慣れきっている現代っ子が、アナログに挑戦しました。(創成 農業科2年 食品製造コース)                    9月 9日(金)

現代っ子達は、デジタル表示に慣れ切ってしまっています。ここ園芸・創成高校の生徒達も、デジタルっ子ばかりで、農業科目の生育観察でのデーター取りは、 重さも長さもデジタル表示の計りに頼っています。
 そこで、今日は比重計を使ってアナログ目盛を実際に読み取る実習を行いました。 「比重」という量の勉強の後、蒸留水・焼酎・ジュースの比重をそれぞれ予想しました。1/1000まで測れる比重計なので測定レンジは狭く、見当外れの物を使ったら、 メスシリンダーの底へ「ドボン」です。今までの生活の中で養ってきた経験力が試されます。 予想を元に、比重計を選択して、実際に蒸留水・焼酎・ジュースが入った100mlメスシリンダーに比重計を浮かせます。
 いよいよアナログの実力が試されます。一人一人が黙ってメスシリンダーに浮かんだ比重計の目盛を読み取ってノートに記録。席に戻って友達と比較。 あれー?小数第一位から違った数が記録されています。やはり生徒達はデジタルっ子でした。
 今日の授業では、蒸留水に比較して焼酎とジュースの比重を測ってみることで、比重計の使い方や、液体の比重についての経験力を養いました。 初めての測定でしたが、これで経験者です。こうした経験の積み重ねを実社会で生かして行ってほしいものです。

 創成(須園キャンパス)の1年の「産業基礎」の今週は、来年度の学科連携授業ガイダンス と マーケット社員研修 を行いました。           9月 5日(月)

先ず最初の1時間では、2年次選択科目の「学科連携科目」の説明会が開かれました。
 この学科連携科目は週2時間ですが、自分の専門学科以外の学科を学習します。他学科の知識を学ぶ事で、広い視野を持ち、 自分の専門を強化・補強することが目的で開講されています。学科連携科目として開講される教科名と科目名は次の通りです。
  工業教科・「工業管理技術」 (農業科・商業科が選択可能)
  商業教科・「ビジネス実務」 (農業科・工業科が選択可能)
  商業教科・「マーケティング」(農業科・工業科が選択可能)
  商業教科・「経済活動と法」 (農業科・工業科が選択可能)
  商業教科・「簿記」     (農業科・工業科が選択可能)
  産業教科・「植物工場」   (農業科・工業科が選択可能)
  農業教科・「農業経営」   (商業科が選択可能)
  農業教科・「草花」     (商業科が選択可能)
  農業教科・「食品製造」   (商業科が選択可能)
これら9科目について、それぞれ教科担当の先生より科目の内容が説明されました。
 創成高校では入学してからコース(農業は2年次から7コース、工業は3年次から2コース)に分かれて専門学習に入ります。 各自が自分の大学科(農業科や工業科)の中での専攻コースを決めたうえでの他学科の科目の学習についての説明が今日の説明です。 先ずは各自の専攻コースの決定が重要であり、そのうえでのプラスアルファの学習ができるのが「学科連携科目」であることを踏まえ、 今日の説明を参考にして、今後の自分の専攻コース及び将来の進路を見据えて、自己の専門性を深めていって、大きく社会に巣立ってほしいものです。

 続いての時間は、10月に須商キャンパスで開催するマーケットの社員研修会が行われました。 須商キャンパスから出向いてくれた須商・創成マーケット2016の本部役員の(社長)大島涼、(副社長)久保田咲、(庶務部長)山岸拳也、 マーケット顧問の小林俊文先生から、今年度の須商・創成マーケット2016について、お話しをいただきました。
 総務部の仕事については、お客様のための「場作り」。困っているお客様に声をかける。積極的な声かけを行う。 またトイレをきれいにする。立ち寄りやすい装飾をする。みんなが聞きやすい放送をすることなどです。
 また、業務部の仕事については、欲しくなるような商品説明をする。事前に調べて説明できるようにする。 お札と小銭は一緒に渡さず、最初にお札をお客様の前で数えて確認してお渡し、その後レシートと一緒に小銭を渡すようにする。 レジ袋の入れ方は、どの商品をどの大きさの袋に入れるか、事前に入れてみて確認しておく。 重い商品は、他の商品をつぶさないように、真ん中に最初に入れる。
 具体的な対応をということで、久保田副社長と山岸庶務部長が、お客様とレジ担当者として、実演して見せてくれました。
 続いて、挨拶練習が行われました。接客8大用語 ①はい ②いらっしゃいませ(お辞儀) ③恐れいります(お辞儀)
④少々お待ち下さいませ(お辞儀)⑤お待たせいたしました(お辞儀) ⑥申し訳ございません(お辞儀) ⑦かしこまりました(お辞儀) ⑧ありがとうございました またどうぞお越しくださいませ(お辞儀) 。全体練習の後、クラス毎に行い、最後にもう一度全体練習をしました。手の基本は、左手を上にして組んで、声をもっと大きく、姿勢を整えて、笑顔を忘れずにとの注意をいただき、一生懸命練習しました。
 最後に、マーケット顧問の小林先生より、今年のマーケットの特徴は、「もてなす姿勢の徹底を」ということで、 テーマは「一笑懸命」、サブテーマは、「須商最後のおもてなし」。笑顔のおもてなしと須商から創成への架け橋となるマーケットにしたい。 お客様は、求めている商品を買い求めにくる。笑顔でおもてなしをすると、お客様が楽しい気持ちになる。 などの、接客する心構えについてお話していただきました。

 就職戦線を目前に控えて、3年生はキャリア学習に重点を置く3日間                               8月30日(火)

園芸高校の3年生は今週3日間の午後、キャリアディズと銘打ってキャリア教育に重点を置いた午後を過ごしています。 志願先を決めた就職希望者は、本番さながらの場面設定で模擬面接を行いました。初日の今日の面接官役の先生からの評価表を基に、自分を見つめ直して、明日は違う先生との模擬面接に臨みます。 この3日間の午後の練習以外にも、先生方の都合を尋ねて模擬面接の予定を組んで、万全の準備で当日に臨もうとしている生徒もいます。
 一方、放課後は収穫時期を迎えて、各専攻コースでは生育調査に追われています。果樹コースの生徒達は、収穫時期を迎えたリンゴとブドウの計測を行っていました。 机の上には「つがる(普通樹)」というラベルの上にリンゴが並べられていましたが、普通樹の他にどんな取り組みを行った樹があるのでしょうか? 2月に行われる 課題研究発表会 で発表されることでしょう。ブドウを計測していた生徒達のデータはどのような結論に結びつくのでしょうか?
 全国大会へ出場を決めた作物クラブの生徒達も、全国大会の当日を想定してマイクを使って原稿の読み込み練習を行っていました。

 先生達の埋蔵文化財見学会 その2                                           8月29日(月)

須坂創成高校の創立にあたり校舎の建て替えが行われていますが、その最後の発掘調査場所から平安時代の竪穴式住居跡・土器が出土しました。 この話題は地元紙「須坂新聞」で大きく報道されました。校内の先生方のぜひ見たいという要望が叶えられて、今日の放課後に見学会を行いました。 今回も須坂市教育委員会の学芸員田中さん、そして高橋さんにも解説して頂きました。
 千百五十年ほど前に中程度の財力の家族がこの釜戸で煮炊きをしていたと思われます。出土品から考えて中流家族です。この円形の4畳程に4人ぐらいで生活していたかもしれません。 隣に母屋があって、若い夫婦の家だったかもしれません。出土した土器はこの周辺で焼かれたものでした。本格的な焼き物を作る登り窯は中野の方で発見されています。
 先生達の当時の生活への関心度は最高潮になり、トイレはどうしていたのですか?という質問には、困った質問ですねーと言いながらも、解説して下さいました。 当時の母音は7個であったのではないだろうか、縄目を付けない土器が流行り始めている時代にわざと縄目を付けてリバイバルヒットを楽しむような人達であったようです。 などなど、文字が普及していない時代だったので記録が残っていない生活に思いを巡らせた1時間でした。参加した先生達は好奇心が満たされて満足顔でした。  なお、見学会その1はこちら

 創成1学年の「産業基礎」にて、第4回の講演会を行いました。(須園キャンパス)                             8月29日(月)

産業基礎講演会「須高地区の工業の達人から学ぶ」
  パネリスト   :小坂一茂 さん、菅沼幸希 さん、太田啓和 さん、小山ありさ さん(オリオン機械株式会社 技能五輪選手の皆さん)
  コーディネーター:青木十郎 さん(オリオン機械株式会社 管理本部 総務部 人事教育グループ教育担当)
 この夏のリオデジャネイロオリンピック2016が終わり、まだオリンピック熱がさめやらぬ中、私たちは各競技の選手の皆さんから多くの感動をいただいたのではないでしょうか。
 さて、須坂創成高校の須園キャンパスでは、1年生の「産業基礎」の授業中に、青年技術者の技能レベルの日本一を競う競技大会「第53回技能五輪全国大会(千葉大会)」で、 金メダル、銅メダル、敢闘賞をそれぞれ受賞したオリオン機械株式会社のメダリスト4名と、コーディネーターの青木様にお越しいただき、 生徒を交えたパネルディスカッションを行いました。
 最初に技能五輪の概要説明と大会の様子のビデオを見せていただいて、「技能オリンピック」について勉強しました。 続いてのパネルディスカッションでは、生徒から技能五輪選手のメダリストの皆さんに次のような質問があり、それぞれの質問に対して自分の体験や感想を丁寧にお答えていただきました。
 ・技能五輪選手になろうと思ったきっかけ。          ・技能五輪大会に向けてどのような練習をしたか。
 ・技能五輪選手になって楽しかったことや辛かったこと。    ・モチベーションをどのように維持したか。
 ・技能五輪大会に出場して自分が変わったと思うこと。     ・高校時代に頑張っていたことは何か。
 ・高校1年生の時に、進路や、やりたいことが決まっていたか。 ・高校時代に取得した資格は何か。 など
 最後に、技能五輪選手の皆さんから、農業科・工業科を専攻している須坂創成高校須園キャンパス1年生に向けてのメッセージをいただきました。短い時間でしたが、技能五輪に打ち込んで結果を残し、そしてこの10月の山形大会へも挑もうとしている皆さんからは、何か夢中になること見つけ、最後まであきらめずに取り組む姿勢の大切さと、 高校時代に基礎学力を付けておくことの大切さを学びました。今後の生徒達には、このパネルディスカッションを通じて学んだことを今後の学習に生かし、産業人としての基礎力を養い、2年後の進路選択に向けて一歩一歩成長して欲しいと願っています。

 1年生の「農業と環境」の後期では、ハクサイの栽培に取り組みます                            8月23日(火)

