白馬高の日常

白馬高校の授業風景や学校行事の様子を職員が紹介します。

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2024年1月26日(金)
大北地域ゼロカーボンミーティングに参加してきました!
◆本校1年生3名が大北地域ゼロカーボンミーティングに参加し、取組事例の発表として、継続的に取り組んでいる教室の断熱改修について発表を行いました。
◆また、その後のパネルディスカッションにも参加させていただき、ゼロカーボンを実現するにはどのような事ができるのか、会場の皆さんと意見交換を行いました。その中で生徒は「大人になって、また白馬をはじめとする大北地域に戻ってきたいと思えるように今ある綺麗な景色、自然を守っていきたい。そのために日頃から環境問題に目を向け、できることに取り組みたい。」と発言しました。このような社会を実現するためにも、授業内で環境問題や、大北地域の自然環境について考える場面をより一層設け、学校全体で考えていきたいと思います。
◆終了後には「白馬高校頑張っているね!」「応援しているよ!」「協力できることがあれば、ぜひ一緒に取り組もう!」と有難いお言葉を頂きました。これからもゼロカーボン社会の実現に向け、生徒と共に、また地域の皆様と取り組んでいけたらと考えております。
2023年12月18日(月)
全国高等学校 観高サミットに参加しました!
◆栃木県那須町で開催された観高サミットに参加し、観高サミット賞をいただきました。観高サミットとは全国の観光を学ぶ高校生が集まり、学習内容や研究内容について発表を行う場です。大会テーマが「観光が地域を支える~SDGsを踏まえたそれぞれの取り組みと今後の展望~」ということで本校からは、3年生が授業内で取り組んでいる大糸線活性化について発表を行いました。大糸線(特に南小谷駅から糸魚川駅区間)は赤字額が大きく、このままでは廃線になる恐れがあり、生徒たちは大糸線に興味を持ってもらうことを目標に活性化案を考えています。この発表は、21日開催の白馬フォーラムでも行います。ぜひお越しください。
◆この観高サミットでは学習成果発表以外にも、那須の伝統文化である串人形の絵付け体験、那須どうぶつ王国の見学を通して他校の生徒と交流を行いました。また、那須どうぶつ王国では副園長の鈴木様より動物園や施設に関する説明をしていただき、魅力ある観光地づくりについて理解が深まりました。今後も全国にある観光に関する学科をもつ学校と交流、現地視察等が行えればと考えております。
2023年11月30日(木)
高校生ホテルにむけて準備をしています!
◆本日よりつがいけマウンテンリゾート・五竜・八方尾根スキー場がオープンし、ウインターシーズンが始まりました。学校周辺も昨夜から雪が降り、少し積もっています。
◆12月7日(木)・8日(金)に高校生ホテルを実施します。本日は、高校生ホテルでお世話になるホテル・ベルクール・イノマタさんに行き、施設の見学やホテルのお仕事についてお話を伺いました。明日はもう一軒お世話になる、栂池高原ホテル白馬ベルグハウスさんでの実習が始まります。
◆猪又さんがお話の中で「お客さんの立場になって、どのようなことをしてもらったら嬉しいか、考えてほしい。声の掛け方ひとつで、お客さんが喜んでくださる。」とおっしゃっていました。この言葉を国際観光科2年生たちがどう受け止め、どのようなおもてなしをしてくれるのか、乞うご期待です!
◆ご予約を受け付けておりますので、ぜひお越しください!ご予約はこちらから。
2023年10月20日(金)
中学生と栂池自然園に行ってきました
 
◆小谷中学校1年生19名と本校3年生普通科教養コース6名の生徒で栂池自然園に行きました。
◆自然園のダケカンバはすでに葉が落ちていましたが、針葉樹の緑色、落葉広葉樹の黄色や赤色、北アルプスの雪の白さを目で楽しむことができました。
◆楠川源流では中学生と高校生で川虫やサンショウウオを探しました。中学生・高校生共にとても楽しそうに交流していました。
◆素晴らしい自然環境を知るとともに今後どのように自然を守り活用していくのか考える良いきっかけになりました。
2023年10月3日(火)
修学旅行に行ってきました!
