2013年の活動
全日本ジュニアテニス選手権東北信予選
全日本ジュニアテニス選手権東北信予選
5月3日(金)・4日(土)・5日(日)
南長野運動公園
北信最多 男女合わせて14名が県大会に進出!
県大会出場者 ※詳しくは長野県テニス協会 のHPをご覧ください。
【男子】
赤塩 望 宮崎祥平 春原広夢 大塚壮史 岩下将也 徳竹 翔
【女子】
池田愛美 永沢明日香 青木優樹 太田桃加 樋口 遥 佐藤紗花 元田彩瑛 島田瑶子
高校総体北信大会
高校総体北信大会
5月11・12・18・19日
南長野運動公園
女子団体戦準優勝!男子団体戦 4位
個人戦シングルス・ダブルス5名が県大会へ
【男子】
第3シードの中野西は2回戦からのスタート。初戦の長野東には3-0のスコアで勝利し、県大会進出(ベスト4)を懸けた屋代高校戦に臨んだ。時おり雨が激しくなるなか2面展開で行われた試合・・・S1赤塩は難なく勝利したものの、Dの徳竹・岩下は緊張のためか動きが堅く、1ゲームリードされては追いつくという苦しい展開となった。S1の後に入った春原は、気合いの入ったプレーで相手選手を圧倒して4-1までリードを広げた。しかし、ダブルスがシーソーゲームの末に破れて、勝敗の行方はS2春原に託されと、序盤はリードを広げていた春原だが、ダブルス陣の不調が影響してか次第にポイントを取られることが多くなり、相手選手に4-4にまで追いつかれてしまった。雨は降りしきり、ボールは重たく弾まない。決まるボールが決まらず、長いラリーが続く試合となったが、最後は春原が粘って6-4で勝利。対戦成績2-1で屋代高校を下した。まさかの北信予選敗退の危機を脱し、選手たちも応援の生徒たちも、抱き合って春原の勝利を称えた。続く準決勝の相手はジュニア選手を揃える長野高校。中野西は、DとS1は同じ布陣、S2に大塚壮史をよおいて試合に臨んだ。3面展開の試合・・・S1:赤塩は、長野高校のS1(昨年度北信総体のシングルスチャンピオン)に前半は食いついていたが、次第にリードを広げられて結局3-6で敗退。ダブルス陣は屋代戦の鬱憤を晴らすように善戦して一進一退の試合を繰り広げていた。S2:大塚も序盤は良い形で試合を進めていたが、後半から崩れはじめ結果的に4-6で敗退。ダブルス陣の結果が出る前に対戦成績1-2で敗退した。3位決定戦は長野日大戦。昨年秋の新人戦でも3位決定戦で対戦しており、そのときは勝利できた相手・・・しかし、今回(総体)の団体戦の形式だと苦しい展開になることが予想された。3面展開の試合。S1:赤塩は6-3で勝利したが、予想通りダブルス(徳竹・岩下)、S2(大塚)ともに苦しい試合運びになった。結果的にダブルスが3-6、S2が1-6で敗れ、対戦成績1-2で長野日大に敗退した。
【女子】
第2シードからのスタート。決勝進出を懸けた篠ノ井戦では、S1:池田愛美が敗れてヒヤリとさせられる場面もあったが、D:永沢明日香・元田彩瑛、S2:佐藤紗花が安定した強さを見せて勝利。対戦成績2-1で決勝戦進出を果たした。決勝の相手は、須坂高校。今年度の須坂高校には、長野県トップクラスのジュニア選手2名が新戦力として加わっており、松商学園さえも脅かす強豪校になった。中野西は、D:元田・佐藤、S1:永沢、S2:池田というオーダーで臨んだが、やはり力の差は歴然としており、S1が0-6、S2も1-6で完敗。対戦成績0-2で準優勝に終わった。
【個人戦】
◎シングルス 赤塩 望 4位 永沢明日香 3位 池田愛美 7位
◎ダブルス 樋口 遥・元田彩瑛尾 3位 永沢明日香・池田愛美 4位 ※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
高校総体長野県大会
高校総体長野県大会
5月31日~6月2日
南長野運動公園
女子ベスト4入りならずベスト8どまり・・・
【男子】
男子の初戦の相手は、伊那北高校。新戦力のジュニア選手を加え、S1・S2・Dのすべてにジュニア選手を揃える強豪校。もちろん南信地区1位で県大会に進出してきた。北信予選4位の中野西としてやむを得ない相手だ。中野西は、D:徳竹 翔・岩下将也、S1:赤塩、S2春原という布陣で臨んだが、3ポイントともに0-6で完敗。強さを見せつけられた結果に終わった。
【女子】
北信予選の準優勝の女子は第4シード。初戦の相手は、中信地区4位の豊科高校。4位とは言え、激戦中信地区の4位だけに最も警戒しなければならないチームのひとつだった。中野西はDに永沢明日香・佐藤紗花、S1に池田愛美、S2に元田彩瑛というオーダーで臨んだ。2面展開で行われた試合・・・ダブルスの永沢・佐藤は6-1で相手ペアを圧倒して勝利。そしてS1池田も、相手選手の粘り強いストロークに苦しみながらも何とか6-4で勝利。対戦成績で2勝して中野西の2回戦進出が決まった。初戦だったため勝敗決定後もS2の試合も行われたが、S2元田が3-6で敗れたため対戦成績は2-1での勝利となった。2回戦の相手は、第5シードの上田西高校。S1とS2に強力なジュニア選手を擁すうえ、ダブルスに新戦力を加えた強豪チーム。小細工をして勝てる相手ではない。中野西はS1:永沢、S2:池田、D:佐藤・元田という布陣をとった。ダブルスの佐藤・元田は一進一退の試合展開・・・しかし、シングルス陣の力の差はやはり否めず、ダブルスが善戦している間に、2人とも3-8で敗れ、対戦成績1-2で中野西の敗退が決まった。昨年に続く北信越大会出場は果たせなかったが、硬式テニス高校デビューの選手たちの活躍は、後輩をはじめ多くの声援に勇気や希望を与えたことに間違いない。
【個人戦】
女子シングルス 永沢明日香 ベスト16 女子ダブルス 樋口 遥・元田彩瑛 ベスト16
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
全日本ジュニアテニス選手権長野県予選
全日本ジュニアテニス選手権長野県予選
6月22日(土)・23日(日)
浅間温泉テニスコート
【シングルス】
U-18のカテゴリーに、男子は春原広夢、赤塩 望、宮崎祥平の3名が、女子は永沢明日香、池田愛美、太田桃加、青木優樹、樋口 遥、佐藤紗花、元田彩瑛、島田瑶子の8名がっ出場した。このうち、赤塩が3回戦に進出してベスト16入り、永沢、太田、島田が初戦を突破しベスト32に入った。
【ダブルス】
同じくU-18に、男子は赤塩 望・宮崎祥平、大塚壮史・春原広夢、岩下将也・徳竹 翔の3ペアが、女子は森山佳菜・田尻千恵、青木優樹・佐藤紗花、樋口 遥・元田彩瑛、池田愛美・永沢明日香、太田桃加・島田瑶子の5ペアが出場した。しかし、赤塩・宮崎が初戦を突破したのみで、その他のペアは初戦を飾ることができなかった。
※詳しくは 長野県テニス協会 のHPをご覧ください。
6月29日(土)
木島平やまびこの丘公園で、豊科高校と練習試合を行った。3年生引退後、新チームによる初の練習試合。選抜大会形式(シングルス3、ダブルス2)での対戦を繰り返した。豊科高校は、男女とも中野西とよく似た特徴を持ったチーム・・・選抜(新人戦)県大会では、中野西の前に立ちはだかるだろうチームのひとつだ。実際、男子は2年連続で1回戦は豊科高校だった。昨年は勝てたが、一昨年は負けているライバルチーム。練習試合の結果もほぼ互角で、緊張感あるとても良い1日になった。
国体北信予選
国体北信予選
7月6日・7日
南長野運動公園
男女7人ブロックずつの優勝者が県大会に出場できる大会。また、例年、中野西の1年生にとっては、公式戦初出場になる大会でもある。男女38人部員全員が出場した。このうち男子では、赤塩 望、宮崎祥平、武田將吾の3名がブロック決勝に進出し、赤塩が県大会出場を決めた。女子では、島田 瑶子、佐藤紗花、元田彩瑛、小林美智の4名がブロック決勝に進出し、島田が県大会出場を決めた。男女合わせて7名のブロック決勝進出は北信最多。3年生引退後、初の公式戦で、今年も幸先の良い結果を残せた。
※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
7月20日(土)
南長野運動公園で、伊那弥生ケ丘高校と練習試合を行った。伊那弥生女子は、昨年の選抜大会(新人戦)の県大会で熾烈な激闘を繰り広げたチーム。今年もほぼ互角のチーム力で良い練習試合・・・刺激になったうえ、夏期休業に向けて多くの課題を見つけることができた。男子は、中野西のほうがやや力が勝った感じで、勝てた試合が多かった。
7月21日(日)
昨日に続き、長野運動公園で長野高校と練習試合を行った。午前中は、長野高校男女との団体戦(選抜形式)、午後からは、長野日大と伊那弥生も加わり、長野日大のテニスコートも使って個人戦形式で試合を行った。梅雨明け直後の猛暑のなか、文字通りの熱戦が繰り広げられた。
7月27日(土)
南長野運動公園と屋代高校のテニスコートを使って、屋代高校と練習試合を行った。選抜大会形式(シングルス3、ダブルス2)で何対戦か繰り返したが、男女ともすべて勝つことができた。当日は、信州スカイパークで国体の長野県予選も行われており、男子で赤塩、女子で島田が参加していた。島田は初戦で敗退したが、赤塩は初戦を突破し、ベスト16に入った。
ながのサマージュニアテニス大会
ながのサマージュニアテニス大会
7月29日~31日
南長野運動公園 女子ダブルス 佐藤・元田ペアが準優勝!
男子シングルスは、29日(月)に行われ、U-18で赤塩 望が3位になり、U-16で小林大剛と町田陽来がベスト8に入った。女子シングルスは、30日(火)に行われ、島田瑶子と元田彩瑛がベスト8に入り、U-16で大塚みくと島田流音がベスト8に入った。また、男女ダブルスは31日(水)に行われ、女子U-18で佐藤紗花・元田彩瑛が決勝で敗れて準優勝、U-16では、男子で中島成陽・和平昌也、女子で稲垣夏織・徳竹沙紀が3位になった。
8月1日(木)
石川県の金沢伏見高校と練習試合を行った。まだ梅雨明けしていない金沢市は、朝まで小雨が降ったり止んだり・・・。9時過ぎ頃から雨は完全に止んだが、長野県では体験できないようなものすごい湿気・・・少し体を動かしただけで汗だく。体も重く感じらるだけならいざ知らず、ボールが思い。打ったボールが飛んで行かない。良いコースにボールを打ったはずなのに拾われる。相手のボールも予想以上に飛んでこない。タイミングがまった合わない。気圧と湿気のせいだろう。夕方近くになって、ようやく普段の試合らしくなってきた。長野県とまったく違う自然状況のなかで試合をして、選手たちはその違いに驚いたはずだ。非常によい経験ができた。
8月2日(金)
小布施町営コートで、須坂高校と練習試合を行った。須坂高校は、男女ともジュニア選手を揃え、新人戦(選抜大会)北信予選ではダントツの優勝候補。練習試合でもやはり負けた試合が多かった。コートが少なかったため(午前2面、午後5面)、ショートゲームで試合をしたので試合数はこなせ、夏期強化合宿を前に良い練習試合ができた。
夏期強化合宿
夏期強化合宿
8月5日~7日
木島平村やまびこの丘
毎年恒例の上田西高校テニス部との合同の夏期合宿を、8月5日(月)から7日(水)、木島平村やまびこの丘テニスコートで行った。上田西との合同合宿は今年で3年目。例年同様、初日はそれぞれの学校で練習、2日目は学校を越えて男女別に分けて練習。最終日は終日練習試合という日程だった。今年は、3日間長野日大の選手3名が特別に参加。2日目には、終日上田高校の女子4名、午後から長野日大の選手男女15名が参加。また、最終日には上田染谷丘の男子3名が練習試合に合流した。初日は夕方5時半頃から近くで雷は鳴り始めたため、予定より1時間ほど早く練習を切り上げたが、天気予報では心配された2日目は、午前は曇っていたが午後からは好天に恵まれ、最終日は真夏の炎天下での試合となった。朝から夕方までラケットを握ってコートを走り回るという体験は、1年生にとっては初めてであり、初日から練習について行くのがやっとという感じで、疲労の表情を隠せなかった。しかし、1年以上中野西テニス部に籍を置いている2年生は、さすがに体力的に余裕があり、自分の課題に取り組みつつ充実した時間を過ごしていた。合宿が終わると、12日から全日本ジュニア選抜室内の東北信予選、今月終わりには、新人戦(全国選抜)の北信予選が行われる。先月終わりのサマージュニアでの反省をふまえ、各選手にとって様々な点で中身の濃い強化合宿にすることができた。
8月9日(金)
南長野運動公園で、篠ノ井高校男女と田川高校男子と練習試合を行った(篠ノ井女子とは午前のみ、篠ノ井男子とは午後のみ。田川とは終日)。気温35度は超えているのではないかと思われる猛暑だったが、中野西にはだれ一人体調を崩す選手がおらず、体力的・精神的な部分や自己管理能力という点での成長を感じ取ることができた。来週の全日本ジュニア選抜室内東北信予選でもおそらくハードな気象条件のもと、タフな試合をしなければならないはずだ。夏場の練習や練習試合は確かにキツイ。しかし、だからこそ夏場のこの時期にしか鍛えられないこともある。頑張って乗り切ってもらいたい。試合の方は、男子A・B2チームを作って選抜大会の方式で試合を繰り返し、Aチームは篠ノ井A・B、田川に対して5ポイントすべて取って全勝。女子は個人戦シングルスの形式を1人2試合行い、ほとんどの選手が1勝1敗 or 2勝の結果だった。
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権東北信予選
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権東北信予選
8月12日~13日
南長野運動公園 男子1名、女子3名が県大会へ(予選免除2名を含め)
男女それぞれ16名が東北信から県大会に進出できる大会。中野西からは、長野県ジュニアシード基準のポイントで、赤塩 望と島田瑶子が予選を免除(県大会ストレートイン)されたため、2名を除いた部員全員(36名)が出場した。16のブロックに分かれた組み合わせで、ブロック決勝の勝者が県大会への切符を手に入れることができる。男子では、16のブロックのうち5つのブロック(塚野洋平、池田有多朗、塚田晃大、武田將吾、村山祐也)で決勝に駒を進めたものの、目に見えない決勝戦のプレッシャーからかどの選手も本来のプレーをできずに惜しくも敗退した。女子は、4つのブロックで決勝に進出(元田彩瑛、佐藤紗花、小林美智、川久保彩香)、このうち元田、佐藤の2名が決勝戦を制して県大会への切符を手に入れた。県大会は、9月28日、29日に松本市浅間温泉テニスコートで行われます。
※詳しくは 長野県テニス協会 のHPをご覧ください。
北信地区高校テニス講習会
北信地区高校テニス講習会
8月14日~15日 南長野運動公園
北信高体連主催のテニス講習会が8月14日(水)・15日(木)、南長野運動公園で行われた。2日間ともにヨネックスの契約プロ中本 圭氏を講師に招いての講習。中本氏は、ここ数年北信地区の講習会にお招きしているが、毎回分かり易く上達が実感できると好評のコーチで、今回はストローク力の向上をテーマにした内容でご指導いただいた。中野西の生徒は、1日目に2年生が、2日目に1年生が参加。気温35度前後はあろうかという猛暑のなか、文字通り汗にまみれてひたすらボールを追いかけ、打ちまくった2日間となった。
グレープカップ
グレープカップ
8月16日~17日 甲府市小瀬総合運動公園
山梨県高体連主催の強化大会“グレープカップ”に参加してきた。シングルス1、ダブルス2の3ポイントで行う変則的な団体戦だが、選抜大会(シングルス3、ダブルス2)に向けてダブルス陣の強化につながればと考え参加することにした。中野西は、選抜大会で主力になると思われる男女6人(男子:赤塩・宮崎・村山・塚田・池田・武田、女子:島田・元田・佐藤・田尻・小林・花石)で参加。2日間にわたって男子28チーム、女子20チームがしのぎを削った(関東地域を中心に強豪校が顔を揃えるレベルの高い大会)。1日目は、いくつかのグループに分かれてのトーナメントorリーグ戦が行われ、男子はAトーナメント(4チーム)で、初戦、山梨県中学選抜に敗れたが、3位決で川口北Bに勝って3位。女子はAトーナメント(4チーム)で、初戦、桐蔭学園Bに勝って、決勝で学館浦安に敗れて2位だった。2日目は、1日目の結果をもとにA~Cのトーナメントに割り振られ、中野西は男女ともBトーナメントになった。結果は・・・男子は初戦で都立西Aに1-2で敗れて1回戦敗退。女子は、初戦こそ八千代Bに3-0で勝ったが、2回戦で浦和東に0-3で敗れた。両日ともトーナメントで敗れたチームには練習試合が組まれ、2日間で8~9試合の団体戦を行えた。夏期休業のスケジュールもほぼ終わりになってきて、これまでの成果を試すと同時に、新しい課題を潰していかなければならない時期にきた。そういう意味では、高いレベルの中で試合をすることができたことは、選抜大会の県大会に向けて再度自分たちの現状を見つめ直し、今後の課題に取り組んで行くためにはとても良い機会になったと考える。
8月20日(火)
豊科高校と信州スカイパークで練習試合を行った。豊科高校は、男女とも中野西とよく似たチームカラーのチームでレベル的にもほぼ互角。 県大会では、毎年中野西の前に立ちはだかり、今年も県大会では大きな壁になると予想される学校だ。6月の終わりにも新チーム最初の練習試合を木島平で行っており、今回は、夏休みの成果・結果を豊科高校との試合のなかで見ておきたいという思惑があったし、豊科高校としても同じような目的で練習試合に臨んで来た。試合はすべて選抜大会の形式で繰り返し行い、男子は4対戦と半分、女子は3対戦と半分やったところで時間となった。結果は、男子は4対戦とも3-2で中野西が勝利。女子は最初の対戦は2-3で中野西が敗れたが、あとの2対戦は4-1で勝利した。6月の練習試合ではもっと多くの勝ち星を挙げることができていたから、豊科高校は夏休み中に間違いなくレベルアップしている。中野西も個々の選手の力量はレベルアップしてはいるものの、例えば団体ダブルスの戦い方など団体戦5ポイント全体の戦い方としてはまだまだのところが多いという感想を持った。今月末は選抜北信予選、来月なかばには県大会が迫っている。チームとしてどう戦うか、チームの中で自分がどう戦うか・・・その意識をすべての選手がつねに共通して持ち、日々の練習に取り組めれば、“中野西”ももっと強くなれると感じた1日でもあった。
新人戦北信大会(全国選抜大会北信予選)
新人戦北信大会(全国選抜大会北信予選)
8月31日・9月1日
南長野運動公園
女子団体 準優勝!
男子団体戦 3位!
