白馬高の日常 2022

白馬高校の授業風景や学校行事の様子を職員が紹介します。

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2022年12月25日(日)
吹奏楽部がアンサンブルコンテスト中信地区大会に出場しました
◆12月25日(日)に、吹奏楽部の3名が第48回長野県アンサンブルコンテスト中信地区大会に出場しました。
◆結果は銀賞で、内容的に昨年度の自分たちを越えることができませんでした。直前までは好調だったものの、本番に納得のいく演奏ができず、勝負所で力を出し切る難しさを痛感しました。
◆日々の練習の中で部員同士意見を出し合って試行錯誤しながら練習を重ねてきました。また、お二人の外部講師の先生方にご尽力いただいたほか、校内リハーサルに足を運んでいただいた多くの先生方や友人から励ましの言葉をいただきました。保護者の皆様のご理解とご協力にも感謝します。
◆悔しい結果となりましたが、いまいちど自分たちを見つめなおし、このメンバーならではの音色を高めていけたらと思います。
2022年12月23日(金)
台北市立松山高級中学とオンライン交流を実施しました
◆国際観光科1年の「総合英語」の授業で、台北市立松山高級中学の生徒とオンライン交流を行いました。交流のテーマは文化紹介で、3グループに分かれて「食文化」「学校文化」「ポップカルチャー」のそれぞれのテーマについて紹介し合いました。
◆オープニングでは、日本語を勉強している台湾の生徒のひとりが、琴で「さくらさくら」と「千本桜」の演奏を披露してくれ、本校の生徒たちはその見事な演奏に聴き入っていました。グループ交流では、事前に準備した原稿とスライドを使って、それぞれのテーマに関する発表を英語で行いました。台湾の生徒からの質問にはメンバーで助け合いながらなんとか答えることができていました。
◆交流は30分間のセッションを相手を変えて3回行いました。最初はたどたどしい発表でしたが、回を追うにつれて自信を持って発表する姿がみられました。以下、生徒の感想です。
 「うまく聞き取れなくても一生懸命聞こうとすることで交流を深めることができた。」
 「台湾の文化だけではなく、相手のこともよく知れて楽しかった。」
 「やっぱり流ちょうな英語が速くて聞きづらいことが分かったので、実際の英語を聞き取れることが大事だとわかった。これからリスニングの力をつけていきたい。」
 「もっと単語を覚えたり、文法を理解したり、相手に伝わる発音や聞き取りやすい話し方などを学んでいきたいと思った。」
 オンライン交流を通して、生徒たちは英語を流ちょうに話す台湾の生徒に刺激を受け、それぞれの課題が見つかったようです。今回感じたことや学んだことをこれからの学習に活かしてほしいと思います。今後も様々な国との国際交流を通して、生徒たちが普段の授業で身に付けた知識・技能を実践する機会を作り、生徒たちの国際感覚を育んでいきます。
2022年12月23日(金)
全国高等学校 観高サミットに参加しました!
◆宮城県松島町で開催された観高サミットに参加し、全国高等学校観光教育研究協議会副会長賞をいただきました。観高サミットとは全国の観光を学ぶ高校生が集まり、学習内容や研究内容について発表を行う場です。本校からは、プロジェクト学習インターアクト部2年生が参加し、現在取り組んでいる「ハクバメシ」について発表を行いました。ハクバメシとは、白馬村で飲食店に迷ったときに見るサイトです。生徒たちはサイト内の「ワシづかみハクバ」というブログを担当しており、飲食店の情報について高校生の目線から紹介しています。試行錯誤の結果、「データ分析やターゲットを絞ることの大切さに気付いた」とのことです。彼女たちの今度の取り組みに期待しています!