◆10月3~5日にかけて、2学年が修学旅行に行きました。
◆1日目は平和学習として広島の原爆ドーム、原爆資料館の見学をしました。現地のガイドさんのお話や、資料館の生々しい写真などの資料を実際に見聞きすることができました。被爆の惨状をはじめ、原爆が投下されるに至った経過や、当時何が起こったのか、現在にどのような影響をもたらしているのかを生徒たちは熱心に学んでいました。
◆2日目は、班別で京都・大阪を一日かけて観光しました。班によっては着物で観光しているグループもみられるなど、普段は味わうことができない街並みや、グルメなどを満喫することができました。
◆3日目は、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)に行きました。班別に好きなアトラクションに乗ったり、おそろいの被り物を買ったりなど短い時間の中で計画的にUSJを楽しむことができました。
 この3日間で得た経験を今後の学校活動や将来の様々な場面で活かしてもらいたいと思います。
2023年10月2日(月)
大糸線活性化案を考えています!
◆昨年度に引き続き、3年生普通科選択科目である「時事問題」の授業内でJR大糸線の活性化について取り上げています。存続が議論されている南小谷駅から糸魚川駅区間の利用者を増やすためには、何ができるのか、今年度は実現できるものを目標に考えています。
◆活性化案を考えるにあたり、小谷村役場観光地域振興課・丸山様、糸魚川市都市政策課・竹田様、地域おこし協力隊・西山様、JR西日本金沢支社・柴田様、JR西日本金沢支社・中山様より、大糸線の現状や各自治体の取り組みについてお話をしていただきました。その後、フィールドワークとして南小谷駅から糸魚川駅区間の商業施設や町並み、各駅舎の調査を行いました。
◆今回得た情報を基に実現できそうな案を考えていきます。今後、12月に行われるはくばフォーラムで調査結果や活性化の方針について発表を行う予定です。ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
2023年9月15日(金)
高大連携授業を行いました!
◆群馬県にある高崎経済大学地域政策学部の吉原ゼミナールに所属する学生10名を講師に迎えて、白馬地域への理解を深める授業をおこないました。
◆少人数のグループに分かれ、自己紹介などアイスブレイクを行った後、学生たちが用意した白馬地域にかかわる食べ物や、観光スポットにかかわるクイズを解きながら、白馬地域の特色を改めて見直しました。また、授業のまとめとして、各グループでiPadを利用し、白馬岳や郷土料理などの地域資源を紹介する動画を作成しました。今回の連携授業で学んだことを、本校学校設定科目「北アルプス学」や地域資源の理解に生かしていきます。
◆年代の近い大学生との交流は、生徒にとっても有意義な経験になったと思います。今後も大学生との交流を行い、生徒たちの将来につながればとも考えています。高崎経済大学吉原ゼミナールの皆さん、準備や当日の運営本当にありがとうございました。
2023年9月12日(火)
iPadアプリの活用方法について学びました!
◆本校では1人1台端末にiPadを採用し、日々の学習に取り入れています。本日はApple社の独自のアプリである「keynote(プレゼンテーション作成アプリ)」「iMovie(動画編集アプリ)」の使い方について、1学年を対象に研修会を行いました。これらのアプリを通して、生徒たちの表現能力の育成を目指しています。
◆本校設定科目である「北アルプス学」では、白馬高校校歌のMV(ミュージックビデオ)を作成しています。歌詞に合う北アルプスの景色や様子を生徒たちが考え、動画を作ります。本日教えていただいた内容を基に、今後取り組んでいきます。ご協力いただきましたSB C&S 株式会社の熊田様・田代様・福田様、本当にありがとうございました。
2023年7月7日(金)
プレゼンテーションの準備頑張ってます!
◆国際観光科2年「観光実務」の授業で、PTA研修旅行のツアーをグループごとに企画しています。研修旅行当日は、コンペで選ばれたグループの生徒が添乗員となり、皆様をご案内いたします。
◆今年度の研修旅行先はアンケートの結果を踏まえ、富山市になりました。ツアーを企画するにあたり、6月に富山市内の観光地に下見に行きました。現在は下見の結果を基に、プレゼンテーションとチラシを作成しています。各グループ、観光地の魅力が伝わるように協力しながら頑張っています。
◆どのグループのツアーが採用となるのか、非常に楽しみです!ぜひ、研修旅行にご参加ください!