全国大会に向けて まず1歩・・・
新人戦は、来年3月に福岡で行われる“全国選抜”の予選を兼ねる大会。団体戦で全国大会にへの道があるのは、高校総体とこの選抜大会だけ。高校総体は各県1校しかインターハイに出場できないのに対し、選抜大会は、北信越地区から女子5校、男子4校が全国大会への出場権を手に入れる。当然、ひとつの県から2校が選ばれることもあるわけで、実際に4年前には中野西女子が松商学園とともに全国選抜に出場した。しかも、高校総体がシングルス2・ダブルス1の3ポイントで争われるのに対して、選抜はシングルス3・ダブルス2の5ポイントでの団体戦であるため、少数のトップ選手だけでは勝つことが難しく、選手層の厚さも必要となる。ジュニアのトップ選手には恵まれないが、一定以上の実力を持っている選手の層で言ったら、例年中野西は県下でも屈指のチームを作ってきた(昨年は女子が県3位、男子は5・6位)。今年も男女ともに例年以上のチームになって来ており、選手たちの士気も高い。3年生が引退したあと、2年生を中心にこの大会を目指して夏の厳しい練習を乗り越えてきた。・・・チームみんなで戦う“選抜”・・・その緒戦、北信予選が8月31日(土)・9月1日(日)南長野運動公園で行われた。
【男子】(メンバー:赤塩 望、宮崎祥平、村山祐也、池田有多朗、塚田晃大、武田將吾、塚野洋平、小林大剛、鈴木健太)
男子は第4シードの2回戦からスタート。初戦の相手は、長野西に競り勝って来た須坂東。中野西は、基本オーダーであるS1:赤塩、S2:村山、S3:池田、D1:宮崎・塚田、D2:武田・塚野という布陣で臨んだ。2面展開で行われた試合・・・中野西が初戦であったため5試合すべて行ったが、S1が6-1、D1が6-0、S2が6-1、D2が6-2、S3が6-1 対戦成績5-0で完勝した。ベスト4入りをかけた3回戦の相手は屋代高校。中野西は、初戦同様のオーダーで臨み3-0で勝利。準決勝に駒を進めた。準決勝の相手は須坂高校。ジュニア選手を多数擁する優勝校の筆頭チームだ。ただ、今年の中野西の戦力を考えると、S1かD1を取って後半の試合に持ち込めれば、決して勝てない相手ではない。中野西は、2回戦・3回戦同様のオーダーで試合に臨んだ。2面展開で行われた試合。D1(宮崎・塚田)の2人は、準決勝という大一番に緊張してか動きが硬く、本来の試合ができないまま試合早々1-4までリードを許してしまう苦しい展開となった。一方、S1赤塩は、相手選手の調子が上がらない前半に着々とリードを奪っていた。そうした間に、隣りのコートで行われていた別の団体戦が終了し、そのコートにS2村山が入ることになって試合進行が3面展開になった。相手のS2は1年生ながら実力者のジュニア選手で、練習試合でも完敗しており、厳しい試合が予想された。しかし、試合が始まると団体戦の異様な雰囲気に飲まれてか、また村山の気迫あふれるプレーに押されてか、相手選手に本来のプレーが見られず、1ゲームはリードされるが、次のゲームは村山が取って追いつくという白熱した試合運びとなった。すると村山の気迫がD1の2人にも伝わったのか、2-5から盛り返し始め、一気に5-5まで追いついた。S1赤塩は6-3で勝負を決めたので、D1も逆転勝ちできれば、相手の1年生S2・S3にプレッシャーをかけつつ有利に試合運びができる可能性も出てきた。しかし、D1は5-5に追いつきながらもあと2ゲームを連取できず5-7で敗退。D1・S1の後に入ったD2・S3とも動きに硬さが見られ、D2は3-6、S3は2-6で敗れ、対戦成績1-3で中野西の敗退が決まった。D2・S3の試合が終わった時点で、S2村山は4-5と健闘していたので、D2・S3の戦いによっては違う結果になっていたかもしれない。そういう意味では惜しい結果になった。しかし、優勝候補筆頭、県下でも北信越大会に最も近いチームのひとつに健闘できたことは、選手たちにとっては少なからず自信
になったものと考える。3位決定戦は、翌1日に市立長野高校と行い、S1赤塩6-3、D1宮崎・塚田6-0、S2村山6-1で圧勝。北信予選3位での県大会進出となった。
【女子】(メンバー:島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、田尻千恵、小林美智、川久保彩香、中島愛実、花石 萌、土屋美樹)
女子は第2シードからのスタート。初戦の相手は、長野日大に快勝してきた長野西。中野西は、S1:島田、S2:元田、S3:佐藤、D1:田尻・小林、D2:中島・花石という布陣で臨み、D1を4-6で落としたものの残りはすべて勝ち、対戦成績4-1で3回戦に駒を進めた。3回戦の相手は篠ノ井高校。練習試合やその他の大会で何度か対戦しており、お互いに戦力を知り尽くした相手だった。それだけに中野西の選手もライバル心をむき出しにしていた。3面展開で行われた試合・・・篠ノ井のS1は硬軟織り交ぜた様々なプレーができる実力選手だが、島田も一歩も引かず常にリードを守り抜いて6-4で勝利。S2元田の相手は、ボールコントロールが上手なジュニア選手だが、元田も気持ちが入ったボールを打ち続けて徐々にゲームを奪い6-2で勝利。D1田尻・小林は、緊張からか動きが硬かったものの何とか6-4で勝利。選手たちの集中力は見事だった・・・対戦成績3-0で決勝戦への進出を決めた。決勝の相手は、男子同様、優勝候補の筆頭・・・須坂高校。S1からS3まで県下屈指のジュニア選手を擁し、D2は1年生のためやや力が落ちるのの、D1は昨年以来ずっとペアを組んでいる2年生ペア。中野西は、何とかダブルスを2本取って、S3勝負にさえ持ち込めれば、1年生の相手S3と佐藤紗花との対戦になり、勝負はどう転ぶかわからないところもあった。3面展開で行われた試合・・・S1島田は、健闘はするものやはり力の差を否めず0-6で完敗。一方、D1田尻・小林は、序盤は互角の試合運びだったが、中盤から弱気な凡ミンを繰り返すようになり、結果的に2-6で敗退。S2元田も同様に、序盤は相手ジュニア選手から見事なショットでポイントを奪う場面が何度もあったが、中盤から突然サーブが乱れ始め、結局2-6で敗退。対戦成績0-3で敗れた。中野西は、新人戦北信大会は、実はこれまで4年連続で優勝しており、今年は5連覇を懸けた決勝戦だった。残念ながら須坂のジュニア集団に敗れ、中野西の連覇が途絶える結果になってしまった。ただ、県下でも北信越大会出場の最有力校と決勝戦で戦えたことは、男子同様、大きな自信になったはずだ。県大会での奮起を期待したい。
※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
新人戦長野県大会(全国選抜大会長野県予選)
新人戦長野県大会(全国選抜大会長野県予選)
全国選抜長野県予選からは、各県2校が北信越予選への出場権を得られる。北信予選から2週間・・・選手たちは、この日のために一生懸命に練習してきた。この2日間に懸ける選手たちの思いは筆舌に耐えないほどの大きさがあった。だからこそ、目に見えないプレッシャーが大きかったことも否めない事実だった。
【男子】
北信予選を3位で通過してきた中野西・・・初戦の相手は、南信地区4位の岡谷南高校。県大会の1週間前の練習試合で、シングルス2・3を落として3-2で勝った相手だった。練習試合や南信予選の様子から、相手チームはダブルスに主力をおいてくるだろうと想定できた。中野西は、北信予選同様のS1:赤塩。D1:宮崎・塚田、S2:村山、D2:武田・塚野、S3:池田というオーダーで試合に臨んだ。2面展開で行われた試合。S1赤塩は6-0で圧勝したものの、D1宮崎・塚田は試合開始から動きが硬く、なかなかリードを奪えない苦しい展開となった。S1のあとに入ったS2村山は、相手選手のミスの少ないつなげるテニスに、自ら強打を打ってミスを連発、こちらも相手選手にリードを許す苦しい展開。D1宮崎・塚田は、自分たちのペースに持ち込めることなく結果的に2-6で敗退。S2村山は、試合途中からつなげるテニスに徹し始めて次第にリードを縮め、結果的に7-5で逆転勝利。対戦成績で2-1とリーチをかけた。ところが、D1のあとに入ったD2武田・塚野も、D1とS1の試合が伝染したかのように、まったく本来のプレーができず、1ゲーム取ったり取られたりのシーソーゲーム。6-5でマッチポイントを握るところまで行きながらも、そのゲームを落としてタイブレークにもつれ込んだ。S2村山のあとに入ったS3池田は、S2村山の試合を見たせいもあってか、積極的に攻めるが、打ち急いで逆にミスショットを連発。こちらも相手選手にリードを奪われる展開になって行った。D2の試合は、タイブレークに入ってからもシーソーゲームが続き、結局タイブレークを2ポイント差の6-8で落として6-7で敗戦。対戦成績2-2で、勝負の行方はS3池田に託された。池田は試合途中からつなげるテニスに変え、徐々にリードを縮めて行ったが、欲しいポイントでのミスが目立ち、結果的に4-6で敗戦。対戦成績2-3で中野西の敗戦が決まった。新人戦での初戦敗退は2年ぶり。今年のチームは選手層が厚く、上位進出のチャンスが十分にあっただけに非常に残念な結果に終わった。
【女子】
北信予選準優勝だった女子は、第7シード位置で2回戦からのスタート。初戦の相手は、1回戦で野沢北との激戦を3-2で制して勝ち上がってきた松本蟻ケ崎。中野西は初戦であるうえ、男子の敗戦を目の当たりにした直後の試合だったことから、選手たちの顔には、普段では見られないような不安や緊張の表情が見られ気になった。中野西は、S1:島田、D1:田尻・小林、S2:元田、D2:中島・花石、S3:佐藤というオーダーで臨んだ。2面展開で行われた試合・・・S1島田は、相手選手に苦しめられながらも何とか6-4で勝利。ところがD1田尻・小林は、体の動きが硬く普段通りのプレーが見られない。一進一退の試合の末5-7で敗れるという思わぬ展開。そのあとに入ったS2元田が6-4、D2中島・花石が6-1、S3佐藤が6-0で勝ったから対戦成績4-1で勝利できたものの、ベスト4を決める次の試合に向けて不安をぬぐえない内容の試合になった。次の対戦相手は、南信地区1位で勝ち上がってきた伊那弥生ケ丘。昨年のこの大会でも激闘を繰り広げた数年来のライバル校(昨年はD2の逆転勝ちで3-2で勝利)。練習試合も何度かやって来ており、お互いに戦力を知り尽くした対戦相手だった。伊那弥生ケ丘は、S1に出場するジュニア選手を軸に、ダブルスにもシングルにも活躍できる選手を複数人揃える層が非常に厚いチーム。S1とD1の両方を取るのは至難の業と考えられたため、初戦で不発に終わった田尻・小林に代えて、D1に2番手の元田を入れるオーダーを採った(S1:島田、D1:元田・花石、S2:佐藤、D2:川久保・小林、S3:田尻)。しかし、伊那弥生ケ丘のオーダーは、こちらの予想を覆し2番手・3番手でD1を組んできた。S1とD1を一気に取りに来る作戦だ。2面展開で行われた試合・・・S1島田は、試合開始当初は善戦しているかに見えたが、その後は一気にリードされて1-6で敗退。D1元田・花石も力の差を否めず0-6で敗退。いきなり相手チームにリーチを懸けられる苦しい展開となった。あとが無い厳しい状況のなかでコートに入った佐藤も、相手選手のつなげるテニスに苦しめられリードを許す絶対絶命の試合運びになっていた。D1のあとに入ったD2川久保・小林は、試合序盤は互角の試合をしていたが、中盤から徐々にリードを広がられていく。そんななかS2佐藤は、逆転の末に何とかタイブレークを制して勝利し対戦成績を1-2とした。しかし、D2川久保・小林のスコアは2-4、2-5となって行く。結果的に、川久保のロブがサイドラインを大きく割ってゲームセット。対戦成績1-3で中野西の敗戦が決まった。D2が負けた時点で、隣のコートに入っていたS3田尻が4-2とリードしていたことを考えると、D2が取れていれば逆に中野西の勝利に終わっていた可能性もある。昨年の3位以上の結果を目標に頑張ってきた選手たちだったが、今年の選抜はベスト8入り止まりで終わってしまった。・・・昨年までは、中野西=ダブルス強という伝統があった。しかし、今年のチームに限っては、そうしたチームを作ることができなかったのが敗因のひとつだと考えられる。“団体戦ではダブルスが重要”ということを改めて感じさせられる結果となった。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
テニス部OBの教育実習生が来ました。
全国選抜長野県予選が終わった翌日の月曜日から、テニス部の2人の0Bが保健体育科の教育実習でやって来た(早野充紀:桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部スポーツ教育学科、上原 翔:大東文化大学 スポーツ・健康科学部スポーツ科学科)。授業の準備の合間を縫って放課後の練習を見てくれたり、大会のアドバイス等で生徒たちの指導をしてくれた。
「教育実習で9月17日から10月4日までお世話になりました。部活の方へは、土日の試合と放課後の部活の終わりに少し顔を出すことしかできませんでしたが、テニス部のみなさんは、一人ひとり個性的で元気で、良いチームだなあという印象を持ちました。今回は、試合後のアドバイスしかできなかったので、時間を見つけて技術的な指導もしに来れたらと思っています。短い時間でしたが、本当にお世話になりまいた。」(早野充紀)
「3週間、保健体育の教育実習でお世話になりました。私に関しては、夏休みに部活の練習に参加させてもらったり、選抜大会の応援に行ったりしたこともあって、テニス部のみなさんとは以前からある程度のコミュニケーションを取ることができていました。しかし、いざ実習が始まると、授業の準備に追われてコートに立って指導することはほとんどできず、練習を見て気付いた点をアドバイスすることぐらいしかできなかったのが心残りです。現在の中西テニス部は、男子は元気、女子は意欲に溢れているなと感じます。また、大会では男女全員で応援しており、チームの団結力も見て取れました。部員たちのみなさんには、歴代の先輩たちが残してきてくれた伝統を誇りに、チーム一丸となって日々の練習により一層励んで行ってもらいたいと思います。また、赤塩には、授業の進め方や指導案作りのポイントなど実習面においても指導していただき感謝しています。立派な教師になるには、多くの知識と経験が必要だと思いますが、赤塩先生のように生徒と真っ正面から向き合い。生徒のためにより多くの時間を費やす、そんな熱い教師・顧問になれるように今後も精進していきます。時間があるときには、部活に顔を出しに来たいと思うので、今後ともよろしくお願いします。3週間という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。」(上原 翔)
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権長野県予選
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権東北信予選
9月28日(土)・29日(日)
信州スカイパークテニスコート 男子シングルス 赤塩 望 ベスト16
東北信予選と中南信予選を勝ち上がった32名と予選免除者(長野県テニス協会ジュニアシード基準表による)32名、計64ドローで行われた県予選。男子は、赤塩 望(東北信予選免除)と塚野洋平(当日のラッキールーザー)の2名が出場。女子は、島田瑶子(東北信予選免除)と元田彩瑛・佐藤紗花(東北信予選勝ち上がり)の3名が出場。このうち、赤塩 望が2回戦を突破しベスト16入りを果たした。
m&mJTAテニストーナメント団体戦
m&mJTAテニストーナメント団体戦
9月28日(土)
南長野運動公園 女子Aチーム優勝 Bチーム3位 男子Aチーム準優勝 Bチーム3位
地元長野市のテニスショップm&m主催がした団体戦(総体形式:シングルス2・ダブルス1)の大会に参加した。当日は、全日本ジュニア選抜室内の男子長野県予選と重なっていたため、男子の上位陣を除いた全員が4人で1チームを作った。結果は、女子Aチーム(島田瑶子・元田彩瑛・佐藤紗花、田尻千恵)が優勝、男子Aチーム(鈴木健太、小玉駿也、畔上将一、出澤広志)が準優勝、女子Bチーム(小林美智、中島愛実、川久保彩香、花石 萌)と男子Bチーム(上原采悠葵、佐藤峻嘉、桑原尚希、塚田武瑠)が3位になった。
長野県高等学校秋季テニス選手権北信予選
秋季選手権北信予選
10月6日(日)B級男女シングルス 東和田運動公園、10月26日(土)A級男女シングルス・B級男女シングルス、27日(日)A級B級男女ダブルス 南長野運動公園
北信最多 A級・B級あわせて15名が県大会への進出を決める!
【10月6日(日)】
B級男女シングルスが長野運動公園(東和田)テニスコートで行われた。男女それぞれ8名の県大会への出場枠を目指し、中野西からは1年生の男子6名、女子4名が出場した。例年より1年生の出場者が多いうえに、東和田テニスコートの10面だけでは1日で全試合を消化することができず、当日は女子がベスト8、男子はベスト16が決まったところで1日が終わった。結果的には、女子は徳竹沙紀が県大会への出場権を手に入れ、男子では小林大剛、藤澤侑史、町田陽来の3名がベスト16に残った。
【10月26日(土)】
A級男女シングルスの全試合とB級男女シングルスの残り試合が、南長野運動公園テニスコートで行われた。A級の各学校の出場枠は男女それぞれ8名。中野西からは赤塩 望、宮崎祥平、塚野洋平、村山祐也、武田將吾、塚田晃大、池田有多朗、佐藤峻嘉(男子)、島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、田尻千恵、小林美智、川久保彩香、花石 萌、中島愛実(女子)が出場した。北信地区からは男女各16ブロックの優勝者が県大会への出場権を手に入れることができ、結果的に中野西からは、男子で赤塩、宮崎、村山、武田、塚田の5名が、女子で島田、元田、佐藤、小林の4名がブロック決勝を制して県大会への出場を決めた。
B級女子シングルスの順位戦では、徳竹沙紀が8位となった。また、男子シングルスでは、町田陽来が県大会出場を決めるベスト8決めの試合で敗れたものの、小林大剛が2位、藤沢侑史が5位で県大会への切符を手に入れた。
【10月27日(日)】
A級およびB級のダブルスの試合が行われた。A級ダブルスの各校の出場枠は男女それぞれ8ペア。また、県大会への出場枠も男女各8ペアで、5~8位を決定する順位戦もあった。中野西からは、赤塩 望・宮崎祥平、武田將吾・塚田晃大、出澤広志・畔上将一、村山祐也・池田有多朗(男子)、元田彩瑛・佐藤紗花、島田瑶子・田尻千恵、川久保彩香・小林美智、花石 萌・中島愛実(女子)が出場・・・このうち男子で、赤塩・宮崎が2位、武田・塚田が8位になった。また女子で、元田・佐藤が2位になり県大会に出場することになった。
男女各4ペアが県大会に出場できるB級ダブルスには、男子3ペア(小林大剛・山口夏希、和平昌也・藤澤侑史、中島成陽・町田陽来)、女子2ペア(大塚みく・島田流音、稲垣夏織・徳竹沙紀)が出場した。このうち男子はすべてのペアが県大会出場を逃したが、女子は2ペアともに(大塚・島田3位、稲垣・徳竹4位)への県大会への出場権を手に入れることができた。
3日間の秋季選手権北信予選では、A級・B級合わせて男子7名、女子8名、計15名の選手が県大会への出場を決めた。昨年の数字(20名)には及ばなかったが、北信地区では最多の数字。県大会での活躍と来年への期待を感じさせる結果になった。
※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
長野県高等学校秋季テニス選手権長野県大会
秋季選手権長野県大会
11月2日(土)・3日(日) 松本市浅間温泉テニスコート
男子A級ダブルス 赤塩 望・宮﨑祥平ベスト8 女子A級シングルス 島田瑶子ベスト16
〈A級シングルス〉 赤塩 望・・・ベスト32 宮崎祥平、村山祐也、武田將吾、塚田晃大・・・初戦敗退
島田瑶子・・・ベスト16 元田彩瑛、佐藤紗花・・・ベスト32 小林美智・・・初戦敗退
男子では、赤塩は初戦を難なく突破したものの2回戦で敗退。ポイントを取れる大会で初めて県大会に出場した村山と塚田は、やはり初戦から厳しい対戦相手となり初戦で敗退。中信代表のジュニア選手と対戦した武田も初戦敗退。宮﨑は1回戦突破の可能性もあったが、試合前半から凡ミスが多く、後半に立て直すことができないまま初戦で敗退した。女子では、小林が初戦で松商学園の選手に敗退。佐藤は中信代表の選手に苦しみながらも1回戦を突破。逆に元田は伊那弥生ケ丘の選手に完勝して初戦を突破した。しかし、佐藤も元田も、2回戦の相手はそれぞれは第1シードと第2シードの選手という不運な組み合わせで、両者とも2回戦突破を果たすことができなかった。そんななか島田は、1回戦6-4、2回戦はタイブレークにもつれる込む接戦を制して3回戦に進出。ベスト16入りを果たした。
〈A級ダブルス〉 赤塩 望・宮崎祥平・・・ベスト8 武田將吾・塚田晃大・・・初戦敗退 元田彩瑛・佐藤紗花・・・ベスト16
男子では、北信予選8位の武田・塚田は、初戦から第2シードの松商学園のペアが対戦相手となり初戦であえなく完敗。赤塩・宮﨑は、1回戦で中信代表の松本深志のペアに7-5で競り勝ち、2回戦では南信代表の伊那弥生ケ丘のペアにタイブレークを制して競り勝つという苦しい試合を戦い抜き、ベスト8入りを果たした。ベスト4決めは、準優勝した松商学園のペアに、試合前半は善戦したが後半に突き放されて敗退した。ただ、決して楽な組み合わせとは言えなかったうえ、北信代表の他の7ペアすべてが1回戦で敗退していることを考えると大健闘の結果だと言える。女子では、元田・佐藤が1回戦を難なく突破したものの、2回戦で優勝した松商学園のペアに完敗した。
〈B級シングルス〉 小林大剛、藤澤侑史・・・ベスト16 徳竹沙紀・・・初戦敗退
男子では、小林、藤澤ともに1回戦は難なく突破。しかし、2回戦で小林は松商学園の選手に競り負け、藤澤は3位になった上田高校のジュニア選手に敗退した。北信予選8位だった徳竹は、やはり初戦から厳しい組み合わせとなり、優勝した飯田OID高校の選手に完敗した。
〈B級ダブルス〉 大塚みく・島田流音、稲垣夏織・徳竹沙紀・・・ベスト8
大塚・島田ペア(北信予選3位)、稲垣・徳竹ペア(同予選4位)とも初戦は突破したが2回戦で敗退。ただ、ダブルスは各地区予選から4ペアずつが県大会に出場してきており、県大会に出場してきている時点ですでにB級の県ベスト16ということになる。ベスト4入りは果たせなかったが、ベスト8に複数ペアが入ったのは中野西だけだった。
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11月10日(日)・16日(土)
2週にわたって豊科高校と練習試合を行った。10日に木島平やまびこの丘で、雨が降る中で練習試合を行ったが、昼頃から雨足が強まって中止にり、急きょ翌週16日、豊科高校で再対戦をすることになった。16日は風もない絶好のコンディションに恵まれ、1年生を中心に2年生数人のメンバーは、チームダブルス対抗戦に備えて豊科高校のコートでダブルスをメインにした試合を行い、2年生の上位陣は、午前中は扇子田公園のテニスコートで、午後から安曇野市三田総合運動公園で試合を行った。豊科高校と中野西は男女とも力が拮抗しているうえ、高校からテニスを始めた選手が多いという点でチームカラーも似ており、お互いに刺激しあえる間柄にある。16日に再対戦することにしたのも、せっかくの豊科高校との練習試合だったのに、10日は雨で途中に中止になってしまい何となく消化不良感が残っていたからだ。冬期間は北信地方ではなかなか思うように練習試合ができなくなるため、中南信地方など雪の影響が少ない場所まで足を伸ばさなければいけなくなる、豊科高校には冬の間での再戦をまたお願いしたい。
北信高校テニス講習会
11月24日(日)、東和田テニスコートで、石井弘樹コーチ(石井テニスアカデミー:世界の舞台で活躍した元プロ選手)を講師に招いてテニス講習会を行った。中野西は翌日から2年生が修学旅行のため、1年生の10名が参加した。石井コーチはここ数年北信高体連のテニス講習会に来てもらっており、厳しい練習メニューが多い分、中身が濃く収穫が多い講習をしてもらっている。今年は、クロスに攻められたボールに対し、スピンをしっかりかけてクロスに深く切り返して時間を作る練習の他、相手のボールが浅くなった瞬間を見逃さず、コートの中に一歩入って攻撃的なショットを打つ練習などがメインだった。天候にも恵まれ、他校の生徒と一緒に緊張感のある有意義な講習会になった。