◆2日目には、宮城県の松島高校生徒による松島ガイドツアーがありました。ボランティアで松島にある瑞巌寺や円通院をガイドしているとのことで、非常にわかりやすいものでした。このツアーを通して他校の生徒とも交流ができたようです。今後全国にある観光に関する学科をもつ学校と交流ができたらと考えています。
2022年12月16日(金)
KDDI連携授業 ~観光ルートをつくってみよう~
◆1学年は11月よりKDDI株式会社が展開している「COLO」という地域情報アプリのコンテンツ制作をしています。これまでの授業では、各生徒の思い出の場所についてまとめたり、白馬村内の事業主のもとに直接インタビューに伺って「ソウルスポット」としてまとめる作業をしました。当日は「COLO」の白馬版がリリースされ、掲載されている64のスポットをもとに白馬村の観光ルートに関して、ターゲットを想定した上で作成しました。生徒のグループには、KDDIの方や、お忙しい中駆けつけていただいた地域の方々が入って試行錯誤しながら協働して作業をすすめる姿がありました。今回の授業でKDDIとの連携授業は終わりになります。生徒からは「自分たちの取り組みが社会に発信されるのでとてもやりがいがあった。」という感想が出ていました。自分たちの住む地域がどのような地域なのか知る良い機会になったのではないかと思います。
◆今回講師として各班に参加いただきましたKDDI株式会社・三根様・長井様・西田様・綿内様、白馬森のわさび農園オートキャンプ場・田中様、珈琲せんじゅ・伊藤様、ライオンカフェ・杉浦様、本校PTA副会長・笹川様、本校非常勤講師・宮田様のご協力に感謝申し上げます。
◆COLOのURLはこちら(スマートフォン、タブレットでのみ使用可能)。
2022年12月16日(金) 午後
糸魚川高校と交流学習を実施しました!
◆昨年に引き続き、午後から本校2・3年生が糸魚川高校1年生と交流学習を行いました。「地域の方々と地域課題について考える」を主題に、大糸線の活性化白馬・糸魚川広域観光地域を巻き込むイベントとはマウンテンバイクや翡翠等の観光資源をどのように生かすか学習タブレット端末の活かし方など計10の地域課題について、グループごとに取り組みました。
◆地域の方から問題提起していただいた事柄についてブレーンストーミングとKJ法を用いて、課題の要因やその解決策について考えました。大糸線の活性化について考えるグループでは、駅から二次交通を整備しスキー客を誘致する案や、SNSを用いて車窓からの景色の素晴らしさを発信する案等、高校生ならではの目線から考えていたことが印象的でした。今後も引き続き、地域の課題について授業を通して考えていきます。
◆今回アドバイザーとして参加してくださった、糸魚川市都市政策課・渡辺様、糸魚川市都市政策課・金子様、小谷村役場観光地域振興課・丸山様、JR西日本金沢支社・中山様、白馬村観光局・福島様、白馬駅前ネットワーク・田中様、糸魚川キターレ・伊藤様、株式会社ズクトチエ・太田様、しくみ株式会社・石田様、一般社団法人エンターキー・清水様、森の生活・大塚様、白馬スノーピーク雪峰・濱田様、白馬マウンテンバイククラブ・原様のご協力に感謝申し上げます。
2022年11月1日(火)
生徒による英語ガイドツアーを実施しました。
◆国際観光科2年の「観光コミュニケーション英語」の授業の一環で、生徒による英語でのガイドツアーを行いました。ツアーの行き先は、白馬発のオプショナルツアーの目的地として人気が高い、地獄谷野猿公苑と小布施、善光寺で、ツアー全体の流れおよびガイドの内容はすべて生徒自身が考えたものです。今回のツアーでは、ゲスト役の白馬・小谷村在住の海外出身の方5名に加えて、スキージャパンホリデーズ所属のガイドAndrew Kellyさんにアドバイザーとしてご協力いただきました。
◆ガイドでは、堂々と英語で説明を行う生徒の姿が印象的でした。“葛飾北斎ってどんな人?” “江戸時代っていつ頃?”などのゲストの方からの鋭い質問にも、その場で調べたりグループで協力したりしながら、自分なりの言葉で説明できていました。わからないことは素直に認めて調べる、自分たちの基準ではなく相手の立場に立って説明する内容を考えることの大切さを実感することができたと思います。また、中には、予定していなかった説明やクイズを即興で行う生徒もおり、ガイド後、生徒に聞くと、「自分の英語が伝わったこととゲストの方の反応がよかったことが嬉しくて、その場で考えて話しました!」と話していました。バスの車中や自由時間中には、生徒からゲストの方に英語で質問したり、一緒に散策したりするなどして英語でのフリートークを楽しむ姿も見られました。以下、生徒の感想を紹介します。
