学校紹介

学校長あいさつ

 長野県松川高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

松川高校は、県内有数の果樹の産地として知られ、東に南アルプスの高峰を一望し西に中央アルプスの氷河地形を仰ぎ見る、果樹園の広がる松川町の美しい丘の上にある県立学校です。
  県立高校となったのは、1987年(昭和62年)4月。当地で二十有余年の歴史を重ねてきた私立高校を継承する形で、当時の飯田下伊那20市町村による「組合立高校」を経て、県立に移管された稀有な経歴をもっています。

  「上下伊那郡境のこの地に公立高校を」という地域の強い願いにより、として、県立となってまもなく40年。「創造・自律・誠実」の校訓のもとに学びを修め学窓を巣立った卒業生は6,000名を超え、私立時代の5,800余名に及ぶ卒業生の皆様方とともに地元をはじめ県内外各地のさまざまな方面で活躍されています
  現代社会は、Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなぎVUCAの時代と言われます。「山あり谷あり」の世の中、変化する環境に、しなやかに対応しながら、たくましく生き抜いていくことを求められています。松川高校は、「変化を嫌がるのではなく、変化を楽しみながら」、「自らの未来を、自らの力で切り拓く力を伸ばす」学びを目指し
て、生徒と教職員が手を携えて歩みを進めていく学校です。
 松川高校は、恵まれた地域資源を活かし、地域に根差し、地域に貢献する活動の実践により自分たちの地域の特徴や課題を知り、課題に取り組むことを通して、自らも課題解決に携わり、「地域を良くすることができる」という経験を積むことを基本に、さまざまな「生きる力を育むため」の学びの場を用意しています。

 松川高校に興味を持っていただいたみなさん、ぜひ私たちと一緒に世界や地域の未来創りに挑んでみませんか。 

               令和6年(2024年)4月 第18代校長 平林 哲郎