電気科
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目的 および 特色


電気・電子系の技術の紹介

電気エネルギー(電力技術)

電力技術イメージ

 発電所で起こされた電気は、高圧送電線により各地に送られ、変電所で電圧を下げた後、各家庭や事業所などへ送られます。
 このような、発電・変電・送電や、電気エネルギーの利用技術を扱うのが電力技術です。
 現在の発電は、火力、水力、原子力が中心ですが、これからは太陽光、風力、燃料電池など多様な発電方式が利用される時代になってくるでしょう。

エレクトロニクス(電子技術)

電子技術イメージ

 テレビ・パソコン・携帯電話などの電気製品や工場の様々な機械の中でエレクトロニクス(電子技術)が用いられています。
 エレクトロニクスは電子工学とも呼ばれICやトランジスタなどの半導体を利用した回路技術です。その応用範囲は非常に広く、家電・情報・通信・医療・ロボット等々、枚挙に暇がありません。
 食料生産やエネルギーと並んで、現代人の生活を支える重要な技術のひとつです。

通信ネットワーク(通信技術)

通信技術イメージ

 近年のインターネットや携帯電話の発展には目覚しいものがあります。また、従来の電話やテレビなども新技術が導入され、通信網の高度化が進んでいます。
 私たちのまわりの情報網は世界のすみずみまではりめぐらされ、産業活動も世界規模で展開されています。通信は、現代社会の神経細胞といえます。

オートメーション(自動化技術)

自動化技術イメージ

 今まで人が行っていた作業を、コンピューターなどのエレクトロニクス機器を使って自動的に行わせるようにすることをオートメーション(自動化技術)といいます。
 工場や事業所では産業用ロボットによる自動化が進んでいます。また各家庭におけるホームオートメーションも進みつつあります。
 近年注目を浴びている人間型のロボットには、高度な自動化技術が使われています。

  •  電気・電子系の技術は、オフィス・工場・食料生産・交通・通信・医療 等々 現代の社会のあらゆる分野で必要とされています。 将来、電気・電子系の分野に進む人ばかりでなく、異なる技術分野に進む人にとっても「電気・電子系の技術を学んでおくこと」は大きなメリットとなります。