実習内容

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1学年

テスタの製作

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 1年生はくくり募集ですので、電気系実習として全員がまずテスタを製作します。テスタとは、これ1台で、電圧、電流、抵抗などを測定できる回路計のことです。今後の授業でも活用しますし、電気製品が故障したようなときに、どこが悪いのかを調べることができるので、一家に1台あるととても便利です。


オームの法則確認実験

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 電気の世界はまずオームの法則を学ぶことから始まります。中学校でも学んだオームの法則を再確認し、更に発展させていきます。
 同時に電気実習で使用する様々な計測器の使い方や、電気回路の組み方についても学びます。基本をきちんと押さえておけば、「電気は難しい」と感じなくなると思います。

直流回路

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 オームの法則を一歩発展させて、抵抗を直列接続、並列接続、直並列接続したときに、どんな電圧が加わり、どんな電流が流れるのかを計算し、実際その通りになるかどうか確認します。また、未知抵抗を測定する「ホイ―トストンブリッジ」という回路を組んで、抵抗を測定します。
 この回路が組めれば、今後の電気実習でもう怖いものはありません。

PICマイコン製作

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 汎用マイクロコンピュータのマイコン基板を製作します。マイクロコンピュータやLED、ダイオード、スイッチ、抵抗、コンデンサ等をはんだごてを使って基板にはんだ付けをします。完成したら、PICマイコンにプログラムをPCで作り、書き込み器からPICマイコンにプログラムを書き込み、動作確認をします。このPICマイコンは2年生からの実習のライントレースロボットに搭載されます。

電気工事Ⅰ

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 ビル、工場、商店、一般住宅などの電気設備の安全を守るために一定の資格のある人でなければ、電気工事を行ってはならないことが、法令で決められています。その資格のある人を電気工事士といい、第一種と第二種の2種類があります。実習では、第二種の内容をケーブルの外装を剥ぐところから回路を接続し完成させるところまで行い、電気工事の基礎を学ぶます。