夏休みに入ってクラス毎に登校して播種 しておいたハクサイの苗が、夏休み中に大きく育って定植の時期を迎えました。 定植は外での実習なので、雨あるいは雨上がり直後では出来ず、タイミング的には苗が育ちすぎてしまいました。来週の天気も良くなさそうなので、 今日の授業で1組~3組が一斉に定植を決行することになりました。
 1年生は前半で体験した枝豆に続いて、今度はハクサイが生育の様子を学習します。そしてレポートにまとめる体験をすることで、2年次からの専攻コースでの学習・研究活動に備えます。 1年生のレポートは未熟なものですが、こうした経験を十分に積んでいくことで、いずれは3年次に県大会を突破して北信越、 そして全国大会への出場を果たせるような基礎力となります。
 雨上がりですが太陽が照りつける日中なので、ハクサイの苗はグッタリしています。先生としては、十分説明をしましたが心配な点もあります。 「苗を置く前に十分に水をやったか?」「ポットから取り出した苗の根を崩さないで、適度に押さえ付けたよね!」「最後に上らかもう一度水をやったよね!」 など、生徒達は初めてなので心配は絶えません。
 このハクサイは10月下旬頃には大きく結球するので、収穫して学校から須坂駅周辺で「振り売り」の実習をする予定です。生産から販売までを通して体験します。

 農業クラブ 北信越大会にて、本校の『風さやかがおこす稲作の新しい風』が最優秀賞に選ばれて全国大会に出場します。    2016年8月23日(火)

下の始業式の記事もの書きましたが、農業クラブ 北信越大会にて、農業経済科流通経済コースの生徒が最優秀賞を受賞して、 10月に大阪府で行われる全国大会へ出場することになりました。
 本校ではここ7年間、歴代の3年生が中心になって長野県で育種した『風さやか』の研究を続けて来ており、平成24年にも全国大会への出場を果たしています。 先輩たちの研究を踏まえ、研究を深めたり、観点を替えたりして、風さやかの普及を目指しています。
 農クの県大会の他、 水稲に関する研究会 への参加の為に発表原稿を準備し発表する経験を積む中で、プレゼンテーション能力を高めることが出来て、 今回の全国大会へつながりました。
 なお、保護者・地域の皆さまには、平日ですが、2月の 課題研究発表会 の中で、各コースが研究発表を行います。その中で「風さやか」の研究に関する発表をお聴き頂けるチャンスがあります。 (農業クラブの県大会や北信越大会での発表そのものはお聴き頂けません。)
 今回、全国大会へ出場する「作物クラブ」顧問からメッセージを寄せて頂きました。

 私たち作物クラブは、去る8月19日富山県富山市(富山市民プラザ)で開催された農業クラブ北信越ブロック大会プロジェクト発表会(Ⅰ類)に出場しました。 北信越ブロックの各県大会を勝ち上がってきた代表間で競われたこの大会において、私たちの研究発表
  『風さやかがおこす稲作の新しい風』
は最優秀賞を受賞し、10月に開催される全国大会(大阪)への切符を手にしました。 これも地域の皆様のご指導とご支援のおかげです。本当にありがとうございました。 全国大会では農業クラブ員約9万人の頂点を目指し、新しい風をおこしてきたいと思います。これからもよろしくお願いします。

 2学期の始業式                                                  2016年8月23日(火)

夏休みに入る前は1カ月もあると思えましたが、あっという間に過ぎてしまい、今日から2学期が始まりました。
 第1体育館は耐震の関係で天井の工事に入ったままで使えないので、終業式に続いて小体育館に全校生徒が集合しました。 終業式に比べて涼しく感じたのは、日中でなく朝というだけの理由ではなく、すでに秋が始まっているからなのでしょう。
さて、校長先生のお話の中で、大過なく日に焼けた顔で全校が揃って始業式を迎えることが出来て良かった。夏休み期間を振り返ると、 日米両国の野球ファンが大きく讃える出来事、イチロー選手の大リーグ3000本安打という偉業がありました。 また、2016リオデジャネイロ オリンピックでは、日本人選手が大活躍し、これまでの歴史を塗り替えて、 日本国内の人々だけでなく世界中の人々を湧かせてくれました。これらの出来事を目の当たりにして、『努力は報われる』と感じました。 校内では、農業クラブの北信越大会に進んだ作物クラブ「風さやかがおこす稲作の新しい風」がプロジェクト発表分野Ⅰで最優秀賞を受賞して、 大阪府の全国大会への出場を決めました。長野県からの全国大会への出場は唯一本校だけなので、長野県代表と同時に北信越代表として 全国大会に挑んでほしい。 また、3年生が進路実現に向けて夏休みの期間中取り組んでいた姿も見ていました。
 長い期間の2学期だが、これまでの努力を継続して、自分を信じて、全国大会に、進路実現に、自分の目標に、挑戦してほしい。

 園芸の夏休み その5(3年コース実習・進路準備、2年コース実習、1年実習(ハクサイの準備続き)(たっぷりある時間をそれぞれの目的に使っています)2016年8月8日(月)

夏休みも2週間が終わりました。学校では、1・2・3年共にそれぞれの活動をしています。
 ギラギラの太陽の元校内圃場で頑張っているのは、3年野菜コースの6名です。伸びなくても良いのにと思いながらの草取りと、 伸びてほしいと願いながらのパッションフルーツのツル仕立てです。続いて、ハウスで育てたペチュニアを運び出して一鉢一鉢花の手入れをしているのは、2年の野菜花きコースの8人です。 続いて、ハクサイの播種の続きを行っているのは1年です。先週に種まきポットは既に二葉の子葉が出てます。4人は今日種蒔きしましたが、先行している苗に追いつけるでしょうか?
 3年生はエアコンの効いた2教室で、進学の学習と、就職試験に向けて願書の準備などに真剣に取り組んでいます。

 農業クラブ連盟 第1地区研修会 を涼しい菅平高原で行いました。                               2016年8月5日(金)

長野県須坂青年の家(須坂市仁礼峰の原)にて、平成28年度長野県学校農業クラブ連盟 第1地区研修会が開催されました。 参加したのは、北信地区の農業高校(下高井農林高校、更級農業高校、須坂園芸・須坂創成高校)3校の農業クラブ員46名です。
 午前中の研修では3分科会に分かれ、「産業活性化に向け農業クラブ員が貢献できること」、「農業クラブの活動を活性化するためにどのようにしたらよいか」、「耕作放棄地や災害で農業が行えなくなった土地に対してできること」をテーマに、KJ法やブレーンストーミング法により意見を出し合い、 解決策について話し合う機会を持ちました。
 昼は、皆でカレーを作って交流を深めながらの昼食会となりました。午後には、ディスクゴルフを行って、互いの親睦や連帯を深めました。

 岡山インターハイへ出場した須坂創成高校の卓球部が帰ってきました。                            2016年8月5日(金)

岡山県で行われたインターハイに出場した須坂創成高校 卓球部が、学校対抗・ダブルス・シングルスの試合を終えて帰って来ました。 開校2年目の須坂創成ですが、小学校から同じクラブチームで切磋琢磨してきた5名が、須坂創成の2年北沢・山崎、1年田中に、須坂商業の3年大平、須坂園芸の3年松木が加わる形で結集し、 高いレベルの選手層に恵まれて臨んだ今年の長野県大会を制して、インターハイへと初めて駒を進めることが出来ました。地元の信濃毎日新聞では、 県大会優勝6/5(日)p22とインターハイの初戦突破8/2(火)p13のスポーツ欄に大きく取り上げて頂きました。 インターハイへは常連校の出場が多い中、須坂創成は初出場校とあって、新聞社の他、専門誌『卓球王国』など多くの取材を受けました。雑誌もご覧ください。 今回の経験を生かして、インターハイの常連校として名が知られるようしっかり活動して行きたいと決意しています。応援、支援して戴いた多くの皆様に御礼申し上げます。

 園芸の夏休み その4(1年生の実習(ハクサイの準備)・クレーン資格の練習・3年課題研究)(たっぷりある時間をそれぞれの目的に使っています) 2016年8月2日(火)

昨日と今日の学校では、やはりそれぞれ実習を行っています。
 1年生は「農業と環境」の授業の生育観察の第2弾で、ハクサイを育てます。 夏休み入ってから各クラスが順番に登校して、播種と、苗が育った後の定植先の畝を作っています。9:00から先ずは播種。その後、畝作りです。 マルチを掛ける作業はほとんど初めて。鍬の手さばきの方は、まずまずの上出来でした。普通の農家では一休みの時間に当たる暑い日中でしたが、元気にやりました。 生徒達が種を蒔いたポットは、ハクサイの品種と日付が書かれた木製の縦型ラベルを刺してきれいに並べてありました。
 3年生は、小型移動式クレーンの資格取得に向けて基本操作の練習を始めました。日頃は全く使ったことがない機械なので、十分に練習して8/17-18の試験に挑戦します。 今年の挑戦者は男子だけのようです。
 パッションフルーツの生育の研究に取り組んでいる3年生の女子は、日が傾いてもノートを片手に校内圃場で研究調査をしていました。もう夕方ですよー。

 今日は、中学3年生の体験入学でした。園芸の3年生・創成の2年生はアシスタントを務めてくれました。            2016年7月29日(金)

中学生体験入学を募集したところ、近隣の中学校から213名の中学3年生と40名の保護者から希望がありました。天候に恵まれて、ちょっと暑い中でしたが、 全体会で学校概況を紹介した後、9コース(12班)に分かれて、全員がそれぞれ希望する2コース(50分x2)の体験入学を行いました。 中学生にとってはどのコースも専門性が高く、説明も体験も新鮮であったと思います。運営するこちらも、中学生は初めての専門の体験をするため、 ベテランに育っている本校の高校生(2・3年生)をアシスタントを務めさせ、きめ細やかに体験してもらうことが出来ました。中学生には、将来の進学先として考えている高校へ実際に足を踏み入れ、パンフレットを手にしながら説明を聞き、50分の実習を2コマ体験したことは、 今後の進路選択に大きな参考になったことと思います。また、ちょっとだけ年上の高校生が立派にアシスタントをしている姿を見たり、一緒に実習をしたことも 中学生にとっては自分の将来像をイメージするのに役立ったことと思います。
 今日アシスタントを務めてくれた高校生達も、日頃学習している内容とはいえ、他人に教えたり説明することで自分にフィードバックされる内容があったと思います。 中学生も高校生も双方が向上できた良い一日となりました。また、保護者の皆さんも、園芸高校・創成高校の日頃の活動や、学習内容がご理解いただけたと思います。 今日の体験入学が進路選択の一助となれば幸いです。

果樹コース A① 果樹園 園芸農学科 夏の果樹園を体験しよう 
A② 果樹温室
野菜・花きコース B① 農業科学基礎教室 野菜の体や味を調べよう
B② 草花実習室 草花の栽培管理をしよう
作物コース 実践室 観(み)て、食べて、日本の主食について考えよう
微生物バイオコース D① 微生物バイオ実験室 食品科学科 やさしいバイテク実験をしてみよう
D② 生物工学室
食品製造コース 化学室 加工実験をしよう
緑地計画コース デザイン室 環境造園科 ガーデンデザインをしてみよう
造園技術コース 造園見本園 庭園鑑賞と庭木の手入れをしてみよう
精密機械コース 総合工作室 創造工学科 工作機械(旋盤・フライス盤・NC工作機械・溶接機)を使ってものづくりする技術を体験してみよう
メカトロニクスコース 第二制御室 ものの動きを制御する仕組みと、コンピュータを使って図面を描く技術を体験してみよう


