選択科目 『産業財産権の基礎』 でタカノ株式会社様と連携
選択科目「産業財産権の基礎」の授業では災害時に電気が使えない場合に利用できる便利な機器の開発に取り組んでいます。今年度は『ペール缶を利用した循環湯沸かし器』の製作に取り組んできました。この活動の中で湯沸かし器に使用するパイプをらせん状に曲げて製作する部品試作をタカノ株式会社様にご協力いただき製作していただくことになりました。
1月10日(金)の授業ではタカノ株式会社の皆さまが来校され、パイプ椅子などの製品で利用されるパイプの曲げ加工の技術を使って、らせん状にパイプを曲げた試作品を持ってきていただきました。本校のパイプベンダー(パイプを曲げる機械)で、非常に苦労して曲げた形状を更になめらかならせん状に加工していただき、その仕上がりを見て驚きと感動に包まれました。授業では試作品の加工方法のお話や、この技術を利用して他にどんなことができるか意見交換をしました。
お忙しい業務の中、技術者の松崎様をはじめ、タカノ株式会社の皆さま方のお力をお借りして、多くの人の役に立つ、新しい価値づくりに取り組んでいきます。

試作品の製作過程の説明を受けている様子

ご提供いただいた試作品

試作品に触れている様子

タカノ株式会社の皆様ありがとうございました。