土木工学科２年
塩崎・横田護岸復旧工事を見学

５月２７日(木)に、長野市篠ノ井塩崎・横田の千曲川左岸の護岸工事を見学しに行きました。今回の現場は、令和元年の台風１９号の時に大雨による激しい流れで削られた堤防の復旧工事をしている現場です。川中島建設株式会社さんにお声をかけていただき、見学することができました。

今回、アスファルト舗装の作業を見学する予定でしたが、雨で作業中止となってしまったため、工事が完了していた堤防の法面保護の状態を中心に見学をしました。この工事には、省力化や安全性を向上させるためのICTを搭載した重機が使用されました。

※ICT建機：重機に取り付けたタブレットに設計した図面のデータを登録し、GNSS受信機（衛星電波受信機）の位置情報と連動することで、どのくらい掘り進めれば良いかなど、正確に把握しながら工事できる重機。

　堤防を下から見せてもらい、大きな面積の工事にもかかわらず、きれいに完了した法面の状態にとても感動しました。また、本校土木科を卒業した先輩方が現場を担当されていて、土木業や仕事について色々話を聞くこともでき、学校では体験できない貴重な時間となりました。