また、前日の23日(土)は、同じく東和田運動公園で、2年生を中心に練習試合を行った。須坂高校、市立長野高校、坂城高校が参加し、各校総体形式のチームを何チームか作り、トーナメントで試合をした。中野西からは男子4チーム、女子2チームが出場。来月のクリスマスカップを控え良い練習試合になった。
長野県高校テニス 1年生チームダブルス対抗戦
1年生チームダブルス対抗戦
12月1日(土)男子予選トーナメント・8日(土)女子決勝トーナメント 松本市浅間温泉テニスコート
1年生のみによるダブルスの団体戦(ダブルス3ペア)が行われた。中野西男子の1年生はちょうど6人の3ペア。前週の1週間は、ちょうど2年生が修学旅行に行っていたため、放課後の練習は、集中的にダブルスの練習をしてこの大会に備えてきた。11月30日と12月1日は男子の予選が行われ、中野西男子は12月1日に出場。1回戦の相手は、諏訪清陵Aチームだった。初戦であるうえ初めて体験する団体戦での出場ということもあり、試合開始前はどの選手も緊張した面持ち。3面展開で試合は始まったが、試合が始まるとその緊張が一気に高まったのか、どのペアもイージーなミスショットを連発し、さらに焦りも加わって余計に思うような試合運びができない。結果的にD3が勝ったものの他の2ペアが敗れ、対戦成績1-2でまさかの1回戦敗退となった。その後の順位決定戦では、長野高校Aに敗れたが、上田染谷丘・岩村田の連合チーム、篠ノ井Aチームには勝利し、13位に終わった。
中野西の女子は4人のため、今年はお隣の中野立志館高校との連合チームで出場した。秋季選手権B級の個人戦ダブルスで、4人が県大会出場を果たしていることと、中野立志館の1名が、個人戦シングルスで同じく県大会に出場している実績が考慮され、予選は免除。12月8日の決勝トーナメントからの出場となった。決勝トーナメントは、12ドローで行われたため1回戦はBYE。2回戦で優勝候補の一角である豊科Aチームと松本第一・豊科連合チームの勝者と対戦することになった。予想したとおり2回戦の相手は、豊科Aチームとなった。豊科高校とは、過去に何度か練習試合をしていたため、戦力はほぼ分かっており、D1かD2のどちらかを獲れれば勝機はあると予想できた。3面展開で行われた試合。立志館の選手と急造ペアになったD3は着々とリードを広げたが、もうひとつの急造ペアとなったD2は戦力ダウンを否めず、逆にリードを許す苦しい展開。中野西単独ペアだったD1は、序盤こそ良い流れに見えたが、やはり豊科Aは強かった。一気にリードされて1-6で完敗。結果的にD3は勝ったもののD2も敗れたたため、対戦成績1-2で中野西の敗戦が決まった。5~8位を決めるその後のリーグ戦では、市立長野チームには勝ったが、上田西チーム、赤穂チームには敗れて7位に終わった。チームダブルス対抗戦は、例年、中野西チームが男女ともベスト4に食い込む結果を残してきた。そういう意味では、今回は残念な結果に終わってしまった。選手たちの落ち込みも大きかった分、今後の奮起に大いに期待したい。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
ヨネックスクリスマスカップ長野県高校テニス大会
YONEX Xmas Cup (新人チーム対抗戦)
男子Aチーム 3位! 女子Aチーム 6位
12月15日(日)女子予選トーナメント・21日(土)男子予選トーナメント
22日(日)男子・女子決勝トーナメント
ヨネックスクリスマスカップは、総体形式(シングルス2、ダブルス1の3ポイント)で行われる団体戦の大会。県下の強豪校のほとんどが参加し、今年は男子80チーム、女子70チームがエントリー。各学校2チームまで出場でき、中野西からも男女4チームがエントリーした。このうち男女ともAチームは、長野県テニス協会ジュニアシード基準表のポイント保持者が多いため、予選が免除され、22日の決勝トーナメントにストレートインになった。
【女子予選】
Bチーム(中島愛実、川久保彩香、花石 萌、土屋美樹、鈴木遥佳)
15日の女子予選は、24チームで争われ、A~C3ブロック(1ブロック8チーム)のそれぞれの優勝チームが22日の決勝トーナメントに進出できる。中野西の初戦の相手は、軽井沢Aチーム。中野西は、S2鈴木が敗れたものの、Dの花石・中島とS1の川久保が勝ち、対戦成績2-1で2回戦に駒を進めた。2回戦の相手は、S1に強力なジュニア選手を擁するBブロック第1シードの岡谷南Aチーム。S2も粘り強く侮れない相手だ。3面展開で行われた試合・・・S1花石はやはり厳しい展開でリードを広げられ、D川久保・土屋はゲームを取りつ取られつのシーソーゲーム。S2中島も試合開始早々は順調かと思われたが、次第にリードを許されていく。結果的に、Dも5-7で惜敗。対戦成績0-3で3回戦への進出は果たすことが出来なかった。その後行われた3位決定戦でも松川Aチームに0-3で敗退。Bブロック4位という結果に終わった。
【男子予選】
Bチーム(武田將吾、池田有多朗、佐藤峻嘉、出澤広志)
21日の男子予選は、40チームで争われ、A~E5ブロック(1ブロック8チーム)のそれぞれの優勝チームが翌日の決勝トーナメントに進出できる。中野西の初戦の相手は、長野日大Bチーム。1年生主体のチームだが、油断的ない相手だった。3面展開の試合・・・D佐藤・出澤は一進一退でタイブレークにもつれ込む苦しい展開。S1武田の試合ももつれていた。一方S2池田は着々とリードを広げる形。結果的に、S2池田はそのまま押し切って勝利したが、逆にDとS1は欲しいところでポイントが奪えずに惜敗。対戦成績1-2で初戦敗退という思わぬ結果に終わった。
ただ、その後行われた順位戦では、田川Aチーム、秀峰・松本第一チームに勝ち、Aブロック5位になった。
【女子決勝】
Aチーム(島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、田尻千恵、小林美智)
予選勝ち上がり8チーム+ストレートイン8チーム、計16チームで行われた。中野西は、初戦(松本深志A)を3-0で破って難なくベスト8入り。その後のベスト4入りを懸けた一戦は、宿敵伊那弥生ケ丘との戦いだった。伊那弥生は、今年に限らず過去何年間もしのぎを削りあって来たライバル校。秋の新人戦でもベスト4入りを懸けた一戦で惜敗している。練習試合でも何度も対戦しており、互いに戦力は熟知しており、伊那弥生AチームのS1のジュニア選手の力がやや際立っているものの、他の戦力は伊那弥生、中野西ともほぼ互角であり、DとS2の勝敗が、団体戦の勝負の分かれ目となることは必至だった。そこで、中野西は、シングルスで調子を上げていた元田をS2に配置し、D:佐藤・小林、S1:島田というオーダーを採った。3面展開で行われた試合・・・S1の島田は善戦むなしく1-6で完敗。勝負の行方は予想通り、ダブルスとS2の結果次第となった。・・・結果的に、S2の元田は6-4で勝ったが、ダブルスがタイブレークにまでもつれる試合の末に敗れ、対戦成績1-2で中野西の敗退となった。新人戦のリベンジを果たすべく臨んだ試合だったが、総合力で伊那弥生ケ丘の方が上だったということは認めざるを得ない。来春の高校総体でも中野西の前に立ちはだかるであろうチームのひとつであり、総体形式の団体戦で勝てる力をチーム全体で付けていかなければならないことを痛感した。女子Aチームは、その後の順位戦の結果、篠ノ井Aチームに勝ったが、須坂Bチームに敗れ6位で大会を終えた。
【男子決勝】
Aチーム(赤塩 望、宮崎祥平、村山祐也、塚田晃大)
女子同様、予選勝ち上がり8チーム+ストレートイン8チーム、計16チームで行われた。初戦(松本第一Bチーム)は、S2村山が5-7で惜敗したものの、D宮崎・塚田、S1赤塩が勝ち、対戦成績2-1で2回戦に駒を進めた。2回戦の相手は、同じ北信地区の須坂Aチーム。須坂高校は、新人戦北信地区優勝の強豪校だが、今回はチーム全体を均等にA・Bチームに分けており、そのぶんAチーム単独だとやや戦力が落ちる。ただ、S2に1年生のジュニア選手が控えているため、ダブルスを取ったうえに、S1赤塩が須坂の1番手選手にもあたるAチームのS1に勝てるかどうかが、勝敗を左右すると考えられた。3面展開の試合・・・S2村山は、善戦むなしく1-6で敗退。逆にDは6-4で勝利。予想通りS1対決になったが、S1赤塩はつねにリードしながら進めることができ、何とか6-4で勝利。対戦成績2-1で準決勝進出を果たした。準決勝の相手は、S1に強力なジュニア選手を擁する松本深志。その他にも何人かのジュニア選手がおり、試合開始前から厳しい戦いが予想された。3面展開で行われた試合・・・予想通り、どの試合も苦しい試合を余儀なくされ、長い試合となった。しかし3試合とも4-6のスコアで惜敗。対戦成績0-3で決勝進出を果たすことが出来なかった。続く3位決定戦の相手は、伊那北。2年連続、高校総体で北信越大会に出場している強豪校。S1とS2に強力なジュニア選手を擁するうえ、ダブルス陣も力がある。中野西としても決死の覚悟で臨まない限り勝てる見込みは少ない。須坂戦同様、DとS1の試合が勝敗の鍵を握ると考えられたが、伊那北のS1は、高校2年生の選手の中では、県下で最も力を持っている選手であり、ダブルスが取れてもシングルスを2つ落とす可能性が充分にある試合だった。3面展開の試合・・・S2村山はつねに相手にリードを許して試合が進んだが、逆にS1赤塩がつねにリードする展開に持ち込んでいた。Dもリードを確保しつつ試合を進めており、中野西としては強豪伊那北に勝てるチャンスが見えてきた。結果的に、S2村山は2-6で敗れたが、DとS1ともに終盤相手に追いつかれそうなピンチがあったが、そのまま逃げ切り双方とも6-4で勝利。対戦成績2-1で伊那北を破り3位になった。男子のヨネックスカップでの3位入賞は初めて。来春、高校総体までのさらなる成長が楽しみな結果に終わった。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
New Year Cup in 白子 2014
ニューイヤーカップ あけましておめでとうございます。
1月3日(金)~5日(日) 千葉県白子町テニスコート
例年参加しているニューイヤーカップに今年も参加してきた。九十九里浜で行われるこの大会は、関東北部~東北の強豪校が顔を揃える高い大会(今年は北海道から札幌日大が参加していた)。トップ選手のレベルは高いが、個人戦で行われるうえ参加選手が多いためにレベルの幅は広く、1日に5試合以上の試合をすることができて、冬場の試合経験不足を補うのに役立てることができる。3日は昼過ぎから、久しぶりに明るい屋外のオムニコートでの練習。とても暖かく、半袖短パンでボールを打つ選手が多く、いい汗をかきつつボールの感覚を取り戻すことができた。4日はシングルスのトーナメント(男子の一部はダブルス)と敗者同士の交流戦。5日はダブルスのトーナメントと交流戦。毎年の恒例行事でもあるが、4日早朝には歩いて5分程度の九十九里浜に日の出を見に行った。水平線上の雲の間から朝日が少しずつ昇ってくる幻想的な景色は、長野県では見ることができない。また、夕日が西の地平線に沈んで行くときの大きく真っ赤な太陽もまた、長野県ではお目にかかれない景色だ。3日間とも好天に恵まれ、長野県だと4月頃の陽気。体を動かしていると半袖になってちょうど良い。テニスの楽しさ、気持ちよさを改めて感じることができた3日間だった。
今年も中野西テニスチームは頑張ります。ご声援をよろしくお願いします。
1月18日(土)
女子が、やまびこドーム(松本市)で練習試合を行った。当日は、中野西の他、岡谷南、塩尻志学館、松本蟻ケ崎、山梨県の北杜の5校の女子60数名が集まった。各校3からら4人で1チームを作って、総体形式(S2・D1)で試合を回した。中野西はA~Cの3チーム。遠近感が取りにくいやまびこドームでのテニスだったうえ、前日までの中間テストで練習不足ということもあり、どの選手も思うようなテニスが出来なかったが、広いコートで久々にボールを打ち合うなかで、冬期間の基礎的な練習への課題が見えてきた良い練習試合になった。
群馬県高体連 近県対抗選抜高校テニス大会
近県対抗選抜高校テニス大会
1月25日(土)・26日(日) 群馬県総合スポーツセンター
今年も群馬県高体連テニス専門部主催の強化練習大会に参加してきた。群馬県の新人戦1位~4位校を中心に、埼玉県、栃木県、埼玉県、新潟県から強豪校や強豪選手が集まって、総体形式(シングルス2・ダブルス1)の団体戦で行われた大会。中野西は、男子が赤塩 望、村山佑也、宮崎祥平、塚田晃大、女子は島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、小林美智が参加。男女とも群馬県の3位・4位、他県の2位校が集まったBリーグに入り、2間で6試合を行った。昨年は、男女とも団体戦で1勝も出来ず、他県の強豪校のレベルの高さに圧倒された。今年は、男女とも全員2年生で臨んでおり、昨年よりは力があるチームのはずだった。しかし、結果的に男子が1勝5敗、女子が2勝4敗に終わった。男子にいたってはダブルス陣が全敗。初戦に入るダブルスでポイントを取れず、苦しい形になることが多かった。また逆に、女子はダブルスは取れるが、シングルス2本のうちどちらかが取れないという戦いが多かった。・・・総体形式の団体戦で勝つことの難しさを、選手たちともども感じざるを得ない2日間になった。勝敗の結果も大切ではあるが、春の総体に向けて、いち早くチームとしての課題や個々のテーマを考える良い機会になったし、「総体に向けてもうスタートを切らなければいけない」という気持ちに自然になり、そういう点でとても有意義な大会参加となった。機会を与えていただいた群馬県の先生方に心から感謝させていいただきます。詳しい結果は、群馬県高体連テニス専門部のHPをご覧ください。
2月11日(火)
南長野運動公園で、屋代高校と練習試合を行った。午前中に男子、午後は女子という形で行う予定だったが、土・日に降った大雪のため、予約した6面の北側半分は一面雪に埋まっており(南側半分は事務所のみなさんが除雪してくれていた)、朝一番で除雪作業から始めた。ここ数日冷え込みも強かったため、積雪の下の方は凍ってガチガチ・・・ようやく3面使えるようになったのが11時からだった。結局、男子は13:30までダブルスの試合を3試合ほどできただけだった。女子は早めに来た人から手つかずのコートの除雪を行い、12時半頃から練習を始め、4時までやはりダブルスを中心に試合を行った。ただ、雪かきをしてからの練習は、この時期では当たり前。こうした経験をした上でコートでボールを打つことも大切だ。確かに全国には何の苦労もなく、コートで練習できる高校がたくさんある。しかし、練習の大切さやコートでボールを打てることの有り難みを感じることが出来るこうした体験は、雪深い地域の生徒の強みである。“雪かきして練習”は、中野西テニス部の冬の風物詩でもある。
3月2日(日)
南長野運動公園で長野吉田高校と練習試合を行った。先月の大雪の影響が心配されたが、コートの雪はまったく心配はなかった。前々日まで期末テスト。しかも大雪で一本木のテニスコートも使えなかったため、外でボールを打つのは2月11日以来の2週間ぶりだった。この時期は、人工芝の外のコートで試合をできる機会が少ないため、全員で練習試合に参加することにした。シングルス・ダブルスを含め1人5試合ほどの試合数をこなせ有意義な練習試合になった。
全日本ジュニアテニス選手権東北信予選
全日本ジュニアテニス選手権東北信予選
5月3日(金)・4日(土)・5日(日)
南長野運動公園
北信最多 男女合わせて14名が県大会に進出!
県大会出場者 ※詳しくは長野県テニス協会 のHPをご覧ください。
【男子】
赤塩 望 宮崎祥平 春原広夢 大塚壮史 岩下将也 徳竹 翔
【女子】
池田愛美 永沢明日香 青木優樹 太田桃加 樋口 遥 佐藤紗花 元田彩瑛 島田瑶子
高校総体北信大会
高校総体北信大会
5月11・12・18・19日
南長野運動公園
女子団体戦準優勝!男子団体戦 4位
個人戦シングルス・ダブルス5名が県大会へ
【男子】
第3シードの中野西は2回戦からのスタート。初戦の長野東には3-0のスコアで勝利し、県大会進出(ベスト4)を懸けた屋代高校戦に臨んだ。時おり雨が激しくなるなか2面展開で行われた試合・・・S1赤塩は難なく勝利したものの、Dの徳竹・岩下は緊張のためか動きが堅く、1ゲームリードされては追いつくという苦しい展開となった。S1の後に入った春原は、気合いの入ったプレーで相手選手を圧倒して4-1までリードを広げた。しかし、ダブルスがシーソーゲームの末に破れて、勝敗の行方はS2春原に託されと、序盤はリードを広げていた春原だが、ダブルス陣の不調が影響してか次第にポイントを取られることが多くなり、相手選手に4-4にまで追いつかれてしまった。雨は降りしきり、ボールは重たく弾まない。決まるボールが決まらず、長いラリーが続く試合となったが、最後は春原が粘って6-4で勝利。対戦成績2-1で屋代高校を下した。まさかの北信予選敗退の危機を脱し、選手たちも応援の生徒たちも、抱き合って春原の勝利を称えた。続く準決勝の相手はジュニア選手を揃える長野高校。中野西は、DとS1は同じ布陣、S2に大塚壮史をよおいて試合に臨んだ。3面展開の試合・・・S1:赤塩は、長野高校のS1(昨年度北信総体のシングルスチャンピオン)に前半は食いついていたが、次第にリードを広げられて結局3-6で敗退。ダブルス陣は屋代戦の鬱憤を晴らすように善戦して一進一退の試合を繰り広げていた。S2:大塚も序盤は良い形で試合を進めていたが、後半から崩れはじめ結果的に4-6で敗退。ダブルス陣の結果が出る前に対戦成績1-2で敗退した。3位決定戦は長野日大戦。昨年秋の新人戦でも3位決定戦で対戦しており、そのときは勝利できた相手・・・しかし、今回(総体)の団体戦の形式だと苦しい展開になることが予想された。3面展開の試合。S1:赤塩は6-3で勝利したが、予想通りダブルス(徳竹・岩下)、S2(大塚)ともに苦しい試合運びになった。結果的にダブルスが3-6、S2が1-6で敗れ、対戦成績1-2で長野日大に敗退した。
【女子】
第2シードからのスタート。決勝進出を懸けた篠ノ井戦では、S1:池田愛美が敗れてヒヤリとさせられる場面もあったが、D:永沢明日香・元田彩瑛、S2:佐藤紗花が安定した強さを見せて勝利。対戦成績2-1で決勝戦進出を果たした。決勝の相手は、須坂高校。今年度の須坂高校には、長野県トップクラスのジュニア選手2名が新戦力として加わっており、松商学園さえも脅かす強豪校になった。中野西は、D:元田・佐藤、S1:永沢、S2:池田というオーダーで臨んだが、やはり力の差は歴然としており、S1が0-6、S2も1-6で完敗。対戦成績0-2で準優勝に終わった。
【個人戦】
◎シングルス 赤塩 望 4位 永沢明日香 3位 池田愛美 7位
◎ダブルス 樋口 遥・元田彩瑛尾 3位 永沢明日香・池田愛美 4位 ※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
高校総体長野県大会
高校総体長野県大会
5月31日~6月2日
南長野運動公園
女子ベスト4入りならずベスト8どまり・・・
【男子】
男子の初戦の相手は、伊那北高校。新戦力のジュニア選手を加え、S1・S2・Dのすべてにジュニア選手を揃える強豪校。もちろん南信地区1位で県大会に進出してきた。北信予選4位の中野西としてやむを得ない相手だ。中野西は、D:徳竹 翔・岩下将也、S1:赤塩、S2春原という布陣で臨んだが、3ポイントともに0-6で完敗。強さを見せつけられた結果に終わった。
【女子】
北信予選の準優勝の女子は第4シード。初戦の相手は、中信地区4位の豊科高校。4位とは言え、激戦中信地区の4位だけに最も警戒しなければならないチームのひとつだった。中野西はDに永沢明日香・佐藤紗花、S1に池田愛美、S2に元田彩瑛というオーダーで臨んだ。2面展開で行われた試合・・・ダブルスの永沢・佐藤は6-1で相手ペアを圧倒して勝利。そしてS1池田も、相手選手の粘り強いストロークに苦しみながらも何とか6-4で勝利。対戦成績で2勝して中野西の2回戦進出が決まった。初戦だったため勝敗決定後もS2の試合も行われたが、S2元田が3-6で敗れたため対戦成績は2-1での勝利となった。2回戦の相手は、第5シードの上田西高校。S1とS2に強力なジュニア選手を擁すうえ、ダブルスに新戦力を加えた強豪チーム。小細工をして勝てる相手ではない。中野西はS1:永沢、S2:池田、D:佐藤・元田という布陣をとった。ダブルスの佐藤・元田は一進一退の試合展開・・・しかし、シングルス陣の力の差はやはり否めず、ダブルスが善戦している間に、2人とも3-8で敗れ、対戦成績1-2で中野西の敗退が決まった。昨年に続く北信越大会出場は果たせなかったが、硬式テニス高校デビューの選手たちの活躍は、後輩をはじめ多くの声援に勇気や希望を与えたことに間違いない。
【個人戦】
女子シングルス 永沢明日香 ベスト16 女子ダブルス 樋口 遥・元田彩瑛 ベスト16
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
全日本ジュニアテニス選手権長野県予選
全日本ジュニアテニス選手権長野県予選
6月22日(土)・23日(日)
浅間温泉テニスコート
【シングルス】
U-18のカテゴリーに、男子は春原広夢、赤塩 望、宮崎祥平の3名が、女子は永沢明日香、池田愛美、太田桃加、青木優樹、樋口 遥、佐藤紗花、元田彩瑛、島田瑶子の8名がっ出場した。このうち、赤塩が3回戦に進出してベスト16入り、永沢、太田、島田が初戦を突破しベスト32に入った。
【ダブルス】
同じくU-18に、男子は赤塩 望・宮崎祥平、大塚壮史・春原広夢、岩下将也・徳竹 翔の3ペアが、女子は森山佳菜・田尻千恵、青木優樹・佐藤紗花、樋口 遥・元田彩瑛、池田愛美・永沢明日香、太田桃加・島田瑶子の5ペアが出場した。しかし、赤塩・宮崎が初戦を突破したのみで、その他のペアは初戦を飾ることができなかった。
※詳しくは 長野県テニス協会 のHPをご覧ください。
6月29日(土)
木島平やまびこの丘公園で、豊科高校と練習試合を行った。3年生引退後、新チームによる初の練習試合。選抜大会形式(シングルス3、ダブルス2)での対戦を繰り返した。豊科高校は、男女とも中野西とよく似た特徴を持ったチーム・・・選抜(新人戦)県大会では、中野西の前に立ちはだかるだろうチームのひとつだ。実際、男子は2年連続で1回戦は豊科高校だった。昨年は勝てたが、一昨年は負けているライバルチーム。練習試合の結果もほぼ互角で、緊張感あるとても良い1日になった。
国体北信予選
国体北信予選
7月6日・7日
南長野運動公園
男女7人ブロックずつの優勝者が県大会に出場できる大会。また、例年、中野西の1年生にとっては、公式戦初出場になる大会でもある。男女38人部員全員が出場した。このうち男子では、赤塩 望、宮崎祥平、武田將吾の3名がブロック決勝に進出し、赤塩が県大会出場を決めた。女子では、島田 瑶子、佐藤紗花、元田彩瑛、小林美智の4名がブロック決勝に進出し、島田が県大会出場を決めた。男女合わせて7名のブロック決勝進出は北信最多。3年生引退後、初の公式戦で、今年も幸先の良い結果を残せた。
※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
7月20日(土)
南長野運動公園で、伊那弥生ケ丘高校と練習試合を行った。伊那弥生女子は、昨年の選抜大会(新人戦)の県大会で熾烈な激闘を繰り広げたチーム。今年もほぼ互角のチーム力で良い練習試合・・・刺激になったうえ、夏期休業に向けて多くの課題を見つけることができた。男子は、中野西のほうがやや力が勝った感じで、勝てた試合が多かった。
7月21日(日)
昨日に続き、長野運動公園で長野高校と練習試合を行った。午前中は、長野高校男女との団体戦(選抜形式)、午後からは、長野日大と伊那弥生も加わり、長野日大のテニスコートも使って個人戦形式で試合を行った。梅雨明け直後の猛暑のなか、文字通りの熱戦が繰り広げられた。
7月27日(土)
南長野運動公園と屋代高校のテニスコートを使って、屋代高校と練習試合を行った。選抜大会形式(シングルス3、ダブルス2)で何対戦か繰り返したが、男女ともすべて勝つことができた。当日は、信州スカイパークで国体の長野県予選も行われており、男子で赤塩、女子で島田が参加していた。島田は初戦で敗退したが、赤塩は初戦を突破し、ベスト16に入った。
ながのサマージュニアテニス大会
ながのサマージュニアテニス大会
7月29日~31日
南長野運動公園 女子ダブルス 佐藤・元田ペアが準優勝!
