◇今回発表してくれたのは10組24人の皆さんです（発表内容は上の画像を見てください）。プログラムにも工夫がみられ、オープニングでは、校歌のミュージックビデオの紹介に加えて、今年から1年間のブラジル留学に出かけている林夏海さんにWeb会議システムを介してインタビューする企画があってビックリ！　そこには交換留学で白馬高校に来ているミリアンさんも参加して、ちょっとした国際交流にもなりました。なにより夏海さんの元気な笑顔が見られて安心しました。

◇画像にある、大糸線と地元名産の小谷漬のマスコットキャラクターを配したパンフレットは生徒の作です。大赤字で苦しむJR大糸線の人気を何とか高めようとイベントを計画しているそうです。一つのことにのめりこんでいくと、とてつもないエネルギーが生まれてくるんですね。彼女たちは今年で卒業ですが、今後の活躍が楽しみです。

◇糸魚川高校様との交流も今年で3年目となりました。午後の探究交流会では、「どんな地域になれば住みたいと思うか」について、10のグループに分かれて意見交換とまとめの発表会を行いました。こうして他校、それも県外の高校生と交流したことは、きっと本校の生徒たちにとって良い刺激となったと思います。来年もよろしくお願いします！

◇「観高サミット」は、全国で観光を学ぶ高校生が一堂に会して日頃の学習・研究活動について情報交換を行うイベントです（全国高等学校観光教育研究協議会主催）。

◇第11回となる今年の大会は栃木県那須町で開催され、本校からは、３年生の熊岡優奈さん、横川奈々実さん、今井結芽さんの3人が参加しました。地元のグルメをブログで発信する「ハクバメシ」について報告した昨年に続き、今年は、「さあ、大糸線に乗ろう！」と題して、小谷村、糸魚川市、JR西日本のご協力の下実施した、南小谷から糸魚川までの沿線フィールドワークで集めた情報を基に、大糸線活性化のアイディアを提案したことを報告し「観高サミット賞」をいただきました！

◇長野県では、「一人ひとりの好きや楽しい、なぜをとことん追求する」探究活動を学びの中核に据えています。大人でもなかなか答えを導き出せない難問に、高校生たちが自らの課題意識をもって挑む姿は素晴らしいと思います。こうした取り組みが地域社会を元気にし、そこに住む人、集まる人、すべての人にとって幸せな環境が創造されることを期待するとともに、本校での探究活動の充実に今後も努力したいと考えています。

◇このことについて、ホームページ内「白馬高の日常」でも紹介していますのであわせてご覧ください。

◇家庭科の保育基礎という授業を選択した生徒４人が、地元のしろうま保育園のご協力の下、14日（木）に保育士見習の体験を行いました。

◇生徒は緊張して戸惑っているのではと思いきや、子どもたちの方から集まってきてくれて生徒の周りにはあっという間に人だかりが。一気に室内がにぎやかになりました。事前に練習していった絵本の読み聞かせもバッチリできました！

◇「ふだんの教室ではなかなか見せない豊かな表情がみられて、室内での歌や遊び、お散歩や遊具での遊びなどをみんな生き生きしてやっていた」と授業担当の先生からお聞きしています。

◇今回お世話になった先生の一人に本校卒業生の東楓さんがいます。新卒で採用され４月からしろうま保育園で働いています。本校在学時にはこの保育園で延長保育のアルバイトも経験するなど、保育士になる強い思いを持って進学した生徒でした。

◇世の中人手不足はどこも同じで、保育士も例外ではありません。こうした実習を通じて保育に興味を持ち子育てにかかわる人が増えていくように学校も協力したいと思います。お世話になった先生方、ありがとうございました。来年もお願いします！

◇本日、このほど新しく着任された大町税務署長の横山様が学校を訪れ、今年の「税に関する高校生の作文」で入賞した生徒の賞状と記念品を届けてくださいました。

◇本校では毎年、1年生の授業の中で税に関する事柄を扱い、税や社会に対する生徒なりの課題意識や願いを作文にまとめる機会を設けています。今年受賞したのは次の皆さんで、いずれも国際観光科の1年生です。

　＊岡本葵さん『環境への配慮と税金』長野県租税教育推進協議会長賞

　＊牧田紅葉君　関東信越税理士会大町支部長賞

　＊原つばささん　中信県税事務所大町事務所長賞

　＊佐々木璃子さん　白馬村長賞

　＊デイリー茉莉沙さん　一般社団法人大北法人会長

　（牧田君と佐々木さんはスキー部の遠征で今日は不在。賞状は後日お渡しします。）

◇これに加えて、これまで本校が租税教育の推進に貢献してきたことに対して、大町税務署長からの感謝状もいただきました。

◇『今年の漢字』に選ばれたのが「税」でした。私としては、夏の暑さとかウクライナやガザでの戦闘から「暑」（第２位）とか「戦」（第３位）などを浮かべていましたが、そういえばガソリンやビールへの課税、物価高対策としての減税とその後ろに見え隠れしている増税など、身近な問題も多かったなと思い直した次第です。

◇これから社会へ出ていく生徒たちにとって、税をはじめお金に関する知識は必須のものです。3年間の高校教育の中で、租税教育、金融教育、消費者教育などをしっかりと扱っていきたいと思います。

◇12月7日（木）と8日（金）、「ホテル・ベルクール・イノマタ」様と「白馬ベルグハウス」様のご協力で、今年の高校生ホテルを無事実施することができました。

◇高校生ホテルは、国際観光科２年生の恒例行事です。ホテルサービスについての事前学習と施設での実技実習を受けた生徒たちが、フロントやレストラン、客室などでの業務を通して、1泊2日のお客様おもてなし実践に取り組みました。

◇入り口でお客様を迎える生徒の表情にはやや緊張も浮かんでいましたが、はっきりとした大きな声で丁寧な対応ができて私も一安心。その後の夕食時にはむしろ楽しんでいる様子がみてとれるほどで、こちらもゆったりとした気分で美味しいお料理をいただくことができました。

◇夕食一品目のサラダとオードブルの盛り合わせ（写真）は生徒が盛り付けを担当したそうです。クリスマスリースのような盛り付けにお客様も感心しきり。食後には茶道の手ほどきをする企画もあるなど、生徒によるおもてなしの工夫が随所に見られる実習でした。

◇こうした実習を通して成長する生徒の姿を見られるのは教師冥利に尽きますね。ずっと続けていきたい行事です。関係の皆様、本当にお世話になりました！

◇自転車甲子園は、高校生が自転車を安全に利用する知識や技術を競う大会で、2021年から始まり今年で３回目となります。道路交通法に関する知識クイズ、走行技術の正確さを競う実技、地域活動に関するスピーチの３種目をチームで競い、その成績上位４校による討論バトルで最終順位が決まります。

◇大会は12月３日（日）に愛媛県松山市で行われ、本校からは2年生の山田愛太君、目時羽琉君、１年生の染谷元太君、村川航一君、原つばささんの５人が初めて参加しました。

◇予選のスピーチでは、サイクリングロードの整備や小中学生とのサイクリングツアーなど地域での「つながり」を意識した取り組みを紹介。本校は、くじ運にも恵まれ(?)他の種目でも順調に得点を伸ばして決勝へ。「道路交通法を守る人を増やす取り組み」がテーマとなった討論バトルでは染谷君が活躍し、土居高校に次いで２位に入賞しました。

◇準優勝の証しとしていただいたのは、松山名産・砥部焼の大きな花瓶様の器です（写真）。来年も新たなメンバーを加えて挑戦し、優勝を狙うそうです。期待してますよ！

◇12月2日（土）3日（日）、白馬ロータリークラブ様のご協力で、本生徒10人が、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市を訪れ研修を行いました。