 園芸の夏休み その1(工業科・3年生進路補習) (たっぷりある時間をそれぞれの目的に使っています)             2016年7月27日(水)

今日から夏休みなりました。今週は中学生の体験入学(須商キャンパス(商業科):7/28(木)、須園キャンパス(農業科・工業科):7/29(金))が予定されています。 こちらの園芸キャンパスでの体験入学は9コースが予定され、屋外での実習を体験するコースもあります。天気も良さそうなので、体験入学に申し込んだ中学生の皆さんは楽しみにして来校して下さい。
 さて、夏休みの初日、工業科の加工室とエアコンの効いた3年自習室では真剣な表情が見られました。また、校内圃場では、野菜を収穫して市街へ振り売りに出かけて行きました。

 真夏の暑さとはならずに、夏休み入るのはもったいない気もしますが、1学期終業式です。                2016年7月26日(火)

今日で1学期を終えて、夏期休業に入ります。今日の須坂地域は、朝から涼しい風が流れています。 新校舎が建つまでの仮住まいのプレハブ教室もエアコンを使う必要がありません。 午後からは雨が降り始めて、湿度は高めですが過ごしやすい気温で、夏休みに入るのがもったいないような今日です。
 午前中は授業、午後からは全校で大掃除を行い、窓ふきも行ってくれました。終業式は第2体育館で行いました。普段よりも狭い体育館でステージも無いので、 恒例の生徒表彰は2学期の「収穫祝」に持ち越しとしましたが、校長先生からは主だった活躍の紹介がありました。 先ず、高校総体では陸上・卓球・柔道が県大会、そして北信越大会へと進みました。卓球は、岡山県でのインターハイに進みます。 農業クラブ県大会では各分野で成果を上げて、プロジェクト発表が北信越大会へと進みます。いずれもこの夏休み中に大会があります。 園芸祭・創成祭では、保護者への公開ではありましたが、ステージ発表や、農業・工業共に日頃の学習の発表が充実していて、保護者からは 「日々の学校の活動を知ることが出来て良かった」と好評を頂いてきうれしい出来事であったと話されました。
 夏休み中は農業科・工業科のそれぞれの実習もありますが、日常に比べてたっぷりある時間をクラブや学習や社会体験や趣味などに打ち込んで、 有意義に過ごして、始業式には元気な顔をみせてほしいものす。

 今が旬の「えだ豆」の収穫・販売。もちろん成長記録をとります。 それと、農業鑑定で3年連続 全国大会へ。        2016年7月22日(金)

今週は保護者懇談で半日授業です。生徒達はいつもよりも長い放課後の時間を、部活動に、補習に、農クの北信大会・全国大会への勉強の詰めに、 有効に過ごしています。
 校内のビニールハウスでは、実験区Ⅰ・実験区Ⅱ・実験区Ⅲと看板を立ててイチゴやトマトの実験中のようです。シクラメンは12月シーズンに向けて順調に生育が進んでいる様子です。
 そんな中、農業科1年2組は、校内圃場で実習を行いました。 日頃の授業『農業と環境』で枝豆を育てながら勉強してます。成長の過程・背丈・全体の重さ・枝豆の重さ・根の重さなど計測してレポートに仕上げます。 今日は計測の後、それぞれが自分の育てた枝豆を持って、須坂駅前方面へ「採れたて新鮮の枝豆の振り売り」へ出かけて行きました。
 さて、7/20(水)の「 決戦農業鑑定 」で、全国大会出場の3連覇がかかっていた農業経済科の竹内くん(3年)は、見事!校内代表の座を獲得する事が出来ました。 入学した年に1年生ながら学校代表になり全国大会「沖縄大会」へと進みました。昨年は連覇がかかっている中、期待通りに学校代表になり全国大会「群馬大会」へ進みました。 そして、3年生の今年は、周りからの期待の熱い視線を感じる中、 見事!3連覇を果たしました。一方、県大会から北信越へと駒を進めているプロジェクト発表分野 「風さやかがおこす稲作の新しい風」も全国大会出場の期待がかかっています。8月中旬の農ク北信越大会の結果が出たところで、竹内くんを含めて全国大会へ出場するメンバーを掲載する予定です。

 本日の園芸高校の「動」=外の実習= と 「静」=教室内の思考= の様子です。                      2016年7月20日(水)

梅雨明け宣言は無いものの、長野県の北信地区は真っ青な青空となりました。外では、野菜花きコースの生徒が花の生育調査を行い、微生物バイオコースの生徒がワイン用ブドウの仕立てを行いました。 いずれも放っておくと伸び放題になってしまいます。こちらの意図したとおりに伸びてくれると良いのですが、植物にこちらの意図は通じません。
 また、緑地計画コースの生徒は、垣根の修理の為に青竹を切り揃えていました。今後の実習時間で、垣根を仕上げていって垣根作りの体験をしていきます。
 一方、放課後は、過日の 校内農業鑑定競技 で上位に入った3種の区分各7人による「決戦農業鑑定」が行われました。 各設問に20秒間取り組んでは次の問題へと歩みを進めます。問題を見つめる20秒間、「静」の時間が流れます。競技を終えた生徒からは、「3問目からとたんに難しかった。」「どこかに書かれていた記憶はあるけど、 注釈だったような気がする。」などの感想が聞かれました。流石は「決戦」だけあって、相当に骨のある問題であったようです。
 結果は来週発表されます。この中の4人が農業クラブ全国大会「大阪大会」へ出場することが出来ます。1年の時に「決戦農業鑑定」を勝ち進み全国へ、そして、2年の時も全国へ、そして、 今年3連覇がかかっている生徒がいます。はたして3連覇なるか?!

 園芸の農業経済科3年生は、『北陸作物・育種学会』で一般研究者に交じって学会発表を行いました。==情報会計・作物クラブ==     2016年7月19日(火)

7/15(金)~16(土)の2日間、長野市「トイーゴ」で開催された北陸作物・育種学会に参加しました。一昨年は富山市、昨年は金沢市で行われた『北陸作物・育種学会』の今年の開催地は、長野市です。 新潟、富山、石川、福井、長野の5県の農業の発展をめざして広く作物に関する研究をすすめ、その成果の普及をはかることを目的として活動している『陸作物・育種学会』で本校の作物クラブが講演するのは、今年で6度目になります。
 初日には、公開シンポジウムを拝聴し、北陸地域における農業の現状と課題について学びました。専門用語が飛び交う中、生徒達のメモをとる熱心な姿が見られました。 様々な農業関連機関の連携がこれからの地域農業には必要であると感じました。そして、本校もその一端を担えるよう活動を進めていきます。
 初日シンポジウムの終わりに、情報会計クラブが長野県農業試験場で育種された小麦や地域の特産品で商品開発した”ゆめラスク”と”どらりん”を紹介し、遠路よりお越しの皆様に試食して頂きました。
 2日目、いよいよ作物クラブの講演です。演題は「水稲品種 風さやか の栽培法について」です。発表が近づくとクラブ員の緊張はマックスに。けれど始まってしまうと臆することなく堂々と発表できました。 専門家からの質問にも適切に答えていました。
 大人の前で、しかも、その道の専門家の前でプレゼンテーションすることは、普通の高校生にはなかなかできないことです。このような機会を与えてくださった 北陸作物・育種学会、長野県農政部、農業試験場の皆様、ならびに生徒派遣にご配慮頂いたPTAに感謝いたします。ありがとうございました。今回、学会の経験を積んだ生徒達は来春には卒業してしまいますが、 学会に向けて調査をしたりプレゼンの準備をしたりする3年生の姿を見てきた後輩たちが、この経験を引き継いでくれます。学校へ戻って明日から更に研究を深めて行きたいと思っています。 風さやかの研究はこちら をご覧ください。

 食品科学科のジャム実習、 今日は「あんずジャム」です。   ==食品科学科==                    2016年7月15日(金)

過日の実習 「いちごジャム」 に続いて、今日は杏(あんず)を加工して「あんずジャム」を作ります。仕入れた杏は生徒も驚く150Kg。
 先ずは人海戦術で、選別、洗浄、除核まで。スライスは機械を使い、ブランチングで色合いを保持します。そして、いよいよ、蒸気釜へ入ります。 蒸気釜なので「オコゲ」は出来ないものの、撹拌が大事です。ここも人力作業です。温まって水分が飛び始めたら、杏の海に南極大陸が出現・・・。 グラニュー糖です。
 溶液の糖度が上がると、浸透圧の関係で溶液の濃度を下げようと、杏の細胞から水分が出てきます。(化学っぽい!) この現象を利用して濃厚なジャムに仕上げていきます。引き続き撹拌をして水分を飛ばして、目標の糖度へと追い込みます。 人力作業!糖度45度で完成です。
 熱いですが、素早く瓶詰めして完成です。今日は、150Kgのうち100Kgを加工しました。あと50Kg残っています。 500個出来そうです。今日の「あんずジャム」と先日の「いちごジャム」の販売は、各学校行事で行う予定です。

 いよいよ 園芸祭・創成(須園キャンパス)祭 です。    ==57th園芸祭・創成(須園キャンパス)祭中の様子==            2016年7月8日(金)

現3年生は園芸高校最後の学年です。『園芸祭』という呼び名での学校祭は今年で最後になりますが、 最後という言葉を表立っては出さず、 創成高校の1・2年生の後輩と一つにまとまって、大いに盛り上がって行えた「祭57回園芸祭・創成(須園キャンパス)祭」でした。
 新校舎建設の工事の関係で校地が制限されている為に、昨年に引き続き、生徒の家族をお迎えしての校内祭です。 開園の10:00には多くの保護者家族の皆さんが来校され、模擬店(冷やしうどん・焼きそば・かき氷・ジュース・アイスクリーム)や、 体験コーナーとして、造園科の生徒が手ほどきする「苔玉」(ミニチュア盆栽)製作、工業科の「ドローン操縦」と「ダイソン掃除機の分解」、 測量クラブの生徒が手ほどきする「平板測量」、微生物バイオコースの生徒が手ほどきする「インビトロ フラワー」、 射的、お化け屋敷、などで賑わいました。
 販売コーナーとしては、先日実習で作った 「いちごジャム」 とリンコジュース、園芸オリジナル「どら焼き」、パン、もみじミニ盆栽、 氷が浮くプールで冷やしたトマト・キュウリ などが販売されて、生徒達の「いかかですかー」の声に保護者の皆さんが足ととめてくださいました。
 PTA企画としては、役員の皆さんが「豚の半丸枝肉」から作った焼肉と、パン、野菜、果物のバイキング軽食のコーナーを営業しました。 売り上げは社協を通じて熊本義援金に充てます。
 自分達が学ぶ校内を家族に知ってもらおうと、生徒がガイド役になって、校舎内と圃場、農業・工業の実習棟まで学校全体を見て回る 「校内見学ツアー」は、今年の新企画でした。
 閉園後は、大急ぎで片付して、全校が体育館での閉祭式に集まって、体育祭の表彰、クラス園芸の表彰、そして、閉祭宣言が行われた後、 グランドでのファイヤーストームへ場所を移して、未成年の主張・大抽選会・弓道部による点火・フォークダンスを大声を張り上げ、走り回り、 夕闇が迫るまで楽しみました。最後は、恒例の花火の閉めで今年の園芸祭・創成(須園キャンパス)祭を終了しました。二日間に渡って、 それぞれが持ち場で走り回って活動し、イベントに盛り上がり、大声を出し、飛び跳ねて、元気いっぱいに過ごしました。今年のテーマ 「hope~一人一人が主人公」にふさわしい時間が流れました。

