◆ 学習内容 (概要)

専門分野 授業内容


○ 各学年の1週間内の専門教科授業時間

1学年 工業技術基礎 3時間
情報技術基礎 3時間
電気基礎 3時間
2学年 実習 4時間
製図 2時間
電子回路 3時間
プログラミング技術 3時間
3学年 実習 3時間
課題研究 3時間
マルチメディア応用 3時間
ネットワーク技術 2時間
ハードウェア技術 2時間 (選択)
ソフトウェア技術 2時間 (選択)
  ※ 教科名をクリックすると授業の内容が表示されます

工業技術基礎

工業各分野における基礎的技術を体験し、工業の意義と役割を理解する。 専門教科学習に必要な基礎事項の実習をとおして、基本的な技術の習得をし、実施した内容をレポートとしてまとめる。
■ 実習内容 ■
Excel ・ C言語 ・  3DCAD ・ 画像処理
論理回路 ・ 電気計測 ・ マイコンボード製作 ・ マイコン制御

情報技術基礎

情報基礎の授業では、コンピュータや情報技術に関する基礎知識を身に付けていきます。
■ 実習内容 ■
・情報機器(パソコンやそれらの周辺機器)の種類やその役割
・コンピュータが扱うデータの表現方法(2進数や16進数など)
・インターネットの活用とネットワークの形態
・論理回路
・アルゴリズムの理解
・プログラミング基礎

電気基礎

電気に関する基礎知識を身に付けていきます。
■ 実習内容 ■
<電気回路と材料>
 電流、電圧・抵抗 ・ 直流回路と計算 ・ 導体材料の性質

<電流の働き>
 電流の発熱作用と電力 ・ 熱と電流との関係 ・ 電流と化学作用と電池

<電流と磁気>
 磁界と磁束 ・ 電流の作る磁界 ・ 磁性体と磁気回路 ・ 電磁力

<電磁誘導作用>
 電磁誘導 ・ 自己誘導と自己インダクタンス
 相互誘導と相互インダクタンス ・ インダクタンスの合成と磁界のエネルギー

<静電気の働き>
 静電気の性質 ・ 静電容量とコンデンサ ・ 放電現象

<電気計測の基礎>

実習

専門分野に関する各種の要素技術を実際の作業をとおして学習する。
実施内容の技術レポートを改善・評価の視点を含めて作成する。
各要素技術を総合したシステム的なもの作りの学習をする。
■ 2学年 実習内容 ■
VisualBasic ・ VBA ・ PHP
ビデオ編集 ・ FLASH ・ 3DCAD ・ レーザー加工
RLC回路 ・ 回路設計 ・ マイコン制御 ・ Di・Tr回路


■ 3学年 実習内容 ■
Access ・ アナログ回路
マイコン制御1 ・ マイコン制御2

製図

製図に関する基本的規格を理解し、基礎的な知識と技術を学習する。
専門分野図面に関する基礎的な知識と技術を学習する。
自動設計製図装置の基礎を理解し、目的に応じたシステムの機能と活用を学習する。
■ 実習内容 ■
<製図の基礎>
線、文字の表現 ・ 図面作成の規格 ・ 透視図と形状把握
投影法と図面の表現 ・ 機械部品図面の作成

<専門図面・設計図面>
電子、電気部品記号 ・ 電子回路の製図

<自動設計製図>
CADシステム ・ 3次元CAD ・ 設備図面 ・ 専門図面

<自動設計製図>
3次元CAD ・ 電子回路設計とPCBCAD

電子回路

ダイオード・トランジスタなど電子回路体素子の基本的な知識を学習する。
増幅回路の基本形とその動作を理解する。その応用である各種回路の概要を学習する。
電子回路の応用や情報技術で必要となる交流回路の基本を学習する。
■ 実習内容 ■
<電子回路素子とその動作>
半導体 ・ ダイオード ・ トランジスタ