◇現在は震災遺構として残る門脇小学校と大川小学校の見学では、地元のガイドさんの説明を聞きながら、被害の大きさと災害時の避難のあり方や平時の心構えについて改めて考えました。「津波が見えたっていったら逃げ遅れる」という言葉を生徒たちはどう受け止めたでしょうか。

◇宿泊でお世話になった菊池旅館は、震災で津波被害を受け、絶望の中で廃業も考えた末に復活を遂げた旅館です。この宿のご主人からは、地域の方からの多くの励ましがあったから再出発の決断ができたこと、近所づきあいを含め地域のつながりが大切だということを教えていただいたそうです。

◇自分の目と耳、そして肌感覚を通して得た貴重な経験を、生徒自身の日常の中にしっかり落とし込んで、自分のものとして生かして欲しいと願っています。このような貴重な機会を提供してくださった白馬ロータリークラブ様に、心から感謝申し上げます。

◇今日は、「１年生対象～地域の人の話を聴く」の2回目です。地元白馬村で「アンドマウンテン」というカフェを経営されている長屋さんをお招きしました。

◇長屋さんは、白馬村に移住される前、㈱ベネッセで学習教材や大学受験指導に長く携わり、高校生の姿をよく見てこられた経験をお持ちの方です。私が日頃生徒たちを見ていて、「考え方次第でもう少し楽に生きられるんだけどな」と思う場面が多々あったことから表題にあるような演題でお願いしました。

◇質疑の場面で、「自分は相手のことを友人だと思っているけれど、相手はそう思ってくれない」悩みについて質問した生徒がいました。話好きな人もいれば寡黙な人もいます。自分を見せることに抵抗があまりない人もいればしっかり外壁を固めてなかなか扉を開こうとしない人もいます。面白いと思ったり興味をひくポイントも人さまざまです。相手の言ったことが少しかすって「そうそう」といったとたんに、この人は自分と同じだと思われるのも困りますし、自分はこんなにも内面を打ち明けているのにどうしてあなたは見せてくれないのかといわれても困惑してしまいます。

◇人間関係を円滑にするには、自分から外に開いていくことも大切ですが、どうしてあの人はこんな言い方をするのか、どうすれば相手が扉を開いてくれるのか、自分の話に興味を持って聞いてくれるのか等々、相手のことを想像する力も必要だと思います。そんなところから「友達づきあいは面倒くさい！」といった生徒もいます。たしかにそんな部分もありますが、長屋さんは、自分の心と相手の心の間を常に往復しながら考え続けることが大切だと話してくれました。

◇人間関係に唯一絶対の答えはありませんし、その時々で答えが変わることもあって難しくわからないことだらけです。わからない状態というのは怖いものですから、「面倒くさい」「嫌い」といって関係を断ってしまうこともありがちですが、これから豊かな人生を築いていくためにも、生徒たちには「考えることをやめない」という姿勢を持ち続けてほしいと願っています。

◇昨年に引き続いて県から予算措置をいただき、１年国際観光科の教室を断熱改修することができました。すでに完了した３年生の２教室とあわせて３教室目となります。こうして断熱改修した教室が増えて生徒が１年を通じて快適な環境で学習活動ができるようになることはとてもありがたいことです。

◇白馬高校の断熱改修は、「守破離」という地元の施工業者の横山義彦さんを抜きには語れません。写真を見ると断熱材を挟み込むための木枠がわかると思いますが、こうした下準備を横山さんがしてくださっているおかげで、生徒たちがわずか１日で作業を終えることができるわけです。作業に合わせて断熱の基礎知識にかかわる講義もしていただいています。加えて今年は、白馬に事務所を構える㈱イノアック様から断熱材の無償提供をいただきました。皆さんどうもありがとうございます！

◇白馬東急ホテル総料理長の永妻信人様を特別講師にお迎えして、６日（月）は国際観光科、９日（木）には普通科の生徒が、地元食材（信州サーモン）を使ったおしゃれなメニューに挑戦しました。

◇食材のサーモンは、北アルプスの雪解け水が湧き出る地元白馬村大出（おおいで）育ち。ふっくらとやわらかな身で川魚特有の臭みもありません。

◇メインは「信州サーモンと貝類のアイゴブリード」です。用意した食材を一人分ずつ耐熱フィルムで包んで蒸し器へ投入。その後フライパンに移して中火でゆっくりと沸騰させると香りとうまみたっぷりのスープの出来上がりです。そこにガーリックトーストを添えます。パセリ、おろしにんにく、ミックスハーブを混ぜたバターをたっぷり塗ってオーブンで焼くとたちまち部屋中がニンニクの良い香りで満ち溢れました。これはたまりません。

◇用意ができたグループからシェフのチェックを受け、いよいよ実食です。シェフから「ボナペティ（Bon appetit）～召し上がれ！」と「メルシー（merci）」というフランス語を教えていただきました。耐熱フィルムをハサミでカットした瞬間にハーブや食材のえも言われぬ香が立ち上り、みんな大感激。続いてスープをひとくち口に入れると、気分はもう南フランスです。私も久しぶりに「豊かな」食のひと時を味わいました。

◇みんなが笑顔になる「食」って素晴らしいですね。私がごちそうになったグループの生徒からは、「お母さんに作ってあげたい！」との声も聞こえてきました。大満足の実習でした！　永妻シェフ、白馬東急ホテル様、ありがとうございました。

◇毎年恒例となっている、地元選出県会議員・宮沢敏文先生による「北アルプス山麓ブランド」特別講義を１年生全員が受講しました。ブランドの意味や成立要件、「食」に重点を置いた北アルプス山麓ブランドの強み＆魅力と今後の展開といった、土台となる内容はいつも通りですが、今日はそれに加えて、これからの時代をどう自分らしく生きていくかという視点から、ご自身の大学時代の挑戦談や地元で活躍する女性シェフの紹介、社会情勢の変化や雇用環境の実情など、生徒たちが夢や期待を持てるお話をしていただきました。

◇講義後の質疑応答ではあちこちの生徒から手が上がり、自分なりに今日の話を受け止められた様子が見て取れました。先生からは、おにぎりの新商品や観光客の心に残る土産品の開発について課題をいただきましたので、観光や商業、探究の授業で具体化できるといいなと思っています。質疑応答の時のように、自分から挑戦してみよう！と思う生徒が出てきてくれると嬉しいですね。

◇いま高校受検をお考えの皆さん！　白馬高校で魅力的な地域づくりに参画してみませんか？　少子高齢化、人口減少時代にあっても、「白馬」にはまだまだ発展するポテンシャルがたっぷりとあります。ぜひ一緒に学びましょう！！！

◇９月末の強歩大会に続き好天に恵まれてのクラスマッチとなりました。男子はグラウンドでサッカー（２グループに分かれてのリーグ戦の後、順位決定戦）、女子は体育館でバドミントン（総当たり戦）で勝負を争いました。生徒のハッスルプレーと大歓声で校内も賑やかに。やはり学校はこうでなくてはいけません。

◇総合優勝は３B、女子バドミントンで健闘した１Bが見事に2位に入り、３位が２Aという結果でした。B組の国際観光科には元気な生徒が多いですから、この結果にも頷けます。3年生にとっては最後のクラスマッチ。いい思い出となったでしょうか。これから進路実現に向けたラストスパートに入る３年生全員の健闘を祈ります！

◇将来、自分はどんな生活を送りたいか、どんな形で社会とつながりをもちたいかについて、高校時代にできるだけ具体的なイメージを持っておくことが大切です。

◇今日のガイダンスでは、手始めに、資格と職業の内容を結びつけるワークをグループに分かれてやってもらいましたが、似たような仕事もあり、区別に苦戦しているグループもありました。その後、自分の興味のある分野に分かれて、専門の方から仕事や資格、収入の実際などについてお話を伺いました。高校生活でしっかりとした基礎力を身につけて、できるだけ数多くの選択肢から自分の理想に近い職業を選択してほしいと願っています。