 「全体を通して良かった点は、みんながゲストさん達に積極的に喋りかけていたことです。ゲストさん達の楽しそうな姿が見れてよかったです。」
 「このツアーを通して良かった点は、会話の内容を理解し返答をすることができたことと、説明の時にアイコンタクトを取ることができたことです。次はもう少し会話を継続させたり、表情を意識したいです。」
 「意外とゲストの方の英語は聞き取ることができたのですが、質問にしっかり答えられなかったです。知っている単語を並べて話しましたが、ゲストに伝わっていない時もありました。単語だけでなく、文法の大切さも知りました。」
 「英語で話をすることについては、なかなか自分から話しかけることができなかったという反省があります。答えることはできたけれど、話題が途切れた時にどうすればいいのかと困ってしまいました。しかし自分の英語で話をすることができたという事が嬉しく、自信になりました。」
 「完璧に伝えなきゃ!と難しく考えすぎて翻訳機に頼ってしまったのが反省点だと考えた。Andrewさんに「難しく考えずに簡単な英語で伝える事が大事だよ」とすごく為になるアドバイスをもらい、先導と道案内を無事に終えることができたのですごく達成感に満ちて自信もついたと思う。」
 「自分の英語力のなさを感じました。ゲストさんの唐突な質問に即答できず、かなり考える間ができてしまいました。急に質問がくると頭が真っ白になってしまうので、そのような状況に対応できるように、日々の授業をしっかり受けて英語力を身につけたいです。」
 「今回のツアーを通して仲間と協力すること、外国人の方とのコミュニケーションの取り方やジェスチャーなどいろいろなことを学べました。これからも今回学んだことを活用する機会が必ず来ると思うので、また英語の勉強を頑張って、気軽に自信を持ってコミュニケーションを取れるようになりたいと思いました。」 

 今回のガイドツアーを通して得た学びや課題をそれぞれの学習や活動に活かしてほしいと思います。今後も地域の方々と連携し、実際のコミュニケーションを通して、生徒たちが英語を身近に感じ、発信力を身に付けられるような活動を行っていきます。
2022年10月5日(水)
大糸線フィールドワークを実施しました
◆3年生普通科選択科目である「時事問題」の授業の一環で大糸線(南小谷駅から糸魚川駅間)沿線部の調査を行いました。この調査をもとに、大糸線の現状や取り組みについて理解を深め、活性化の方策を今後考えていきます。
◆生徒は大糸線の利用者や大糸線に携わる方々から、お話を伺うことで考えが変化したようです。ご協力ありがとうございました。今後、12月に行われるはくばフォーラムで調査結果や活性化の方針について発表を行う予定です。以下、生徒の感想を紹介します。
「巨額の赤字を作り出していること、利用者が少なく地域からの需要が減少していることから、これ以上の利益を見込みがないと感じ『廃線するべきだ』と考えていました。ですが、フィールドワークを通し、JR西日本の方から廃線ありきではないという話を聞きました。また、関係者や利用者から廃線されてしまったら寂しいという声を聞き、地域に愛され続けていてまだまだ需要があると感じました。」
2022年9月19日(月・祝)
「椎名豊さんJAZZ講習会」を開催させていただきました
◆「音楽を通じて地域を盛り上げたい!この地域で吹奏楽に携わる皆さんとステージを共にしたい!」本校吹奏楽部員のこのような願いから、標記の講習会の実施に携わらせていただけることになりました。
◆当日は、3名のプロミュージシャンの方々に講習会を行っていただいたあと、お越しいただいた保護者の皆様や参加団体関係者の方々に「Let's Swing」と「ルパン三世のテーマ」の2曲を披露させていただきました。ジャズの軽快でお洒落なリズムと生徒たちの楽しそうな表情、会場から湧き上がる拍手が感動的でした。
◆講習会の終了後、椎名豊さんとお話する時間をいただき、音楽を通して人とのつながりを作っていけること、人とのつながりこそが人生の財産だということ、将来どんな仕事をしようとも、誰かのために頑張りたい・役に立ちたいという気持ちがあれば心豊かに取り組んでいけるといった、とても大切なお話をいただきました。
◆今回のイベントを企画する中で、内容の検討をはじめ、大北地域のすべての小・中・高の学校、地元の吹奏楽団の方々への声がけや、会場関係者との打ち合わせ、チラシづくり、当日の運営など、さまざまなことにチャレンジすることができました。白馬ロータリークラブの皆様をはじめ、関わってくださったすべての皆様に支えていただけたおかげと感謝しています。本当にありがとうございました。
2022年8月1日(月)
吹奏楽部が第62回吹奏楽コンクール中南信地区大会に出場しました!