男子シングルスは、29日(月)に行われ、U-18で赤塩 望が3位になり、U-16で小林大剛と町田陽来がベスト8に入った。女子シングルスは、30日(火)に行われ、島田瑶子と元田彩瑛がベスト8に入り、U-16で大塚みくと島田流音がベスト8に入った。また、男女ダブルスは31日(水)に行われ、女子U-18で佐藤紗花・元田彩瑛が決勝で敗れて準優勝、U-16では、男子で中島成陽・和平昌也、女子で稲垣夏織・徳竹沙紀が3位になった。
8月1日(木)
石川県の金沢伏見高校と練習試合を行った。まだ梅雨明けしていない金沢市は、朝まで小雨が降ったり止んだり・・・。9時過ぎ頃から雨は完全に止んだが、長野県では体験できないようなものすごい湿気・・・少し体を動かしただけで汗だく。体も重く感じらるだけならいざ知らず、ボールが思い。打ったボールが飛んで行かない。良いコースにボールを打ったはずなのに拾われる。相手のボールも予想以上に飛んでこない。タイミングがまった合わない。気圧と湿気のせいだろう。夕方近くになって、ようやく普段の試合らしくなってきた。長野県とまったく違う自然状況のなかで試合をして、選手たちはその違いに驚いたはずだ。非常によい経験ができた。
8月2日(金)
小布施町営コートで、須坂高校と練習試合を行った。須坂高校は、男女ともジュニア選手を揃え、新人戦(選抜大会)北信予選ではダントツの優勝候補。練習試合でもやはり負けた試合が多かった。コートが少なかったため(午前2面、午後5面)、ショートゲームで試合をしたので試合数はこなせ、夏期強化合宿を前に良い練習試合ができた。
夏期強化合宿
夏期強化合宿
8月5日~7日
木島平村やまびこの丘
毎年恒例の上田西高校テニス部との合同の夏期合宿を、8月5日(月)から7日(水)、木島平村やまびこの丘テニスコートで行った。上田西との合同合宿は今年で3年目。例年同様、初日はそれぞれの学校で練習、2日目は学校を越えて男女別に分けて練習。最終日は終日練習試合という日程だった。今年は、3日間長野日大の選手3名が特別に参加。2日目には、終日上田高校の女子4名、午後から長野日大の選手男女15名が参加。また、最終日には上田染谷丘の男子3名が練習試合に合流した。初日は夕方5時半頃から近くで雷は鳴り始めたため、予定より1時間ほど早く練習を切り上げたが、天気予報では心配された2日目は、午前は曇っていたが午後からは好天に恵まれ、最終日は真夏の炎天下での試合となった。朝から夕方までラケットを握ってコートを走り回るという体験は、1年生にとっては初めてであり、初日から練習について行くのがやっとという感じで、疲労の表情を隠せなかった。しかし、1年以上中野西テニス部に籍を置いている2年生は、さすがに体力的に余裕があり、自分の課題に取り組みつつ充実した時間を過ごしていた。合宿が終わると、12日から全日本ジュニア選抜室内の東北信予選、今月終わりには、新人戦(全国選抜)の北信予選が行われる。先月終わりのサマージュニアでの反省をふまえ、各選手にとって様々な点で中身の濃い強化合宿にすることができた。
8月9日(金)
南長野運動公園で、篠ノ井高校男女と田川高校男子と練習試合を行った(篠ノ井女子とは午前のみ、篠ノ井男子とは午後のみ。田川とは終日)。気温35度は超えているのではないかと思われる猛暑だったが、中野西にはだれ一人体調を崩す選手がおらず、体力的・精神的な部分や自己管理能力という点での成長を感じ取ることができた。来週の全日本ジュニア選抜室内東北信予選でもおそらくハードな気象条件のもと、タフな試合をしなければならないはずだ。夏場の練習や練習試合は確かにキツイ。しかし、だからこそ夏場のこの時期にしか鍛えられないこともある。頑張って乗り切ってもらいたい。試合の方は、男子A・B2チームを作って選抜大会の方式で試合を繰り返し、Aチームは篠ノ井A・B、田川に対して5ポイントすべて取って全勝。女子は個人戦シングルスの形式を1人2試合行い、ほとんどの選手が1勝1敗 or 2勝の結果だった。
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権東北信予選
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権東北信予選
8月12日~13日
南長野運動公園 男子1名、女子3名が県大会へ(予選免除2名を含め)
男女それぞれ16名が東北信から県大会に進出できる大会。中野西からは、長野県ジュニアシード基準のポイントで、赤塩 望と島田瑶子が予選を免除(県大会ストレートイン)されたため、2名を除いた部員全員(36名)が出場した。16のブロックに分かれた組み合わせで、ブロック決勝の勝者が県大会への切符を手に入れることができる。男子では、16のブロックのうち5つのブロック(塚野洋平、池田有多朗、塚田晃大、武田將吾、村山祐也)で決勝に駒を進めたものの、目に見えない決勝戦のプレッシャーからかどの選手も本来のプレーをできずに惜しくも敗退した。女子は、4つのブロックで決勝に進出(元田彩瑛、佐藤紗花、小林美智、川久保彩香)、このうち元田、佐藤の2名が決勝戦を制して県大会への切符を手に入れた。県大会は、9月28日、29日に松本市浅間温泉テニスコートで行われます。
※詳しくは 長野県テニス協会 のHPをご覧ください。
北信地区高校テニス講習会
北信地区高校テニス講習会
8月14日~15日 南長野運動公園
北信高体連主催のテニス講習会が8月14日(水)・15日(木)、南長野運動公園で行われた。2日間ともにヨネックスの契約プロ中本 圭氏を講師に招いての講習。中本氏は、ここ数年北信地区の講習会にお招きしているが、毎回分かり易く上達が実感できると好評のコーチで、今回はストローク力の向上をテーマにした内容でご指導いただいた。中野西の生徒は、1日目に2年生が、2日目に1年生が参加。気温35度前後はあろうかという猛暑のなか、文字通り汗にまみれてひたすらボールを追いかけ、打ちまくった2日間となった。
グレープカップ
グレープカップ
8月16日~17日 甲府市小瀬総合運動公園
山梨県高体連主催の強化大会“グレープカップ”に参加してきた。シングルス1、ダブルス2の3ポイントで行う変則的な団体戦だが、選抜大会(シングルス3、ダブルス2)に向けてダブルス陣の強化につながればと考え参加することにした。中野西は、選抜大会で主力になると思われる男女6人(男子:赤塩・宮崎・村山・塚田・池田・武田、女子:島田・元田・佐藤・田尻・小林・花石)で参加。2日間にわたって男子28チーム、女子20チームがしのぎを削った(関東地域を中心に強豪校が顔を揃えるレベルの高い大会)。1日目は、いくつかのグループに分かれてのトーナメントorリーグ戦が行われ、男子はAトーナメント(4チーム)で、初戦、山梨県中学選抜に敗れたが、3位決で川口北Bに勝って3位。女子はAトーナメント(4チーム)で、初戦、桐蔭学園Bに勝って、決勝で学館浦安に敗れて2位だった。2日目は、1日目の結果をもとにA~Cのトーナメントに割り振られ、中野西は男女ともBトーナメントになった。結果は・・・男子は初戦で都立西Aに1-2で敗れて1回戦敗退。女子は、初戦こそ八千代Bに3-0で勝ったが、2回戦で浦和東に0-3で敗れた。両日ともトーナメントで敗れたチームには練習試合が組まれ、2日間で8~9試合の団体戦を行えた。夏期休業のスケジュールもほぼ終わりになってきて、これまでの成果を試すと同時に、新しい課題を潰していかなければならない時期にきた。そういう意味では、高いレベルの中で試合をすることができたことは、選抜大会の県大会に向けて再度自分たちの現状を見つめ直し、今後の課題に取り組んで行くためにはとても良い機会になったと考える。
8月20日(火)
豊科高校と信州スカイパークで練習試合を行った。豊科高校は、男女とも中野西とよく似たチームカラーのチームでレベル的にもほぼ互角。 県大会では、毎年中野西の前に立ちはだかり、今年も県大会では大きな壁になると予想される学校だ。6月の終わりにも新チーム最初の練習試合を木島平で行っており、今回は、夏休みの成果・結果を豊科高校との試合のなかで見ておきたいという思惑があったし、豊科高校としても同じような目的で練習試合に臨んで来た。試合はすべて選抜大会の形式で繰り返し行い、男子は4対戦と半分、女子は3対戦と半分やったところで時間となった。結果は、男子は4対戦とも3-2で中野西が勝利。女子は最初の対戦は2-3で中野西が敗れたが、あとの2対戦は4-1で勝利した。6月の練習試合ではもっと多くの勝ち星を挙げることができていたから、豊科高校は夏休み中に間違いなくレベルアップしている。中野西も個々の選手の力量はレベルアップしてはいるものの、例えば団体ダブルスの戦い方など団体戦5ポイント全体の戦い方としてはまだまだのところが多いという感想を持った。今月末は選抜北信予選、来月なかばには県大会が迫っている。チームとしてどう戦うか、チームの中で自分がどう戦うか・・・その意識をすべての選手がつねに共通して持ち、日々の練習に取り組めれば、“中野西”ももっと強くなれると感じた1日でもあった。
新人戦北信大会(全国選抜大会北信予選)
新人戦北信大会(全国選抜大会北信予選)
8月31日・9月1日
南長野運動公園
女子団体 準優勝!
男子団体戦 3位!
全国大会に向けて まず1歩・・・
新人戦は、来年3月に福岡で行われる“全国選抜”の予選を兼ねる大会。団体戦で全国大会にへの道があるのは、高校総体とこの選抜大会だけ。高校総体は各県1校しかインターハイに出場できないのに対し、選抜大会は、北信越地区から女子5校、男子4校が全国大会への出場権を手に入れる。当然、ひとつの県から2校が選ばれることもあるわけで、実際に4年前には中野西女子が松商学園とともに全国選抜に出場した。しかも、高校総体がシングルス2・ダブルス1の3ポイントで争われるのに対して、選抜はシングルス3・ダブルス2の5ポイントでの団体戦であるため、少数のトップ選手だけでは勝つことが難しく、選手層の厚さも必要となる。ジュニアのトップ選手には恵まれないが、一定以上の実力を持っている選手の層で言ったら、例年中野西は県下でも屈指のチームを作ってきた(昨年は女子が県3位、男子は5・6位)。今年も男女ともに例年以上のチームになって来ており、選手たちの士気も高い。3年生が引退したあと、2年生を中心にこの大会を目指して夏の厳しい練習を乗り越えてきた。・・・チームみんなで戦う“選抜”・・・その緒戦、北信予選が8月31日(土)・9月1日(日)南長野運動公園で行われた。
【男子】(メンバー:赤塩 望、宮崎祥平、村山祐也、池田有多朗、塚田晃大、武田將吾、塚野洋平、小林大剛、鈴木健太)
男子は第4シードの2回戦からスタート。初戦の相手は、長野西に競り勝って来た須坂東。中野西は、基本オーダーであるS1:赤塩、S2:村山、S3:池田、D1:宮崎・塚田、D2:武田・塚野という布陣で臨んだ。2面展開で行われた試合・・・中野西が初戦であったため5試合すべて行ったが、S1が6-1、D1が6-0、S2が6-1、D2が6-2、S3が6-1 対戦成績5-0で完勝した。ベスト4入りをかけた3回戦の相手は屋代高校。中野西は、初戦同様のオーダーで臨み3-0で勝利。準決勝に駒を進めた。準決勝の相手は須坂高校。ジュニア選手を多数擁する優勝校の筆頭チームだ。ただ、今年の中野西の戦力を考えると、S1かD1を取って後半の試合に持ち込めれば、決して勝てない相手ではない。中野西は、2回戦・3回戦同様のオーダーで試合に臨んだ。2面展開で行われた試合。D1(宮崎・塚田)の2人は、準決勝という大一番に緊張してか動きが硬く、本来の試合ができないまま試合早々1-4までリードを許してしまう苦しい展開となった。一方、S1赤塩は、相手選手の調子が上がらない前半に着々とリードを奪っていた。そうした間に、隣りのコートで行われていた別の団体戦が終了し、そのコートにS2村山が入ることになって試合進行が3面展開になった。相手のS2は1年生ながら実力者のジュニア選手で、練習試合でも完敗しており、厳しい試合が予想された。しかし、試合が始まると団体戦の異様な雰囲気に飲まれてか、また村山の気迫あふれるプレーに押されてか、相手選手に本来のプレーが見られず、1ゲームはリードされるが、次のゲームは村山が取って追いつくという白熱した試合運びとなった。すると村山の気迫がD1の2人にも伝わったのか、2-5から盛り返し始め、一気に5-5まで追いついた。S1赤塩は6-3で勝負を決めたので、D1も逆転勝ちできれば、相手の1年生S2・S3にプレッシャーをかけつつ有利に試合運びができる可能性も出てきた。しかし、D1は5-5に追いつきながらもあと2ゲームを連取できず5-7で敗退。D1・S1の後に入ったD2・S3とも動きに硬さが見られ、D2は3-6、S3は2-6で敗れ、対戦成績1-3で中野西の敗退が決まった。D2・S3の試合が終わった時点で、S2村山は4-5と健闘していたので、D2・S3の戦いによっては違う結果になっていたかもしれない。そういう意味では惜しい結果になった。しかし、優勝候補筆頭、県下でも北信越大会に最も近いチームのひとつに健闘できたことは、選手たちにとっては少なからず自信
になったものと考える。3位決定戦は、翌1日に市立長野高校と行い、S1赤塩6-3、D1宮崎・塚田6-0、S2村山6-1で圧勝。北信予選3位での県大会進出となった。
【女子】(メンバー:島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、田尻千恵、小林美智、川久保彩香、中島愛実、花石 萌、土屋美樹)
女子は第2シードからのスタート。初戦の相手は、長野日大に快勝してきた長野西。中野西は、S1:島田、S2:元田、S3:佐藤、D1:田尻・小林、D2:中島・花石という布陣で臨み、D1を4-6で落としたものの残りはすべて勝ち、対戦成績4-1で3回戦に駒を進めた。3回戦の相手は篠ノ井高校。練習試合やその他の大会で何度か対戦しており、お互いに戦力を知り尽くした相手だった。それだけに中野西の選手もライバル心をむき出しにしていた。3面展開で行われた試合・・・篠ノ井のS1は硬軟織り交ぜた様々なプレーができる実力選手だが、島田も一歩も引かず常にリードを守り抜いて6-4で勝利。S2元田の相手は、ボールコントロールが上手なジュニア選手だが、元田も気持ちが入ったボールを打ち続けて徐々にゲームを奪い6-2で勝利。D1田尻・小林は、緊張からか動きが硬かったものの何とか6-4で勝利。選手たちの集中力は見事だった・・・対戦成績3-0で決勝戦への進出を決めた。決勝の相手は、男子同様、優勝候補の筆頭・・・須坂高校。S1からS3まで県下屈指のジュニア選手を擁し、D2は1年生のためやや力が落ちるのの、D1は昨年以来ずっとペアを組んでいる2年生ペア。中野西は、何とかダブルスを2本取って、S3勝負にさえ持ち込めれば、1年生の相手S3と佐藤紗花との対戦になり、勝負はどう転ぶかわからないところもあった。3面展開で行われた試合・・・S1島田は、健闘はするものやはり力の差を否めず0-6で完敗。一方、D1田尻・小林は、序盤は互角の試合運びだったが、中盤から弱気な凡ミンを繰り返すようになり、結果的に2-6で敗退。S2元田も同様に、序盤は相手ジュニア選手から見事なショットでポイントを奪う場面が何度もあったが、中盤から突然サーブが乱れ始め、結局2-6で敗退。対戦成績0-3で敗れた。中野西は、新人戦北信大会は、実はこれまで4年連続で優勝しており、今年は5連覇を懸けた決勝戦だった。残念ながら須坂のジュニア集団に敗れ、中野西の連覇が途絶える結果になってしまった。ただ、県下でも北信越大会出場の最有力校と決勝戦で戦えたことは、男子同様、大きな自信になったはずだ。県大会での奮起を期待したい。
※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
新人戦長野県大会(全国選抜大会長野県予選)
新人戦長野県大会(全国選抜大会長野県予選)
全国選抜長野県予選からは、各県2校が北信越予選への出場権を得られる。北信予選から2週間・・・選手たちは、この日のために一生懸命に練習してきた。この2日間に懸ける選手たちの思いは筆舌に耐えないほどの大きさがあった。だからこそ、目に見えないプレッシャーが大きかったことも否めない事実だった。
【男子】
北信予選を3位で通過してきた中野西・・・初戦の相手は、南信地区4位の岡谷南高校。県大会の1週間前の練習試合で、シングルス2・3を落として3-2で勝った相手だった。練習試合や南信予選の様子から、相手チームはダブルスに主力をおいてくるだろうと想定できた。中野西は、北信予選同様のS1:赤塩。D1:宮崎・塚田、S2:村山、D2:武田・塚野、S3:池田というオーダーで試合に臨んだ。2面展開で行われた試合。S1赤塩は6-0で圧勝したものの、D1宮崎・塚田は試合開始から動きが硬く、なかなかリードを奪えない苦しい展開となった。S1のあとに入ったS2村山は、相手選手のミスの少ないつなげるテニスに、自ら強打を打ってミスを連発、こちらも相手選手にリードを許す苦しい展開。D1宮崎・塚田は、自分たちのペースに持ち込めることなく結果的に2-6で敗退。S2村山は、試合途中からつなげるテニスに徹し始めて次第にリードを縮め、結果的に7-5で逆転勝利。対戦成績で2-1とリーチをかけた。ところが、D1のあとに入ったD2武田・塚野も、D1とS1の試合が伝染したかのように、まったく本来のプレーができず、1ゲーム取ったり取られたりのシーソーゲーム。6-5でマッチポイントを握るところまで行きながらも、そのゲームを落としてタイブレークにもつれ込んだ。S2村山のあとに入ったS3池田は、S2村山の試合を見たせいもあってか、積極的に攻めるが、打ち急いで逆にミスショットを連発。こちらも相手選手にリードを奪われる展開になって行った。D2の試合は、タイブレークに入ってからもシーソーゲームが続き、結局タイブレークを2ポイント差の6-8で落として6-7で敗戦。対戦成績2-2で、勝負の行方はS3池田に託された。池田は試合途中からつなげるテニスに変え、徐々にリードを縮めて行ったが、欲しいポイントでのミスが目立ち、結果的に4-6で敗戦。対戦成績2-3で中野西の敗戦が決まった。新人戦での初戦敗退は2年ぶり。今年のチームは選手層が厚く、上位進出のチャンスが十分にあっただけに非常に残念な結果に終わった。
【女子】
北信予選準優勝だった女子は、第7シード位置で2回戦からのスタート。初戦の相手は、1回戦で野沢北との激戦を3-2で制して勝ち上がってきた松本蟻ケ崎。中野西は初戦であるうえ、男子の敗戦を目の当たりにした直後の試合だったことから、選手たちの顔には、普段では見られないような不安や緊張の表情が見られ気になった。中野西は、S1:島田、D1:田尻・小林、S2:元田、D2:中島・花石、S3:佐藤というオーダーで臨んだ。2面展開で行われた試合・・・S1島田は、相手選手に苦しめられながらも何とか6-4で勝利。ところがD1田尻・小林は、体の動きが硬く普段通りのプレーが見られない。一進一退の試合の末5-7で敗れるという思わぬ展開。そのあとに入ったS2元田が6-4、D2中島・花石が6-1、S3佐藤が6-0で勝ったから対戦成績4-1で勝利できたものの、ベスト4を決める次の試合に向けて不安をぬぐえない内容の試合になった。次の対戦相手は、南信地区1位で勝ち上がってきた伊那弥生ケ丘。昨年のこの大会でも激闘を繰り広げた数年来のライバル校(昨年はD2の逆転勝ちで3-2で勝利)。練習試合も何度かやって来ており、お互いに戦力を知り尽くした対戦相手だった。伊那弥生ケ丘は、S1に出場するジュニア選手を軸に、ダブルスにもシングルにも活躍できる選手を複数人揃える層が非常に厚いチーム。S1とD1の両方を取るのは至難の業と考えられたため、初戦で不発に終わった田尻・小林に代えて、D1に2番手の元田を入れるオーダーを採った(S1:島田、D1:元田・花石、S2:佐藤、D2:川久保・小林、S3:田尻)。しかし、伊那弥生ケ丘のオーダーは、こちらの予想を覆し2番手・3番手でD1を組んできた。S1とD1を一気に取りに来る作戦だ。2面展開で行われた試合・・・S1島田は、試合開始当初は善戦しているかに見えたが、その後は一気にリードされて1-6で敗退。D1元田・花石も力の差を否めず0-6で敗退。いきなり相手チームにリーチを懸けられる苦しい展開となった。あとが無い厳しい状況のなかでコートに入った佐藤も、相手選手のつなげるテニスに苦しめられリードを許す絶対絶命の試合運びになっていた。D1のあとに入ったD2川久保・小林は、試合序盤は互角の試合をしていたが、中盤から徐々にリードを広がられていく。そんななかS2佐藤は、逆転の末に何とかタイブレークを制して勝利し対戦成績を1-2とした。しかし、D2川久保・小林のスコアは2-4、2-5となって行く。結果的に、川久保のロブがサイドラインを大きく割ってゲームセット。対戦成績1-3で中野西の敗戦が決まった。D2が負けた時点で、隣のコートに入っていたS3田尻が4-2とリードしていたことを考えると、D2が取れていれば逆に中野西の勝利に終わっていた可能性もある。昨年の3位以上の結果を目標に頑張ってきた選手たちだったが、今年の選抜はベスト8入り止まりで終わってしまった。・・・昨年までは、中野西=ダブルス強という伝統があった。しかし、今年のチームに限っては、そうしたチームを作ることができなかったのが敗因のひとつだと考えられる。“団体戦ではダブルスが重要”ということを改めて感じさせられる結果となった。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
テニス部OBの教育実習生が来ました。
全国選抜長野県予選が終わった翌日の月曜日から、テニス部の2人の0Bが保健体育科の教育実習でやって来た(早野充紀:桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部スポーツ教育学科、上原 翔:大東文化大学 スポーツ・健康科学部スポーツ科学科)。授業の準備の合間を縫って放課後の練習を見てくれたり、大会のアドバイス等で生徒たちの指導をしてくれた。
「教育実習で9月17日から10月4日までお世話になりました。部活の方へは、土日の試合と放課後の部活の終わりに少し顔を出すことしかできませんでしたが、テニス部のみなさんは、一人ひとり個性的で元気で、良いチームだなあという印象を持ちました。今回は、試合後のアドバイスしかできなかったので、時間を見つけて技術的な指導もしに来れたらと思っています。短い時間でしたが、本当にお世話になりまいた。」(早野充紀)
「3週間、保健体育の教育実習でお世話になりました。私に関しては、夏休みに部活の練習に参加させてもらったり、選抜大会の応援に行ったりしたこともあって、テニス部のみなさんとは以前からある程度のコミュニケーションを取ることができていました。しかし、いざ実習が始まると、授業の準備に追われてコートに立って指導することはほとんどできず、練習を見て気付いた点をアドバイスすることぐらいしかできなかったのが心残りです。現在の中西テニス部は、男子は元気、女子は意欲に溢れているなと感じます。また、大会では男女全員で応援しており、チームの団結力も見て取れました。部員たちのみなさんには、歴代の先輩たちが残してきてくれた伝統を誇りに、チーム一丸となって日々の練習により一層励んで行ってもらいたいと思います。また、赤塩には、授業の進め方や指導案作りのポイントなど実習面においても指導していただき感謝しています。立派な教師になるには、多くの知識と経験が必要だと思いますが、赤塩先生のように生徒と真っ正面から向き合い。生徒のためにより多くの時間を費やす、そんな熱い教師・顧問になれるように今後も精進していきます。時間があるときには、部活に顔を出しに来たいと思うので、今後ともよろしくお願いします。3週間という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。」(上原 翔)
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権長野県予選
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権東北信予選
9月28日(土)・29日(日)
信州スカイパークテニスコート 男子シングルス 赤塩 望 ベスト16
東北信予選と中南信予選を勝ち上がった32名と予選免除者(長野県テニス協会ジュニアシード基準表による)32名、計64ドローで行われた県予選。男子は、赤塩 望(東北信予選免除)と塚野洋平(当日のラッキールーザー)の2名が出場。女子は、島田瑶子(東北信予選免除)と元田彩瑛・佐藤紗花(東北信予選勝ち上がり)の3名が出場。このうち、赤塩 望が2回戦を突破しベスト16入りを果たした。
m&mJTAテニストーナメント団体戦
m&mJTAテニストーナメント団体戦
9月28日(土)
南長野運動公園 女子Aチーム優勝 Bチーム3位 男子Aチーム準優勝 Bチーム3位
地元長野市のテニスショップm&m主催がした団体戦(総体形式:シングルス2・ダブルス1)の大会に参加した。当日は、全日本ジュニア選抜室内の男子長野県予選と重なっていたため、男子の上位陣を除いた全員が4人で1チームを作った。結果は、女子Aチーム(島田瑶子・元田彩瑛・佐藤紗花、田尻千恵)が優勝、男子Aチーム(鈴木健太、小玉駿也、畔上将一、出澤広志)が準優勝、女子Bチーム(小林美智、中島愛実、川久保彩香、花石 萌)と男子Bチーム(上原采悠葵、佐藤峻嘉、桑原尚希、塚田武瑠)が3位になった。
長野県高等学校秋季テニス選手権北信予選
秋季選手権北信予選
10月6日(日)B級男女シングルス 東和田運動公園、10月26日(土)A級男女シングルス・B級男女シングルス、27日(日)A級B級男女ダブルス 南長野運動公園
北信最多 A級・B級あわせて15名が県大会への進出を決める!