 先ずは、『体育祭』 そして 『クラス園芸』     ==57th園芸祭・創成(須園キャンパス)祭中のイベント==         2016年7月7日(木)

今年も園芸祭・創成(須園キャンパス)祭がやってきました。初日の今日は、校内祭として、AM:体育祭(グランド)・PM:「クラス園芸」(体育館)を行いました。
 今朝のSHRは、全校が8:30にグランドへ集合しての体育祭開会式です。生徒会長・学校長・体育委員長のあいさつに続き、準備体操(ラジオ体操第一)を行って クラス対抗の体育祭に入りました。種目は、大縄跳び・障害物競走・二人でGO・クラス対抗リレーの4種目です。 グランドの四辺には、本部と学年毎のテントを4張張って、全校で競技を見守る体型としました。体育委員会が一生懸命に計画を練ってくれたので、新種の種目もありましたが、全校生徒約500人がスムーズに動いて、どのレースも白熱した一方で、 各競技を楽しむことが出来ました。思いっきり走って、笑って、声を出した半日でした。

 午後は、園芸高校では恒例となっている『クラス園芸』です。各クラスが15分の持ち時間の中で、クラスの特色を出した出し物をするイベントです。
 クラスが一つにまとまったダンズや演劇、プロ級の編集で仕上げたVTR上映など、「オーォ」と唸らせる発表でした。 生徒達は3時間にわたるお互いのステージ発表を楽しみました。3年生からは、「これが集大成!」「もうやれない!」などの声が上がり、この『クラス園芸』に入れた気合の大きさが感じられました。
 明日は、いよいよ、園芸祭・創成(須園キャンパス)祭です。生徒の家族に限って来校いただき、生徒と一緒に楽しんでいただく予定です。食べ物・飲み物の販売の他、 農業科・工業科には体験コーナーも用意されています。

農業クラブ 67th長野県大会にて 最優秀賞を受賞  =農業経済科作物クラブ=            2016年7月4日(月)

7/2(土)農業クラブの県大会が下伊那農業高校で行われました。 県下の農業高校11校それぞれから代表として選ばれた生徒達が、意見発表の3分野、プロジェクト発表の3分野、クラブ活動発表会で競いました。
 本校からは、全分野(7分野)にエントリーして、1分野で最優秀賞、3分野で優秀賞を受賞することが出来ました。今朝は、参加した生徒達が校長室に集まって報告会が行われました。 先ず、受賞した生徒それぞれからの報告がありました。続いて校長先生からは、本校の代表としての出場の労をねぎらうお言葉と、北信越大会への激励のお言葉がありました。 また、県大会には審査員として参加されていたので、長野県全体としての発表力について審査員の立場からの講評もお話して頂きました。受賞の内容は次の通りです。
 意見発表会 分野Ⅰ類(生産・流通・経済)  『Vision』 戸谷さん(園芸科3年)  :優秀賞 及び JA賞
 意見発表会 分野Ⅱ類(開発・保全・創造)  『親の製あん所』 手塚くん(農業経済科3年):優秀賞
 プロジェクト発表 分野Ⅰ類(生産・流通・経済) 『風さやかがおこす稲作の新しい風 ~普及活動と一葉が示すその成果~』   作物クラブ(7名) :最優秀賞 →北信越大会へ
 プロジェクト発表 分野Ⅱ類(開発・保全・創造) 『地域に根差した緑化活動Part2 ~産学官と連携した環境創造への取り組み~』 造園クラブ(9名):優秀賞
 クラブ活動発表会  『須高地域の耕作放棄地に対し須坂園芸・須坂創成の農業クラブ員が行っていること』 農業部(4名) 優秀賞

いちごジャムの加工実習  =食品科学科=                                        2016年7月1日(金)

今週の食品科学科は、3年・2年共に「いちごジャム」の加工実習です。午前の3年の実習で80個、午後の2年の実習で80個作りました。
 安曇野から仕入れた県内産イチゴを、先ずは選別。(仕入れたイチゴがすべてジャムに変身出来れば良いのですがねー。) 続いてヘタ取りと洗浄。イチゴの重量を計測したら、完成品の糖度を予想して加える砂糖の量を計算します。先生の「勘」も係数に入れて、電卓をパチパチ。
 その後は蒸気釜に食材を入れて、ひたすら煮詰めていきます。大きな勺で混ぜながら水分を蒸発させます。気長な作業ですが、 人手があるので交代であたります。粘度を腕で感じながら時々糖度計で計測し、計算上では最後になるハズの砂糖を加えて、かき混ぜます。 「だいぶ重い!」が、浸透圧でイチゴから水分が出てきて「ちょっと軽く」なります。最後の糖度計での計測では、想定ドンピシャの糖度になって、 完成です。
 熱っいジャムを手早く瓶に詰めて、ふたを閉めて、完成となりました。殺菌は先生に任せて、今日の実習は終わりです。
 今日の「いちごジャム」は、リンゴジュースや、農業経済科で作った小麦で出来たパンなどと共に、園芸祭などで販売する予定です。 再来週は「あんずジャム」150kgに挑みます。

先生達は、埋蔵文化財発掘調査の見学会を行いました。                                 2016年6月27日(月)

園芸高校・創成高校(須園キャンパス)では、伝統ある管理棟を除却してその跡地に管理商業棟の建設を予定しています。恒久的な建物が建たってしまう前に、 埋蔵文化財の調査の為、須坂市教育委員会が新校舎の下になってしまう土地の地中を調べています。 授業を行っている校舎の3Fからは埋蔵文化財調査の作業が良く見えます。
 そこで今日はお願いして、普段は立ち入り禁止の中を見学させて頂きました。集まった関心ある先生7人は、普段は発掘現場に立ち入ることなど なかなかできなので、キョロキョロ。何が出たんですか?、年代は?、石斧は?、などなど。説明を聞くよりも質問の方が多かったような見学会でした。 発掘している現場の半分は川が流れていたようで、その川辺から煮炊きをした釜戸が発見されていました。釜戸は1回だけの使用ではなさそうです。 こんな川辺に居住してはいなかっただろうから、当時の人が魚を捕って川辺でキャンプをした?祭事か?などなど、1000年~1200年前の奈良時代、 平安時代の人々の生活の姿へと夢を膨らませた一時でした。あと2か所の発掘調査があるので、生徒達も希望があれば見学会のお願いしたいと思います。

壮行会 <全国農業クラブ県大会へ> <野球部夏の大会へ>                               2016年6月23日(木)

今日のLHRは、 6/10のクラスマッチ の表彰と 6/7の農業クラブ校内発表会 の表彰と、農業クラブ・野球部の壮行会を行いました。
 先ずは、表彰式。クラスマッチの総合優勝は今回は3年生が獲得し、3-2でした。総合2位は3-1、3位は2-2でした。おめでとう! また、各競技の男女別に6種目の1位,2位、3位が表彰されました。総合優勝には大きな優勝カップが、種目の1位にはそれぞれトロフィーが、贈られました。 秋のクラスマッチまで1位のクラスの教室に飾られます。
 続いて、学校代表になった農業クラブの県大会と、野球部の夏の大会の壮行会を行いました。7月になるとすぐに、農業クラブ県大会と野球夏の大会が始まります。 どちらも高校3年生としての集大成となる大きな大会で、全国大会へと続きます。学校の代表として、そして、自分の高校でのクラブ活動の成果として、持てる力を出し切ってほしいと願って、 全校でエールを送りました。

 創成1学年の「産業基礎」にて、第3回の講演会を行いました。(須園キャンパス)                       2016年6月20日(月)

総合技術高校として本校の特色科目である「産業基礎」では、第3回目の講演会を須園キャンパスで実施しました。
 今日は、明治産業株式会社 代表取締役社長 五十嵐 進 様にお越しいただいて、須園キャンパスの1年生(農業科・工業科)161名に、
地域の産業を知る「明治産業の仕事 開発~生産~販売」 と題して講演して頂きました。
 明治産業は、キャンデーを主力にチョコレート・グミ・スナックの分野で「安全で、高品質」な商品づくりをモットーとして、 菓子事業・健康事業を展開しています。信州キャンデー・地域限定キャンデー・相手先ブランド製造キャンデー(OEM)等を生産しています。
 食品製造業を営む者として、おいしい、楽しい、そして、手作り感と、「店頭に並べてもらえる」「手に取ってもらえる」「もう一度買ってもらえる」ものつくりをしています。 五十嵐さんが研究開発部門に従事して1年目に開発した食品は59品。翌年には43品と、3年3ケ月間で約200品の食品を開発しましたが、 そのうちヒット商品になったのはわずかに1~2品。アイデアのビジネス化は、「だれに」「どうやって」「何を」提供するかの3大要素を考えることが とても重要なことだそうです。
 一方、良い製品をつくるには、それにふさわしい原料が必要であり、原料であるカカオ豆の発酵と品質については、発酵条件や乾燥条件等を指定して、 良い原料を確保することも重要な仕事です。
 また、生産稼働効率については、BEST3のミルクチョコレート・ハイミルクチョコレート・ブラックチョコレートENJOY PACK(ミニサイズ詰合せ)については、ベストスリー生産方式を導入し、 3種類同時成型と同時包装ラインを設けるなど生産効率を図っています。
 そして最も重要な品質については、トレーサビリティを導入し、2次元バーコードであるQRコードで個々の製品のX線画像dataを管理して、追跡調査を可能にしています。 商品の賞味期限の間は工場内でサンプル保管し、香味チェックも行っています。
 五十嵐さんのお話の中で、開発商品ために何種類ものお菓子の試食をするので、昼食を食べられなくなってしまうというお話もありました。 生徒達は、その部分がとても羨ましそうな顔をして聴いていました。
 最後に、須坂創成高校2期生の皆さんには、新しい高校としてのブランド化を是非目指して日々活動してもらいたいと、開発に携わる経営者という立場から激励の言葉をいただきました。 生徒達には「ブランド化」が理解できたかどうか不安ですが、学校では毎年一人一人の生徒が社会に巣立っていくと同時に、学校として確たる地位を占めるように育っていくというのは、 まさにお菓子と明治産業の関係と同じというお話でした。 今回の講演会は、地域の産業について知るとともに、組織が社会の中で成長していくということが学校にも当てはまる事を学ぶ良い機会になりました。

