土木管理総合試験所企業実習
5月21日(水)土木工学科の実習で土木管理総合試験所のご指導を頂きながら、実習を行いました。実習の内容は以下の通りです。
①ボーリング孔を利用した地質調査
②現地地盤の密度、透水性の把握
③維持管理のためのコンクリートの非破壊試験


ボーリングは本校の軟式野球グランドの一部で行いました。本校は河川敷に立地しているため、ボーリングで採取された土を見ると、地面から1m下までは砂、2m下あたりでシルト(細かい砂)が見られ、3m下になると礫が混じっていることがわかりました。ボーリングはさらに4mとすすんでいきます。
試験所の方にお話を伺いました。仕事としては社会インフラ整備にかかわる試験や調査を行っており、DXに移行できない仕事が多いため、人手が足りないとのことでした。
近年、インフラの老朽化で道路の陥没事故が生じるなどインフラ整備の必要性はますます高まっています。説明を聞く生徒の真剣な表情がとても印象的でした。