◇2年生は、大町保健福祉事務所様と松本短期大学様のご協力で、高齢者の疑似体験と介護技術の基礎について学びました。体の動きを制限する用具を装着して日常作業を行う体験では、ふだんとの違いに驚く生徒も。人生100年時代といわれる今、介護に関するスキルを身につけることは、誰にとっても必要なことですね。また、介護は人と関わる仕事ですから、相手の状態や気持ちを想像する力、相手の立場に立ってコミュニケーションを図る力が欠かせません。仲間との高校生活を通じて、そうした力も磨いてほしいと思います。

◇本校では、生徒の皆さんが「自分らしい生き方」や「社会と自己とのつながり」について考えるためのきっかけ作りとして、毎年「クローバル講演会」を開催しています。

◇今回の講師は、脳科学者で、テレビでもお馴染み、公立諏訪東京理科大学教授・篠原菊紀先生です。演題は、『本番前には不安を書き出せ～頭（ワーキングメモリ）の使い時』。途中、ワーキングメモリの使い方を実感するテスト？をみんなで体験しながらお話を伺いました。

◇私が聴いていてなるほどと思ったことを３つ紹介します。１つ目は、これから試験だという時に「不安を書き出す」と脳のパフォーマンスが上がるということ。シカゴ大学のベイロック博士の研究結果を紹介しながら説明してくださいましたが、不安な気持ちを分解して整理することでワーキングメモリに余裕ができて、冷静に考えることがしやすくなるということなのですね。

◇２つ目は、良いパフォーマンスを発揮するには、「不安なドキドキ」を「ワクワク」にとらえ返すことが大事だということです。「自分は今ワクワクしている！」「楽しめ！」などと自分にメッセージを与えることで、不安のマインドセットがチャンスのマインドセットに変わるといいます。たしかに「プラス思考」は大切です。

◇３つ目は、持って生まれた「資質」をほめるより努力した「行動」をほめた方が、その後にもっと高いレベルに挑戦する気持ち＝「やる気」が強まるということです。これはキャロル・ドゥエックというスタンフォード大学の先生の研究成果としてご存じの方も多いと思いますが、学校でも生徒の姿をよく見て、「ほめて伸ばす」を実践していきたいと思います！

◇生徒にはもちろん、私にとってもいろいろな気づきのある有意義な時間でした。篠原先生、ありがとうございました！

◇実施したのは、国際観光科２年生・観光実務という授業でのガイド実習です。生徒たちがグループに分かれて作った旅行プランの中から、事前のプレゼンテーションによって今回の富山・滑川周遊コースが選ばれました。

◇朝はかなり冷え込み、あたり一面霧が立ち込めていましたが、日が差し込んでくると気温はぐんぐん上昇。生徒の案内で、青空の下での気持ちの良い旅行となりました。

◇今回の旅行はPTAの研修旅行を兼ねたもので、お客様は事前にお申込みいただいた本校PTA保護者の皆様です。バスの中はあちこちで会話の花が咲き、さらには生徒が企画した富山県クイズ大会、ビンゴ大会もあり、行きも帰りも大賑わいでした！

◇最初の目的地は、富山市内のガラス美術館です。図書館が併設された、大きな吹き抜けが印象的な開放感のある建物でした。個性的な作品が並び、皆さんは一つ一つの作品に足を止め興味深くご覧になっていました。

◇見学後は路面電車を使い、富山駅へ。北口にあるけやき亭というお店で昼食です。海鮮丼や白エビのかき揚げ丼などおいしくいただきました。

◇午後はバスで滑川へ移動して、富山湾クルーズです。立山連峰は雲に隠れていましたが、海風を全身に受けながら大海原の解放感を味わうことができました。来年はどんなツアーが企画されるか今から楽しみです。皆さん奮ってご参加ください！

◇ちょうどこの10月に、「持続可能な世界水準のマウンテンリゾート」の実現にむけて様々な取り組みを行っている白馬村が、国連世界観光機関（UNWTO）から「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」の認定を受けました。当地で生活する人々にとっても、観光で訪れる人々にとっても、この地域が魅力的で安心安全な空間となるよう、本校としても幅広い学びを通じてかかわっていきたいと考えています。

◇今年度第3回の生徒総会が開かれ、会計・決算、委員会総括、新役員選任など提出された6本の議案がすべて承認されました。

◇これにて３年生の荒井彩良会長をはじめとする旧役員は退任、２年生の北村一歩会長率いる生徒会新体制発足となりました。

◇『青春』　これは新生徒会が掲げたスローガンです。一見地味な感じもしますが、生徒中心の学校づくりのために、生徒一人ひとりがどんな場面でも全力で挑み「青春」するという、このスローガンに込められた思いが北村新会長から話されると会場から拍手が沸き上がりました！　総会が終わった後の廊下でも「一歩ガンバレ」という声が響いていました。

◇「生徒中心の楽しく盛り上がる学校づくり」。至極当たり前のことですが、実現するのは簡単ではないです。役員任せではなく、全員が当事者の意識をもって生徒会を盛り上げてほしいと願っています。みんな、がんばれ！！！

◇学校設定科目であるAsian LanguageⅡの授業で、長野韓国教育院の李惠敬（イヘギョン）さん他３名の先生をお迎えして、調理実習を通じた韓国文化体験を行いました。家庭科の先生にお願いして今日は調理室での授業です！

◇メニューは、「トッポッキ」（甘辛のたれを絡めたお餅の煮込み料理。定番ですね。）と「ホットク」（日本のおやきあるいは中身の入ったホットケーキみたいなものでしょうか）、「キンパ」（我が家でも娘が良く作ります）の３種類。「トッポッキ」と「キンパ」は、どちらもコチュジャンを使いますが、甘辛で美味しい調味料ですね。

◇私も大盛りのトッポッキにキンパとホットク（これは初体験）をいただきました。３時のおやつにしてはかなり食べ過ぎましたが、とてもおいしかったです！　生徒たちもみんなご満悦のようでした。皆さんどうもありがとうございました！！！

◇今年も晴天に恵まれました！　白馬村の最高気温の予想は26℃です。9時10分、私の号砲を合図に全校生徒が一斉に学校を出発しました。八方尾根スキー場の黒菱駐車場を折り返し点とする行程22㎞の山岳コースです。

◇今年は生徒が頑張る姿をぜひ見たいと思い、私もしばらくしてから自家用車で、生徒一人一人に声をかけながら、折り返しとなる黒菱の関門まで出かけてきました。苦しいはずなのに、顔をこちらに向けて「はい、頑張ります！」とみんなが笑顔で答えてくれ、励ます立場のこちらが逆に元気をもらってしまいました。

◇折り返し点には熱心なお父さんお母さん方の姿があり、生徒たちも心強かったと思います。また、ゴールでは、PTA総務部のお母さん方がおにぎりと豚汁を用意して温かく迎えてくれました。ご協力に感謝！です。豚汁の具材を提供してくださった皆さんもありがとうございました！　それから、なんとコース上となる和田野の入り口には、地区の皆さんが掲げてくださったこんな応援幕（→写真）も。皆さんのご協力のおかげで大行事も無事終えることができました。

◇男子は、３年生の丸山海翔くんが２年連続優勝。タイムは昨年より７分早い、１時間43分46秒でした。女子は、3年生の藤原雪乃さんが2時間15分10秒で優勝。こちらも去年よりタイムを短縮しました。皆さんお疲れさまでした！