 今年も日商簿記検定で2級・3級に合格する                                        2016年6月20日(月)

園芸高校3年の生徒は全員農業科です。「くくり募集」で入学して、2年次からは自分に合った、あるいは、自分の志すコースを専攻します。 その10コースの中で、農業経済科[流通経済コース・情報会計コース]を選択した生徒達は、日々の実習で米や麦の生育の実習や研究をする一方で、 放課後には日商簿記検定に挑戦しています。今週の初め、第143回の検定結果がでて、今年も日商簿記2級に1名、日商簿記3級に6名が合格しました。合格証書はまだ届いていませんが、喜びの7名で記念撮影をしました。
 日商簿記検定2級の合格は、安藤さん(3年)
 日商簿記検定3級の合格は、荻原さん(3年)、手塚くん(3年)、宮尾さん(3年)、登川くん(3年)、永井くん(3年)、矢野くん(3年) です。
 商業科の生徒でも取得は難しい資格ですから、先ずは、合格の喜びに浸って下さい。合格おめでとう。まだまだ高校生活は続くので、 秋の検定で更に上の資格にチャレンジしてほしいものです。
 さて、この6月から、2級の試験内容が大きく変わりました。今後、試験範囲の変更は、平成30年までの3年間をかけて段階的に行われます。 その初回とあって、これまでの「傾向と対策」だけでは、合格点を超えるのは難しかった今回の検定での合格は、先生から見ても立派な成果でした。 2級の平均合格率は29.5%(過去の最高合格率は47.6%(第133回)、最低合格率は5.7%(第107回)、今回第143回の全国平均は25%、 長野商工会議所での合格率は17.3%です。受験勉強をした人だけが受けているのに、この合格率です。難しい!!
 今後、実務に就いてからの研鑽も必要ですが、取得した資格は一生ものです。合格したみなさん、本当に良かったですね。不合格になってしまった人達も、秋にリベンジしましょう。

 須坂市からの依頼で須坂駅(ホームと通路)の花の管理をしています。(園芸高校[フラワーデザインコース]+創成高校(農業科[野菜・花きコース])) 2016年6月15日(水)

須坂市からの依頼で、須坂駅前の陸橋のプランターの管理を以前から行ってきています。今は工事の為に陸橋にはプランターを置いていません。 今年4月からは須坂駅のホームと通路に花のプランターを置き、管理しています。 園芸3年生・創成2年生が実習の時間を合間をぬって、給水と花の管理に出かけています。今はカンナが真っ赤に、赤・ピンク・白のペチュニアが綺麗に咲いています。
 今日は生徒の実習に同行しました。駅の通路を通る町の人から「ご苦労さんだねー」とねぎらいの声を掛けて頂く場面もあり、 一般の市民からの感謝の気持ちを直接聞く事が出来て、暑い中の作業でしたが生徒達はニコニコ喜んでいました。

 園芸+創成(農業科) 農業クラブの校内『農業鑑定』競技が行われました。                          2016年6月14日(火)

10月に行われる全国農業クラブ全国大会の出場権のかかった校内『農業鑑定』が行われました。 問題は、食品科学・造園・園芸の3分野が準備され、2・3年生は自分の専攻コース、1年生は興味があるか来年度専攻するコースの問題にチャレンジします。
 昨日までの3週間に授業や放課後に80問の事前学習を行ってきましたが、鋭く突いてくる問題も加わります。 事前学習の成果を出したい!そして、今日、40問中25問以上正解しないと追試験になるというプレッシャーも加わり、みんな真剣です。実物と写真の植物や種子の名前、道具の名前・用途、縄の結び方の名前、 などの知識が問われます。20秒で1問ずつ先へ進み、40問に挑戦します。約13分間で、今朝までの学習成果を出し切ります。
 各分野毎に、今日の結果の上位者でもう一度「決戦」農業鑑定を行って、全国大会へ出場する学校代表者を決めます。 当然、3年生が農業の学習が長いわけですが、実は、1年生で代表になり、翌年2年生でも代表になり、今年の校内「農業鑑定」で  ’3年連続全国大会への出場’ がかかっている生徒もいます。
 これまでの高校生活の日々の学習と、直前の集中学習での追い込みとをバランスよく仕上げた生徒が上位になる事でしょう。

 株式会社 サンジュニア 西原社長 より、折り畳み椅子110脚を寄贈して頂きました。                     2016年6月13日(月)

本日、株式会社 サンジュニア の西原社長、武捨部長のお二人が本校へお見えになって、折り畳み椅子110脚を寄贈して頂きました。
 地元企業の(株)サンジュニア、(株)八十二銀行の教育活動への貢献として、新校として発足間もない本校へ教育に係わる物品を寄贈して下さいました。 学校長、教頭、事務長が贈呈式に参加して、ありがたく頂戴しました。今後の須坂園芸高校の閉校式や、7クラス規模となる須坂創成高校の行事などで有効に使わせて頂きます。 誠にありがとうございました。
 さてこの贈呈に至る経緯を紹介します。
 株式会社八十二銀行には金融商品として「八十二<地方再生応援私募債>」があり、 この「八十二<地方再生応援私募債>」発行に際しては八十二銀行が受け取る引受手数料の一部を優遇し、 発行企業はその優遇分で指定する学校や教育文化施設に学校用品等を寄贈するというコラボレーション社会貢献です。
 今回は(株)サンジュニアがこの「八十二<地方再生応援私募債>」を発行し、寄贈先として須坂創成高校をご指名下さいました。
 両会社のご厚意に重ねて御礼申し上げます。

 好天の中、ソフトボール・卓球・バレーボール 競技の春季クラスマッチが始まりました。                   2016年6月10日(金)

今日は一日クラスマッチを行います。種目は、ソフトボール・卓球・バレーボールです。体育館での開会式で、昨年度優勝クラス2-2から優勝杯の返還が行われました。 って事は、1年生が総合優勝を果たしていました。
 天候にも恵まれました。青空の下、クラスで団結して、楽しく、一所懸命、優勝杯目指して頑張りましょう。



前日の雨が綺麗に上がり、グラウンドは適度に湿って絶好のコンディションの中、男子ソフトボールの熱戦が繰り広げられました。 体育委員長からの「自分の競技種目だけでなく、クラスメートの応援をして盛り上がりましょう!」との呼びかけに応えて、 ベンチサイドからの大声の声援の後押しも見受けられました。しかし、中には1・3年生の力の差が激しく、30:0 テクニカルノックアルト! という試合もありました。
 体育館では男・女バレーボール、格技室では女子卓球が真剣に、しかし和やかに行われました。 コートサイドに陣取ってクラスの仲間たちを応援する姿は、微笑ましく思いました。園芸・創成の生徒達は何事にも熱心です。
 白熱した決勝戦は、16:00頃までかかりましたが、その後、体育委員会で集計してくれています。対戦結果は張り出されており、各種目の1位は、 ソフトボール3-4、卓球3-2、男子バレーボール3-4、女子バレーボール3-1でしたが、総合優勝には万遍なく上位へ食い込んでポイントを加算することが重要です。 はたして総合優勝はどこのクラスになるのでしょうか?発表は6/13(月)の昼の放送で行い、表彰は6/23(木)の壮行会の時に行います。(この記事は6/13朝に追加記述しました)

 農業クラブ 校内発表会の結果、次の意見発表、プロジェクト発表が県大会への出場します。                 2016年6月10日(金)

意見発表の部
  「農業に支えられて」 竹内君(3年)
  「Vision」   外谷さん(3年)
  「親の製あん所」   手塚君(3年)
 プロジェクト発表の部
  「風さやかがおこす稲作の新しい風 普及活動と一葉が示すその成果」  作物クラブ
  「地域に根差した緑化活動Part2 ~産学官と連携した環境製造への取り組み~」  造園クラブ
  「耕作放棄地再生プロジェクト ~小麦の地産地消・綿生産の実用化を進めよう~」  経営情報クラブ

 今日の放課後は、北信越高等学校総合体育大会の壮行会を行いました。                           2016年6月9日(木)

今週は慌ただしいスケジュールですが、北信越総体の壮行会を行うのは今日しかないというタイトな日程です。
 陸上部、卓球部、柔道部の北信越大会が、いよいよ来週となりました。6限のLHRを終えて、放課後に全校生徒が体育館に集まり、壮行会を行い、 各選手を激励して大会での活躍を祈りました。選手からは「園芸高校を背中に背負って頑張ります」と、気合の入った挨拶がありました。 自分の好きな種目の競技で現役を続けられる喜びが感じられました。各選手の健闘を祈ります。
 壮行会に先立って、教職課程の教育実習に母校に来ている山﨑君の紹介も行われました。大学を休んで2週間、母校で教育実習をしています。 後輩に向けて、「一時一時が貴重な時間なので、精いっぱいに過ごしてほしい」と過ぎた日としてしか高校生活を振り返れない先輩として、 後輩への忠告として語ってくれました。大学進学についての相談もあったら聞いてくださいとのお言葉もあり、頼もしい先輩でした。

 今日の午後は、須坂市メセナホールで芸術鑑賞でした。                                 2016年6月8日(水)

今日の日程は、午前3時限+午後は須坂市メセナホールで芸術鑑賞 です。
 今年の北信地区統一の鑑賞作品は、『ORQUESTA DE LA LUZ』アルケスタ・デ・ラ・ルス。南米系サルサに触れます。
 ラテン・サルサ、馴染み無いなーという気持ちの中、開演しました。するとオープニングの演奏に聞き覚えが! あっ!NHKの「ブラタモリ」の音楽でした。あのハリのある井上陽水の声が頭の中に聞こえてくるようでした。が、この反応は先生達の話。 普段NHKをあまり見ない生徒達からは反応がありませんでした。
 演奏曲は、島唄(THE BOOM)、永遠に(ゴスベラーズ)、What's SALSA、情熱の花、・・・。生徒達に手拍子を誘って演奏に招き入れたり、 生徒をステージに上げてサルサの打楽器のレッスンをしたり、会場全員でステップの練習をして一緒に踊ったり、 聴くだけでなくステージと一緒に動いた90分でした。
 サルサの手拍子のあの独特なリズム、南米音楽特有の「クラーヴェ」。ン カン カン ン カ-ン カ-ン カン  このリズムが先生達おじさんには難しい。 でも、生徒達はステージの演奏に合わせて手拍子していました。中学校の音楽で学習しているのかしら?

