夏の中学生体験入学の様子をお伝えします。総勢200名ほどの中学生、保護者の皆様にご参加いただきました。専門のコースについての体験学習です。 各コースの様子を中学生の感想を交えながらご紹介いたします。
Aコース モモとブドウの袋かけ・笠かけ
袋かけは生産の安定・商品性を高める上で大切であると教えて頂きました。
笠かけはブドウが日焼けをしないようにするというのと鳥から守るためにするという事も教えて頂きました。
その後にモモの袋かけも体験しました。
作業は思っていたよりも大変で、
袋かけをする時は腕を上げたままだったのでとても疲れました。
これまで果樹園を見かけるたびに果物が白い袋に包まれているのを見て、
「あの袋はなんだろうか」という疑問を今回の体験で解決する事ができてよかったです。
Bコース 野菜のことをもっと知ろう
僕が体験した野菜科学コースでは実際に野菜畑に行って、
本物の野菜を見ながら先生のお話を聞いたりしました。
自分が食べている野菜がいったいどの部分なのかを知ることができました。
普段何気なく食べている野菜ですが、初めて知る事も多く驚きました。
Cコース 寄せ植え体験
私は以前からフラワーデザインに興味があったので、こちらのコースを体験しました。
体験では草花の寄せ植えを体験しました。植えたものはサルビアとペチュニアです。
サルビアは知っていたけれどペチュニアは初めて名前を知りました。
私は草丈の高いサルビアを奥に植え、ペチュニアを手前に植えました。
初めての寄せ植え体験は、花の色合いや草丈で置き場所を考えたりと、とても楽しかったです。
また家でもやってみようと思いました。
Dコース シランの培養
私は今回シランの培養を体験しました。 無菌播種と継代培養というのをしました。
普段使う事が無い道具がたくさん出てきて、ワクワクしました。
最初は自分にもできるのだろうか・・・と不安でしたが
担当の先生はとても優しく、わかりやすく説明して下さったのでとても楽しかったです。
Eコース 豆腐の凝固のしくみ
僕は食品製造コースで豆腐が何故固まるのかを学びました。
テレビでたまに豆腐作りなど観ますが、固まるしくみがよくわかりませんでした。
けれど実際に豆腐作りを体験しながら説明を聞く事で知る事ができました。
豆腐を作るまでにいくつか過程があって面白かったです！
F・Gコース 米と麦の生産を知る
私は須坂園芸高校に入学して、2年生になったら流通経済コースに入りたいと思って、
今回の体験学習に参加しました。
流通経済コースと情報会計コースの合同でお話をお聞きしました。
なんだか難しいお米の研究をしているようでしたが、一つわかったことはお米をたくさんとることは食料生産上大切なんだと思いました。
在校生の方々が作ったスライドはわかりやすく、学習の内容を丁寧に教えてくれました。
米と麦は私たちの生活に欠かすことのできない物なのに、
自分の口元に来るまでには、長い旅があるのだなあと学ぶ事ができてよかったです。
今回の体験で麦にも興味が出ました。
Hコース ゴミの再利用
今回植物の食物繊維を使って紙漉をしました。
食物繊維という言葉は色々なところでよく耳にしますが、
食物繊維を使って紙を作れるんだと知ってびっくりしました。
僕は最初、ゴミはすぐに捨てれば良いと思っていたのですが
今回の体験で、こんなに素晴らしい物がゴミの再利用で作れるのはとても凄いと思い、
物によっては、ゴミはゴミではなくなるという事を学びました。
Iコース 庭園図面を描いてみよう
僕は庭をつくる仕事に興味を持っていたので、緑地計画コースの体験学習に参加しました。
石の描き方・樹木の描き方を教えて頂き、実際に描いてみたりしました。
縮尺というものも初めて学びました。
『魔法の三角定規（三角スケール）』を使って縮尺1/30の庭を描くという事も体験できました。
その後は、自分で描いた自然風庭園の図面に色をつけました。
実際に図面を自分で描いてみて、体験前よりも庭をつくる仕事に興味を持つ事ができました。
Jコース 竹垣づくり体験
体験実習では竹垣作りをしました。竹垣作りは思ったよりも難しく、
最初は大変だったけれど、完成に近づくにつれて物づくりの楽しさと
完成した時の達成感を感じる事ができました。
竹垣一つ作るのにこんなに大変な作業をするという事を知る事ができ、
一つ一つの庭に職人さんのいろんな思いが詰まっているんだと思いました。
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