◇大町市出身の田井さんは、小学４年生からローラースケート競技に取り組み、日頃は池田町にあるローラースケート場で練習を積んでいます。今年３月に埼玉県で行われた第68回全日本トラックレーススピード選手権では、男子ジュニアの部200mタイムトライアルで優勝、500mで2位、1000mでは4位に入るなど健闘しました。

◇このたび、所属競技団体である（一社）ワールドスケートジャパンから日本代表選手として派遣が決まり、10月18日から中国河北省北戴河で開催される第19回アジアローラースポーツ選手権大会スピード競技に出場することになりました。種目は200m、500m、1000mのスプリントなどで、得意は200mとのこと。

◇今日は競技用のローラーシューズを持ってきてくれたのですが、陸上競技専門の教頭先生は自然とシューズの形に目が行ってしまうようで、足形に合わせた微妙なラインに感心しきりでした。

◇本人曰く、楽しい雰囲気の中で走ることができるのがローラースケートの魅力だそうです。活躍を期待します！

◇23日（土）・24日（日）の2日間、代々木のオリンピックセンター国際交流棟を会場に「地域みらい留学」主催の進学相談会が実施され、本校も参加させていただきました。

◇今回の説明会では、日頃からお世話になっている白馬高校支援係の皆さんに加えて、この春本校を卒業して東京の大学で学ぶ学生２人にも協力してもらい、これまでオンライン上の写真や動画でしかお伝えできなかった高校生活の体験を直接聞いていただくことができました。

◇白馬地域の豊かな自然環境やスキー部の活動、そして本校の特色ある諸活動に取り組み生徒の様子に興味を持ってくださる方が多くて、こちらの説明にも力が入りました。

◇あれこれ便利な世の中ですが、親元を離れての高校生活というのは本人にとって大きな「挑戦」です。「白馬に来て高校生活を送ろう」という想いを受け止めて、充実した高校生活が送れるように一人ひとりを全力でサポートしていきますので、たくさんの方に受検していただきたいと願っています！

◇10月14日（土）の現地学校説明会にもぜひご参加ください。翌15日（日）には、銀座NAGANO５階で、今年度最終となる説明会を開催します。すでにご予約をいただいておりますが、まだ余裕がありますので是非お出かけください。お申し込みは本校のホームページからお願いします。

◇１年生のLHRの時間を使い、自分の心の健康に気づき、より良く保つための方法と困りごとに対処するための一つの方法として、自分に合ったSOSの出し方を考えてもらうことを目的に講演会を実施しました。

◇講師は、県の精神保健福祉協会理事で精神保健福祉士の二宮美和様と大町保健福祉事務所健康づくり支援課係長で保健師の平林恵美様です。そのほか大町保健所所属の保健師3名に加えて、管内関係の研修熱心な先生方11名が授業を参観しました。

◇授業はワークショップ形式で、「ストレスとセルフケア」「自分が発するストレスサイン」「声のかけ方」「SOSの出し方と相談先」などについて、ゆっくりとしたペースで進めていただきました。心のストレス状態をセルフケアによって回復させるイメージを、紙風船を使ってわかりやすく説明していただいたのも良かったと思います。

◇最後に平林保健師さんから「学校以外にもいろいろな相談窓口があるので、ぜひ遠慮せずに電話をしてください」との言葉をいただきました。

◇「人に話す」ことで苦しみが（いくらかでも）癒されるということは確かにあります。学校でも困ったときの相談先の電話番号を周知しているところですが、生徒たちが学校の中でも気軽に話に来られるような雰囲気と関係性づくりに今後も努めたいと思います。

◇いま県と白馬村では、白馬駅前から八方ローソンまでの一帯を無電柱化する工事を進めています。この事業の周知を目的として開催されたのが「ストリートフェス」です。

◇八方方面へ向かう県道のうち、駅前から400mほどの区間が歩行者天国となり、県をはじめ村内の事業者の皆さんの運営するブースが軒を連ねました。キッチンカーのメニューも多彩で、どれにしようか目移りしてしまうほどです。

◇ライブステージには、本校の吹奏楽部と軽音楽部の生徒が出演させていただいたほか、ライブアートということで、本校3年の小泉さんがAki＆Ninaさんとコラボさせていただき、駅に置くベンチのペインティングに挑戦しました。

◇会場では、小さなお子さんを連れた家族や仲間と賑やかに歩く若者の姿を数多く目にして、あらためて白馬村の活力を感じることができました。その中で生徒たちが生き生きと活動できたことに感謝したいと思います。

◇この作業は、県教委による「生徒自ら環境整備事業」の予算を活用して、生徒・保護者・教員が協力して毎年実施しているものです。朝７時30分に集合し、グラウンド・体育館前駐車場・テニスコートの地ならしと草取り、北校舎トイレドアと壁の塗装、南校舎廊下のワックスがけの分担に分かれて、和気あいあいとした雰囲気で作業を行いました。

◇薄雲が直射を遮ってくれていたものの、しばらく体を動かすと汗が滴り落ちて、息も荒くなるという環境でしたが、皆さんのご協力で作業も順調に進みました。

◇私も体育館前駐車場グループに参加して、70歳のお父さんが手馴れた様子でスコップを使い、砂利を一輪車に積み込む姿に感心しながら、凸凹になった所に砂利を入れて平らにする作業を手伝いました。

◇一番長時間ご苦労いただいたのは、北校舎の取りれのペンキ塗りの皆さんです。丁寧に二度塗りをしてくださり、見違えるように美しくなりました！

◇県外生の保護者の方ともお話ができてうれしかったです。皆さんお疲れさまでした！

◇昨日から２学期が始まりました。久しぶりの記事となりますが、この夏、地域へ出て活動した生徒たちの様子をお伝えします。

◇村内で音楽活動をされている長澤昭壽さんという方からご紹介いただいた活動です。このコンサートは今年で33回目、毎年全国から20団体ほどが参加して交流を深めています。林璃宮さん、幾田朋郎君、片岡凛さん（以上３年生）、滝沢悠馬君（２年生）の生徒4人が、受付係として全国から集まった合唱チームの皆様をお出迎えしました。今年初めてドイツからも参加があったそうです。

◇幾田朋郎君は、白馬村のマスコットキャラクター「ヴィクトワール・シュバルブラン・村男Ⅲ世」の着ぐるみをかぶって大活躍。歓迎の挨拶だけでなく、各チームの演奏時にもステージに登場して、一緒に演奏を盛り上げました。

◇こちらは、地元にあるしくみ株式会社が主催する、小学生を対象とした夏の恒例行事です。本校の学生寮のすぐ近くにある古民家を活動場所として、会社の社長さんが長野県立大学で講師をしている縁で集まった学生たちが中心になって運営にあたっています。ここに唯一の高校生として参加したのが、本校２年の森下心結さんです。

◇一切広報をしないというイベントにもかかわらず、口コミだけで参加者は年々増えて、今年は30人以上の小学生が集まりました。「一緒に宿題を考えたり、八方池へ散策に出かけたり、小学生との交流も楽しかったですが、大学生と話したいろいろなことが刺激になった」というのが本人の感想です。

◇始業式では、この活動を紹介して、「森下さんからの口コミで来年のスタッフが増えるといいですね」と結びました。

◇原つばささんが、岐阜県郡上市で開かれたマウンテンバイクの全日本選手権（ダウンヒル／女子ユース）で見事に優勝！　白馬中学校時代から続けてきた連覇を３に伸ばしました！

◇予選より5秒以上縮めた決勝のタイムは2分35秒166、2位の選手に20秒以上の差をつけての圧勝でした。例によって、朝、校長室に報告に来てくれましたが、本人はいたって冷静で、気持ちはすでに次の目標に向けた更なるレベルアップの方に向いているようでした。

◇本校ではもう一人、2年生の山田愛太君という自転車のスペシャリストがいます。8月に北海道で開かれる全国高校総体（インターハイ）のケイリン競技に県代表として出場します。27日の終業式の際には、原さんの３連覇報告会と山田君の壮行会を行う予定です。2人のさらなる飛躍を期待します！