<増幅回路の基礎と各種回路>
増幅回路の仕組みと構成 ・ 増幅回路の動作と特性 ・ 応用回路

<交流回路>
正弦波交流 ・ 交流回路の取り扱い

プログラミング技術

言語規則など、プログラミング言語文法に関する基礎的な知識を学習する。
コンピューによる処理手順の理解と、手順を踏んだ問題解決を学習する。
基本的なアルゴリズムの理解と構造化・標準化に対する知識を学習する。
応用的プログラム開発における知識を学習する。
■ 実習内容 ■
<応用的な事項の理解>
応用的な配列の処理・プログラムの標準化・プログラムの分割・データの構成と扱い方

<応用的プログラミング>
構造体とポインタ・ファイル処理・グラフィク処理・制御の処理・ネットワーク処理

<アルゴリズム>
構造化プログラミング・基本データ構造とリスト、木、スタック、キュー・並べ替え・探索

<HTML>
HTML言語 ・ スタイルシート

<JavaScript>

課題研究

各自でテーマを設定し、作品製作や調査研究、プレゼンテーションなども含めた総合的な学習をする。
■ テーマ例(H22年度) ■
足歩行型ロボットの制御と3DSimulation ・ プログラムによる生態系の再現 ・ ストップモーションアニメーションの作成 ・  PS2のコントローラーで動かす3Dゲーム ・ MAYAゲーム制作 ・ 防犯カメラ ・ フレクトリックドラムス ・ バーサライタ ・ ネットワーク接続 ・ ポートスキャン&ポートモニタ ・ 羽の(見え)ない扇風機 ・ 3Dキャラクターモデリング ・  MIDIシーケンサソフト作成・NAS製作 Network Attached Storage・園児の発達段階について ・  Premiere ProとPhotoshopを用いた映像編集 ・ 自作麻雀卓 ・ 相撲ロボットの基盤制作と制御プログラムの作成 ・ 記念品開発 ・ 3D映像の作成 ・ Visual C++でゲームの作成 ・ 地理情報システム(GIS)による地図情報の研究 ・ 携帯電話対応アプリケーション制作 ・ オリジナル麻雀牌の製作

マルチメディア応用

マルチメディア技術とコンピュータシステムに関する基礎的な知識と技術を実習をとおして学習する。
■ 実習内容 ■
アンドロイド ・ JavaScript
FlashActionScript ・ ネットワーク

ネットワーク技術

コンピュータのネットワークに関する知識と活用できる技術を学習し、実際にネットワークを構築できるようにする。
■ 学習内容 ■
<ネットワークの基礎>
ネットワークシステム・コンピュータネットワークを支える技術・ネットワークアーキテクチャ

<TCP/IPとインターネット>
TCP/IP ・ インターネット

<ネットワークの構築>
ネットワークの分析 ・ ネットワークの設計

<ネットワークの運用と保守>
ネットワークの運用 ・ ネットワークの保守 ・ ネットワークの安全対策

<データ通信関連技術>
データ通信の技術 ・ 関連技術

ハードウェア技術

コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識と技術を習得し、実際に活用するように学習する。各装置の基本構造と動作を理解し、通信技術の理解、コンピュータシステムの安全な運用を学習する。
■ 学習内容 ■
・コンピュータのハードウェア
・コンピュータの基本構成
・コンピュータの基本回路
・論理回路
・データの表し方
・コンピュータの基本動作
・コンピュータ通信と通信ネットワーク
・保守技術

ソフトウェア技術

コンピュータのソフトウェアに関する基礎的な知識を学習する。
コンピュータ本体とソフトウェアのみを学習するだけではこの環境を理解することはできないので、基本を重視しつつもその時のトピックス的話題を取り上げて秒速分進のコンピュータ環境全般を学習する。
■ 学習内容 ■
・ソフトウェアの基礎
・オペレーティングシステム
・アプリケーションプログラムの運用
・データベースの設計と運用
・ネットワークソフトウェアの運用
・情報処理システムの管理
・オペレーティングシステムの管理
・ソフトウェアの管理システム
・セキュリティ技術