◆吹奏楽部が、第62回吹奏楽コンクール中南信地区大会に出場しました。上位7位までが県大会に進出できるところ、惜しくも 8 位銀賞という非常に悔しい結果となったものの、奨励賞というとても嬉しい特別賞をいただくことができました。
印象的だったのは、会場で本当にたくさんの関係者の方々が励ましと称賛の声を白馬校生にかけてくださったことです。 白馬高校が単独でコンクールに出場したことは、記録で確認することが難しいほど前のことのようで、3名という少人数でも出場をしたこと、吹き込んでいることが分かる内容であったことをたくさんの方が笑顔で褒めてくださいました。生徒たちは、日々の頑張りをいかんなく発表できたことを嬉しく思うと同時に、県大会出場を逃したくやしさであふれていました。これまで懸命にご指導くださってきた外部指導者の先生方、温かい言葉でいつも支えてくださっている保護者の皆様、様々な場面で協力して一緒に演奏してくれた部員以外の仲間への感謝の気持ちでいっぱいです。多くの人に支えられて部活ができていることを忘れず、これからも全員で頑張り、12月のアンサンブルコンテストでは悲願の金賞を目指します!
2022年7月25日(月)・26日(火)
1学年登山
◆3年ぶりに学年登山を実施しました。白馬岳コースと白馬大池コースに分かれてそれぞれがゴールを目指しました。栂池高原駅からゴンドラとロープウェイを乗り継いで栂池自然園にある登山口に向かいました。そこから白馬乗鞍岳、白馬大池までは湿原や雪渓、大きな岩を乗り越えたりと、変化に富んだ山道を登りました。
◆白馬岳コースは白馬大池からさらに、小蓮華山、三国境を経て白馬岳を目指しました。小蓮華山へ続く雷鳥坂では、実際に多くのライチョウを目にすることができました。うち一羽は登山道を案内するかのように隊の先頭に立ってしばらく歩いており、登り疲れた生徒たちに癒しを与えてくれました。小蓮華山から白馬岳までは後立山連峰を望む縦走路となり、山歩きの醍醐味を味わうことができました。白馬岳山頂にたどり着いた生徒たちの表情は達成感に満ちており、「一人では登れなかった」と口にする生徒もいました。両コースとも山荘で一泊し、翌日、往路を下山しました。生徒の一人は下山後に山を見上げ、「あんなところを登ってきたのか」と驚いた様子を見せていました。
◆初めて本格的な登山を体験した生徒も多かったですが、急登が続く道や山頂手前で「大丈夫?」「もう少し!がんばれ!」と互いを気遣ったり、励ましたりする声も多く聞こえ、今回の山行を通して、学年の団結力や絆が深まったのではないかと思います。また、白馬岳の麓で学ぶことに誇りをもってくれたらと思います。
2022年7月6日(水)
卒業生より飲み物のさし入れをいただきました。感謝!