2023年5月26日(金)
春季クラスマッチ
◆白馬村ウィング21アリーナで、春季クラスマッチが開催されました。種目は男女ともバレーボールです。開会式、準備体操の後、3コートに分かれて試合が始まりました。
◆午前はAリーグ,Bリーグに3チームずつ分かれてのリーグ戦を行い、昼食休憩後、リーグ1位、2位、3位のチームがそれぞれ対戦して順位を決定しました。
◆試合中はクラスメイトに声を掛けたり、全力でボールを追う姿がありました。各試合とも接戦が多く、3セットまでもつれる試合が多く見られました。また、クラスメイトに大きな声援を送る姿が見られ、各クラスの団結力が感じられました。
◆試合結果 
 男女とも3年生が上位となり、クラスの団結力の強さをみせてくれました。
 (男子) 1位 3B  2位 3A  3位 2B
 (女子) 1位 3B  2位 3A  3位 2A
 (総合) 1位 3B  2位 3A  3位 2B
◆閉会式終了後は、クラスごとに笑顔で写真撮影をする姿が見られました。クラスマッチを通じて、クラスの団結が深まった楽しい一日となりました。全校の皆さん、お疲れさまでした。
◆クラスマッチは体育委員長の藤原雪乃さんを中心に、計画、準備、運営をしっかり行ってくれました。体育委員会の皆さん、お疲れさまでした。
2023年5月24日(水)
白馬を楽しむ日を実施しました!
◆5/24に白馬を楽しむ日を開催しました!
◆2年生が班ごとに一日白馬を楽しむプランを立て、1年生に白馬での楽しみ方を伝授(?)しました。
◆HAKUBA IWATAKE SNOW FIELDでマウンテンバイク体験、白馬グリーンスポーツの森でバーベキュー、HakuBounceでトランポリン、大出公園でピクニック等それぞれの体験を経て学年にとらわれず親睦を深めることができました。
◆各施設の関係者の皆様ご協力大変ありがとうございました。白馬高生にとって大変有意義な日となりました。
2023年5月17日(水)
コミュニケーションゲームで発見!
◆日本グループワーク・トレーニング協会上級アドバイザーの犬飼己紀子先生をお招きし、1学年を対象に授業をしていただきました。
◆同じ絵や図を見た時の一人ひとりの捉え方の違いを体験したり、セリフを指定された感情で演技しながら伝えるロールプレイなどを通し、ものごとの認識の仕方は千差万別ということを実感できる機会となりました。
◆クラスなどの集団では、自分の気持ちや考えを伝えあって、違いを知って認め合う「許容の雰囲気づくり」の大切さのお話をしていただきました。
◆生徒の感想をご紹介します。
 ・自分が思っていた答えが他の皆と違う答えで驚いた。
 ・自分とは答えが違うみんなの意見を聞くと色々と知れておもしろかった。
 ・あまり関わりのない人の「こんな所あったんだ」という所を見つけられて良かった。
 ・自分とは違う意見が出てきて1つにまとめるのが大変だと気づいた。
2023年3月23日(木)・24日(金)
トルコ・シリア被災地支援チャリティーコンサートでの募金活動
◆3/24にプロジェクト学習・インターアクト部の生徒が、白馬五竜のエスカルプラザで開催された千野哲太さんのチャリティーコンサートに参加させていただきました!
◆来場されていたお客様は募金のお願いを気持ちよく受け入れてくださり、たくさんの募金が集まりました。ご協力ありがとうございました。
◆トルコとシリアで発生した大地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
2023年3月23日(木)・24日(金)
国際ロータリー交換学生スキーの集い
◆3/23.24に生徒会、有志の生徒が、ロータリークラブのスキーの集いに参加させていただきました!
◆ロータリークラブの海外から来られた生徒たちと二日間スキー教室を体験しました。海外からの留学生や日本各地のロータリークラブの学生と交流ができる貴重な体験となりました
◆夕食は白馬東急ホテルでバイキング、そこでのビンゴ大会を白馬高校生徒が主催し、大いに盛り上げることができました。また、夕食後白馬高校ダンス部と、地元ダンススクールのM.H.Sがコラボしダンスの発表をしました。
◆貴重な経験をさせていただいたロータリークラブの皆様、ご協力いただきました白馬東急ホテルの皆様、大変ありがとうございました。
2023年3月18日(土)
信州ブレイブウォリアーズのホーム戦でオープニングアクトを担当させていただきました!
◆3/18(土)にダンス部と吹奏楽部が、信州ブレイブウォリアーズのホーム戦(対琉球ゴールデンキングス)でオープニングアクトを担当させていただきました!