◇今日は朝から暑くて、熱い一日でした。朝から生徒のノリは絶好調！　大勢のお客様を迎えて、クラス展示や体育館イベント、キッチンカー営業はそれぞれ大盛況でした。

◇写真は校内展示＆後夜祭（一部）の風景です。私が言うのもなんですが、今年の企画はどれも手が込んでいて、幅広い年齢の方に楽しんでいただけたかなと思っています。昨日に引き続き、ちびっ子たちが大勢来てくれて、盛り上げてくれたのもうれしいことでした。

◇これを書いている今、生徒たち（希望参加）は最後のミッションゲームに挑戦中です。同じカードナンバーでペアになった生徒同士が協力して、校舎内やグラウンドに隠された＜お宝＞を探しまくるというゲームなのですが、途中、海賊が出てきて、捕まると集めた財宝を奪い取られてしまうという趣向もなかなか面白いです。校内のあちこちから歓声や悲鳴が聞こえてきます。

◇いよいよ第72回しろうま祭も終了が近づいています。生徒たちにとっては、思い出に残る「非日常」になったのではないかと思います。企画してくれた生徒会の皆さん、それぞれの立場で盛り上げてくれた生徒のみんな、お疲れさまでした。そして、お越しくださったたくさんの皆さん、ありがとうございました！　これからも白馬高校の応援を宜しくお願いします。来年も期待していてくださいね！

◇一般公開1日目。９時30分の開場ですが、雨がパラつくあいにくの天気にもかかわらず、すでにお客様が受付を待っていてくださり、感謝感激！　受付をする生徒にとっても張り合いです。

◇昼近く、やきとりを焼くキッチンカーから立ち上る煙のいい香りは、生徒や来場者の食欲に火をつけるのに十分だったようで、体育館前と校舎南側に設置した駐車スペースは満車、飲食スペースは人でいっぱいになっていました。

◇食後、体育館ステージで行われたダンス部の発表をのぞいてみると、会場に用意した椅子がほぼ埋まる盛況ぶり。しかも、見たところ多くは一般来場者の方のようで、こちらも大人気でした。

◇今年は、幼保生・小学生の子どもさんを連れて来校された方が昨年よりも増えたような気がします。校舎の南側にある、在校生のインターハイ出場や全日本選手権出場を祝う懸垂幕に目をとめてくださる方も多く、これを機に、幅広い年代の、たくさんの方に本校への関心を高めてもらえると嬉しいですね。

◇明日は一般公開2日目。天気も良さそうなので、今日を上回る来校者を期待しています。明日もまたどうぞお越しください！

◇一般公開後の校内祭（中夜祭）は、学年混合グループによるミッションゲームで楽しみました。「他学年との交流」を目標の一つに掲げた今年の生徒会の面々が考えてくれた企画です。体育館から校舎内へ活動範囲を広げ、指示をクリアしながらゴールを目指します。ところが、ゴールは「場所」ではなく「人」。途中で放送によりヒントが出されますが、ゴールは常に移動しているので、なかなか見つけることが難しかったようです。生徒たちもあちこち動き回ってヘトヘトの様子。みんな、明日もあるんだからね！

◇写真ではお伝えしにくいですが、生徒たちは１日目からパワー全開で頑張ってくれています。下の写真で、少しだけでも雰囲気を感じ取ってくだされば幸いです。

◇明日は一般公開１日目。大勢の皆さんのお越しをお待ちしています。

◇ベンチは全部で26基製作して、しろうま祭中、体育館下の食事スペースで来場者の皆さんに使用していただきます。試作品に生徒と一緒に座ってみましたが、安定感があり、座り心地も快適です！

◇当初、本校３年の笹川君が廃材を使ったベンチづくりを提案してくれて、「環境にやさしい」取り組みとして職員と具体的な検討を重ねていたところ、白馬村でスノーボード板のリユースなどを手掛ける㈱モンスタークリフ様から廃スノーボード板を提供いただけることになりました。㈱モンスタークリフ様、ありがとうございました！

◇土台となる木材は、県教委が行う「生徒自ら環境整備」事業の予算に、生徒会予算を一部加えることで確保したものです。

◇「全校企画」ということで、購入した材木のカット、防腐剤塗り、ボードと木材の接合などいずれかの工程に、全校生徒が１回は参加します。昨日は午後からあいにくの空模様となりましたが、１、２年生が防腐剤塗りに協力してくれました。今日は3年生が組み立て作業です。

◇７月15日（土）、16日（日）の一般公開にはぜひ足をお運びいただき、生徒たちが作ったベンチの座り心地を確かめながら、キッチンカーやPTAの皆さんが販売する昼食メニューを楽しんでください。大勢の皆様のご来場をお待ちしています！

　→ちなみに、メニューはこちら

◇原つばささんが、富士見町で開かれた全日本の大会（エンデューロ競技／女子ユース）で見事に優勝！今朝、さっそく報告に来てくれました。

◇原さんは、フリースタイルスキーのモーグルでも活躍が期待される生徒です。先日行った校長面談（毎年１年生全員と顔合わせしています）での印象は、３人姉妹の真ん中で、自立心旺盛で負けず嫌いな生徒という感じでした。本人からは、「言われたことしかやらない」という反省の弁も聞かれましたが、こうやってしっかり成果を挙げられているのは、日頃の練習で持ち前の身体能力と集中力にしっかりと磨きをかけているからだと思います。

◇次戦は、岐阜のウイングヒルズ白鳥リゾートで行われる全日本選手権ダウンヒル大会です。こちらは白馬中学校時代からの3連覇がかかった試合ということで、一段と力が入ります。つばささんの健闘を祈ります！

◇また、同じ大会では、本校出身の北林力さんがXCC/XCOの２種目で圧勝。パリ五輪をみすえてのこれからの活躍に注目です！

◇白馬の観光PRも兼ねたこの実習にとりくんだのは、国際観光科・観光コースの生徒10人です。お客様へのアンケート調査の内容検討、お出迎えに使うボードの制作、アルクマとコラボした当日の動きと役割分担などの準備に加え、６月には穂高駅からリゾートビューふるさとに乗車して、お客様目線で白馬駅までの道のりも体感しました。

◇平日ということもあり、白馬駅で下車されたお客様は７～８名でしたが、改札を出たところで用意したアンケートに快く答えていただきました。また、５分ほどの停車の間には、終点の南小谷まで乗車されるお客様が列車から降りてこられて、アルクマや生徒たちの様子を写真に収めてくださいました。

◇最後は、白馬駅長さんとともに、手を振ってお客様をお見送りです。ホームを出ていく列車をふと見ると、２両目の車内にアルクマがしっかり乗車！していました。次回の実習は、７月21日。たくさんのお客様が訪れてくださることを期待しています。

◇村役場の会議室をお借りして、すでに成人年齢に到達している生徒を含む３年生が、選挙や政治に関する講義を聞いた後、信州大学の学生があらかじめ制作した政見放送を見て、実際に投票の流れを体験しました。

◇世の中では若者の政治に対する関心の低さがとかく話題になりますが、参加していた生徒が「自分の１票が意味のあるものになったらいい」と言っていたとおり、選挙が自分たちの暮らしにつながるという意義を自覚しつつ、自立した社会人としてそれぞれの立場から社会生活を支え、動かしていってほしいと願っています。

◇白馬村選挙管理委員会、役場関係者の皆様には、毎年この時期にお世話になっています。あらためて感謝申し上げます。

◇国際観光科3年の「グローバル観光」という授業で、7月と9月に大糸線を走るJRの観光列車「リゾートビューふるさと」に乗って白馬を訪れる観光客の皆さんをおもてなししよう！という実習があります。