◆今年度は全国的に夏の訪れが早く、白馬も暑い日が続いています。本日放課後、白馬在住で本校卒業生の岡澤様から在校生に向けて飲み物の差し入れをいただきました。早速7月8日の体育祭で生徒に配布し、活用させていただきます。卒業生からのエールに感謝するとともに、この温かな気持ちを地域や後世に還元できるよう今後の活動に取り組んでいきたいと思います。岡澤様ありがとうございました。
2022年6月28日(火)
1・2年生 「進路を考える日」
◆6月28日(火)は、1・2年生が上級学校の様子を知り、自分の進路決定に役立てることを目的として、学校見学を行いました。1年生にとって専門学校や大学のキャンパスを訪れるのは初めてで、高校との違いにとても驚いている様子でした。2年生は2年目ということもあり、昨年とは別の大学や専門学校を見学することで専門性の違いを理解しようと努めていました。ご協力いただきました大学、専門学校の職員の皆様ありがとうございました。
            
 コース1 上田情報ビジネス専門学校、長野大学
 コース2 長野ビジネス外語カレッジ、長野大学
 コース3 長野保健医療大学、長野県立大学
 コース4 丸の内ビジネス専門学校、松本大学

<1年生の感想>
・学校全体の雰囲気と学生の皆さんの勉強に前向きな姿を見て、「自分もこうなっていくんだな」という自信をつけることができました。先生方の短い時間での体験授業もためになるお話ばかりだったので、この経験を活かして学校選びをしていけたらいいなと思いました。
・大学生たちが校内を案内してくれて、大学というものに初めて触れることができてよかったです。これからの進路を決めるときの一つの材料にしたいと思います。
<2年生の感想>
・案内をしてくださった大学生の方たちのお話では、自分の経験や入試の時の様子などを知ることができ、とても勉強になりました。校舎もとてもきれいで、そういった点も含めて進路選びの参考にしたいと考えました。
・身近なことだけではなく、世界全体のことを考えて行動することが大切だと教えていただいた。自分は人と会話をすることはあまり得意ではないが、新しい発想を生み出すためにも多くの人と会話し、改めていろいろなことを考えることが大切だと思った。
2022年6月13日(月)
ブリティッシュ・ヒルズ研修
◆6月13日~15日の間、希望者を対象に福島県天栄村にある「ブリティッシュ・ヒルズ」へ2泊3日の語学研修を実施しました。施設内では常に英語でやりとりしなければならないため、初日のオリエンテーションでは日常生活で使う英語を学びました。
◆施設内の建物は12世紀の石造りの建築様式で統一されており、映画やドラマの舞台になることも多いそうです。生徒は「日本なのに日本ではないみたいで不思議な気持ちになりました」とこれからの研修に期待している様子でした。食事はビュッフェ形式でどれもとてもおいしく、多くの生徒がおかわりをしていました。
◆2日目はチーム対抗でゲームをしたり、英語による劇の実演やスコーン作りを学んで実際に作ってみるなど、レッスンは体験型のものがほとんどでした。90分授業が4コマありましたが、楽しそうに参加していました。
◆授業はもちろんオールイングリッシュで行われますが、英語が話せない生徒でも授業に参加できるように上手に工夫されていました。また、学年の垣根を越えて英語が得意な人が苦手な人をサポートしている様子も見られて良かったです。生徒は 「常に英語しか使わなかったので、本当に海外にいるような気持になれた。劇などでイントネーションを学んだり、カードゲームで文法を学んだり、楽しいうえに、理解できていたので身についたと思う。」と充実した様子でした
◆夜は"Challenge"という自由参加型の英語を使った活動に参加したり、施設内のパブでノンアルコールカクテルやバタービールを飲みながら外国の先生達と交流できるので、まさに英語漬けの日々を送ることができました。
◆最終日は大ホールで一人ずつ先生から修了証を受け取りました。先生から一人ひとりに個別のコメントをいただき、生徒も研修期間中に学んだ英語を駆使して頑張ってやりとりしていました。大変充実した3日間を過ごすことができ、生徒の英語学習のモチベーションアップにも繋がったのではないかと思います。
<生徒の感想より>
「どうしても思い出せない言葉があった時なども、現地の先生方が英語でヘルプをしてくれたので、英語が苦手な僕でもあまり困ることはありませんでした。何より先生方の心がとても広く優しかったので緊張せずリラックスして過ごせました。また機会があれば行きたいです。」
2022年6月11日(土)
中高吹奏楽演奏会
◆本校の吹奏楽部が白馬中学校・小谷中学校との合同演奏会に参加しました。楽器ごとのパート練習の後、「ルパン三世のテーマ」を全体で合奏し、その後各学校から演奏を披露しました。多くの保護者・地域の方々が足を運んでくださったことに心から感謝を申し上げます。
◆本校の吹奏楽部は普段は4人で活動しているので、大人数かつ複数の楽器で曲を演奏できたことが大変貴重で刺激的な機会でした。そして自分たちの演奏を多くの方に聴いていただけたことがとても嬉しく、来月のコンクールに向けて、より気を引き締めることができました。また、会場にお越しくださっていた方の中から、白馬高校に向けた温かな励ましやお褒めの言葉をいただくこともでき、大変心が温まる思いでした!