◆たくさんのお客様が見守る中、コートの真ん中でパフォーマンスをする姿はとても輝いて見えました。会場の皆様からの手拍子に心が温まる思いでした。
◆「少ないからといってあきらめるのではなく、少人数だからこそできる活動の仕方を楽しみたい」という生徒の言葉のように、白馬高校ならではのやり方で今後も更に生徒のパワーを発揮していってほしいです。
◆早朝から送迎やお弁当づくりで協力してくださった保護者の皆様、会場まで足を運んでくださった皆様、そして協力をしてくれた部員以外の2名の生徒の皆さん、本当にありがとうございました!
2023年3月15日(水)
白馬インターナショナルスクールとワークショップを行いました
◆本校1、2年生全員が白馬インターナショナルスクールの生徒18名とワークショップを行いました。ワークショップのテーマはサーキュラー・エコノミー(CE)で、まず初めに株式会社新東通信の竹森様とZOOMでつなぎ、CEの考え方についてお話を聞きました。
◆グループワークでは、初対面ということでお互い緊張した面持ちでしたが、アイスブレーキング(自己紹介)やブレーンストーミング(思いつくアイデアの共有)を通して徐々に打ち解け、活発にアイデアを出し合うことができました。生徒からは、「学校の教科書をレンタルにする」「ランドセルを革製品にリメイクする」「スマホをレンタルにする」「配達でもらった段ボールをその場で返す」などの、日常の気づきから生まれたアイデアが出されました。また、休憩時間には、グループで談笑する様子もみられました。
◆ワークショップの後半は、白馬村にある「ゴム、プラスチック、ウレタン」の素材を使って高機能材料で研究開発をしている株式会社イノアックコーポレーションの煙山様から、様々な事例の紹介と現在構想中のプロジェクトの説明をしていただきました。2回目のグループワークでは、大きな可能性を秘めたウレタンを使ったCEのアイデアを出し合いました。以下、今回のワークショップ全体を通した生徒の感想です。
 「初めて会った人たちとグループワークを通して、自分たちで新しいアイデアを出せたのは良い経験だった。」
 「新たな経済の枠組みについて、インターナショナルスクールの生徒と考えを深めることができて新鮮だった。」
 「今日のお話を聞いて、今まで非現実だと思っていたことがすでに現実になっていて驚いた。」
◆ 今回のワークショップは、生徒たちがCEの考え方を知り、また身近に感じることができる場となりました。今後も、白馬高生とインターナショナルスクールの生徒が交流しながら学び合える機会を作っていきたいと思います。
2022年12月25日(日)
吹奏楽部がアンサンブルコンテスト中信地区大会に出場しました
◆12月25日(日)に、吹奏楽部の3名が第48回長野県アンサンブルコンテスト中信地区大会に出場しました。
◆結果は銀賞で、内容的に昨年度の自分たちを越えることができませんでした。直前までは好調だったものの、本番に納得のいく演奏ができず、勝負所で力を出し切る難しさを痛感しました。
◆日々の練習の中で部員同士意見を出し合って試行錯誤しながら練習を重ねてきました。また、お二人の外部講師の先生方にご尽力いただいたほか、校内リハーサルに足を運んでいただいた多くの先生方や友人から励ましの言葉をいただきました。保護者の皆様のご理解とご協力にも感謝します。
◆悔しい結果となりましたが、いまいちど自分たちを見つめなおし、このメンバーならではの音色を高めていけたらと思います。
2022年12月23日(金)
台北市立松山高級中学とオンライン交流を実施しました
◆国際観光科1年の「総合英語」の授業で、台北市立松山高級中学の生徒とオンライン交流を行いました。交流のテーマは文化紹介で、3グループに分かれて「食文化」「学校文化」「ポップカルチャー」のそれぞれのテーマについて紹介し合いました。
◆オープニングでは、日本語を勉強している台湾の生徒のひとりが、琴で「さくらさくら」と「千本桜」の演奏を披露してくれ、本校の生徒たちはその見事な演奏に聴き入っていました。グループ交流では、事前に準備した原稿とスライドを使って、それぞれのテーマに関する発表を英語で行いました。台湾の生徒からの質問にはメンバーで助け合いながらなんとか答えることができていました。
◆交流は30分間のセッションを相手を変えて3回行いました。最初はたどたどしい発表でしたが、回を追うにつれて自信を持って発表する姿がみられました。以下、生徒の感想です。
 「うまく聞き取れなくても一生懸命聞こうとすることで交流を深めることができた。」
 「台湾の文化だけではなく、相手のこともよく知れて楽しかった。」
 「やっぱり流ちょうな英語が速くて聞きづらいことが分かったので、実際の英語を聞き取れることが大事だとわかった。これからリスニングの力をつけていきたい。」
 「もっと単語を覚えたり、文法を理解したり、相手に伝わる発音や聞き取りやすい話し方などを学んでいきたいと思った。」
 オンライン交流を通して、生徒たちは英語を流ちょうに話す台湾の生徒に刺激を受け、それぞれの課題が見つかったようです。今回感じたことや学んだことをこれからの学習に活かしてほしいと思います。今後も様々な国との国際交流を通して、生徒たちが普段の授業で身に付けた知識・技能を実践する機会を作り、生徒たちの国際感覚を育んでいきます。
2022年12月23日(金)
全国高等学校 観高サミットに参加しました!