 農業クラブの学校代表を選考する「校内発表会」を行いました。園芸+創成(農業科)                    2016年6月7日(火)

8月に大阪で行われる農業クラブ全国大会への挑戦権を選考する「校内発表会」が、体育館で行われました。農業クラブ全国大会への道は遠く、 学校代表に選ばれた後は、県大会、北信越大会、そして、全国大会へと進むことが出来ます。 今日は、その序盤、先ずは学校代表として県大会への出場権を掛けます。
 午前中は、「プロジェクト発表」の部。10のコースでプレゼンテーションが行われました。 どの発表も、先輩から引き継いで研究を深めてきている長年の歴史があります。昨年のちょうどこの時期に先輩から引き継ぎました。 先ずは、これまでの研究内容を理解し、さらに継続調査をする、工夫の余地を見つけ改善する、または、異なった見方からのアプローチをして違う切り口を試みる、 などの挑戦が報告されました。
 午後は、「意見発表」の部の選考となる各クラスからの代表による発表が行われました。その意見発表も、練習の成果がにじみ出るような流暢な発表でした。 家族と自分に係わる身近な話題、本校への進学によって拓けた自分の農業への道筋、これまでの自分の体験から今後に目指す農業への夢、など、 体育館の聴衆は7分間聞き入ってしまいました。
 最後に、審査委員長でもある学校長から話された講評の中では、堂々たる発表に感動した、研究内容は今後の農業を変革していくだろう、 自分の体験に基づいた説得力ある意見発表であった、長時間であったが聴衆の姿勢も立派であった、などお褒めの言葉がありました。
 気になる結果は、6/10(金)朝に発表になります。

 先週末の長野県総合体躯大会にて、各部活が大活躍                                 2016年6月6日(月)

  『須坂創成(女子団体)堂々の初制覇 全試合にストレート勝ち』 と、信濃毎日新聞6/5(日)に大きな見出し!
 先週末に各競技の県総体が行われました。昨年4月に須坂園芸と須坂商業が統合して「須坂創成高校」としてスタートしてから2年目。 県大会に常連の高校名に交じって、須坂創成のプレートが試合会場に貼られ、県大会常連校の応援の保護者には認知度が低い中ですが、 各競技とも北信地区代表として立派な試合を行いました。
 先ずは、卓球部。北信地区大会を【女子:学校対抗優勝。ダブルス優勝&2位。 シングルス優勝&2位&3位。】という成績で県大会に出場し、 6/4-5松本広域公園体育館にて行われた県大会でも、女子団体(大平・北沢・山﨑・田中)は全6試合すべてストレート勝ちで、「完全」優勝。 主力のメンバーは、小学生から同じクラブで腕を磨いた仲間とともに高校でもチームを組むことが出来て、昨年度末の3月には全国大会を経験して、 今大会には大きく成長して試合に臨むことが出来ました。翌日の個人戦でも、シングル(北沢)、ダブルス(大平・北沢)ともに県優勝を勝ち取りました。 全国大会は、8/1-5岡山県総社市で行われます。なお、全国大会の前に、上位3チームが6/18-19富山市で行われる北信越大会に出場します。
 柔道部。北信1位で県大会へ出場した瀬尾は、男子100kg超級で準優勝を果たし、6/18-19長野市で行われる北信越大会へ進みます。
 陸上部。5/27-39に松本広域陸上競技場で行われ、男子砲丸投げに出場した瀧澤は3位(12m90)、北緯信越大会へ進みます。
 男子バレーボール部。北信地区8位で進んだ県大会は、松本市松本縣ケ丘高校で行われて、東信地区1位の上田西に0-2で敗れました。
 剣道部。女子団体の県大会は、小諸総合体育館で行われましたが、予選リーグ(松本蟻ケ崎・上田西・長野西・本校)で敗れました。

 同じ土曜日、信州大学において、造園科の5名の生徒は、学生公開アイデアコンペ表彰式 に参加しました。         2016年5月28日(土)

『公益社団法人日本造園学会平成28年度全国大会』 学生公開アイデアコンペ【高校生部門】 『最優秀賞』 を受賞しました。
 信州大学松本キャンパスにて、5/28(土)、平成28年度全国大会 学生公開アイデアコンペの表彰式が行われ、 本校から出展した作品が【高校生部門】において 最優秀賞 を受賞することが出来ました。
 出展した計画図は、造園科3年緑地計画コースの5名による共同作品です。 今年のデザインコンペのテーマは「文化財を活かしたランドスケープ・プランニングと地域創生」とし、 国宝に指定されている松本城周辺の文化財や古くからの景観を生かした都市計画が課題とされていました。  製作に取り掛かる前の今年の3月に、生徒達は現地を訪れ、現地調査を行い、そこから1か月間、ゴールデンウィークの休日も返上して製図に取り組みました。 その努力が報われて、今回の受賞につながり、生徒たちには笑顔が溢れていました。
 なお、今回の応募作品は、審査経緯、審査結果、講評等をまとめた「学生公開アイデアコンペ」の報告として学会 HP 、 ならびに、学会誌「ランドスケープ研究」に掲載予定です。 また、6月初旬から中旬に松本城内の松本市立博物館において作品が展示される予定となっております。機会がありましたら、 ホームページや学会誌、松本市立博物館でご覧ください。    造園科の活動の様子こちら

 今日の土曜日は、須坂須園・須坂創成(須園キャンパス)の公開授業でした。中学生・保護者150名が専門科目を中心に見学しました。    2016年5月28日(土)

来年度に須坂創成高校の受検を考えている中学3年生とその保護者、中学校の先生を対象に、進路選択の一助にしていただこうと土曜日の今日、半日の公開授業を行いました。 また、本校の保護者にもご案内して授業を公開し、参観して頂きました。なお、本校の保護者の皆さんには、 引き続き午後のPTA総会にも参加して頂きました。
 今日の公開授業には近隣の中学校から中学生105名、保護者40名の希望がありました。 農業科3年生の専攻コースの実習と創造工学科2年生の実習は少人数で行っているので、参加者は10グループに分かれて、12種類の実習をローテーションで見学して頂きました。 各実習場所では、担当の先生が説明したり、生徒自らが研究内容について説明したり、実習機器をデモンストレーションしたり、それそれ特色ある内容でした。
 本日参加した中学生にとって、今日の経験がより良い進路選択につながれば幸いです。 夏の7/29(金)には「体験入学」が予定されているので、今日の見学で関心が湧いたコースをぜひ体験してみてはどうでしょうか?            昨年の授業公開の様子こちらへ    昨年の体験入学の様子こちら

 須坂須園の3学年は、「コース週間」と銘打って、ずーっと専門科目を実習します。                      2016年5月24日(火)

中間テストを終えて、3年生の今週一週間は、毎日それぞれのコースに分かれて一日中実習を行う「コース週間」です。 果樹も野菜も水稲も、この時期に集中して行いたい内容がたくさんあります。天候に恵まれて作業は予定の通りに進めることが出来ますが、 この時期にしては高温にみまわれています。全国的に高温が予想されています。
 初日の昨日は、まず8時に造園科の41名は依頼先の造園業者と一緒に出勤して行きました。造園科では、例年、造園業者にお願いして、 現場でプロと一緒に仕事をする中で研修させて頂いています。二日目からは、直接現場へ直行します。
 他のコースも、朝学校へ登校してすぐに、第2農場の果樹園や、田んぼへ学校の大型バスで出かけて行きます。フラワーデザインコースの生徒は、 須坂市のバスに乗って、お弁当持参でフラワーロードの定植へ出かけて行きました。
 左の写真は校内の圃場での実習の様子です。
 実り始めた麦に鳥除けのネットを張るのは、情報会計コースの生徒達です。この小麦を収穫して、業者に製粉してもらった後は、 味の調査やパンの新商品の開発へとつながっていきます。小麦粉やパンは、学校で行う主なイベントでも販売します。
 野菜科学コースは、アスパラガスの最後の収穫を終えて、草取りをして、株の養生に入ります。また、ビニールハウスの中では、 キュウリを収穫して袋詰めして振り売り販売に出かける準備をします。トマトのビニールハウスでは、大きくなり始めたトマトを支えるために1本ずつ補強していました。
 果樹科学コースは、第二農場のリンゴ園で摘果実習を行うチームはお弁当を持って出かけ、残りの生徒が校内のブドウ園で種無しにする処理と枝の剪定を行っていました。
 日中、気温上昇の中、昼食後も各コースとも頑張って作業を続けています。

各コースの今週の実習内容は、次のとおりです。
A果樹科学 21名
  摘果実習(第二農場)
B野菜科学 19名
  校内実習,信大繊維学部(上田)見学
Cフラワーデザイン 17名
  校内実習,フラワーロード定植
D微生物バイオ 17名
  課題研究・実習(校内,角藤農園),サンクゼール見学
E食品製造 17名
  課題研究・実習(校内,角藤農園),サンクゼール見学
F流通経済 9名
  水田代掻き,水稲移植,日商簿記,課題研究
G情報会計 10名
  網張実習,水稲移植,課題研究
HIJ造園科 41名
  企業研修(16社)

 須坂須園の3学年と須坂創成の農業科1学年が山林実習を行いました。                          2016年5月20日(金)

これまでは農業科4クラス構成の須坂園芸高校だったので、中間テストの最終日は、2年生を残して1・3年の8クラスは学校林へ山林実習へ出かけていました。 昨年からは創成高校に替わり、園芸科は3クラス構成になり、1・3年生の7クラスの生徒が、山林実習へ出かけています。
 学有林の地籍は、須坂市仁礼。1年生は先ずは3台のバスで行けるところまで行き、山へ入る直前の空き地で開会式を行います。その間に3年生は学校で開会式を行ってバスが戻って来るのを待ち、1年生を追いかけます。舗装された林道を離れて、学校林の現場へは、かなり奥へと進みます。 頭を覆う杉林の上空には快晴の青空が広がり、冷たく澄み切った清流の 細流(せせらぎ)を聞きながら、森林浴気分で歩みを進めるのは序の口。その後はひたすら登山。
 休憩を挟んで1時間半の登山で、3年生の実習場所に到着します。先に行っている1年生は、直登とも言える登りの先の実習場所まで 進んでいます。
 昨年整備した通路は雨や雪で痛み、所々倒木のトンネルができていました。息を切らしながら現地にやっと到着。
 日頃は使った事もないナタ、大カマなどの道具を使って、下草刈りや、間伐した杉を使って来年の為に登山路の階段を整備しました。
 生徒からは、「ここまで登ってくるのはつらいけど、実習は楽しい、毎日でもいい。」なんて声もあり、日頃の授業では見せたことがないような張り切って実習する生徒の姿に、 感心しきりの先生もいました。そして、澄んだ空気の大自然の中で食べる昼食は格別でした。
 予定通り実習を終え、山を下ります。今度は膝が笑ってしまいました(筆者だけかもしれません)。
 園芸・創成高校の農業科では、在学中に2回の山林実習を経験しますが、今の若者で里山へ入って「下草刈」を経験してたことのある人のパーセンテージは1%に満たない事でしょう。 広い山の中ではほんのわずかしか整備できませんでしたが、生涯で一度位は経験してもいい内容の山林実習でした。 今日の経験は、山に入ることがほとんど無くなった私たちにとって、山林の役割や管理をする意味について考えるよい機会でした。

 熱戦が繰り広げられた 北信高校総合体育大会 の各競技の中、6競技で県大会へ進出を決めました。              2016年5月17日(火)