2022年6月7日(火)
「観光コミュニケーション英語」フィールドワーク
◆国際観光科2年の「観光コミュニケーション英語」では毎年、生徒による英語ガイドツアー実習を行っています。今回はその事前学習として、プロのガイドをお招きして、実際に地獄谷野猿公苑と小布施、善光寺を巡りながら、英語でのガイドの実際を学びました。
◆今回ガイドをお願いしたのは、日本でのガイド歴12年のジョン・デイリーさん(Ski Japan Holidays)で、コロナ禍により約2年ぶりのツアーだったようですが、そのブランクを感じさせない見事なガイドで生徒を案内してくださいました。以下生徒の感想です。
 「ジョンさんの知識がとにかく豊富で驚いた」
 「とてもフレンドリーでずっと笑顔だった」
 「バスで通り過ぎるだけの場所でも、その地の情報を教えてくれて見聞が広がった。ツアーで立ち寄らない場所も特色を調べて自分のガイドに活かしたい」
 「ジョンさんの堂々とした話し方や問いかけを私もまねして取り入れたい」
 今回の貴重な学びを生かして、ジョンさんのガイドのようにお客様を楽しませるツアーを考案・実施してくれることを期待しています。
2022年6月3日(金)
松代大本営跡見学
◆修学旅行に向けての平和学習の一環として、2学年が長野市松代にある松代大本営跡へ見学に行きました。現地ガイドの方が、当時の日本を取り巻く状況についてや、松代に政府中枢機能を移転しようとした経緯を丁寧に説明していただき、生徒たちは真剣な表情で話を聞いていました。また、松代大本営跡の中で一般公開されている象山地下壕を見学することで、平和の尊さについて考える大きなきっかけとなりました。生徒は「劣悪な環境で働かされていたというのを身をもって体験することができた。実際に削岩機の先端部分やダイナマイトで爆発させた跡などが綺麗に残っていて、とても驚いた。あんなにも広く深い地下壕を全て人の力で掘ったのはどんなに大変だったことか改めて理解できた。」と、実際に大本営跡を見ることで得た学びがあったようです。天気が心配されていましたが無事見学を終えることができました。
2022年4月28日(木)
環境I「白馬三山と雪形の観察」
◆2年生教養コースの環境Iの授業で白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)と雪形の観察を兼ねて外へスケッチにでかけました。快晴の春の陽気の中で、自然を感じながら集中してスケッチを行いました。白馬の名称の由来にもなっている代掻き馬の雪形も一回の説明ではわからない生徒も多かったのですが、じっくり観察することで理解できるようになりました。
2022年3月17日(木)
小谷村で森林(もり)の勉強会
◆小谷村に行って森林のことを学んできました。先日、2年普通科の環境Iの授業でイタヤカエデの樹液の採取を体験しました。このうち2名の生徒から「もう一回やってみたい!」という言葉を受け、今回初参加の1名を加えて3人の有志が集まりました。
 3人の生徒それぞれポリタンクの設置を行いました。例年、この3月中旬が最も樹液が出る頃らしいですが、残念ながら樹液が滲み出る様子は確認できませんでした。この急激な暖かさが樹液をストップさせてしまったのでしょうか。生き物は難しいです。イタヤカエデの樹液は煮詰めるとメープルシロップになります。国産のものはほとんど市場に流通することはなく貴重な山の恵みです。樹液は木から採取するときはほとんど透明なサラサラとした液体でわずかな甘味と木の味(生徒の表現)がします。前回設置したポリタンクの回収をおこない、現地では採れたての樹液を飲みました。