【10月6日(日)】
B級男女シングルスが長野運動公園(東和田)テニスコートで行われた。男女それぞれ8名の県大会への出場枠を目指し、中野西からは1年生の男子6名、女子4名が出場した。例年より1年生の出場者が多いうえに、東和田テニスコートの10面だけでは1日で全試合を消化することができず、当日は女子がベスト8、男子はベスト16が決まったところで1日が終わった。結果的には、女子は徳竹沙紀が県大会への出場権を手に入れ、男子では小林大剛、藤澤侑史、町田陽来の3名がベスト16に残った。
【10月26日(土)】
A級男女シングルスの全試合とB級男女シングルスの残り試合が、南長野運動公園テニスコートで行われた。A級の各学校の出場枠は男女それぞれ8名。中野西からは赤塩 望、宮崎祥平、塚野洋平、村山祐也、武田將吾、塚田晃大、池田有多朗、佐藤峻嘉(男子)、島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、田尻千恵、小林美智、川久保彩香、花石 萌、中島愛実(女子)が出場した。北信地区からは男女各16ブロックの優勝者が県大会への出場権を手に入れることができ、結果的に中野西からは、男子で赤塩、宮崎、村山、武田、塚田の5名が、女子で島田、元田、佐藤、小林の4名がブロック決勝を制して県大会への出場を決めた。
B級女子シングルスの順位戦では、徳竹沙紀が8位となった。また、男子シングルスでは、町田陽来が県大会出場を決めるベスト8決めの試合で敗れたものの、小林大剛が2位、藤沢侑史が5位で県大会への切符を手に入れた。
【10月27日(日)】
A級およびB級のダブルスの試合が行われた。A級ダブルスの各校の出場枠は男女それぞれ8ペア。また、県大会への出場枠も男女各8ペアで、5~8位を決定する順位戦もあった。中野西からは、赤塩 望・宮崎祥平、武田將吾・塚田晃大、出澤広志・畔上将一、村山祐也・池田有多朗(男子)、元田彩瑛・佐藤紗花、島田瑶子・田尻千恵、川久保彩香・小林美智、花石 萌・中島愛実(女子)が出場・・・このうち男子で、赤塩・宮崎が2位、武田・塚田が8位になった。また女子で、元田・佐藤が2位になり県大会に出場することになった。
男女各4ペアが県大会に出場できるB級ダブルスには、男子3ペア(小林大剛・山口夏希、和平昌也・藤澤侑史、中島成陽・町田陽来)、女子2ペア(大塚みく・島田流音、稲垣夏織・徳竹沙紀)が出場した。このうち男子はすべてのペアが県大会出場を逃したが、女子は2ペアともに(大塚・島田3位、稲垣・徳竹4位)への県大会への出場権を手に入れることができた。
3日間の秋季選手権北信予選では、A級・B級合わせて男子7名、女子8名、計15名の選手が県大会への出場を決めた。昨年の数字(20名)には及ばなかったが、北信地区では最多の数字。県大会での活躍と来年への期待を感じさせる結果になった。
※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
長野県高等学校秋季テニス選手権長野県大会
秋季選手権長野県大会
11月2日(土)・3日(日) 松本市浅間温泉テニスコート
男子A級ダブルス 赤塩 望・宮﨑祥平ベスト8 女子A級シングルス 島田瑶子ベスト16
〈A級シングルス〉 赤塩 望・・・ベスト32 宮崎祥平、村山祐也、武田將吾、塚田晃大・・・初戦敗退
島田瑶子・・・ベスト16 元田彩瑛、佐藤紗花・・・ベスト32 小林美智・・・初戦敗退
男子では、赤塩は初戦を難なく突破したものの2回戦で敗退。ポイントを取れる大会で初めて県大会に出場した村山と塚田は、やはり初戦から厳しい対戦相手となり初戦で敗退。中信代表のジュニア選手と対戦した武田も初戦敗退。宮﨑は1回戦突破の可能性もあったが、試合前半から凡ミスが多く、後半に立て直すことができないまま初戦で敗退した。女子では、小林が初戦で松商学園の選手に敗退。佐藤は中信代表の選手に苦しみながらも1回戦を突破。逆に元田は伊那弥生ケ丘の選手に完勝して初戦を突破した。しかし、佐藤も元田も、2回戦の相手はそれぞれは第1シードと第2シードの選手という不運な組み合わせで、両者とも2回戦突破を果たすことができなかった。そんななか島田は、1回戦6-4、2回戦はタイブレークにもつれる込む接戦を制して3回戦に進出。ベスト16入りを果たした。
〈A級ダブルス〉 赤塩 望・宮崎祥平・・・ベスト8 武田將吾・塚田晃大・・・初戦敗退 元田彩瑛・佐藤紗花・・・ベスト16
男子では、北信予選8位の武田・塚田は、初戦から第2シードの松商学園のペアが対戦相手となり初戦であえなく完敗。赤塩・宮﨑は、1回戦で中信代表の松本深志のペアに7-5で競り勝ち、2回戦では南信代表の伊那弥生ケ丘のペアにタイブレークを制して競り勝つという苦しい試合を戦い抜き、ベスト8入りを果たした。ベスト4決めは、準優勝した松商学園のペアに、試合前半は善戦したが後半に突き放されて敗退した。ただ、決して楽な組み合わせとは言えなかったうえ、北信代表の他の7ペアすべてが1回戦で敗退していることを考えると大健闘の結果だと言える。女子では、元田・佐藤が1回戦を難なく突破したものの、2回戦で優勝した松商学園のペアに完敗した。
〈B級シングルス〉 小林大剛、藤澤侑史・・・ベスト16 徳竹沙紀・・・初戦敗退
男子では、小林、藤澤ともに1回戦は難なく突破。しかし、2回戦で小林は松商学園の選手に競り負け、藤澤は3位になった上田高校のジュニア選手に敗退した。北信予選8位だった徳竹は、やはり初戦から厳しい組み合わせとなり、優勝した飯田OID高校の選手に完敗した。
〈B級ダブルス〉 大塚みく・島田流音、稲垣夏織・徳竹沙紀・・・ベスト8
大塚・島田ペア(北信予選3位)、稲垣・徳竹ペア(同予選4位)とも初戦は突破したが2回戦で敗退。ただ、ダブルスは各地区予選から4ペアずつが県大会に出場してきており、県大会に出場してきている時点ですでにB級の県ベスト16ということになる。ベスト4入りは果たせなかったが、ベスト8に複数ペアが入ったのは中野西だけだった。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
11月10日(日)・16日(土)
2週にわたって豊科高校と練習試合を行った。10日に木島平やまびこの丘で、雨が降る中で練習試合を行ったが、昼頃から雨足が強まって中止にり、急きょ翌週16日、豊科高校で再対戦をすることになった。16日は風もない絶好のコンディションに恵まれ、1年生を中心に2年生数人のメンバーは、チームダブルス対抗戦に備えて豊科高校のコートでダブルスをメインにした試合を行い、2年生の上位陣は、午前中は扇子田公園のテニスコートで、午後から安曇野市三田総合運動公園で試合を行った。豊科高校と中野西は男女とも力が拮抗しているうえ、高校からテニスを始めた選手が多いという点でチームカラーも似ており、お互いに刺激しあえる間柄にある。16日に再対戦することにしたのも、せっかくの豊科高校との練習試合だったのに、10日は雨で途中に中止になってしまい何となく消化不良感が残っていたからだ。冬期間は北信地方ではなかなか思うように練習試合ができなくなるため、中南信地方など雪の影響が少ない場所まで足を伸ばさなければいけなくなる、豊科高校には冬の間での再戦をまたお願いしたい。
北信高校テニス講習会
11月24日(日)、東和田テニスコートで、石井弘樹コーチ(石井テニスアカデミー:世界の舞台で活躍した元プロ選手)を講師に招いてテニス講習会を行った。中野西は翌日から2年生が修学旅行のため、1年生の10名が参加した。石井コーチはここ数年北信高体連のテニス講習会に来てもらっており、厳しい練習メニューが多い分、中身が濃く収穫が多い講習をしてもらっている。今年は、クロスに攻められたボールに対し、スピンをしっかりかけてクロスに深く切り返して時間を作る練習の他、相手のボールが浅くなった瞬間を見逃さず、コートの中に一歩入って攻撃的なショットを打つ練習などがメインだった。天候にも恵まれ、他校の生徒と一緒に緊張感のある有意義な講習会になった。
また、前日の23日(土)は、同じく東和田運動公園で、2年生を中心に練習試合を行った。須坂高校、市立長野高校、坂城高校が参加し、各校総体形式のチームを何チームか作り、トーナメントで試合をした。中野西からは男子4チーム、女子2チームが出場。来月のクリスマスカップを控え良い練習試合になった。
長野県高校テニス 1年生チームダブルス対抗戦
1年生チームダブルス対抗戦
12月1日(土)男子予選トーナメント・8日(土)女子決勝トーナメント 松本市浅間温泉テニスコート
1年生のみによるダブルスの団体戦(ダブルス3ペア)が行われた。中野西男子の1年生はちょうど6人の3ペア。前週の1週間は、ちょうど2年生が修学旅行に行っていたため、放課後の練習は、集中的にダブルスの練習をしてこの大会に備えてきた。11月30日と12月1日は男子の予選が行われ、中野西男子は12月1日に出場。1回戦の相手は、諏訪清陵Aチームだった。初戦であるうえ初めて体験する団体戦での出場ということもあり、試合開始前はどの選手も緊張した面持ち。3面展開で試合は始まったが、試合が始まるとその緊張が一気に高まったのか、どのペアもイージーなミスショットを連発し、さらに焦りも加わって余計に思うような試合運びができない。結果的にD3が勝ったものの他の2ペアが敗れ、対戦成績1-2でまさかの1回戦敗退となった。その後の順位決定戦では、長野高校Aに敗れたが、上田染谷丘・岩村田の連合チーム、篠ノ井Aチームには勝利し、13位に終わった。
中野西の女子は4人のため、今年はお隣の中野立志館高校との連合チームで出場した。秋季選手権B級の個人戦ダブルスで、4人が県大会出場を果たしていることと、中野立志館の1名が、個人戦シングルスで同じく県大会に出場している実績が考慮され、予選は免除。12月8日の決勝トーナメントからの出場となった。決勝トーナメントは、12ドローで行われたため1回戦はBYE。2回戦で優勝候補の一角である豊科Aチームと松本第一・豊科連合チームの勝者と対戦することになった。予想したとおり2回戦の相手は、豊科Aチームとなった。豊科高校とは、過去に何度か練習試合をしていたため、戦力はほぼ分かっており、D1かD2のどちらかを獲れれば勝機はあると予想できた。3面展開で行われた試合。立志館の選手と急造ペアになったD3は着々とリードを広げたが、もうひとつの急造ペアとなったD2は戦力ダウンを否めず、逆にリードを許す苦しい展開。中野西単独ペアだったD1は、序盤こそ良い流れに見えたが、やはり豊科Aは強かった。一気にリードされて1-6で完敗。結果的にD3は勝ったもののD2も敗れたたため、対戦成績1-2で中野西の敗戦が決まった。5~8位を決めるその後のリーグ戦では、市立長野チームには勝ったが、上田西チーム、赤穂チームには敗れて7位に終わった。チームダブルス対抗戦は、例年、中野西チームが男女ともベスト4に食い込む結果を残してきた。そういう意味では、今回は残念な結果に終わってしまった。選手たちの落ち込みも大きかった分、今後の奮起に大いに期待したい。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
ヨネックスクリスマスカップ長野県高校テニス大会
YONEX Xmas Cup (新人チーム対抗戦)
男子Aチーム 3位! 女子Aチーム 6位
12月15日(日)女子予選トーナメント・21日(土)男子予選トーナメント
22日(日)男子・女子決勝トーナメント
ヨネックスクリスマスカップは、総体形式(シングルス2、ダブルス1の3ポイント)で行われる団体戦の大会。県下の強豪校のほとんどが参加し、今年は男子80チーム、女子70チームがエントリー。各学校2チームまで出場でき、中野西からも男女4チームがエントリーした。このうち男女ともAチームは、長野県テニス協会ジュニアシード基準表のポイント保持者が多いため、予選が免除され、22日の決勝トーナメントにストレートインになった。
【女子予選】
Bチーム(中島愛実、川久保彩香、花石 萌、土屋美樹、鈴木遥佳)
15日の女子予選は、24チームで争われ、A~C3ブロック(1ブロック8チーム)のそれぞれの優勝チームが22日の決勝トーナメントに進出できる。中野西の初戦の相手は、軽井沢Aチーム。中野西は、S2鈴木が敗れたものの、Dの花石・中島とS1の川久保が勝ち、対戦成績2-1で2回戦に駒を進めた。2回戦の相手は、S1に強力なジュニア選手を擁するBブロック第1シードの岡谷南Aチーム。S2も粘り強く侮れない相手だ。3面展開で行われた試合・・・S1花石はやはり厳しい展開でリードを広げられ、D川久保・土屋はゲームを取りつ取られつのシーソーゲーム。S2中島も試合開始早々は順調かと思われたが、次第にリードを許されていく。結果的に、Dも5-7で惜敗。対戦成績0-3で3回戦への進出は果たすことが出来なかった。その後行われた3位決定戦でも松川Aチームに0-3で敗退。Bブロック4位という結果に終わった。
【男子予選】
Bチーム(武田將吾、池田有多朗、佐藤峻嘉、出澤広志)
21日の男子予選は、40チームで争われ、A~E5ブロック(1ブロック8チーム)のそれぞれの優勝チームが翌日の決勝トーナメントに進出できる。中野西の初戦の相手は、長野日大Bチーム。1年生主体のチームだが、油断的ない相手だった。3面展開の試合・・・D佐藤・出澤は一進一退でタイブレークにもつれ込む苦しい展開。S1武田の試合ももつれていた。一方S2池田は着々とリードを広げる形。結果的に、S2池田はそのまま押し切って勝利したが、逆にDとS1は欲しいところでポイントが奪えずに惜敗。対戦成績1-2で初戦敗退という思わぬ結果に終わった。
ただ、その後行われた順位戦では、田川Aチーム、秀峰・松本第一チームに勝ち、Aブロック5位になった。
【女子決勝】
Aチーム(島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、田尻千恵、小林美智)
予選勝ち上がり8チーム+ストレートイン8チーム、計16チームで行われた。中野西は、初戦(松本深志A)を3-0で破って難なくベスト8入り。その後のベスト4入りを懸けた一戦は、宿敵伊那弥生ケ丘との戦いだった。伊那弥生は、今年に限らず過去何年間もしのぎを削りあって来たライバル校。秋の新人戦でもベスト4入りを懸けた一戦で惜敗している。練習試合でも何度も対戦しており、互いに戦力は熟知しており、伊那弥生AチームのS1のジュニア選手の力がやや際立っているものの、他の戦力は伊那弥生、中野西ともほぼ互角であり、DとS2の勝敗が、団体戦の勝負の分かれ目となることは必至だった。そこで、中野西は、シングルスで調子を上げていた元田をS2に配置し、D:佐藤・小林、S1:島田というオーダーを採った。3面展開で行われた試合・・・S1の島田は善戦むなしく1-6で完敗。勝負の行方は予想通り、ダブルスとS2の結果次第となった。・・・結果的に、S2の元田は6-4で勝ったが、ダブルスがタイブレークにまでもつれる試合の末に敗れ、対戦成績1-2で中野西の敗退となった。新人戦のリベンジを果たすべく臨んだ試合だったが、総合力で伊那弥生ケ丘の方が上だったということは認めざるを得ない。来春の高校総体でも中野西の前に立ちはだかるであろうチームのひとつであり、総体形式の団体戦で勝てる力をチーム全体で付けていかなければならないことを痛感した。女子Aチームは、その後の順位戦の結果、篠ノ井Aチームに勝ったが、須坂Bチームに敗れ6位で大会を終えた。
【男子決勝】
Aチーム(赤塩 望、宮崎祥平、村山祐也、塚田晃大)
女子同様、予選勝ち上がり8チーム+ストレートイン8チーム、計16チームで行われた。初戦(松本第一Bチーム)は、S2村山が5-7で惜敗したものの、D宮崎・塚田、S1赤塩が勝ち、対戦成績2-1で2回戦に駒を進めた。2回戦の相手は、同じ北信地区の須坂Aチーム。須坂高校は、新人戦北信地区優勝の強豪校だが、今回はチーム全体を均等にA・Bチームに分けており、そのぶんAチーム単独だとやや戦力が落ちる。ただ、S2に1年生のジュニア選手が控えているため、ダブルスを取ったうえに、S1赤塩が須坂の1番手選手にもあたるAチームのS1に勝てるかどうかが、勝敗を左右すると考えられた。3面展開の試合・・・S2村山は、善戦むなしく1-6で敗退。逆にDは6-4で勝利。予想通りS1対決になったが、S1赤塩はつねにリードしながら進めることができ、何とか6-4で勝利。対戦成績2-1で準決勝進出を果たした。準決勝の相手は、S1に強力なジュニア選手を擁する松本深志。その他にも何人かのジュニア選手がおり、試合開始前から厳しい戦いが予想された。3面展開で行われた試合・・・予想通り、どの試合も苦しい試合を余儀なくされ、長い試合となった。しかし3試合とも4-6のスコアで惜敗。対戦成績0-3で決勝進出を果たすことが出来なかった。続く3位決定戦の相手は、伊那北。2年連続、高校総体で北信越大会に出場している強豪校。S1とS2に強力なジュニア選手を擁するうえ、ダブルス陣も力がある。中野西としても決死の覚悟で臨まない限り勝てる見込みは少ない。須坂戦同様、DとS1の試合が勝敗の鍵を握ると考えられたが、伊那北のS1は、高校2年生の選手の中では、県下で最も力を持っている選手であり、ダブルスが取れてもシングルスを2つ落とす可能性が充分にある試合だった。3面展開の試合・・・S2村山はつねに相手にリードを許して試合が進んだが、逆にS1赤塩がつねにリードする展開に持ち込んでいた。Dもリードを確保しつつ試合を進めており、中野西としては強豪伊那北に勝てるチャンスが見えてきた。結果的に、S2村山は2-6で敗れたが、DとS1ともに終盤相手に追いつかれそうなピンチがあったが、そのまま逃げ切り双方とも6-4で勝利。対戦成績2-1で伊那北を破り3位になった。男子のヨネックスカップでの3位入賞は初めて。来春、高校総体までのさらなる成長が楽しみな結果に終わった。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
New Year Cup in 白子 2014
ニューイヤーカップ あけましておめでとうございます。
1月3日(金)~5日(日) 千葉県白子町テニスコート
例年参加しているニューイヤーカップに今年も参加してきた。九十九里浜で行われるこの大会は、関東北部~東北の強豪校が顔を揃える高い大会(今年は北海道から札幌日大が参加していた)。トップ選手のレベルは高いが、個人戦で行われるうえ参加選手が多いためにレベルの幅は広く、1日に5試合以上の試合をすることができて、冬場の試合経験不足を補うのに役立てることができる。3日は昼過ぎから、久しぶりに明るい屋外のオムニコートでの練習。とても暖かく、半袖短パンでボールを打つ選手が多く、いい汗をかきつつボールの感覚を取り戻すことができた。4日はシングルスのトーナメント(男子の一部はダブルス)と敗者同士の交流戦。5日はダブルスのトーナメントと交流戦。毎年の恒例行事でもあるが、4日早朝には歩いて5分程度の九十九里浜に日の出を見に行った。水平線上の雲の間から朝日が少しずつ昇ってくる幻想的な景色は、長野県では見ることができない。また、夕日が西の地平線に沈んで行くときの大きく真っ赤な太陽もまた、長野県ではお目にかかれない景色だ。3日間とも好天に恵まれ、長野県だと4月頃の陽気。体を動かしていると半袖になってちょうど良い。テニスの楽しさ、気持ちよさを改めて感じることができた3日間だった。
今年も中野西テニスチームは頑張ります。ご声援をよろしくお願いします。
1月18日(土)
女子が、やまびこドーム(松本市)で練習試合を行った。当日は、中野西の他、岡谷南、塩尻志学館、松本蟻ケ崎、山梨県の北杜の5校の女子60数名が集まった。各校3からら4人で1チームを作って、総体形式(S2・D1)で試合を回した。中野西はA~Cの3チーム。遠近感が取りにくいやまびこドームでのテニスだったうえ、前日までの中間テストで練習不足ということもあり、どの選手も思うようなテニスが出来なかったが、広いコートで久々にボールを打ち合うなかで、冬期間の基礎的な練習への課題が見えてきた良い練習試合になった。
群馬県高体連 近県対抗選抜高校テニス大会
近県対抗選抜高校テニス大会
1月25日(土)・26日(日) 群馬県総合スポーツセンター
今年も群馬県高体連テニス専門部主催の強化練習大会に参加してきた。群馬県の新人戦1位~4位校を中心に、埼玉県、栃木県、埼玉県、新潟県から強豪校や強豪選手が集まって、総体形式(シングルス2・ダブルス1)の団体戦で行われた大会。中野西は、男子が赤塩 望、村山佑也、宮崎祥平、塚田晃大、女子は島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、小林美智が参加。男女とも群馬県の3位・4位、他県の2位校が集まったBリーグに入り、2間で6試合を行った。昨年は、男女とも団体戦で1勝も出来ず、他県の強豪校のレベルの高さに圧倒された。今年は、男女とも全員2年生で臨んでおり、昨年よりは力があるチームのはずだった。しかし、結果的に男子が1勝5敗、女子が2勝4敗に終わった。男子にいたってはダブルス陣が全敗。初戦に入るダブルスでポイントを取れず、苦しい形になることが多かった。また逆に、女子はダブルスは取れるが、シングルス2本のうちどちらかが取れないという戦いが多かった。・・・総体形式の団体戦で勝つことの難しさを、選手たちともども感じざるを得ない2日間になった。勝敗の結果も大切ではあるが、春の総体に向けて、いち早くチームとしての課題や個々のテーマを考える良い機会になったし、「総体に向けてもうスタートを切らなければいけない」という気持ちに自然になり、そういう点でとても有意義な大会参加となった。機会を与えていただいた群馬県の先生方に心から感謝させていいただきます。詳しい結果は、群馬県高体連テニス専門部のHPをご覧ください。
2月11日(火)
南長野運動公園で、屋代高校と練習試合を行った。午前中に男子、午後は女子という形で行う予定だったが、土・日に降った大雪のため、予約した6面の北側半分は一面雪に埋まっており(南側半分は事務所のみなさんが除雪してくれていた)、朝一番で除雪作業から始めた。ここ数日冷え込みも強かったため、積雪の下の方は凍ってガチガチ・・・ようやく3面使えるようになったのが11時からだった。結局、男子は13:30までダブルスの試合を3試合ほどできただけだった。女子は早めに来た人から手つかずのコートの除雪を行い、12時半頃から練習を始め、4時までやはりダブルスを中心に試合を行った。ただ、雪かきをしてからの練習は、この時期では当たり前。こうした経験をした上でコートでボールを打つことも大切だ。確かに全国には何の苦労もなく、コートで練習できる高校がたくさんある。しかし、練習の大切さやコートでボールを打てることの有り難みを感じることが出来るこうした体験は、雪深い地域の生徒の強みである。“雪かきして練習”は、中野西テニス部の冬の風物詩でもある。
3月2日(日)
南長野運動公園で長野吉田高校と練習試合を行った。先月の大雪の影響が心配されたが、コートの雪はまったく心配はなかった。前々日まで期末テスト。しかも大雪で一本木のテニスコートも使えなかったため、外でボールを打つのは2月11日以来の2週間ぶりだった。この時期は、人工芝の外のコートで試合をできる機会が少ないため、全員で練習試合に参加することにした。シングルス・ダブルスを含め1人5試合ほどの試合数をこなせ有意義な練習試合になった。
全日本ジュニアテニス選手権東北信予選
全日本ジュニアテニス選手権東北信予選
5月3日(金)・4日(土)・5日(日)
南長野運動公園
北信最多 男女合わせて14名が県大会に進出!