熱戦となった先週末5/13-15の各競技会場では、本校の生徒の活躍に大声援が送られ、北信高校総合体育大会が終了しました。結果は、 過日に全校をあげての壮行会を行って選手を送り出した甲斐あって、6種目で県大会へと駒を進めることが出来ました。 種目によっては月末に県大会を迎えます。来週の日程は特別で、 農業科は一週間続けてのコース実習を行うので、本日の放課後に県大会進出チームの壮行会を行いました。
☆陸上部:
 瀧澤君=砲丸投げ1位、
 酒井君=円盤投げ5位、ハンマー投げ7位
 犬飼君=400m6位
 三井君・米山君・犬飼君=4×100mリレーで8位
 海沼君=砲丸投げ3位
 県大会は5月27日(金)から、松本平広域陸上競技場で行われます。
☆バドミントン部:
 男子団体=5位
 県大会は5月29日(土)から松本市信州スカイパークで行われます。
☆卓球部:
 女子=団体優勝
 男子=団体4位
 県大会は6月3日(金)から松本市信州スカイパークで行われます。
☆男子バレーボール部:
 北信8位
 県大会は6月4日(土)から松商学園・松本県ヶ丘高校で行われます。
 ☆柔道部:
 男子団体6位、
 瀬尾君=男子個人100㎏超級1位
 田中君=男子個人60㎏級5位
 県大会は6月4日(土)から長野運動公園総合体育館で行われます。
☆剣道部:
 女子団体=9位
 県大会は6月4日(土)から、小諸総合体育館で行われます。
☆登山競技:6月2日(木)から、松本市美ヶ原高原で行われます。

 須坂須園高校の3学年は合同ホームルームで、選挙出前授業を行いました。                         2016年5月12日(木)

公職選挙法等の一部を改正する法律が成立し、平成27年6月19日に公布されました。公布の日から起算して1年を経過した日、すなわち平成28年6月19日から施行されます。今回の改正により選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられ、一部の高校3年生にも高校在学中に選挙権が発生することが始まります。施行日が目前に迫り、市町村・県・国政にかかわらず選挙があれば現在の高校3年生の一部も投票することになります。そこで今日のLHRでは、長野県選挙管理委員会より田中先生と永井先生の2名をお招きし、出前授業を実施して頂きました。
 なぜ、選挙権年齢が引き下げられたのか、若年者の政治参加の意義、そして、選挙活動等でしてよいことと、逆にしてはいけないこと、 をわかりやすく授業して頂きました。
 生徒代表のお礼のあいさつでは、「まだ、ピンと来ない部分もあり、これから更に勉強を重ねて、 よりよい社会人になるよう努力します。」と選挙に向かう姿勢が述べられました。
 学校生活で日頃一緒に活動している間柄でも投票が出来たり、出来なかったりの状況が起こって、全員が当事者にはなりません。 しかし、投票権を持つ日は必ずやってきます。今回の出前授業を今後大人になる者として生かしていってほしいものです。

 創成の須園キャンパス1学年は合同ホームルームで、交通安全・インターネットの適正利用の講話を行いました(須園キャンパス)      2016年5月12日(木)

5/12(木)のLHRは学年全体で合同ホームルームとし、長野県須坂警察署の交通課の坂下課長さんと生活安全課の中島係長さんより講話をいただきました。
 前半は自転車の事故に関して自転車安全利用五則を確認しながら、具体的に何を気をつけなければいけないかを説明していただきました。 特に、交通ルールを守らないために起こる事故が例年多く起こっているため、ルールを守らないで走行していると相当危険であるということを DVDの映像を見ながらお話いただきました。実際にぶつかる瞬間を映像で見て、その危険さを改めて感じました。
 後半はインターネットの適正利用についてお話を聞きました。インターネット犯罪に関して具体事例を挙げて説明をしていただきました。 匿名性が高く、国境がなく証拠が残りづらいというインターネットの特性をお聞きした後、実際に利用時にどういう危険があるのか、 また、どんなことで被害を受けているのか、逆にどんなことで加害者になってしまうのかを1つ1つ解説していただき、 1学年の生徒たちも理解がしやすかったと思います。思わぬところで個人が特定されることがあるので、インターネットの利用、 特に画像の送信などは慎重にしなければいけないということを再確認出来ました。
 高校生活が始まって、多くの生徒は自転車も携帯電話(スマフォ)も自由に使える環境になりつつあります。自由である反面、責任を伴います。 今日の講演は、便利な道具と上手に付き合っていく第一歩となりました。

 創成1学年の「産業基礎」にて、第2回の講演会を行いました。(須園キャンパス)                       2016年5月9日(月)

総合技術高校としての特色科目である「産業基礎」では、第2回目の講演会を須園キャンパスで実施しました。
 1年生の農業科・工業科161名向けに、老舗割烹料理店「能登忠」 女将田幸久子様にお越しいただいて、和室での立ち振る舞い・席次・食事マナーについての講演及び実演が行われました。冠婚葬祭の冠とは出産や賀寿、昇進・栄転など人生で巡ってくるお祝い事。 また、祭とはお正月やお盆など四季折々の伝統行事を祝う事。
 訪問時のマナーでは、玄関に入る前のコートの脱ぎ方から、玄関に入ってからの靴の脱ぎ方、引き戸や襖の開け閉めの仕方、 和室での座布団の使い方など、NGを交えながら実演してわかりやすくお話ししてくださいました。
 また、日本料理や西洋料理でのマナーのお話の中では、席次の順番の違い、箸置きや箸の使い方からお椀の持ち方、魚やごはん、汁物、 おかずの食べ方など、いずれもわかりやすくお話ししていただきました。
 今回の講演会は、産業人としての振る舞いというよりは、日本人の大人として身に付けるべきマナーを学習する良い機会になりました。

 毎年参加の『善光寺花回廊』に参加しました。(須坂園芸・須坂創成の農業科)                  2016年5月3日(火)~5日(木)

5月のゴールデンウィークの後半、3日~5日の3日間に渡って『善光寺花回廊ながの花フェスタ2016』が開催されました。 須坂園芸の園芸科フラワーデザインコースの生徒と他のコースの生徒も須坂園芸チームとして毎年参加してきています。 そして、今年は、須坂創成の園芸農学科の野菜・花きコースの生徒も加わっての参加となりました。
 今年度の『善光寺花回廊』が15周年目ということで、北信の高校3校(下高井農林高校、須坂園芸・須坂創成高校、 更級農業高校)の総勢145名が協力してタペストリーガーデンを作成しました。 実はデザイン原画は昨年度1月から2月上旬にかけ下高井農林高校と共同で練り上げたもので、極寒の真冬に作り上げたプランが、 今回みごとに善光寺参道に花開きました。初夏を感じさせる好天に恵まれた善光寺参道には、たくさんの皆さんが行き交い、 足を止めて北信地区の農業高校3校の共同作品に見入って頂き、喜んで頂き、一生懸命に製作した甲斐がありました。 また、最終日にはタペストリーガーデンに使われた花の販売が行われ、街行く皆さんにはたくさん購入して頂きました。
 さて、2004年に初めて参加して以来、須坂園芸高校フラワーデザインコースとしては今年が最後の花回廊となりました。 そうした思い入れもあって、コース全員の花回廊にかける思いが一つになりました。 園芸高校のフラワーデザインコースとしてはこれで終わりになりましたが、バトンは創成高校の後輩達に託されました。 来年度は、創成の園芸農学科の野菜・花きコースが中心になって、さらに盛り上げた展示にしてくれることを期待した最終日でした。 お立ち寄り頂いた皆様ありがとうございました。来年度も本校の展示をご期待下さい。

 今年の『園芸フェア』は初夏の日差しの中、行われました。苗を中心に、パン・味噌・リンゴジュースなども完売となりました。     2016年5月2日(月)

恒例の須坂園芸高校『園芸フェア』を行いました。毎年の事なので、地元の皆様には苗を中心に待ち望んで頂いています。
 今日も10:00販売開始に向けて、関係の生徒達は朝8時頃から準備を行いましたが、9時頃から大勢の方々に行列を作って待っていただきました。 苗に係わる生徒は園芸科野菜科学コースの生徒の3年生達ですが、毎年「新人」です。今日の為に「新人研修」を行ってはいますが、慣れた頃には閉店になってしまいます。 また、販売する苗は生徒が「実習」として発芽させたり接ぎ木したものなので、市中のお店のように大量にはありません。不手際があったり、希望の苗が購入できなかった方も いらっしゃいましたが、ご容赦ください。(今日の為にナスの接ぎ木実習を行った時の記事はこちらです。)
 流通経済コースの生徒達は、加工品の販売を行い、盛況でした。生徒達が地元で育てた小麦を使ったパン、学校農場で収穫したリンゴから絞ったリンゴジュース、国内産大豆から仕込んだお味噌が テントに並びました。
 来年からは須坂創成高校の農業科の生徒が『園芸フェア』を引き継いで行きます。
 さて、フラワーコースの生徒+有志のチームが、明日からの『善光寺花回廊』タペストリーガーデンに参加します。運動部の生徒達は練習試合などで、 GWはほとんどの生徒が学校外で活動します。

 須坂園芸・須坂創成高校(須園キャンパス) 第1回生徒総会 と 壮行会 を行いました。     2016年4月28日(木)

 2016年度の第1回生徒総会を行いました。本校でのスタイルは、各委員長が前列に並び、順番に出てきて向かい合う生徒会員への提案を行います。 今日は、各委員会の活動計画、予算、部への昇格、同好会発足の各議案が提案されて、可決されました。
 大勢の前で提案するのは緊張したと思いますが、スムーズに進みました。後日、執行部員の感想を掲載したいと思います。
 続いて、長野県総合体育大会 北信大会へ参加する部員の壮行会を行いました。今年は、体育館のステージに登壇できないほどの人数なので、 アリーナのフラットな会場での壮行会となりました。ブラスバンド部による伴奏で、園芸高校の校歌と創成高校の校歌の2曲を歌って、 選手を激励しました。また、応援団長の音頭に合わせて全校でエールを送りました。
 北信大会の日程と会場は、次のとおりです。
生徒の感想
1年生を迎えて生徒会は新体制となりました。今日の生徒総会では、いいスタートが切れたと思います。これから企画していく様々な生徒会行事では、役員はもちろんのこと全校生徒で盛り上げていけるように頑張りたいです。

陸上部        :5/13(金) 長野運動公園陸上競技場にて、三校合同で参加します。
 男子バスケットボール部:5/13(金) 須坂市民体育館にて、三校合同で参加します。
 女子バスケットボール部:5/13(金) 更埴体育館にて、須商と創成の二校合同で参加します。
 バドミントン部    :5/13(金) 男女とも長野運動公園体育館にて、三校合同で参加します。
 卓球部        :5/13(金) 男女とも南長野運動公園体育館にて、三校合同で参加します。
 男子バレーボール部  :5/14(土) 長野高校体育館にて、須園と創成の二校合同で参加します。
 女子バレーボール部  :5/14(土) 市立長野高校体育館にて、三校合同で参加します。
 サッカー部      :5/8(日) 県民須坂運動広場他にて、三校合同で参加します。
 柔道部        :5/14(土) 千曲市更埴体育館にて、須園と創成の二校合同で参加します。
 テニス部       :5/7(土) 南長野運動公園テニスコートにて、須園と創成の二校合同で参加します。
 ソフトテニス部    :5/13(金) 長野運動公園テニスコートにて、須商と創成の二校合同で参加します。
 弓道部        :5/13(土) 長野運動公園弓道場にて、須園と創成の二校合同で参加します。
 剣道部        :5/13(土) 松代高校体育館にて、須園と創成の二校合同で参加します。
 空手部        :5/13(日) 上田高校体育館にて、須坂園芸として参加します。

