地域まるごと学びのフィールド
本校の学びのフィールドは「北信州地域」まるごとです。そこは、自然・食文化・伝統産業・動植物などの学びの材料(地域資源)の宝庫です。皆さんの様々な興味関心を受け止める力が地域にはあります。そんな地域に飛び出して、実在する課題を見つけ、様々な価値観に触れ、幅広い視点から解決策を探究します。
物やサービスを協働してつくり出し、地域の活性化に取り組む中で、これからの社会を創造する力を養います。
興味関心に合わせたカリキュラム
令和4年度、本校のカリキュラムは大きく変わります。1年次の「北信州学」では地域の風土・文化・産業について学び探究することで、地域の特性と魅力を見出します。2年次には、「産業創造コース」、「環境創造コース」のどちらかを専攻し、専門的な知識や技術を習得します。産業の基盤である「マーケティング」については全員が学びます。また、地域のさまざまな方との交流を通して、表現力を高めます。3年次には「課題研究」において、テーマ毎に協働して地域課題を解決するための活動に取り組みます。「道の駅」での企画運営や学校での座学と企業での実習を組み合わせた「デュアルシステム」に取り組むこともできます。
ICT活用とSDGs
本校はタブレットを用いたICT活用を積極的に取り入れることで、生徒一人ひとりの主体的な学びを可能にしています。また、ドローンやAIを活用したスマート農林業を学び、農林業や関連産業の技術革新や活性化を図るための基本的な知識や技術を身につけます。
SDGsへの取り組みは、グローバル化した社会で活躍するために必須です。食・自然・環境保全・産業振興の観点から地域社会の現状と課題を把握し、仲間や先生、そして地域の方と協力しながら、課題解決と世界共通のゴールであるSDGsに向けて取り組んでいきます。