県大会出場者 ※詳しくは長野県テニス協会 のHPをご覧ください。
【男子】
赤塩 望 宮崎祥平 春原広夢 大塚壮史 岩下将也 徳竹 翔
【女子】
池田愛美 永沢明日香 青木優樹 太田桃加 樋口 遥 佐藤紗花 元田彩瑛 島田瑶子
高校総体北信大会
高校総体北信大会
5月11・12・18・19日
南長野運動公園
女子団体戦準優勝!男子団体戦 4位
個人戦シングルス・ダブルス5名が県大会へ
【男子】
第3シードの中野西は2回戦からのスタート。初戦の長野東には3-0のスコアで勝利し、県大会進出(ベスト4)を懸けた屋代高校戦に臨んだ。時おり雨が激しくなるなか2面展開で行われた試合・・・S1赤塩は難なく勝利したものの、Dの徳竹・岩下は緊張のためか動きが堅く、1ゲームリードされては追いつくという苦しい展開となった。S1の後に入った春原は、気合いの入ったプレーで相手選手を圧倒して4-1までリードを広げた。しかし、ダブルスがシーソーゲームの末に破れて、勝敗の行方はS2春原に託されと、序盤はリードを広げていた春原だが、ダブルス陣の不調が影響してか次第にポイントを取られることが多くなり、相手選手に4-4にまで追いつかれてしまった。雨は降りしきり、ボールは重たく弾まない。決まるボールが決まらず、長いラリーが続く試合となったが、最後は春原が粘って6-4で勝利。対戦成績2-1で屋代高校を下した。まさかの北信予選敗退の危機を脱し、選手たちも応援の生徒たちも、抱き合って春原の勝利を称えた。続く準決勝の相手はジュニア選手を揃える長野高校。中野西は、DとS1は同じ布陣、S2に大塚壮史をよおいて試合に臨んだ。3面展開の試合・・・S1:赤塩は、長野高校のS1(昨年度北信総体のシングルスチャンピオン)に前半は食いついていたが、次第にリードを広げられて結局3-6で敗退。ダブルス陣は屋代戦の鬱憤を晴らすように善戦して一進一退の試合を繰り広げていた。S2:大塚も序盤は良い形で試合を進めていたが、後半から崩れはじめ結果的に4-6で敗退。ダブルス陣の結果が出る前に対戦成績1-2で敗退した。3位決定戦は長野日大戦。昨年秋の新人戦でも3位決定戦で対戦しており、そのときは勝利できた相手・・・しかし、今回(総体)の団体戦の形式だと苦しい展開になることが予想された。3面展開の試合。S1:赤塩は6-3で勝利したが、予想通りダブルス(徳竹・岩下)、S2(大塚)ともに苦しい試合運びになった。結果的にダブルスが3-6、S2が1-6で敗れ、対戦成績1-2で長野日大に敗退した。
【女子】
第2シードからのスタート。決勝進出を懸けた篠ノ井戦では、S1:池田愛美が敗れてヒヤリとさせられる場面もあったが、D:永沢明日香・元田彩瑛、S2:佐藤紗花が安定した強さを見せて勝利。対戦成績2-1で決勝戦進出を果たした。決勝の相手は、須坂高校。今年度の須坂高校には、長野県トップクラスのジュニア選手2名が新戦力として加わっており、松商学園さえも脅かす強豪校になった。中野西は、D:元田・佐藤、S1:永沢、S2:池田というオーダーで臨んだが、やはり力の差は歴然としており、S1が0-6、S2も1-6で完敗。対戦成績0-2で準優勝に終わった。
【個人戦】
◎シングルス 赤塩 望 4位 永沢明日香 3位 池田愛美 7位
◎ダブルス 樋口 遥・元田彩瑛尾 3位 永沢明日香・池田愛美 4位 ※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
高校総体長野県大会
高校総体長野県大会
5月31日~6月2日
南長野運動公園
女子ベスト4入りならずベスト8どまり・・・
【男子】
男子の初戦の相手は、伊那北高校。新戦力のジュニア選手を加え、S1・S2・Dのすべてにジュニア選手を揃える強豪校。もちろん南信地区1位で県大会に進出してきた。北信予選4位の中野西としてやむを得ない相手だ。中野西は、D:徳竹 翔・岩下将也、S1:赤塩、S2春原という布陣で臨んだが、3ポイントともに0-6で完敗。強さを見せつけられた結果に終わった。
【女子】
北信予選の準優勝の女子は第4シード。初戦の相手は、中信地区4位の豊科高校。4位とは言え、激戦中信地区の4位だけに最も警戒しなければならないチームのひとつだった。中野西はDに永沢明日香・佐藤紗花、S1に池田愛美、S2に元田彩瑛というオーダーで臨んだ。2面展開で行われた試合・・・ダブルスの永沢・佐藤は6-1で相手ペアを圧倒して勝利。そしてS1池田も、相手選手の粘り強いストロークに苦しみながらも何とか6-4で勝利。対戦成績で2勝して中野西の2回戦進出が決まった。初戦だったため勝敗決定後もS2の試合も行われたが、S2元田が3-6で敗れたため対戦成績は2-1での勝利となった。2回戦の相手は、第5シードの上田西高校。S1とS2に強力なジュニア選手を擁すうえ、ダブルスに新戦力を加えた強豪チーム。小細工をして勝てる相手ではない。中野西はS1:永沢、S2:池田、D:佐藤・元田という布陣をとった。ダブルスの佐藤・元田は一進一退の試合展開・・・しかし、シングルス陣の力の差はやはり否めず、ダブルスが善戦している間に、2人とも3-8で敗れ、対戦成績1-2で中野西の敗退が決まった。昨年に続く北信越大会出場は果たせなかったが、硬式テニス高校デビューの選手たちの活躍は、後輩をはじめ多くの声援に勇気や希望を与えたことに間違いない。
【個人戦】
女子シングルス 永沢明日香 ベスト16 女子ダブルス 樋口 遥・元田彩瑛 ベスト16
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
全日本ジュニアテニス選手権長野県予選
全日本ジュニアテニス選手権長野県予選
6月22日(土)・23日(日)
浅間温泉テニスコート
【シングルス】
U-18のカテゴリーに、男子は春原広夢、赤塩 望、宮崎祥平の3名が、女子は永沢明日香、池田愛美、太田桃加、青木優樹、樋口 遥、佐藤紗花、元田彩瑛、島田瑶子の8名がっ出場した。このうち、赤塩が3回戦に進出してベスト16入り、永沢、太田、島田が初戦を突破しベスト32に入った。
【ダブルス】
同じくU-18に、男子は赤塩 望・宮崎祥平、大塚壮史・春原広夢、岩下将也・徳竹 翔の3ペアが、女子は森山佳菜・田尻千恵、青木優樹・佐藤紗花、樋口 遥・元田彩瑛、池田愛美・永沢明日香、太田桃加・島田瑶子の5ペアが出場した。しかし、赤塩・宮崎が初戦を突破したのみで、その他のペアは初戦を飾ることができなかった。
※詳しくは 長野県テニス協会 のHPをご覧ください。
6月29日(土)
木島平やまびこの丘公園で、豊科高校と練習試合を行った。3年生引退後、新チームによる初の練習試合。選抜大会形式(シングルス3、ダブルス2)での対戦を繰り返した。豊科高校は、男女とも中野西とよく似た特徴を持ったチーム・・・選抜(新人戦)県大会では、中野西の前に立ちはだかるだろうチームのひとつだ。実際、男子は2年連続で1回戦は豊科高校だった。昨年は勝てたが、一昨年は負けているライバルチーム。練習試合の結果もほぼ互角で、緊張感あるとても良い1日になった。
国体北信予選
国体北信予選
7月6日・7日
南長野運動公園
男女7人ブロックずつの優勝者が県大会に出場できる大会。また、例年、中野西の1年生にとっては、公式戦初出場になる大会でもある。男女38人部員全員が出場した。このうち男子では、赤塩 望、宮崎祥平、武田將吾の3名がブロック決勝に進出し、赤塩が県大会出場を決めた。女子では、島田 瑶子、佐藤紗花、元田彩瑛、小林美智の4名がブロック決勝に進出し、島田が県大会出場を決めた。男女合わせて7名のブロック決勝進出は北信最多。3年生引退後、初の公式戦で、今年も幸先の良い結果を残せた。
※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
7月20日(土)
南長野運動公園で、伊那弥生ケ丘高校と練習試合を行った。伊那弥生女子は、昨年の選抜大会(新人戦)の県大会で熾烈な激闘を繰り広げたチーム。今年もほぼ互角のチーム力で良い練習試合・・・刺激になったうえ、夏期休業に向けて多くの課題を見つけることができた。男子は、中野西のほうがやや力が勝った感じで、勝てた試合が多かった。
7月21日(日)
昨日に続き、長野運動公園で長野高校と練習試合を行った。午前中は、長野高校男女との団体戦(選抜形式)、午後からは、長野日大と伊那弥生も加わり、長野日大のテニスコートも使って個人戦形式で試合を行った。梅雨明け直後の猛暑のなか、文字通りの熱戦が繰り広げられた。
7月27日(土)
南長野運動公園と屋代高校のテニスコートを使って、屋代高校と練習試合を行った。選抜大会形式(シングルス3、ダブルス2)で何対戦か繰り返したが、男女ともすべて勝つことができた。当日は、信州スカイパークで国体の長野県予選も行われており、男子で赤塩、女子で島田が参加していた。島田は初戦で敗退したが、赤塩は初戦を突破し、ベスト16に入った。
ながのサマージュニアテニス大会
ながのサマージュニアテニス大会
7月29日~31日
南長野運動公園 女子ダブルス 佐藤・元田ペアが準優勝!
男子シングルスは、29日(月)に行われ、U-18で赤塩 望が3位になり、U-16で小林大剛と町田陽来がベスト8に入った。女子シングルスは、30日(火)に行われ、島田瑶子と元田彩瑛がベスト8に入り、U-16で大塚みくと島田流音がベスト8に入った。また、男女ダブルスは31日(水)に行われ、女子U-18で佐藤紗花・元田彩瑛が決勝で敗れて準優勝、U-16では、男子で中島成陽・和平昌也、女子で稲垣夏織・徳竹沙紀が3位になった。
8月1日(木)
石川県の金沢伏見高校と練習試合を行った。まだ梅雨明けしていない金沢市は、朝まで小雨が降ったり止んだり・・・。9時過ぎ頃から雨は完全に止んだが、長野県では体験できないようなものすごい湿気・・・少し体を動かしただけで汗だく。体も重く感じらるだけならいざ知らず、ボールが思い。打ったボールが飛んで行かない。良いコースにボールを打ったはずなのに拾われる。相手のボールも予想以上に飛んでこない。タイミングがまった合わない。気圧と湿気のせいだろう。夕方近くになって、ようやく普段の試合らしくなってきた。長野県とまったく違う自然状況のなかで試合をして、選手たちはその違いに驚いたはずだ。非常によい経験ができた。
8月2日(金)
小布施町営コートで、須坂高校と練習試合を行った。須坂高校は、男女ともジュニア選手を揃え、新人戦(選抜大会)北信予選ではダントツの優勝候補。練習試合でもやはり負けた試合が多かった。コートが少なかったため(午前2面、午後5面)、ショートゲームで試合をしたので試合数はこなせ、夏期強化合宿を前に良い練習試合ができた。
夏期強化合宿
夏期強化合宿
8月5日~7日
木島平村やまびこの丘
毎年恒例の上田西高校テニス部との合同の夏期合宿を、8月5日(月)から7日(水)、木島平村やまびこの丘テニスコートで行った。上田西との合同合宿は今年で3年目。例年同様、初日はそれぞれの学校で練習、2日目は学校を越えて男女別に分けて練習。最終日は終日練習試合という日程だった。今年は、3日間長野日大の選手3名が特別に参加。2日目には、終日上田高校の女子4名、午後から長野日大の選手男女15名が参加。また、最終日には上田染谷丘の男子3名が練習試合に合流した。初日は夕方5時半頃から近くで雷は鳴り始めたため、予定より1時間ほど早く練習を切り上げたが、天気予報では心配された2日目は、午前は曇っていたが午後からは好天に恵まれ、最終日は真夏の炎天下での試合となった。朝から夕方までラケットを握ってコートを走り回るという体験は、1年生にとっては初めてであり、初日から練習について行くのがやっとという感じで、疲労の表情を隠せなかった。しかし、1年以上中野西テニス部に籍を置いている2年生は、さすがに体力的に余裕があり、自分の課題に取り組みつつ充実した時間を過ごしていた。合宿が終わると、12日から全日本ジュニア選抜室内の東北信予選、今月終わりには、新人戦(全国選抜)の北信予選が行われる。先月終わりのサマージュニアでの反省をふまえ、各選手にとって様々な点で中身の濃い強化合宿にすることができた。
8月9日(金)
南長野運動公園で、篠ノ井高校男女と田川高校男子と練習試合を行った(篠ノ井女子とは午前のみ、篠ノ井男子とは午後のみ。田川とは終日)。気温35度は超えているのではないかと思われる猛暑だったが、中野西にはだれ一人体調を崩す選手がおらず、体力的・精神的な部分や自己管理能力という点での成長を感じ取ることができた。来週の全日本ジュニア選抜室内東北信予選でもおそらくハードな気象条件のもと、タフな試合をしなければならないはずだ。夏場の練習や練習試合は確かにキツイ。しかし、だからこそ夏場のこの時期にしか鍛えられないこともある。頑張って乗り切ってもらいたい。試合の方は、男子A・B2チームを作って選抜大会の方式で試合を繰り返し、Aチームは篠ノ井A・B、田川に対して5ポイントすべて取って全勝。女子は個人戦シングルスの形式を1人2試合行い、ほとんどの選手が1勝1敗 or 2勝の結果だった。
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権東北信予選
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権東北信予選
8月12日~13日
南長野運動公園 男子1名、女子3名が県大会へ(予選免除2名を含め)
男女それぞれ16名が東北信から県大会に進出できる大会。中野西からは、長野県ジュニアシード基準のポイントで、赤塩 望と島田瑶子が予選を免除(県大会ストレートイン)されたため、2名を除いた部員全員(36名)が出場した。16のブロックに分かれた組み合わせで、ブロック決勝の勝者が県大会への切符を手に入れることができる。男子では、16のブロックのうち5つのブロック(塚野洋平、池田有多朗、塚田晃大、武田將吾、村山祐也)で決勝に駒を進めたものの、目に見えない決勝戦のプレッシャーからかどの選手も本来のプレーをできずに惜しくも敗退した。女子は、4つのブロックで決勝に進出(元田彩瑛、佐藤紗花、小林美智、川久保彩香)、このうち元田、佐藤の2名が決勝戦を制して県大会への切符を手に入れた。県大会は、9月28日、29日に松本市浅間温泉テニスコートで行われます。
※詳しくは 長野県テニス協会 のHPをご覧ください。
北信地区高校テニス講習会
北信地区高校テニス講習会
8月14日~15日 南長野運動公園
北信高体連主催のテニス講習会が8月14日(水)・15日(木)、南長野運動公園で行われた。2日間ともにヨネックスの契約プロ中本 圭氏を講師に招いての講習。中本氏は、ここ数年北信地区の講習会にお招きしているが、毎回分かり易く上達が実感できると好評のコーチで、今回はストローク力の向上をテーマにした内容でご指導いただいた。中野西の生徒は、1日目に2年生が、2日目に1年生が参加。気温35度前後はあろうかという猛暑のなか、文字通り汗にまみれてひたすらボールを追いかけ、打ちまくった2日間となった。
グレープカップ
グレープカップ
8月16日~17日 甲府市小瀬総合運動公園
山梨県高体連主催の強化大会“グレープカップ”に参加してきた。シングルス1、ダブルス2の3ポイントで行う変則的な団体戦だが、選抜大会(シングルス3、ダブルス2)に向けてダブルス陣の強化につながればと考え参加することにした。中野西は、選抜大会で主力になると思われる男女6人(男子:赤塩・宮崎・村山・塚田・池田・武田、女子:島田・元田・佐藤・田尻・小林・花石)で参加。2日間にわたって男子28チーム、女子20チームがしのぎを削った(関東地域を中心に強豪校が顔を揃えるレベルの高い大会)。1日目は、いくつかのグループに分かれてのトーナメントorリーグ戦が行われ、男子はAトーナメント(4チーム)で、初戦、山梨県中学選抜に敗れたが、3位決で川口北Bに勝って3位。女子はAトーナメント(4チーム)で、初戦、桐蔭学園Bに勝って、決勝で学館浦安に敗れて2位だった。2日目は、1日目の結果をもとにA~Cのトーナメントに割り振られ、中野西は男女ともBトーナメントになった。結果は・・・男子は初戦で都立西Aに1-2で敗れて1回戦敗退。女子は、初戦こそ八千代Bに3-0で勝ったが、2回戦で浦和東に0-3で敗れた。両日ともトーナメントで敗れたチームには練習試合が組まれ、2日間で8~9試合の団体戦を行えた。夏期休業のスケジュールもほぼ終わりになってきて、これまでの成果を試すと同時に、新しい課題を潰していかなければならない時期にきた。そういう意味では、高いレベルの中で試合をすることができたことは、選抜大会の県大会に向けて再度自分たちの現状を見つめ直し、今後の課題に取り組んで行くためにはとても良い機会になったと考える。
8月20日(火)
豊科高校と信州スカイパークで練習試合を行った。豊科高校は、男女とも中野西とよく似たチームカラーのチームでレベル的にもほぼ互角。 県大会では、毎年中野西の前に立ちはだかり、今年も県大会では大きな壁になると予想される学校だ。6月の終わりにも新チーム最初の練習試合を木島平で行っており、今回は、夏休みの成果・結果を豊科高校との試合のなかで見ておきたいという思惑があったし、豊科高校としても同じような目的で練習試合に臨んで来た。試合はすべて選抜大会の形式で繰り返し行い、男子は4対戦と半分、女子は3対戦と半分やったところで時間となった。結果は、男子は4対戦とも3-2で中野西が勝利。女子は最初の対戦は2-3で中野西が敗れたが、あとの2対戦は4-1で勝利した。6月の練習試合ではもっと多くの勝ち星を挙げることができていたから、豊科高校は夏休み中に間違いなくレベルアップしている。中野西も個々の選手の力量はレベルアップしてはいるものの、例えば団体ダブルスの戦い方など団体戦5ポイント全体の戦い方としてはまだまだのところが多いという感想を持った。今月末は選抜北信予選、来月なかばには県大会が迫っている。チームとしてどう戦うか、チームの中で自分がどう戦うか・・・その意識をすべての選手がつねに共通して持ち、日々の練習に取り組めれば、“中野西”ももっと強くなれると感じた1日でもあった。
新人戦北信大会(全国選抜大会北信予選)
新人戦北信大会(全国選抜大会北信予選)
8月31日・9月1日
南長野運動公園
女子団体 準優勝!
男子団体戦 3位!