 須坂創成高校(須園キャンパス) 学校設定科目「産業基礎」での、第1回講演会      2016年4月25日(月)

 総合技術高校である須坂創成の特色科目「産業基礎」は、1年生が週2単位で履修します。今日の須園キャンパス1年生の産業基礎では、 アスザック株式会社 総務部 人事チーム 山中健治様にご講演いただきました。1年生にとっては初めての講演会でした。 農業科・工業科160人が実践室に集まってメモを取りながら一般企業人の方からのお話をお聴きしました。
 演題は『社会で活躍できる人材とは』です。社会に出るにあたって必要な考え方や、企業が求める人材像についてお話しいただきました。 お話の中で、人は第一印象が大切であり、特に「あいさつ、返事、言葉づかい等」の最低限のマナーを身につけること、 コミュニケーション能力では人の話を聞く姿勢(聴く力)が大事であることを学ぶことが出来ました。
 また、人が成長していくのは、「自責」の考え方と前向きな姿勢が必要であることもお話しいただきました。 今後、学校生活の中で今日の観点を意識しながら、日々成長を続けて欲しいと思います。
 「産業基礎」は、産業を農工商の枠を超えて学び、産業人としての基礎力を養うために年間を通して学習します。 今後、外部講師を招いた講演会を6回予定しています。次回は須坂市「能登忠」女将 田幸さんに講師をお願いしています。 須商キャンパスでも同じように「産業基礎」講演会を計画しています。

 園芸キャンパスの今日の実習の様子 と 放課後は、「雨が降り始めたので傘をお貸しします」の放送が入りました。       2016年4月21日(木)

今日の園芸キャンパスの様子をお知らせします。
  フラワーデザインコースは、5月のゴールデンウィークに行われる「善光寺花回廊」タペストリーガーデン製作に参加するための準備を進めています。
  野菜コースの生徒達がビニールハウスに定植したキュウリ・トマトがすくすく育っています。『園芸フェア』で販売する苗の準備は、ほぼ整いました。
  造園コースは、造園技能検定3級に向けての練習に励んでいます。
  創造工学科は、フライス盤の実習やシーケンサーのラダープログラムに取り組んでいます。
 さて、天気予報の通り午後になって雨が降り始めました。今日のように登校時には晴れていて、下校時に雨降りになった時には、 学協部が傘を貸してくれます。1年生にとっては初めての傘の貸し出しで、「本当に貸してくれるの?」といった感じでしたが、傘を借りてニコニコと 帰宅して行きました。

 園芸キャンパスの朝の様子。 今朝は、交通安全指導 と 測量クラブの実習       2016年4月20日(水)

春の全国交通安全運動の期間、本校でも生徒会委員が毎朝、通学途中の生徒達に交通安全を呼びかけています。今朝は、 須坂警察署からの警察官も一緒に、自転車と交差点を横切る生徒達に交通安全指導をして下さりました。 自転車安全利用五則のチラシを配り、自転車運転中と駐輪時の注意事項を喚起しました。
 一方、グランドでは、測量クラブの3名が実地訓練を行っていました。例年7月に行われる長野県農業クラブ県大会の平板測量競技会が、 今年度は本校会場で行われます。地の利を生かして上位入賞、全国大会進出を目指して実測練習に入りました。朝も放課後も天気が良ければ グランドで経験を積んで、精度とスピードの向上に励みます。

 創成の両キャンパスの1年生が、須園キャンパスに集まって、クラブ説明会を行いました。        2016年4月8日(金)

放課後、新入生が高校生活の中で楽しみにしているクラブ活動の紹介がありました。
 須坂創成高校では、管理・商業棟が出来るまでの期間、毎日の授業は農業・工業は須園キャンパスで、商業は須商キャンパスで行われ、 放課後は両キャンパスが一緒になってクラブ活動を行っています。
 今日のクラブ説明会では、両キャンパスのすべてのクラブが新入生の前で勧誘を行いました。各クラブの勧誘形態は、部長が説明、説明と作品の紹介、部員の演奏、 部員の競技種目の実演、など各クラブが趣向をこらして持ち時間の許す限り、新入生の勧誘活動を行いました。来週までは仮入部期間となります。新入生には積極的にクラブに入って、 各クラブの伝統を引き継いでほしいと思います。
 今日紹介があった須坂創成高校のクラブ活動は、次の通りです。
文化系:吹奏楽部、合唱同好会、書道、須園美術部、須商美術部、科学部、英語同好会、家庭科部、家庭科同好会、インターアクトクラブ、JRC同好会、軽音楽部、軽音楽同好会
農業系:果樹クラブ、野菜クラブ、草花クラブ、バイテククラブ、加工クラブ、作物クラブ、造園クラブ、造園技術クラブ、測量クラブ
工業系:創造工学クラブ、、商業系、簿記部、ワープロ部、珠算部、情報処理部、くますぎクラブ
運動系:陸上競技部、野球部、サッカー部、男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、硬式テニス部、男子ソフトテニス部、
    女子ソフトテニス部、卓球部、バドミントン部、柔道部、剣道部、弓道部

 今日は新入生は須園キャンパスへの初登校です。朝真っ先に、園芸高校・創成高校(須園キャンパス)の対面式を行いました。        2016年4月7日(木)

昨日の入学式は須商キャンパスで行い、農業科・工業科の新入生は今朝が初めての須園キャンパスへの登校となりました。合格発表時に須園キャンパスへ訪れてはいますが、 今朝の栃並木は、これからの自分自身の高校生活に想いを馳せた格別な景色に映ったことと思います。
 対面式では、園芸3年生、創成2年生の拍手に迎えられて新入生が入場し、生徒会長から歓迎の言葉があり、各クラスへはベコニアの鉢植えがプレゼントされました。 続いて園芸太鼓チームによる「日本国」が演奏されました。上級生によるメリハリあり迫力のある演奏は、新入生には新鮮に映ったことと思います。
 続いて、須坂園芸と須坂創成の両校の校歌2曲を全校生徒で歌いました。
 最後に新入生を代表して、駒沢さん(相森中出身)が歓迎してくれた先輩へのお礼と、これからの高校生活の決意を述べて閉会しました。
 (今回は園芸太鼓をgifで動かしました。ご覧ください。)

 平成28年度(2016年度) 須坂創成高校の第2回入学式を行いました。        2016年4月6日(水)

須坂市に総合技術高校として誕生した「須坂創成高等学校」の第2回入学式を本日挙行致しました。昨年の開校式は須園キャンパスにて行いましたが、 須園キャンパスでは、昨年末から創成高校の管理商業棟の建設の為に工事に入っており校内が手狭な為、今年の入学式は須商キャンパスの体育館にて行いました。 ご来賓として、同窓会長、農業大学校、デュアルシステムでもお世話になるアスザック(株)社長、須坂園芸・須坂商業のPTA会長、副会長にご臨席頂いて、 新たなスタートを切った新入生に激励のお言葉を頂き、厳粛に行うことが出来ました。
 ここで、本校らしい出来事がありました。式次第の校歌斉唱、新入生は歌えません。そこで、須園・須商の両校の執行部、吹奏楽部から自分たちで歌って聴かせたいとの申し出があり、 今日の入学式では生伴奏で上級生が歌いました。このメンバーの中には、須坂園芸生徒、須坂商業生徒、そして、須坂創成生徒が含まれています。 創成生徒が今日の校歌を歌えるのは当然ですが、須坂園芸も須坂商業も自分の校歌の他に創成の校歌をマスターしました。場内の新入生、保護者、ご来賓の皆さまに そうした先輩の暖かい歓迎の気持ちが伝わったことと思います。厳粛な中、心かよう入学式でした。(このような理由で、須坂園芸高校の生徒達も参加した入学式たっだので、 須坂園芸高校のsoil2016に掲載しました。)
 入学式後の各ホームルームでは、生徒達の眼差しは明日からの高校生活に夢を膨らませてキラキラと輝いていました。明日からは、両キャンパスで高校生活が始まります。 新しい生活で不慣れでしょうが、元気に互いに尊重される楽しい学校生活にしていきましょう。

 平成28年度(2016年度)の新任式と1学期始業式を行いました。        2016年4月5日(火)


 17名の新しい先生方をお迎えして、須坂園芸高校、須坂創成高校(須園キャンパス)の平成28年度が始まりました。新任の先生を代表して宮尾教頭先生から ご挨拶して頂きました。お話の中で、今日初めて皆さんに会って、明るく元気な挨拶を交わす姿に感心しました。これまでは外から好印象を持って園芸・創成高校の 活動を見てきましたが、今日からは皆さんと一緒に充実た日々を過ごせることが楽しみです、と、お褒めのお言葉を頂きました。
 続いての始業式の校長講話では、みんなが元気に新学期を迎えることができてうれしく思っているというお話が先ずありました。春休み中には学校外でのいろいろな活動がありました。県外への造園研修、地元の企業・農事試験場・農家などへ出かけての研修の他、全国大会への参戦などがあって、各分野で活躍して過ごしてくれたことがうれしい。
 今日から新たな年度が始まりますが、須坂創成の2年目となる今年度、夢を持ちつつ不安な気持ちで入学してくる第2期生を暖かく迎えて、みんなで歴史を築いて行ってほしい。 一生懸命に過ごした高校生活を、大人になった時に若者に熱く語れるような過ごし方をしてほしい。目標を持ち充実させる、と、ただ気持ちだけ急くのではなく、着実な準備も必要です。
中国の古書 四書五経の一つ「中庸」にある「凡そ事は予めすれば即ち立ち、予めせざれば即ち廃す」を紹介します。意味は、「何事も、前もって準備すれば必ず成就し、 しなければ失敗する。」です。みなさんが準備をするのを手助けします。頑張りましょう。
 新任式・始業式を閉じた後、生徒会長からいくつかの連絡がありました。執行部員は、春休み中も対面式やクラブ゙説明会の準備をしていましたが、 いよいよ全校を巻き込んでの活動が始動しました。
 さて、今日も整然とした始業式を行いました。生徒会長から全校生徒への呼びかけもあり、活気ある学校生活が始まりました。 しかし、須坂園芸高校としての1学期始業式は今日の式が最後です。これからの1年間は、すべての行事が「園芸高校」最後の行事になります。生徒も先生もちょっと寂しいですが、 一つ一つの行事に思いを込めて実施して行きたいですね。

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