◇観光客へのインタビューを通して、客層や旅行の目的、訪問場所、予定費用などのデータを集め、観光地白馬の活性化に役立てようという目的で観光コースの10人が取り組んでいます。

◇今日はその事前学習です。白馬駅に降り立つ旅行客の皆さんをお出迎えするために、県のキャラクターである「アルクマ」にも活躍してもらおうと、県の観光誘客課にご相談したところ、快く協力に応じてくださり、今日の登場となりました。

◇夕方のTVニュースでも取り上げてくださるということで、生徒たちのやる気にも火が付いています。どんな実習になりますやら。乞うご期待！

※「アルクマ」については、同じく本校のホームページ『白馬高校日記』で説明があると思いますので、そちらもあわせてお読みくださいね。

◇５月28日（日）の第１回目に引き続き、第２回目の全国募集説明会（東京地区）を銀座NAGANO５階のイベントスペースで開催しました。

◇当日は５組10名の皆さんが会場を訪れ、学校と村からの説明に熱心に耳を傾けてくださいました。先週の10日（土）11日（日）に、地元白馬にあるジャンプ場からお届けした、「地域みらい留学」オンライン説明会を見て来てくださった方もおり、コロナ禍があけて、再び県外生の流れが戻ってくる期待を大きくしているところです。超ご多忙の中、会場に駆けつけてくださった、小谷村の中村村長さん、白馬村の丸山村長さんからも心のこもった熱いご挨拶をいただきました。

◇小さな学校ではありますが、スキーに登山、MTB、フィッシング、SAPほかアウトドアスポーツ、観光、環境をテーマとした探究学習、外国人との国際交流、英語コミュニケーションなどなど、魅力満載の白馬高校での学びを満喫して、ぜひ充実した高校生活を送ってほしいと思います！

◇会場でも視聴していただきましたが、学校紹介動画の第１弾が完成しました。YouTubeでご覧いただけます。まだという方はぜひご覧ください！！！

　 → YouTubeはこちら

◇７月28日（金）の体験入学では、大勢の中学生と保護者の皆様のご来校をお待ちしています。

◇この交流は、日本アセアンセンターの平林国彦様（大町市出身）のご紹介により実現したものです。Peicai Secondary Schoolの生徒の皆さん19人と副校長のTAN先生、英語教育担当のTALISA先生ほかスタッフの皆さんが、本校を訪問してくれました。

◇グループに分かれて自己紹介を行った後、環境問題に関するジェスチャーゲームを通して、それぞれの国の現状や自分たちの考えを発表しあいました。マイクロプラスチックによる生態系への影響、森林伐採＆焼畑による環境への影響、温暖化の激化、フードロス…。身近な例を挙げながら、課題の解決に向けて自分たちでできることや人に働きかけていくことについて、身振り手振りを交えて思いを伝えようとする生徒たちの表情が印象的でした。

◇続いて、体験交流です。こちらで準備したのは、弓道、ボルダリング、日本の伝統的な遊びであるけん玉やコマ、折り紙などで、お互いで教えあいながら楽しい交流となりました。

◇今日の活動の最後は、環境に関する学習でした。本校生徒と地域の方との協働による「断熱プロジェクト」で改修した教室に実際に入ってもらい、プロジェクトを推進した浅井教諭から断熱の方法や効果についてのレクチャーと１年生女子による持続可能な環境に関する話を皆さんに聞いていただきました。

◇世界共通のテーマであるSDGsをより具体的な形で考え・実践する場をこれからも増やしていきたいと思います。Peicai Secondary Schoolの皆さん、ありがとうございました！

◇自転車競技に打ち込んでいる山田君が、このたびの高校総体県大会自転車競技１㎞タイムトライアル、ケイリン、スプリントの３種目で見事に優勝！　スクラッチでも３位に入賞して北信越大会に駒を進めました。

◇練習場は、白馬村から自動車で１時間半以上かかる松本市の美鈴湖競技場です。家族の応援と長野県連盟の先輩方からの指導を受けながら競技を続けています。筋力トレーニングの成果もでていて、昨年よりも体の張りが増しているように見えました。

◇２年生である今年に注目されるような成績を上げておくことがその後の進路につながるということで、インターハイ３位入賞以上を目標に、一段と取り組みにも力を入れています。今後の活躍を期待したいと思います。

◇朝からよい天気で、山歩きには絶好の日となりました。小谷コースは、下里瀬から栂池までの９㎞なのですが、私は家族と一緒に小谷中学校から合流です。

◇校舎の裏が塩の道になっていて、法被を着た小谷中の生徒たちが元気な声で団子を売っていた（写真１）のでさっそく購入（まだ歩いてもいないのに…）。柔らかくておいしかったです！

◇そこからちょっとだけ歩いて、メイン会場の千国諏訪神社境内へ。本校と小谷中学校の吹奏楽部、小谷の音楽家の皆さんが、演奏で集まった人たちを軽快な演奏で歓迎してくれました（写真２）。舞台には代官姿の中村村長さんも登場！　その後は赤ふんどしの飛脚隊も登場し、ちょうどお昼時の会場は大勢の人で賑わっていました。

◇私たちはそこで戦線離脱して（スミマセン）、岩岳マウンテンリゾートへ。ゴンドラから見下ろす景色が最高でした。山頂カフェで白馬豚のランチ（写真３）をいただいた後、THE CITY BAKERYでは白馬豚のクロワッサンサンドをゲット。その後、リフトでCHAVATY HAKUBAへ。あまおうソフトクリームを期待していたのですが、残念ながら売り切れでティーラテに変更。山頂から吹き下ろす風に吹かれながら先ほど調達したクロワッサンをいただきました（食べ過ぎました）。

◇今年は雪解けが早く、白馬三山もこんな感じです（写真４）。夏には１年生のしろうま岳登山があります。山岳部にも６人が新たに加入しました。白馬の自然を思いっきり楽しんでほしいです！

◇今日の５時間目後の休み時間、廊下をガヤガヤ歩きながら昇降口へ向かう1年生たちの姿を発見。そのまま様子を見に外へ出てみました。北アルプス学（学校設定科目）の授業で、敷地内の植物を調べに来たようです。霜注意報が出るくらい風が冷たく、ジャージ姿の生徒たちには少し気の毒でした。

◇生徒たちがグループに分かれてお目当ての植物を探している間を私がウロウロしていると、コーディネーターをお願いしている柳田先生が近づいてきて、「ウスバサイシン」という植物の花を教えてくれました。葉の根元にあって、茶色で目立たないので初めは気がつきませんでした。葉はギフチョウが食用にするのだそうです。葉の裏を見たら卵があるかもよと言われていくつか探しましたが、残念ながら見つかりませんでした。

◇ふと見ると、地歴公民科の若い先生が、細長いタケノコをごっそりと収穫してご満悦の様子。私は取り残された1本を写真に収めました。雑然とした庭ですが、白馬の多様な植生を学ぶ良い環境です。

◇新年度が始まってあっという間に１か月が過ぎました。今日は５月１日。午後になってやや雲が出てきましたが、穏やかな良い天気です。

◇本校の選択科目に「野外と教養」という学校設定科目があって、自然とかかわる体験学習や創造的な活動を行っています。それを受講する生徒たちが、毎年、校舎南側に花壇を作って花や野菜を育てています。

◇この前、土を起こしているなと思ったら、いつの間にか、うねが黒いマルチで覆われていました。ふと見ると、うねの両端がカーブを描くようになっています（写真ではよくわからないかもしれません）。生徒たちが見栄えを考えて作ったのだそうです。