全国大会に向けて まず1歩・・・
新人戦は、来年3月に福岡で行われる“全国選抜”の予選を兼ねる大会。団体戦で全国大会にへの道があるのは、高校総体とこの選抜大会だけ。高校総体は各県1校しかインターハイに出場できないのに対し、選抜大会は、北信越地区から女子5校、男子4校が全国大会への出場権を手に入れる。当然、ひとつの県から2校が選ばれることもあるわけで、実際に4年前には中野西女子が松商学園とともに全国選抜に出場した。しかも、高校総体がシングルス2・ダブルス1の3ポイントで争われるのに対して、選抜はシングルス3・ダブルス2の5ポイントでの団体戦であるため、少数のトップ選手だけでは勝つことが難しく、選手層の厚さも必要となる。ジュニアのトップ選手には恵まれないが、一定以上の実力を持っている選手の層で言ったら、例年中野西は県下でも屈指のチームを作ってきた(昨年は女子が県3位、男子は5・6位)。今年も男女ともに例年以上のチームになって来ており、選手たちの士気も高い。3年生が引退したあと、2年生を中心にこの大会を目指して夏の厳しい練習を乗り越えてきた。・・・チームみんなで戦う“選抜”・・・その緒戦、北信予選が8月31日(土)・9月1日(日)南長野運動公園で行われた。
【男子】(メンバー:赤塩 望、宮崎祥平、村山祐也、池田有多朗、塚田晃大、武田將吾、塚野洋平、小林大剛、鈴木健太)
男子は第4シードの2回戦からスタート。初戦の相手は、長野西に競り勝って来た須坂東。中野西は、基本オーダーであるS1:赤塩、S2:村山、S3:池田、D1:宮崎・塚田、D2:武田・塚野という布陣で臨んだ。2面展開で行われた試合・・・中野西が初戦であったため5試合すべて行ったが、S1が6-1、D1が6-0、S2が6-1、D2が6-2、S3が6-1 対戦成績5-0で完勝した。ベスト4入りをかけた3回戦の相手は屋代高校。中野西は、初戦同様のオーダーで臨み3-0で勝利。準決勝に駒を進めた。準決勝の相手は須坂高校。ジュニア選手を多数擁する優勝校の筆頭チームだ。ただ、今年の中野西の戦力を考えると、S1かD1を取って後半の試合に持ち込めれば、決して勝てない相手ではない。中野西は、2回戦・3回戦同様のオーダーで試合に臨んだ。2面展開で行われた試合。D1(宮崎・塚田)の2人は、準決勝という大一番に緊張してか動きが硬く、本来の試合ができないまま試合早々1-4までリードを許してしまう苦しい展開となった。一方、S1赤塩は、相手選手の調子が上がらない前半に着々とリードを奪っていた。そうした間に、隣りのコートで行われていた別の団体戦が終了し、そのコートにS2村山が入ることになって試合進行が3面展開になった。相手のS2は1年生ながら実力者のジュニア選手で、練習試合でも完敗しており、厳しい試合が予想された。しかし、試合が始まると団体戦の異様な雰囲気に飲まれてか、また村山の気迫あふれるプレーに押されてか、相手選手に本来のプレーが見られず、1ゲームはリードされるが、次のゲームは村山が取って追いつくという白熱した試合運びとなった。すると村山の気迫がD1の2人にも伝わったのか、2-5から盛り返し始め、一気に5-5まで追いついた。S1赤塩は6-3で勝負を決めたので、D1も逆転勝ちできれば、相手の1年生S2・S3にプレッシャーをかけつつ有利に試合運びができる可能性も出てきた。しかし、D1は5-5に追いつきながらもあと2ゲームを連取できず5-7で敗退。D1・S1の後に入ったD2・S3とも動きに硬さが見られ、D2は3-6、S3は2-6で敗れ、対戦成績1-3で中野西の敗退が決まった。D2・S3の試合が終わった時点で、S2村山は4-5と健闘していたので、D2・S3の戦いによっては違う結果になっていたかもしれない。そういう意味では惜しい結果になった。しかし、優勝候補筆頭、県下でも北信越大会に最も近いチームのひとつに健闘できたことは、選手たちにとっては少なからず自信
になったものと考える。3位決定戦は、翌1日に市立長野高校と行い、S1赤塩6-3、D1宮崎・塚田6-0、S2村山6-1で圧勝。北信予選3位での県大会進出となった。
【女子】(メンバー:島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、田尻千恵、小林美智、川久保彩香、中島愛実、花石 萌、土屋美樹)
女子は第2シードからのスタート。初戦の相手は、長野日大に快勝してきた長野西。中野西は、S1:島田、S2:元田、S3:佐藤、D1:田尻・小林、D2:中島・花石という布陣で臨み、D1を4-6で落としたものの残りはすべて勝ち、対戦成績4-1で3回戦に駒を進めた。3回戦の相手は篠ノ井高校。練習試合やその他の大会で何度か対戦しており、お互いに戦力を知り尽くした相手だった。それだけに中野西の選手もライバル心をむき出しにしていた。3面展開で行われた試合・・・篠ノ井のS1は硬軟織り交ぜた様々なプレーができる実力選手だが、島田も一歩も引かず常にリードを守り抜いて6-4で勝利。S2元田の相手は、ボールコントロールが上手なジュニア選手だが、元田も気持ちが入ったボールを打ち続けて徐々にゲームを奪い6-2で勝利。D1田尻・小林は、緊張からか動きが硬かったものの何とか6-4で勝利。選手たちの集中力は見事だった・・・対戦成績3-0で決勝戦への進出を決めた。決勝の相手は、男子同様、優勝候補の筆頭・・・須坂高校。S1からS3まで県下屈指のジュニア選手を擁し、D2は1年生のためやや力が落ちるのの、D1は昨年以来ずっとペアを組んでいる2年生ペア。中野西は、何とかダブルスを2本取って、S3勝負にさえ持ち込めれば、1年生の相手S3と佐藤紗花との対戦になり、勝負はどう転ぶかわからないところもあった。3面展開で行われた試合・・・S1島田は、健闘はするものやはり力の差を否めず0-6で完敗。一方、D1田尻・小林は、序盤は互角の試合運びだったが、中盤から弱気な凡ミンを繰り返すようになり、結果的に2-6で敗退。S2元田も同様に、序盤は相手ジュニア選手から見事なショットでポイントを奪う場面が何度もあったが、中盤から突然サーブが乱れ始め、結局2-6で敗退。対戦成績0-3で敗れた。中野西は、新人戦北信大会は、実はこれまで4年連続で優勝しており、今年は5連覇を懸けた決勝戦だった。残念ながら須坂のジュニア集団に敗れ、中野西の連覇が途絶える結果になってしまった。ただ、県下でも北信越大会出場の最有力校と決勝戦で戦えたことは、男子同様、大きな自信になったはずだ。県大会での奮起を期待したい。
※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
新人戦長野県大会(全国選抜大会長野県予選)
新人戦長野県大会(全国選抜大会長野県予選)
全国選抜長野県予選からは、各県2校が北信越予選への出場権を得られる。北信予選から2週間・・・選手たちは、この日のために一生懸命に練習してきた。この2日間に懸ける選手たちの思いは筆舌に耐えないほどの大きさがあった。だからこそ、目に見えないプレッシャーが大きかったことも否めない事実だった。
【男子】
北信予選を3位で通過してきた中野西・・・初戦の相手は、南信地区4位の岡谷南高校。県大会の1週間前の練習試合で、シングルス2・3を落として3-2で勝った相手だった。練習試合や南信予選の様子から、相手チームはダブルスに主力をおいてくるだろうと想定できた。中野西は、北信予選同様のS1:赤塩。D1:宮崎・塚田、S2:村山、D2:武田・塚野、S3:池田というオーダーで試合に臨んだ。2面展開で行われた試合。S1赤塩は6-0で圧勝したものの、D1宮崎・塚田は試合開始から動きが硬く、なかなかリードを奪えない苦しい展開となった。S1のあとに入ったS2村山は、相手選手のミスの少ないつなげるテニスに、自ら強打を打ってミスを連発、こちらも相手選手にリードを許す苦しい展開。D1宮崎・塚田は、自分たちのペースに持ち込めることなく結果的に2-6で敗退。S2村山は、試合途中からつなげるテニスに徹し始めて次第にリードを縮め、結果的に7-5で逆転勝利。対戦成績で2-1とリーチをかけた。ところが、D1のあとに入ったD2武田・塚野も、D1とS1の試合が伝染したかのように、まったく本来のプレーができず、1ゲーム取ったり取られたりのシーソーゲーム。6-5でマッチポイントを握るところまで行きながらも、そのゲームを落としてタイブレークにもつれ込んだ。S2村山のあとに入ったS3池田は、S2村山の試合を見たせいもあってか、積極的に攻めるが、打ち急いで逆にミスショットを連発。こちらも相手選手にリードを奪われる展開になって行った。D2の試合は、タイブレークに入ってからもシーソーゲームが続き、結局タイブレークを2ポイント差の6-8で落として6-7で敗戦。対戦成績2-2で、勝負の行方はS3池田に託された。池田は試合途中からつなげるテニスに変え、徐々にリードを縮めて行ったが、欲しいポイントでのミスが目立ち、結果的に4-6で敗戦。対戦成績2-3で中野西の敗戦が決まった。新人戦での初戦敗退は2年ぶり。今年のチームは選手層が厚く、上位進出のチャンスが十分にあっただけに非常に残念な結果に終わった。
【女子】
北信予選準優勝だった女子は、第7シード位置で2回戦からのスタート。初戦の相手は、1回戦で野沢北との激戦を3-2で制して勝ち上がってきた松本蟻ケ崎。中野西は初戦であるうえ、男子の敗戦を目の当たりにした直後の試合だったことから、選手たちの顔には、普段では見られないような不安や緊張の表情が見られ気になった。中野西は、S1:島田、D1:田尻・小林、S2:元田、D2:中島・花石、S3:佐藤というオーダーで臨んだ。2面展開で行われた試合・・・S1島田は、相手選手に苦しめられながらも何とか6-4で勝利。ところがD1田尻・小林は、体の動きが硬く普段通りのプレーが見られない。一進一退の試合の末5-7で敗れるという思わぬ展開。そのあとに入ったS2元田が6-4、D2中島・花石が6-1、S3佐藤が6-0で勝ったから対戦成績4-1で勝利できたものの、ベスト4を決める次の試合に向けて不安をぬぐえない内容の試合になった。次の対戦相手は、南信地区1位で勝ち上がってきた伊那弥生ケ丘。昨年のこの大会でも激闘を繰り広げた数年来のライバル校(昨年はD2の逆転勝ちで3-2で勝利)。練習試合も何度かやって来ており、お互いに戦力を知り尽くした対戦相手だった。伊那弥生ケ丘は、S1に出場するジュニア選手を軸に、ダブルスにもシングルにも活躍できる選手を複数人揃える層が非常に厚いチーム。S1とD1の両方を取るのは至難の業と考えられたため、初戦で不発に終わった田尻・小林に代えて、D1に2番手の元田を入れるオーダーを採った(S1:島田、D1:元田・花石、S2:佐藤、D2:川久保・小林、S3:田尻)。しかし、伊那弥生ケ丘のオーダーは、こちらの予想を覆し2番手・3番手でD1を組んできた。S1とD1を一気に取りに来る作戦だ。2面展開で行われた試合・・・S1島田は、試合開始当初は善戦しているかに見えたが、その後は一気にリードされて1-6で敗退。D1元田・花石も力の差を否めず0-6で敗退。いきなり相手チームにリーチを懸けられる苦しい展開となった。あとが無い厳しい状況のなかでコートに入った佐藤も、相手選手のつなげるテニスに苦しめられリードを許す絶対絶命の試合運びになっていた。D1のあとに入ったD2川久保・小林は、試合序盤は互角の試合をしていたが、中盤から徐々にリードを広がられていく。そんななかS2佐藤は、逆転の末に何とかタイブレークを制して勝利し対戦成績を1-2とした。しかし、D2川久保・小林のスコアは2-4、2-5となって行く。結果的に、川久保のロブがサイドラインを大きく割ってゲームセット。対戦成績1-3で中野西の敗戦が決まった。D2が負けた時点で、隣のコートに入っていたS3田尻が4-2とリードしていたことを考えると、D2が取れていれば逆に中野西の勝利に終わっていた可能性もある。昨年の3位以上の結果を目標に頑張ってきた選手たちだったが、今年の選抜はベスト8入り止まりで終わってしまった。・・・昨年までは、中野西=ダブルス強という伝統があった。しかし、今年のチームに限っては、そうしたチームを作ることができなかったのが敗因のひとつだと考えられる。“団体戦ではダブルスが重要”ということを改めて感じさせられる結果となった。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
テニス部OBの教育実習生が来ました。
全国選抜長野県予選が終わった翌日の月曜日から、テニス部の2人の0Bが保健体育科の教育実習でやって来た(早野充紀:桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部スポーツ教育学科、上原 翔:大東文化大学 スポーツ・健康科学部スポーツ科学科)。授業の準備の合間を縫って放課後の練習を見てくれたり、大会のアドバイス等で生徒たちの指導をしてくれた。
「教育実習で9月17日から10月4日までお世話になりました。部活の方へは、土日の試合と放課後の部活の終わりに少し顔を出すことしかできませんでしたが、テニス部のみなさんは、一人ひとり個性的で元気で、良いチームだなあという印象を持ちました。今回は、試合後のアドバイスしかできなかったので、時間を見つけて技術的な指導もしに来れたらと思っています。短い時間でしたが、本当にお世話になりまいた。」(早野充紀)
「3週間、保健体育の教育実習でお世話になりました。私に関しては、夏休みに部活の練習に参加させてもらったり、選抜大会の応援に行ったりしたこともあって、テニス部のみなさんとは以前からある程度のコミュニケーションを取ることができていました。しかし、いざ実習が始まると、授業の準備に追われてコートに立って指導することはほとんどできず、練習を見て気付いた点をアドバイスすることぐらいしかできなかったのが心残りです。現在の中西テニス部は、男子は元気、女子は意欲に溢れているなと感じます。また、大会では男女全員で応援しており、チームの団結力も見て取れました。部員たちのみなさんには、歴代の先輩たちが残してきてくれた伝統を誇りに、チーム一丸となって日々の練習により一層励んで行ってもらいたいと思います。また、赤塩には、授業の進め方や指導案作りのポイントなど実習面においても指導していただき感謝しています。立派な教師になるには、多くの知識と経験が必要だと思いますが、赤塩先生のように生徒と真っ正面から向き合い。生徒のためにより多くの時間を費やす、そんな熱い教師・顧問になれるように今後も精進していきます。時間があるときには、部活に顔を出しに来たいと思うので、今後ともよろしくお願いします。3週間という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。」(上原 翔)
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権長野県予選
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権東北信予選
9月28日(土)・29日(日)
信州スカイパークテニスコート 男子シングルス 赤塩 望 ベスト16
東北信予選と中南信予選を勝ち上がった32名と予選免除者(長野県テニス協会ジュニアシード基準表による)32名、計64ドローで行われた県予選。男子は、赤塩 望(東北信予選免除)と塚野洋平(当日のラッキールーザー)の2名が出場。女子は、島田瑶子(東北信予選免除)と元田彩瑛・佐藤紗花(東北信予選勝ち上がり)の3名が出場。このうち、赤塩 望が2回戦を突破しベスト16入りを果たした。
m&mJTAテニストーナメント団体戦
m&mJTAテニストーナメント団体戦
9月28日(土)
南長野運動公園 女子Aチーム優勝 Bチーム3位 男子Aチーム準優勝 Bチーム3位
地元長野市のテニスショップm&m主催がした団体戦(総体形式:シングルス2・ダブルス1)の大会に参加した。当日は、全日本ジュニア選抜室内の男子長野県予選と重なっていたため、男子の上位陣を除いた全員が4人で1チームを作った。結果は、女子Aチーム(島田瑶子・元田彩瑛・佐藤紗花、田尻千恵)が優勝、男子Aチーム(鈴木健太、小玉駿也、畔上将一、出澤広志)が準優勝、女子Bチーム(小林美智、中島愛実、川久保彩香、花石 萌)と男子Bチーム(上原采悠葵、佐藤峻嘉、桑原尚希、塚田武瑠)が3位になった。
長野県高等学校秋季テニス選手権北信予選
秋季選手権北信予選
10月6日(日)B級男女シングルス 東和田運動公園、10月26日(土)A級男女シングルス・B級男女シングルス、27日(日)A級B級男女ダブルス 南長野運動公園
北信最多 A級・B級あわせて15名が県大会への進出を決める!
【10月6日(日)】
B級男女シングルスが長野運動公園(東和田)テニスコートで行われた。男女それぞれ8名の県大会への出場枠を目指し、中野西からは1年生の男子6名、女子4名が出場した。例年より1年生の出場者が多いうえに、東和田テニスコートの10面だけでは1日で全試合を消化することができず、当日は女子がベスト8、男子はベスト16が決まったところで1日が終わった。結果的には、女子は徳竹沙紀が県大会への出場権を手に入れ、男子では小林大剛、藤澤侑史、町田陽来の3名がベスト16に残った。
【10月26日(土)】
A級男女シングルスの全試合とB級男女シングルスの残り試合が、南長野運動公園テニスコートで行われた。A級の各学校の出場枠は男女それぞれ8名。中野西からは赤塩 望、宮崎祥平、塚野洋平、村山祐也、武田將吾、塚田晃大、池田有多朗、佐藤峻嘉(男子)、島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、田尻千恵、小林美智、川久保彩香、花石 萌、中島愛実(女子)が出場した。北信地区からは男女各16ブロックの優勝者が県大会への出場権を手に入れることができ、結果的に中野西からは、男子で赤塩、宮崎、村山、武田、塚田の5名が、女子で島田、元田、佐藤、小林の4名がブロック決勝を制して県大会への出場を決めた。
B級女子シングルスの順位戦では、徳竹沙紀が8位となった。また、男子シングルスでは、町田陽来が県大会出場を決めるベスト8決めの試合で敗れたものの、小林大剛が2位、藤沢侑史が5位で県大会への切符を手に入れた。
【10月27日(日)】
A級およびB級のダブルスの試合が行われた。A級ダブルスの各校の出場枠は男女それぞれ8ペア。また、県大会への出場枠も男女各8ペアで、5~8位を決定する順位戦もあった。中野西からは、赤塩 望・宮崎祥平、武田將吾・塚田晃大、出澤広志・畔上将一、村山祐也・池田有多朗(男子)、元田彩瑛・佐藤紗花、島田瑶子・田尻千恵、川久保彩香・小林美智、花石 萌・中島愛実(女子)が出場・・・このうち男子で、赤塩・宮崎が2位、武田・塚田が8位になった。また女子で、元田・佐藤が2位になり県大会に出場することになった。
男女各4ペアが県大会に出場できるB級ダブルスには、男子3ペア(小林大剛・山口夏希、和平昌也・藤澤侑史、中島成陽・町田陽来)、女子2ペア(大塚みく・島田流音、稲垣夏織・徳竹沙紀)が出場した。このうち男子はすべてのペアが県大会出場を逃したが、女子は2ペアともに(大塚・島田3位、稲垣・徳竹4位)への県大会への出場権を手に入れることができた。
3日間の秋季選手権北信予選では、A級・B級合わせて男子7名、女子8名、計15名の選手が県大会への出場を決めた。昨年の数字(20名)には及ばなかったが、北信地区では最多の数字。県大会での活躍と来年への期待を感じさせる結果になった。
※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
長野県高等学校秋季テニス選手権長野県大会
秋季選手権長野県大会
11月2日(土)・3日(日) 松本市浅間温泉テニスコート
男子A級ダブルス 赤塩 望・宮﨑祥平ベスト8 女子A級シングルス 島田瑶子ベスト16
〈A級シングルス〉 赤塩 望・・・ベスト32 宮崎祥平、村山祐也、武田將吾、塚田晃大・・・初戦敗退
島田瑶子・・・ベスト16 元田彩瑛、佐藤紗花・・・ベスト32 小林美智・・・初戦敗退
男子では、赤塩は初戦を難なく突破したものの2回戦で敗退。ポイントを取れる大会で初めて県大会に出場した村山と塚田は、やはり初戦から厳しい対戦相手となり初戦で敗退。中信代表のジュニア選手と対戦した武田も初戦敗退。宮﨑は1回戦突破の可能性もあったが、試合前半から凡ミスが多く、後半に立て直すことができないまま初戦で敗退した。女子では、小林が初戦で松商学園の選手に敗退。佐藤は中信代表の選手に苦しみながらも1回戦を突破。逆に元田は伊那弥生ケ丘の選手に完勝して初戦を突破した。しかし、佐藤も元田も、2回戦の相手はそれぞれは第1シードと第2シードの選手という不運な組み合わせで、両者とも2回戦突破を果たすことができなかった。そんななか島田は、1回戦6-4、2回戦はタイブレークにもつれる込む接戦を制して3回戦に進出。ベスト16入りを果たした。
〈A級ダブルス〉 赤塩 望・宮崎祥平・・・ベスト8 武田將吾・塚田晃大・・・初戦敗退 元田彩瑛・佐藤紗花・・・ベスト16
男子では、北信予選8位の武田・塚田は、初戦から第2シードの松商学園のペアが対戦相手となり初戦であえなく完敗。赤塩・宮﨑は、1回戦で中信代表の松本深志のペアに7-5で競り勝ち、2回戦では南信代表の伊那弥生ケ丘のペアにタイブレークを制して競り勝つという苦しい試合を戦い抜き、ベスト8入りを果たした。ベスト4決めは、準優勝した松商学園のペアに、試合前半は善戦したが後半に突き放されて敗退した。ただ、決して楽な組み合わせとは言えなかったうえ、北信代表の他の7ペアすべてが1回戦で敗退していることを考えると大健闘の結果だと言える。女子では、元田・佐藤が1回戦を難なく突破したものの、2回戦で優勝した松商学園のペアに完敗した。
〈B級シングルス〉 小林大剛、藤澤侑史・・・ベスト16 徳竹沙紀・・・初戦敗退
男子では、小林、藤澤ともに1回戦は難なく突破。しかし、2回戦で小林は松商学園の選手に競り負け、藤澤は3位になった上田高校のジュニア選手に敗退した。北信予選8位だった徳竹は、やはり初戦から厳しい組み合わせとなり、優勝した飯田OID高校の選手に完敗した。
〈B級ダブルス〉 大塚みく・島田流音、稲垣夏織・徳竹沙紀・・・ベスト8
大塚・島田ペア(北信予選3位)、稲垣・徳竹ペア(同予選4位)とも初戦は突破したが2回戦で敗退。ただ、ダブルスは各地区予選から4ペアずつが県大会に出場してきており、県大会に出場してきている時点ですでにB級の県ベスト16ということになる。ベスト4入りは果たせなかったが、ベスト8に複数ペアが入ったのは中野西だけだった。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
11月10日(日)・16日(土)
2週にわたって豊科高校と練習試合を行った。10日に木島平やまびこの丘で、雨が降る中で練習試合を行ったが、昼頃から雨足が強まって中止にり、急きょ翌週16日、豊科高校で再対戦をすることになった。16日は風もない絶好のコンディションに恵まれ、1年生を中心に2年生数人のメンバーは、チームダブルス対抗戦に備えて豊科高校のコートでダブルスをメインにした試合を行い、2年生の上位陣は、午前中は扇子田公園のテニスコートで、午後から安曇野市三田総合運動公園で試合を行った。豊科高校と中野西は男女とも力が拮抗しているうえ、高校からテニスを始めた選手が多いという点でチームカラーも似ており、お互いに刺激しあえる間柄にある。16日に再対戦することにしたのも、せっかくの豊科高校との練習試合だったのに、10日は雨で途中に中止になってしまい何となく消化不良感が残っていたからだ。冬期間は北信地方ではなかなか思うように練習試合ができなくなるため、中南信地方など雪の影響が少ない場所まで足を伸ばさなければいけなくなる、豊科高校には冬の間での再戦をまたお願いしたい。
北信高校テニス講習会
11月24日(日)、東和田テニスコートで、石井弘樹コーチ(石井テニスアカデミー:世界の舞台で活躍した元プロ選手)を講師に招いてテニス講習会を行った。中野西は翌日から2年生が修学旅行のため、1年生の10名が参加した。石井コーチはここ数年北信高体連のテニス講習会に来てもらっており、厳しい練習メニューが多い分、中身が濃く収穫が多い講習をしてもらっている。今年は、クロスに攻められたボールに対し、スピンをしっかりかけてクロスに深く切り返して時間を作る練習の他、相手のボールが浅くなった瞬間を見逃さず、コートの中に一歩入って攻撃的なショットを打つ練習などがメインだった。天候にも恵まれ、他校の生徒と一緒に緊張感のある有意義な講習会になった。
また、前日の23日(土)は、同じく東和田運動公園で、2年生を中心に練習試合を行った。須坂高校、市立長野高校、坂城高校が参加し、各校総体形式のチームを何チームか作り、トーナメントで試合をした。中野西からは男子4チーム、女子2チームが出場。来月のクリスマスカップを控え良い練習試合になった。
長野県高校テニス 1年生チームダブルス対抗戦
1年生チームダブルス対抗戦
12月1日(土)男子予選トーナメント・8日(土)女子決勝トーナメント 松本市浅間温泉テニスコート