◆宮城県松島町で開催された観高サミットに参加し、全国高等学校観光教育研究協議会副会長賞をいただきました。観高サミットとは全国の観光を学ぶ高校生が集まり、学習内容や研究内容について発表を行う場です。本校からは、プロジェクト学習インターアクト部2年生が参加し、現在取り組んでいる「ハクバメシ」について発表を行いました。ハクバメシとは、白馬村で飲食店に迷ったときに見るサイトです。生徒たちはサイト内の「ワシづかみハクバ」というブログを担当しており、飲食店の情報について高校生の目線から紹介しています。試行錯誤の結果、「データ分析やターゲットを絞ることの大切さに気付いた」とのことです。彼女たちの今度の取り組みに期待しています!
◆2日目には、宮城県の松島高校生徒による松島ガイドツアーがありました。ボランティアで松島にある瑞巌寺や円通院をガイドしているとのことで、非常にわかりやすいものでした。このツアーを通して他校の生徒とも交流ができたようです。今後全国にある観光に関する学科をもつ学校と交流ができたらと考えています。
2022年12月16日(金)
KDDI連携授業 ~観光ルートをつくってみよう~
◆1学年は11月よりKDDI株式会社が展開している「COLO」という地域情報アプリのコンテンツ制作をしています。これまでの授業では、各生徒の思い出の場所についてまとめたり、白馬村内の事業主のもとに直接インタビューに伺って「ソウルスポット」としてまとめる作業をしました。当日は「COLO」の白馬版がリリースされ、掲載されている64のスポットをもとに白馬村の観光ルートに関して、ターゲットを想定した上で作成しました。生徒のグループには、KDDIの方や、お忙しい中駆けつけていただいた地域の方々が入って試行錯誤しながら協働して作業をすすめる姿がありました。今回の授業でKDDIとの連携授業は終わりになります。生徒からは「自分たちの取り組みが社会に発信されるのでとてもやりがいがあった。」という感想が出ていました。自分たちの住む地域がどのような地域なのか知る良い機会になったのではないかと思います。
◆今回講師として各班に参加いただきましたKDDI株式会社・三根様・長井様・西田様・綿内様、白馬森のわさび農園オートキャンプ場・田中様、珈琲せんじゅ・伊藤様、ライオンカフェ・杉浦様、本校PTA副会長・笹川様、本校非常勤講師・宮田様のご協力に感謝申し上げます。
◆COLOのURLはこちら(スマートフォン、タブレットでのみ使用可能)。
2022年12月16日(金) 午後
糸魚川高校と交流学習を実施しました!
