高校生ものづくりコンテスト全国大会化学分析部門に出場しました!

その日は、昇ってくる太陽の光が秋の朝露に反射して紅葉を一層輝かせる、そんな艶やかなとてもすがすがしい朝でした。

去る11月8日(土)・9日(日)、2日間にわたって第25回高校生ものづくりコンテスト全国大会化学分析部門が愛媛県立松山工業高等学校を会場に開催されました。この大会は、専門学科で基本技術を修得した生徒が、実際にものづくりの技術を競うことにより、日本の誇るものづくりの技術技能を継承する優秀な人材の育成に資することを趣旨として開催されるものです。全国9つの各ブロックから選出された代表1名と、開催地枠1名を合わせた計10名の選手で競技が行われました。

全国大会化学分析部門の競技課題は、長野県大会および北信越大会と同じ「キレート滴定法により試料水のカルシウムおよびマグネシウムの定量を行うことで、試料水中の各硬度を求め、測定結果報告書を提出する」というものです。今大会には、本校物質化学班に所属する物質化学科3年生の中野響さんが北信越大会を勝ち進んで出場しました。今大会に向けて早い段階から日々練習を重ね、特に制限時間内に確実に2種類の試料水の分析を終了させるため、手際よく効率的に分析操作を行うことを重点的に練習に取り組んできました。その結果、長野県大会では準優勝、北信越大会では最優秀賞を獲得し、全国大会に進出を果たしました。

《全国大会結果》

第8位:中野 響(物質化学科3年)

全国大会に出場できたことはとても良い経験になったと思います。本校卒業後においても日本の産業を支える立派な技術者として大活躍してくれることを心から期待しています。

北信越大会の様子は以下をクリック↓

https://www.nagano-c.ed.jp/choko/index.php/2025/09/08/kagakubunseki-3/