 20リットルのポリタンクいっぱいの樹液はとても重く、不慣れなスノーシューでは素人は運ぶことができません。道中は疲れを見せながらも樹液以外の森のことも学び様々な発見を楽しみました。
 なかなか山や森に入る人が少なくなり、小谷村にはキハダやホオノキなど多様に活用できる樹林がたくさんあるのに知らないことが多いです。
 今後も森に関する様々な体験を行い、いい森づくりを高校生目線で考えていきたいです。
2022年3月7日(月)
一年探究学習 台湾オンライン交流
◆一年間の探究学習の総まとめとして、台湾の台北市私立稲江高級護里家事職業学校との交流学習を行いました。本校の生徒は探究学習のまとめスライドの発表、稲光護家の生徒は台湾文化の紹介をしました。最初は緊張気味でしたが、慣れてくるとお互いの学校について質問しあう様子などが見られました。以下生徒の感想です。
「発表してみて、分かりやすい声で話せたと思うので良かったです。台湾では今、若い女の子達の間で前髪カーラーが流行ってると知って驚きました。」「同じ趣味の人たちだったので話していて楽しいと感じた。」
「思ったより日本語がうまくてびっくりしました。探究学習は自分の知りたいことや好きなことが知れてとても楽しかったです。」
オンラインでの対話という条件に対して戸惑っている生徒もいましたが、異文化間での交流を楽しめたようでした。来年度以降も、生徒それぞれの目標に向けて探究学習を続けていきます。
2022年3月4日(金)
社会人に学ぶ講座
◆卒業式も終わり、1.2年生は新年度に向けての準備の時期です。今日は、大北地域を中心にご活躍されている方々から、仕事や生き方についてお話をうかがい、質問にも答えていただき、各自の進路選択の参考にしました。参加していただいたのは、旅行・観光・調理・美容・上下水道管理・化粧品製造・公務員・ホテルの8分野の方々です。まん延防止等重点措置期間中ということで残念ながらオンラインでの開催となりました。「自分が進もうとしているのは厳しい分野で、やっていけるのか心配だが、向上心をもち、メンタルを強くし、その業界で頑張っていきたい。」「上下水道や白馬の水について勉強になった。神城断層地震の際に大変なことがあったと聞いて、どれだけの人が水に助けられていたのかがわかった。」「料理は感動を人に届けたり人を変える力を持っているということがすごいと思った。」など、仕事の内容について知り、自分の生き方を考えることができた有意義な時間となりました。
2022年3月2日(水)
北京冬季オリンピックへ出場した松田颯選手が来校しました!
◆冬季北京オリンピック・フリースタイルスキー男子モーグルに出場した、本校卒業生の松田颯選手が来校しました。応援フラッグを直接手渡すことができ、作成した生徒たちは「オリンピック出場までの努力や出場時の心境などを伺うことができ、とても良い刺激になりました」と興奮と感激を隠せない様子でした。4年後のミラノ・コルティナオリンピックでの更なる活躍を期待しています。
2022年2月上旬
北京冬季オリンピックへ出場する先輩方へ応援旗を制作しました!
◆ 北京冬季オリンピックに出場する、本校にゆかりのあるノルディック複合の渡部暁斗選手、同渡部善斗選手、そしてフリースタイルスキー・モーグルの松田颯選手、フリースタイル・スロープスタイル・ビッグエアに出場する近藤心音選手の4名へ応援旗を制作しました!制作した旗は 白馬村が開設したパブリックビューイング会場で掲示していただきました。生徒・職員一同、ご活躍をお祈り申し上げます。