◆昨年に引き続き、午後から本校2・3年生が糸魚川高校1年生と交流学習を行いました。「地域の方々と地域課題について考える」を主題に、大糸線の活性化白馬・糸魚川広域観光地域を巻き込むイベントとはマウンテンバイクや翡翠等の観光資源をどのように生かすか学習タブレット端末の活かし方など計10の地域課題について、グループごとに取り組みました。
◆地域の方から問題提起していただいた事柄についてブレーンストーミングとKJ法を用いて、課題の要因やその解決策について考えました。大糸線の活性化について考えるグループでは、駅から二次交通を整備しスキー客を誘致する案や、SNSを用いて車窓からの景色の素晴らしさを発信する案等、高校生ならではの目線から考えていたことが印象的でした。今後も引き続き、地域の課題について授業を通して考えていきます。
◆今回アドバイザーとして参加してくださった、糸魚川市都市政策課・渡辺様、糸魚川市都市政策課・金子様、小谷村役場観光地域振興課・丸山様、JR西日本金沢支社・中山様、白馬村観光局・福島様、白馬駅前ネットワーク・田中様、糸魚川キターレ・伊藤様、株式会社ズクトチエ・太田様、しくみ株式会社・石田様、一般社団法人エンターキー・清水様、森の生活・大塚様、白馬スノーピーク雪峰・濱田様、白馬マウンテンバイククラブ・原様のご協力に感謝申し上げます。
2022年11月1日(火)
生徒による英語ガイドツアーを実施しました。
◆国際観光科2年の「観光コミュニケーション英語」の授業の一環で、生徒による英語でのガイドツアーを行いました。ツアーの行き先は、白馬発のオプショナルツアーの目的地として人気が高い、地獄谷野猿公苑と小布施、善光寺で、ツアー全体の流れおよびガイドの内容はすべて生徒自身が考えたものです。今回のツアーでは、ゲスト役の白馬・小谷村在住の海外出身の方5名に加えて、スキージャパンホリデーズ所属のガイドAndrew Kellyさんにアドバイザーとしてご協力いただきました。
◆ガイドでは、堂々と英語で説明を行う生徒の姿が印象的でした。“葛飾北斎ってどんな人?” “江戸時代っていつ頃?”などのゲストの方からの鋭い質問にも、その場で調べたりグループで協力したりしながら、自分なりの言葉で説明できていました。わからないことは素直に認めて調べる、自分たちの基準ではなく相手の立場に立って説明する内容を考えることの大切さを実感することができたと思います。また、中には、予定していなかった説明やクイズを即興で行う生徒もおり、ガイド後、生徒に聞くと、「自分の英語が伝わったこととゲストの方の反応がよかったことが嬉しくて、その場で考えて話しました!」と話していました。バスの車中や自由時間中には、生徒からゲストの方に英語で質問したり、一緒に散策したりするなどして英語でのフリートークを楽しむ姿も見られました。以下、生徒の感想を紹介します。
 「全体を通して良かった点は、みんながゲストさん達に積極的に喋りかけていたことです。ゲストさん達の楽しそうな姿が見れてよかったです。」
 「このツアーを通して良かった点は、会話の内容を理解し返答をすることができたことと、説明の時にアイコンタクトを取ることができたことです。次はもう少し会話を継続させたり、表情を意識したいです。」
 「意外とゲストの方の英語は聞き取ることができたのですが、質問にしっかり答えられなかったです。知っている単語を並べて話しましたが、ゲストに伝わっていない時もありました。単語だけでなく、文法の大切さも知りました。」
 「英語で話をすることについては、なかなか自分から話しかけることができなかったという反省があります。答えることはできたけれど、話題が途切れた時にどうすればいいのかと困ってしまいました。しかし自分の英語で話をすることができたという事が嬉しく、自信になりました。」
 「完璧に伝えなきゃ!と難しく考えすぎて翻訳機に頼ってしまったのが反省点だと考えた。Andrewさんに「難しく考えずに簡単な英語で伝える事が大事だよ」とすごく為になるアドバイスをもらい、先導と道案内を無事に終えることができたのですごく達成感に満ちて自信もついたと思う。」
 「自分の英語力のなさを感じました。ゲストさんの唐突な質問に即答できず、かなり考える間ができてしまいました。急に質問がくると頭が真っ白になってしまうので、そのような状況に対応できるように、日々の授業をしっかり受けて英語力を身につけたいです。」
 「今回のツアーを通して仲間と協力すること、外国人の方とのコミュニケーションの取り方やジェスチャーなどいろいろなことを学べました。これからも今回学んだことを活用する機会が必ず来ると思うので、また英語の勉強を頑張って、気軽に自信を持ってコミュニケーションを取れるようになりたいと思いました。」 

 今回のガイドツアーを通して得た学びや課題をそれぞれの学習や活動に活かしてほしいと思います。今後も地域の方々と連携し、実際のコミュニケーションを通して、生徒たちが英語を身近に感じ、発信力を身に付けられるような活動を行っていきます。