◇今年は何が植えられるのか（収穫も！）と楽しみです。

◇今年の生徒会スローガンは「革命」。生徒たちが、自分たちの学校を自分たちで創るという覚悟を表してくれました。これを受けて、各委員会・クラブの代表から活動目標・内容について力強い説明があり、全てが承認されました。

◇あわせて提案された7月の文化祭「しろうま祭」のテーマは「超越」です。実行委員長の林夏海さんから、「想像をはるかに超える楽しい文化祭を実現させる」との説明があり、こちらも全会一致で承認されました。

◇5月13日～14日に行われる中信総体には、バドミントン、弓道、山岳、陸上の各部が参加します。壮行会では全員で校歌を合唱して選手たちを激励しました！　こんなふうに校歌を歌う機会がこれからたくさん訪れることを願っています。

◇最初のやや硬い雰囲気も、クラブ紹介でダンス部や弓道部、吹奏楽部の発表のころには会場から声が聞こえだして、少しずつほぐれてきたようです。

◇あたたかく新入生を歓迎したい、との気持ちがよく表れたのが全校クイズ大会です。グループに分かれて相談しながら答えを決めるので、まだ会ったばかりの1年生にとって、コミュニケーションのいい機会になりました。途中、先生方に急に答えを聞いてくるのでびっくりしました（滝沢君ごめんなさい！）が、事前の打ち合わせあったのかなぁ。

◇新入生代表のあいさつをしてくれた原つばささんは、地元白馬中の出身で、マウンテンバイク全日本選手権・ダウンヒル女子ユースの部で２連覇中であるだけでなく、フリースタイルスキーのモーグルでも中２の時に県選手権で優勝しているという期待の新入生です。彼女の高校生活における活躍を期待するとともに、彼女の活動の様子が白馬高校生全員にとっていい刺激になることを願っています。

◇いま、校長室の窓から桜の花びらがきれいにみえます。ちょうど青森から開花の知らせが聞こえてきましたが、いつも同じくらいの時期なのです。一気に花開く生徒もいますが、成長は人それぞれ。大事な「旬」を逃さないように、先生と生徒の間のコミュニケーションを深めていきたいと思います！

◇全国的に記録的な速さで桜前線が北上していて、長野県内でも（私の出身である）松本はもはや散り始めの状況ですが、白馬ではようやくぽつぽつと咲き始めたところです。これでも例年より10日以上早いと思います。白馬のサクラの開花はだいたい青森県と同じ頃なのです。

◇朝からの雨も入学式前には一時休止。雲は残るものの、暖かな春の空気が心地よく、北アルプスの雪景色と咲き始めた桜の花が彩を添える中、式は始まりました。恒例となった吹奏楽部の演奏による入場曲は、『ブルースプリング』＆『煌めきの朝』。どちらも軽やかなマーチで、新入生にぴったりの曲でした！　『煌めきの朝』は高校生が作曲したのだとか。それもすごいことです。

◇新入生代表は、中田舞花（ひらり）さんです。私の目をしっかりと見ながら、「３年後、成長した自分に自信を持って、新たな夢へと歩んでいけるように頑張りたい」と力強く宣誓してくれました。堂々として立派な姿でした！

◇式辞では，サン＝テグジュペリ『星の王子様』の中から「かんじんなことは目に見えない」という言葉を紹介して、「目の前の人やものをかけがえのないものとしてみること」と「主体的な問いを持つこと」を通じて豊かな高校生活を創り上げようと励ましの言葉を贈りました。行事や部活、地域に出ての探究活動など、生徒が活動する場はたくさんあります。新入生たちの挑戦を期待したいと思います。

◇明日は新入生歓迎会。一つずつ学年を進めた上級生がどんな歓迎をしてくれるのか楽しみです！

◇この３月に本校を卒業して、４月から慶應義塾大学に進学する切久保絆さんが、３月24日から阿寒湖畔スキー場で開かれた全日本スキー選手権女子大回転の部で見事４位に入賞しました！

◇写真は、大会の関係で２日に行った全体の卒業式には参加できず、15日に他のスキー部員3人とともに卒業式を行った時のものです。（左から2人目が切久保さん）

◇以下、本人のコメントです。大学でも大活躍を期待しています！

◇おととし本校を卒業した林美心さんと東楓さんが来校して、高校時代に力を入れたこと、大学で頑張っていることのほか、これから自分の将来をどう開拓していくかなどについて、後輩たちに優しく語ってくれました。

◇林さんは、長野県立大学の２年生。本校在学中は勉強にも熱心に取り組んだほか、ダンス部部長や文化祭実行委員長などを歴任。コロナ禍での制約を乗り越えて学校を盛り上げてくれた生徒の一人です。

◇大学では、白馬の良さを生かして村を元気にするにはどうしたらいいかを課題として授業やその他の活動に取り組んでいて、今年６月にはニュージーランドへの海外研修も計画しているそうです。県立大には起業する学生が多いことを挙げて自分も大いに挑戦したいと話し、後輩たちにも好きなことにどんどん挑戦してほしい！とエールを送ってくれました。

◇東さんは、保育士をめざして県外の短大に進学しました。無事卒業となり、４月からは地元白馬村の保育士として社会人生活をスタートさせることになっています。地元から巣立った若者が、再び地元に戻って地域を支えてくれる。これは学校にとっても地域にとっても、本当にうれしい話です！

◇東さんも、本校在学中にルーム長、生徒会総務、文化祭全校企画係長などを歴任し、コミュニケーション力の高さが目立ちました。しっかりと勉学にも励み、３年時には、地元の保育園で延長保育のアルバイトも経験するなど、自分の将来の進路も主体的に考えていました。

◇今日の話では、初対面でも、苦手なタイプの人でも、自分から声をかけていろいろな人と関わってみることが大事だ、大学生になると自由も増えるがその分責任も増す、自分の夢を実現するためには自己管理が大切だ、という言葉が印象に残りました。最後に、誰にでも大変なことがたくさんあるけれど、心に余裕をもって、メリハリのある生活を送ろう！と後輩たちを励ましてくれました。

◇いまの２年生にとっては、この時期は３年の０学期ともいえる大事な時期です。光陰矢の如し。新年度から就活が始まる林さんも、情報収集が鍵だと言っていました。在校生たちには、今日の話を糧として、手抜きをせずに、自分の大切な将来を創るための努力を続けてほしいと願っています。

◇東さん、林さん、どうもありがとうございました！

◇３月２日（木）午後、第72回目となる卒業式を挙行しました。昨晩から雪がちらつき、寒の戻りを心配しましたが、式の前には柔らかな日差しもあり、在校生も参列していつもより大勢の人が入った体育館は、ジェットヒーターを消しても温かみを感じるほどでした。

◇マスクはしなくても差し支えないということでしたが、マスクを外して入場したのはほんのわずか。それでも、マスクの内側には次のステップに向かう気概が確かに感じられ、どの卒業生の姿も堂々としていました。

◇入学当初からコロナウイルス感染症に翻弄された逆境の3年間でしたが、彼らの成長ぶりを見ると、かえってその困難が彼らを強くしてくれたのではないかと思っています。

◇太田硫斗君は、答辞の中で「挑戦を続けること、挑戦した結果ではなくその過程を大事にすることが学びにとって大切なことだ」と述べてくれました。３年間にわたり、地域とつながった活動に様々取り組んだ太田君ならではの言葉だったと思います。「人の自由は、他者の自由を侵さない限りにおいて保証されるのだと学んだ」という言葉にも彼の成長がうかがえます。

◇今年の卒業生は、一人ひとりが精いっぱいのチャレンジをしてくれました。別れるのが本当に惜しいくらいです。式辞では「学ぶことでも働くことでも、目指すところは、誰かを幸せにすること、そして自分も幸せになることだ。仲間との絆を大切に、心豊かに生きる努力を続けよう」とエールを送りました。みんな元気で！

