通信制とは
これが通信制高校だ!
通信制高校の基本的な学習スタイルは「自学自習」。そして、レポート作成も面接授業(スクーリング)への出席も、自分で計画を立てて進めていきます。全日制や定時制課程の高校のように、毎日登校して決められた授業を受けるわけではありません。

だから、教科書学習・レポート作成は、時間があれば、いつでも自分のペースで、学びたいときに勉強することができます。

だから、自宅でも、図書館でも、どこでも学びたいところで勉強することができます。

だから、意欲さえあれば、年齢や学習歴などに関係なく、だれでも学びたい人が学習することができます。何年かかってもかまいません。
本校通信制の特徴
- 日曜日に面接授業(スクーリング)や特別活動が行われます。
- 3年間で卒業できるようになっていますが、時間をかけて卒業することも可能です。
- 他の高校に在籍している人や中途退学した人も入学でき、前籍校で修得した単位をいかすことができます。
- 小諸での面接授業(小諸面接)や地域ごとの学習会への出席、NHKの高校講座の視聴によって、一部を面接授業出席の代わりにすることができます。
- 本校と連携が認められている定時制高校に在籍しながら本校で一部の科目を修得することで、在籍校の単位に代えることができます。(併修生)
- 卒業を目的としないで、希望する科目を学習することができます。(一部科目履修生)
学習システム

■ 卒業するためには以下の要件を満たすことが必要です。
- 必履修科目を含む修得単位の合計が74単位以上であること
- 特別活動に30時間以上出席すること
- 高校在籍期間が3年以上であること
■ 単位を修得するためには以下の要件を満たすことが必要です。
- 科目ごとに決められた出席時間数を満たすこと(例:コミュニケーション英語Ⅰ 12時間)
- 必要なレポートをすべて提出して合格すること(例:コミュニケーション英語Ⅰ 9枚)
- すべての試験に合格すること(例:コミュニケーション英語Ⅰ A・B・C範囲すべての試験に合格)
■ レポート
通信制で一番の学習の中心になるのが、レポート作成です。教科書や学習書をもとにして自学自習を行い、レポートを提出します。学校では、提出されたレポートを添削指導して返送します。レポートの内容が不十分だと再提出になり、期限までに提出できないと、試験を受ける資格が得られないこともあります。レポートの数は、科目によって異なりますが、1科目につき、年間2~12通程度です。
■ 面接授業(スクーリング)
通信制では、授業のことを「面接」といいます。日曜日に1日6時間、年間21日の面接授業が設定されています。この他に、小諸での面接授業(小諸面接)や本校特別面接、個人面接なども用意されています。面接授業日には、ふだんの自学自習で抱いた疑問を直接先生に質問できたり、レポート作成のヒントを得ることができます。また、ホームルーム活動や信友会(生徒会)活動、学校行事もこの日に行われるので、生徒どうしの交流を図ることもできます。
■ 試験
科目ごとに決められた枚数のレポートを期日までに提出すれば、試験を受けることができます。科目によって異なりますが、1・2・3学期に相当するA・B・C範囲に、それぞれ1回ずつ定期試験があります。定期試験で合格できなかったり、定期試験を受けられなかったときには、年7回、特設試験が用意されています。最終試験に合格することで、単位が認定されます。