◇明日行う入学式の式場準備が整った体育館で、新生徒会の皆さんが企画した「3年生を送る会」が行われました。

◇新生徒会では、学年相互の交流機会を増やすという方針を掲げていて、今日の会でも１年生から３年生がミックスでチームを作り、まずはクイズ大会に臨みました。事前にメンバーは知らされていないので、ぎこちなくなるかなとの思いもありましたが、それも杞憂に終わり、あちこちから楽しい笑い声が聞こえてきました。

◇先生や白馬高校にまつわるクイズを生徒が考えて出題したのですが、中に「白馬高校の制服はこれまでに何回変わったか」という問題がありました（答えは３回です）。新年度も制服のデザイン自体は変わりませんが、生徒の声を受けて、女子もリボンではなくネクタイの着用ができることになっています。

◇少人数の学校ですが、自分たちの生活をより良くしようとの思いから、生徒たちが自発的にチャレンジを重ねる姿があちこちに見られて頼もしく感じます。明日卒業を迎える３年生は、その点でも活躍してくれました。後に続く１、２年生は、全体にやや小粒ではありますが、今後の成長を楽しみに見守りたいと思います。

◇この賞は、在学中、学習活動・課外活動・社会活動等において主体的な挑戦を行い、自らを成長させ、他の生徒に元気を与え、白馬高校の価値を社会にアピールした生徒の努力を讃え、校長が表彰を行うものです。今年度からはじめました。

◇記念すべき最初の受賞者となったのは、普通科３年の高野優希さんと国際観光科３年の松井遥暉君です。２人が取り組んだ主な活動は以下の通りです。

●高野優希さん

　・プロジェクト学習部に所属。校内外の協力者とともに教室の断熱改修に継続的に取り組み、地球環境保護の意識を高めた。また、地元小中学生との意見交流も行った。

　・「数学活用」の授業の一環で、白馬北小学校において算数の授業補助を行った。将来は、小学校の先生になることをめざしている。

　・「環境」の授業の一環で、小谷村においてイタヤカエデの樹液採集と樹液を使ったカレー作りを行った。その中で、森林資源の活用について地元住民と意見交換を行った。

　・弓道部では部長を務め、熱心に練習に励み初段を取得した。その他、写真部、演劇同好会、プロジェクト学習部にも所属し、活動の幅を広げ協調性を育んだ。

●松井遥暉君

　・白馬村のおいしい水を活用してペットボトルの消費削減を図るために、学校にウォーターサーバーを設置することを構想した。実現には至らなかったが、この経験が強い志望動機となり、大学工学部への進学につながった。地域の自然にも強い関心があり、科学オリンピアン養成講座（県教委主催）にも参加して見聞を広めた。

　・村内の公園に置かれている蒸気機関車の保存と観光資源としての活用に強い意欲を持ち、他校の生徒とも連携して関係者への働きかけを続けている。

　・商店街の地域課題を授業で学んだことをきっかけに、「白馬高校生が選んだみんな大好きカレーギフト」を考案、地域の方の協力を得て商品化につなげた。

　・県外出身であり、３年間親元を離れての下宿生活を通じて自律性を身につけた。下宿は宿泊施設に併設されており、そこに訪れた方々とも交流を深め、多様な価値観に触れることで、幅広い考え方を身につけた。

◇表彰は、卒業式の前日、３年生を送る会で行います。後に続く生徒たちにも、自らの興味関心から発した多様な挑戦を期待したいと思います。

◇すでに今シーズンのW杯メンバーとなっている宮嶋林湖さん（R4年度卒業・現松本大学）ですが、このほど、スロベニアで行われるノルディックスキー世界選手権のジャンプ日本代表として、丸山希さん、高梨沙羅さん、伊藤有希さんらとともに選ばれました！

◇また、ジョージアで開かれるスノーボードの世界選手権には、現在３年生の大島ひなのさんが、パラレル大回転と回転の日本代表として出場します！

◇さらに、北京冬季五輪の代表でもあった、卒業生の松田颯さんが、フリースタイル・モーグルの日本代表として世界選手権に出場するとのことです。

◇現役のスキー部員たちも、先週のインターハイに続き、来週は全国高校選抜大会に出場です。全員の健闘を祈ります！

◇2月11日（土）松本県ヶ丘高校を会場に、探究学習の発表・交流会が行われました。前日のカミ雪で交通網に大きな影響が出たため、一部はオンラインによる参加となりましたが、公立私立あわせて16校から25チーム55人のほか、運営にあたる生徒と見学者を加えて集まった生徒は100人ほど、賑わいのある会となりました。

◇「環境」「暮らし＆健康」「サイエンス＆テクノロジー」「文化＆多様性」「まちづくり」の５分科会があり、本校からは、３年の宮田琉翔君が、まちづくり分科会で「大糸線魅力発信プロジェクト」について、１年の丸山開世君・宮田珠和さん・山田愛太君のチームが、暮らし＆健康分科会で「観光アプリ～白馬のソウルスポット紹介」について発表してくれました。

◇発表後も、聴講者からの質問にしっかりと答えることができていて、自分事として探究学習に取り組めていたことがよくわかりました。この経験を他の生徒とも共有して、次年度の学びにつなげてほしいと思います。

◇第17回長野県高等学校ダンスフェスティバルが開催されたのは令和4年12月22日（木）、23日（金）のことですが、このほど審査結果が伝えられ、本校５人組のダンスチームが、見事に優勝（Small編成の部）に輝きました。

◇夏の文化祭でもキレのいいダンスで来場者を魅了してくれた彼らは、ふだんの学校生活でも様々な挑戦をしている生徒たちです。

◇審査員の方からは、「楽しんでいる感じがすごくして良い!!」、「音楽に対してのノリ感良い」、「ストリート感がしっかりみせられている」などの好評をいただいたそうです。一方で、基礎固め・スキルアップ・見せ場のつくり方の工夫などには宿題もいただき、課題が明確になったことで、本人たちのやる気もさらに高まったと思います。

◇こういう経験の積み重ねが、彼らの自信と成長につながります。仲間を増やして、さらにレベルアップしたパフォーマンスを見せてほしいです。みんなガンバレ！！

◇地元の方から紹介をいただき、昨年の秋以降、在リヨン領事官事務所を通じて、フランスのアンブロワーズ・クロワザ高校の漫画クラブの生徒さんたちとの交流が始まりました。クロワザ高校は、スキーリフト整備を学ぶ工業科やホテル・レストラン科、スポーツ科を持つ大規模校で、日本への関心が高い生徒や先生も多いそうです。

◇これまでに、ビデオメッセージや写真などのやり取りをオンラインアプリ上で行っているほか、有志の生徒たちが個々にメールで情報交換しています。

◆昨年、その学校の校長先生から手書きのメッセージをいただいたのですが、フランス語がよく分からず、どうしたものかと思案をしている最中に思いついたのが能瀬彩花さんでした。

◆能瀬さんは石川県の出身で、令和３年３月に本校の国際観光科を卒業して大学へ進学した後、昨年の５月から今年の１月まで９か月間の予定で、フランスのブルゴーニュ大学に留学しています。

◆担当の先生がさっそく彼女に連絡を取って頼んだところ、「フランス人の中でもさらに癖の強い筆記体ですね。特にPとRが（笑笑）」というメッセージとともに、日本語と英語の訳をつけて送ってくれました。すっかりフランスに溶け込んでいる感じです（うらやましい！）。

◆彼女は本校２年生在学中にフランス留学に出かけたのですが、残念ながら、コロナ禍で留学先の学校が途中から閉鎖になってしまいました。今回の留学はそのリベンジの意味もあったそうです。

◆留学レポートが大学のホームページに掲載されているので、ぜひ読んでみてください。それを読むだけで結構な異文化体験ができると思いますよ。