1年生のみによるダブルスの団体戦(ダブルス3ペア)が行われた。中野西男子の1年生はちょうど6人の3ペア。前週の1週間は、ちょうど2年生が修学旅行に行っていたため、放課後の練習は、集中的にダブルスの練習をしてこの大会に備えてきた。11月30日と12月1日は男子の予選が行われ、中野西男子は12月1日に出場。1回戦の相手は、諏訪清陵Aチームだった。初戦であるうえ初めて体験する団体戦での出場ということもあり、試合開始前はどの選手も緊張した面持ち。3面展開で試合は始まったが、試合が始まるとその緊張が一気に高まったのか、どのペアもイージーなミスショットを連発し、さらに焦りも加わって余計に思うような試合運びができない。結果的にD3が勝ったものの他の2ペアが敗れ、対戦成績1-2でまさかの1回戦敗退となった。その後の順位決定戦では、長野高校Aに敗れたが、上田染谷丘・岩村田の連合チーム、篠ノ井Aチームには勝利し、13位に終わった。
中野西の女子は4人のため、今年はお隣の中野立志館高校との連合チームで出場した。秋季選手権B級の個人戦ダブルスで、4人が県大会出場を果たしていることと、中野立志館の1名が、個人戦シングルスで同じく県大会に出場している実績が考慮され、予選は免除。12月8日の決勝トーナメントからの出場となった。決勝トーナメントは、12ドローで行われたため1回戦はBYE。2回戦で優勝候補の一角である豊科Aチームと松本第一・豊科連合チームの勝者と対戦することになった。予想したとおり2回戦の相手は、豊科Aチームとなった。豊科高校とは、過去に何度か練習試合をしていたため、戦力はほぼ分かっており、D1かD2のどちらかを獲れれば勝機はあると予想できた。3面展開で行われた試合。立志館の選手と急造ペアになったD3は着々とリードを広げたが、もうひとつの急造ペアとなったD2は戦力ダウンを否めず、逆にリードを許す苦しい展開。中野西単独ペアだったD1は、序盤こそ良い流れに見えたが、やはり豊科Aは強かった。一気にリードされて1-6で完敗。結果的にD3は勝ったもののD2も敗れたたため、対戦成績1-2で中野西の敗戦が決まった。5~8位を決めるその後のリーグ戦では、市立長野チームには勝ったが、上田西チーム、赤穂チームには敗れて7位に終わった。チームダブルス対抗戦は、例年、中野西チームが男女ともベスト4に食い込む結果を残してきた。そういう意味では、今回は残念な結果に終わってしまった。選手たちの落ち込みも大きかった分、今後の奮起に大いに期待したい。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
ヨネックスクリスマスカップ長野県高校テニス大会
YONEX Xmas Cup (新人チーム対抗戦)
男子Aチーム 3位! 女子Aチーム 6位
12月15日(日)女子予選トーナメント・21日(土)男子予選トーナメント
22日(日)男子・女子決勝トーナメント
ヨネックスクリスマスカップは、総体形式(シングルス2、ダブルス1の3ポイント)で行われる団体戦の大会。県下の強豪校のほとんどが参加し、今年は男子80チーム、女子70チームがエントリー。各学校2チームまで出場でき、中野西からも男女4チームがエントリーした。このうち男女ともAチームは、長野県テニス協会ジュニアシード基準表のポイント保持者が多いため、予選が免除され、22日の決勝トーナメントにストレートインになった。
【女子予選】
Bチーム(中島愛実、川久保彩香、花石 萌、土屋美樹、鈴木遥佳)
15日の女子予選は、24チームで争われ、A~C3ブロック(1ブロック8チーム)のそれぞれの優勝チームが22日の決勝トーナメントに進出できる。中野西の初戦の相手は、軽井沢Aチーム。中野西は、S2鈴木が敗れたものの、Dの花石・中島とS1の川久保が勝ち、対戦成績2-1で2回戦に駒を進めた。2回戦の相手は、S1に強力なジュニア選手を擁するBブロック第1シードの岡谷南Aチーム。S2も粘り強く侮れない相手だ。3面展開で行われた試合・・・S1花石はやはり厳しい展開でリードを広げられ、D川久保・土屋はゲームを取りつ取られつのシーソーゲーム。S2中島も試合開始早々は順調かと思われたが、次第にリードを許されていく。結果的に、Dも5-7で惜敗。対戦成績0-3で3回戦への進出は果たすことが出来なかった。その後行われた3位決定戦でも松川Aチームに0-3で敗退。Bブロック4位という結果に終わった。
【男子予選】
Bチーム(武田將吾、池田有多朗、佐藤峻嘉、出澤広志)
21日の男子予選は、40チームで争われ、A~E5ブロック(1ブロック8チーム)のそれぞれの優勝チームが翌日の決勝トーナメントに進出できる。中野西の初戦の相手は、長野日大Bチーム。1年生主体のチームだが、油断的ない相手だった。3面展開の試合・・・D佐藤・出澤は一進一退でタイブレークにもつれ込む苦しい展開。S1武田の試合ももつれていた。一方S2池田は着々とリードを広げる形。結果的に、S2池田はそのまま押し切って勝利したが、逆にDとS1は欲しいところでポイントが奪えずに惜敗。対戦成績1-2で初戦敗退という思わぬ結果に終わった。
ただ、その後行われた順位戦では、田川Aチーム、秀峰・松本第一チームに勝ち、Aブロック5位になった。
【女子決勝】
Aチーム(島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、田尻千恵、小林美智)
予選勝ち上がり8チーム+ストレートイン8チーム、計16チームで行われた。中野西は、初戦(松本深志A)を3-0で破って難なくベスト8入り。その後のベスト4入りを懸けた一戦は、宿敵伊那弥生ケ丘との戦いだった。伊那弥生は、今年に限らず過去何年間もしのぎを削りあって来たライバル校。秋の新人戦でもベスト4入りを懸けた一戦で惜敗している。練習試合でも何度も対戦しており、互いに戦力は熟知しており、伊那弥生AチームのS1のジュニア選手の力がやや際立っているものの、他の戦力は伊那弥生、中野西ともほぼ互角であり、DとS2の勝敗が、団体戦の勝負の分かれ目となることは必至だった。そこで、中野西は、シングルスで調子を上げていた元田をS2に配置し、D:佐藤・小林、S1:島田というオーダーを採った。3面展開で行われた試合・・・S1の島田は善戦むなしく1-6で完敗。勝負の行方は予想通り、ダブルスとS2の結果次第となった。・・・結果的に、S2の元田は6-4で勝ったが、ダブルスがタイブレークにまでもつれる試合の末に敗れ、対戦成績1-2で中野西の敗退となった。新人戦のリベンジを果たすべく臨んだ試合だったが、総合力で伊那弥生ケ丘の方が上だったということは認めざるを得ない。来春の高校総体でも中野西の前に立ちはだかるであろうチームのひとつであり、総体形式の団体戦で勝てる力をチーム全体で付けていかなければならないことを痛感した。女子Aチームは、その後の順位戦の結果、篠ノ井Aチームに勝ったが、須坂Bチームに敗れ6位で大会を終えた。
【男子決勝】
Aチーム(赤塩 望、宮崎祥平、村山祐也、塚田晃大)
女子同様、予選勝ち上がり8チーム+ストレートイン8チーム、計16チームで行われた。初戦(松本第一Bチーム)は、S2村山が5-7で惜敗したものの、D宮崎・塚田、S1赤塩が勝ち、対戦成績2-1で2回戦に駒を進めた。2回戦の相手は、同じ北信地区の須坂Aチーム。須坂高校は、新人戦北信地区優勝の強豪校だが、今回はチーム全体を均等にA・Bチームに分けており、そのぶんAチーム単独だとやや戦力が落ちる。ただ、S2に1年生のジュニア選手が控えているため、ダブルスを取ったうえに、S1赤塩が須坂の1番手選手にもあたるAチームのS1に勝てるかどうかが、勝敗を左右すると考えられた。3面展開の試合・・・S2村山は、善戦むなしく1-6で敗退。逆にDは6-4で勝利。予想通りS1対決になったが、S1赤塩はつねにリードしながら進めることができ、何とか6-4で勝利。対戦成績2-1で準決勝進出を果たした。準決勝の相手は、S1に強力なジュニア選手を擁する松本深志。その他にも何人かのジュニア選手がおり、試合開始前から厳しい戦いが予想された。3面展開で行われた試合・・・予想通り、どの試合も苦しい試合を余儀なくされ、長い試合となった。しかし3試合とも4-6のスコアで惜敗。対戦成績0-3で決勝進出を果たすことが出来なかった。続く3位決定戦の相手は、伊那北。2年連続、高校総体で北信越大会に出場している強豪校。S1とS2に強力なジュニア選手を擁するうえ、ダブルス陣も力がある。中野西としても決死の覚悟で臨まない限り勝てる見込みは少ない。須坂戦同様、DとS1の試合が勝敗の鍵を握ると考えられたが、伊那北のS1は、高校2年生の選手の中では、県下で最も力を持っている選手であり、ダブルスが取れてもシングルスを2つ落とす可能性が充分にある試合だった。3面展開の試合・・・S2村山はつねに相手にリードを許して試合が進んだが、逆にS1赤塩がつねにリードする展開に持ち込んでいた。Dもリードを確保しつつ試合を進めており、中野西としては強豪伊那北に勝てるチャンスが見えてきた。結果的に、S2村山は2-6で敗れたが、DとS1ともに終盤相手に追いつかれそうなピンチがあったが、そのまま逃げ切り双方とも6-4で勝利。対戦成績2-1で伊那北を破り3位になった。男子のヨネックスカップでの3位入賞は初めて。来春、高校総体までのさらなる成長が楽しみな結果に終わった。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
New Year Cup in 白子 2014
ニューイヤーカップ あけましておめでとうございます。
1月3日(金)~5日(日) 千葉県白子町テニスコート
例年参加しているニューイヤーカップに今年も参加してきた。九十九里浜で行われるこの大会は、関東北部~東北の強豪校が顔を揃える高い大会(今年は北海道から札幌日大が参加していた)。トップ選手のレベルは高いが、個人戦で行われるうえ参加選手が多いためにレベルの幅は広く、1日に5試合以上の試合をすることができて、冬場の試合経験不足を補うのに役立てることができる。3日は昼過ぎから、久しぶりに明るい屋外のオムニコートでの練習。とても暖かく、半袖短パンでボールを打つ選手が多く、いい汗をかきつつボールの感覚を取り戻すことができた。4日はシングルスのトーナメント(男子の一部はダブルス)と敗者同士の交流戦。5日はダブルスのトーナメントと交流戦。毎年の恒例行事でもあるが、4日早朝には歩いて5分程度の九十九里浜に日の出を見に行った。水平線上の雲の間から朝日が少しずつ昇ってくる幻想的な景色は、長野県では見ることができない。また、夕日が西の地平線に沈んで行くときの大きく真っ赤な太陽もまた、長野県ではお目にかかれない景色だ。3日間とも好天に恵まれ、長野県だと4月頃の陽気。体を動かしていると半袖になってちょうど良い。テニスの楽しさ、気持ちよさを改めて感じることができた3日間だった。
今年も中野西テニスチームは頑張ります。ご声援をよろしくお願いします。
1月18日(土)
女子が、やまびこドーム(松本市)で練習試合を行った。当日は、中野西の他、岡谷南、塩尻志学館、松本蟻ケ崎、山梨県の北杜の5校の女子60数名が集まった。各校3からら4人で1チームを作って、総体形式(S2・D1)で試合を回した。中野西はA~Cの3チーム。遠近感が取りにくいやまびこドームでのテニスだったうえ、前日までの中間テストで練習不足ということもあり、どの選手も思うようなテニスが出来なかったが、広いコートで久々にボールを打ち合うなかで、冬期間の基礎的な練習への課題が見えてきた良い練習試合になった。
群馬県高体連 近県対抗選抜高校テニス大会
近県対抗選抜高校テニス大会
1月25日(土)・26日(日) 群馬県総合スポーツセンター
今年も群馬県高体連テニス専門部主催の強化練習大会に参加してきた。群馬県の新人戦1位~4位校を中心に、埼玉県、栃木県、埼玉県、新潟県から強豪校や強豪選手が集まって、総体形式(シングルス2・ダブルス1)の団体戦で行われた大会。中野西は、男子が赤塩 望、村山佑也、宮崎祥平、塚田晃大、女子は島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、小林美智が参加。男女とも群馬県の3位・4位、他県の2位校が集まったBリーグに入り、2間で6試合を行った。昨年は、男女とも団体戦で1勝も出来ず、他県の強豪校のレベルの高さに圧倒された。今年は、男女とも全員2年生で臨んでおり、昨年よりは力があるチームのはずだった。しかし、結果的に男子が1勝5敗、女子が2勝4敗に終わった。男子にいたってはダブルス陣が全敗。初戦に入るダブルスでポイントを取れず、苦しい形になることが多かった。また逆に、女子はダブルスは取れるが、シングルス2本のうちどちらかが取れないという戦いが多かった。・・・総体形式の団体戦で勝つことの難しさを、選手たちともども感じざるを得ない2日間になった。勝敗の結果も大切ではあるが、春の総体に向けて、いち早くチームとしての課題や個々のテーマを考える良い機会になったし、「総体に向けてもうスタートを切らなければいけない」という気持ちに自然になり、そういう点でとても有意義な大会参加となった。機会を与えていただいた群馬県の先生方に心から感謝させていいただきます。詳しい結果は、群馬県高体連テニス専門部のHPをご覧ください。
2月11日(火)
南長野運動公園で、屋代高校と練習試合を行った。午前中に男子、午後は女子という形で行う予定だったが、土・日に降った大雪のため、予約した6面の北側半分は一面雪に埋まっており(南側半分は事務所のみなさんが除雪してくれていた)、朝一番で除雪作業から始めた。ここ数日冷え込みも強かったため、積雪の下の方は凍ってガチガチ・・・ようやく3面使えるようになったのが11時からだった。結局、男子は13:30までダブルスの試合を3試合ほどできただけだった。女子は早めに来た人から手つかずのコートの除雪を行い、12時半頃から練習を始め、4時までやはりダブルスを中心に試合を行った。ただ、雪かきをしてからの練習は、この時期では当たり前。こうした経験をした上でコートでボールを打つことも大切だ。確かに全国には何の苦労もなく、コートで練習できる高校がたくさんある。しかし、練習の大切さやコートでボールを打てることの有り難みを感じることが出来るこうした体験は、雪深い地域の生徒の強みである。“雪かきして練習”は、中野西テニス部の冬の風物詩でもある。
3月2日(日)
南長野運動公園で長野吉田高校と練習試合を行った。先月の大雪の影響が心配されたが、コートの雪はまったく心配はなかった。前々日まで期末テスト。しかも大雪で一本木のテニスコートも使えなかったため、外でボールを打つのは2月11日以来の2週間ぶりだった。この時期は、人工芝の外のコートで試合をできる機会が少ないため、全員で練習試合に参加することにした。シングルス・ダブルスを含め1人5試合ほどの試合数をこなせ有意義な練習試合になった。
全日本ジュニアテニス選手権東北信予選
全日本ジュニアテニス選手権東北信予選
5月3日(金)・4日(土)・5日(日)
南長野運動公園
北信最多 男女合わせて14名が県大会に進出!
県大会出場者 ※詳しくは長野県テニス協会 のHPをご覧ください。
【男子】
赤塩 望 宮崎祥平 春原広夢 大塚壮史 岩下将也 徳竹 翔
【女子】
池田愛美 永沢明日香 青木優樹 太田桃加 樋口 遥 佐藤紗花 元田彩瑛 島田瑶子
高校総体北信大会
高校総体北信大会
5月11・12・18・19日
南長野運動公園
女子団体戦準優勝!男子団体戦 4位
個人戦シングルス・ダブルス5名が県大会へ
【男子】
第3シードの中野西は2回戦からのスタート。初戦の長野東には3-0のスコアで勝利し、県大会進出(ベスト4)を懸けた屋代高校戦に臨んだ。時おり雨が激しくなるなか2面展開で行われた試合・・・S1赤塩は難なく勝利したものの、Dの徳竹・岩下は緊張のためか動きが堅く、1ゲームリードされては追いつくという苦しい展開となった。S1の後に入った春原は、気合いの入ったプレーで相手選手を圧倒して4-1までリードを広げた。しかし、ダブルスがシーソーゲームの末に破れて、勝敗の行方はS2春原に託されと、序盤はリードを広げていた春原だが、ダブルス陣の不調が影響してか次第にポイントを取られることが多くなり、相手選手に4-4にまで追いつかれてしまった。雨は降りしきり、ボールは重たく弾まない。決まるボールが決まらず、長いラリーが続く試合となったが、最後は春原が粘って6-4で勝利。対戦成績2-1で屋代高校を下した。まさかの北信予選敗退の危機を脱し、選手たちも応援の生徒たちも、抱き合って春原の勝利を称えた。続く準決勝の相手はジュニア選手を揃える長野高校。中野西は、DとS1は同じ布陣、S2に大塚壮史をよおいて試合に臨んだ。3面展開の試合・・・S1:赤塩は、長野高校のS1(昨年度北信総体のシングルスチャンピオン)に前半は食いついていたが、次第にリードを広げられて結局3-6で敗退。ダブルス陣は屋代戦の鬱憤を晴らすように善戦して一進一退の試合を繰り広げていた。S2:大塚も序盤は良い形で試合を進めていたが、後半から崩れはじめ結果的に4-6で敗退。ダブルス陣の結果が出る前に対戦成績1-2で敗退した。3位決定戦は長野日大戦。昨年秋の新人戦でも3位決定戦で対戦しており、そのときは勝利できた相手・・・しかし、今回(総体)の団体戦の形式だと苦しい展開になることが予想された。3面展開の試合。S1:赤塩は6-3で勝利したが、予想通りダブルス(徳竹・岩下)、S2(大塚)ともに苦しい試合運びになった。結果的にダブルスが3-6、S2が1-6で敗れ、対戦成績1-2で長野日大に敗退した。
【女子】
第2シードからのスタート。決勝進出を懸けた篠ノ井戦では、S1:池田愛美が敗れてヒヤリとさせられる場面もあったが、D:永沢明日香・元田彩瑛、S2:佐藤紗花が安定した強さを見せて勝利。対戦成績2-1で決勝戦進出を果たした。決勝の相手は、須坂高校。今年度の須坂高校には、長野県トップクラスのジュニア選手2名が新戦力として加わっており、松商学園さえも脅かす強豪校になった。中野西は、D:元田・佐藤、S1:永沢、S2:池田というオーダーで臨んだが、やはり力の差は歴然としており、S1が0-6、S2も1-6で完敗。対戦成績0-2で準優勝に終わった。
【個人戦】
◎シングルス 赤塩 望 4位 永沢明日香 3位 池田愛美 7位
◎ダブルス 樋口 遥・元田彩瑛尾 3位 永沢明日香・池田愛美 4位 ※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
高校総体長野県大会
高校総体長野県大会
5月31日~6月2日
南長野運動公園
女子ベスト4入りならずベスト8どまり・・・
【男子】
男子の初戦の相手は、伊那北高校。新戦力のジュニア選手を加え、S1・S2・Dのすべてにジュニア選手を揃える強豪校。もちろん南信地区1位で県大会に進出してきた。北信予選4位の中野西としてやむを得ない相手だ。中野西は、D:徳竹 翔・岩下将也、S1:赤塩、S2春原という布陣で臨んだが、3ポイントともに0-6で完敗。強さを見せつけられた結果に終わった。
【女子】
北信予選の準優勝の女子は第4シード。初戦の相手は、中信地区4位の豊科高校。4位とは言え、激戦中信地区の4位だけに最も警戒しなければならないチームのひとつだった。中野西はDに永沢明日香・佐藤紗花、S1に池田愛美、S2に元田彩瑛というオーダーで臨んだ。2面展開で行われた試合・・・ダブルスの永沢・佐藤は6-1で相手ペアを圧倒して勝利。そしてS1池田も、相手選手の粘り強いストロークに苦しみながらも何とか6-4で勝利。対戦成績で2勝して中野西の2回戦進出が決まった。初戦だったため勝敗決定後もS2の試合も行われたが、S2元田が3-6で敗れたため対戦成績は2-1での勝利となった。2回戦の相手は、第5シードの上田西高校。S1とS2に強力なジュニア選手を擁すうえ、ダブルスに新戦力を加えた強豪チーム。小細工をして勝てる相手ではない。中野西はS1:永沢、S2:池田、D:佐藤・元田という布陣をとった。ダブルスの佐藤・元田は一進一退の試合展開・・・しかし、シングルス陣の力の差はやはり否めず、ダブルスが善戦している間に、2人とも3-8で敗れ、対戦成績1-2で中野西の敗退が決まった。昨年に続く北信越大会出場は果たせなかったが、硬式テニス高校デビューの選手たちの活躍は、後輩をはじめ多くの声援に勇気や希望を与えたことに間違いない。
【個人戦】
女子シングルス 永沢明日香 ベスト16 女子ダブルス 樋口 遥・元田彩瑛 ベスト16
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
全日本ジュニアテニス選手権長野県予選
全日本ジュニアテニス選手権長野県予選
6月22日(土)・23日(日)
浅間温泉テニスコート
【シングルス】
U-18のカテゴリーに、男子は春原広夢、赤塩 望、宮崎祥平の3名が、女子は永沢明日香、池田愛美、太田桃加、青木優樹、樋口 遥、佐藤紗花、元田彩瑛、島田瑶子の8名がっ出場した。このうち、赤塩が3回戦に進出してベスト16入り、永沢、太田、島田が初戦を突破しベスト32に入った。
【ダブルス】
同じくU-18に、男子は赤塩 望・宮崎祥平、大塚壮史・春原広夢、岩下将也・徳竹 翔の3ペアが、女子は森山佳菜・田尻千恵、青木優樹・佐藤紗花、樋口 遥・元田彩瑛、池田愛美・永沢明日香、太田桃加・島田瑶子の5ペアが出場した。しかし、赤塩・宮崎が初戦を突破したのみで、その他のペアは初戦を飾ることができなかった。
※詳しくは 長野県テニス協会 のHPをご覧ください。
6月29日(土)
木島平やまびこの丘公園で、豊科高校と練習試合を行った。3年生引退後、新チームによる初の練習試合。選抜大会形式(シングルス3、ダブルス2)での対戦を繰り返した。豊科高校は、男女とも中野西とよく似た特徴を持ったチーム・・・選抜(新人戦)県大会では、中野西の前に立ちはだかるだろうチームのひとつだ。実際、男子は2年連続で1回戦は豊科高校だった。昨年は勝てたが、一昨年は負けているライバルチーム。練習試合の結果もほぼ互角で、緊張感あるとても良い1日になった。
国体北信予選
国体北信予選
7月6日・7日
南長野運動公園
男女7人ブロックずつの優勝者が県大会に出場できる大会。また、例年、中野西の1年生にとっては、公式戦初出場になる大会でもある。男女38人部員全員が出場した。このうち男子では、赤塩 望、宮崎祥平、武田將吾の3名がブロック決勝に進出し、赤塩が県大会出場を決めた。女子では、島田 瑶子、佐藤紗花、元田彩瑛、小林美智の4名がブロック決勝に進出し、島田が県大会出場を決めた。男女合わせて7名のブロック決勝進出は北信最多。3年生引退後、初の公式戦で、今年も幸先の良い結果を残せた。
※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
7月20日(土)
南長野運動公園で、伊那弥生ケ丘高校と練習試合を行った。伊那弥生女子は、昨年の選抜大会(新人戦)の県大会で熾烈な激闘を繰り広げたチーム。今年もほぼ互角のチーム力で良い練習試合・・・刺激になったうえ、夏期休業に向けて多くの課題を見つけることができた。男子は、中野西のほうがやや力が勝った感じで、勝てた試合が多かった。
7月21日(日)
昨日に続き、長野運動公園で長野高校と練習試合を行った。午前中は、長野高校男女との団体戦(選抜形式)、午後からは、長野日大と伊那弥生も加わり、長野日大のテニスコートも使って個人戦形式で試合を行った。梅雨明け直後の猛暑のなか、文字通りの熱戦が繰り広げられた。
7月27日(土)
南長野運動公園と屋代高校のテニスコートを使って、屋代高校と練習試合を行った。選抜大会形式(シングルス3、ダブルス2)で何対戦か繰り返したが、男女ともすべて勝つことができた。当日は、信州スカイパークで国体の長野県予選も行われており、男子で赤塩、女子で島田が参加していた。島田は初戦で敗退したが、赤塩は初戦を突破し、ベスト16に入った。
ながのサマージュニアテニス大会
ながのサマージュニアテニス大会
7月29日~31日
南長野運動公園 女子ダブルス 佐藤・元田ペアが準優勝!
男子シングルスは、29日(月)に行われ、U-18で赤塩 望が3位になり、U-16で小林大剛と町田陽来がベスト8に入った。女子シングルスは、30日(火)に行われ、島田瑶子と元田彩瑛がベスト8に入り、U-16で大塚みくと島田流音がベスト8に入った。また、男女ダブルスは31日(水)に行われ、女子U-18で佐藤紗花・元田彩瑛が決勝で敗れて準優勝、U-16では、男子で中島成陽・和平昌也、女子で稲垣夏織・徳竹沙紀が3位になった。
8月1日(木)
石川県の金沢伏見高校と練習試合を行った。まだ梅雨明けしていない金沢市は、朝まで小雨が降ったり止んだり・・・。9時過ぎ頃から雨は完全に止んだが、長野県では体験できないようなものすごい湿気・・・少し体を動かしただけで汗だく。体も重く感じらるだけならいざ知らず、ボールが思い。打ったボールが飛んで行かない。良いコースにボールを打ったはずなのに拾われる。相手のボールも予想以上に飛んでこない。タイミングがまった合わない。気圧と湿気のせいだろう。夕方近くになって、ようやく普段の試合らしくなってきた。長野県とまったく違う自然状況のなかで試合をして、選手たちはその違いに驚いたはずだ。非常によい経験ができた。
8月2日(金)
小布施町営コートで、須坂高校と練習試合を行った。須坂高校は、男女ともジュニア選手を揃え、新人戦(選抜大会)北信予選ではダントツの優勝候補。練習試合でもやはり負けた試合が多かった。コートが少なかったため(午前2面、午後5面)、ショートゲームで試合をしたので試合数はこなせ、夏期強化合宿を前に良い練習試合ができた。
夏期強化合宿
夏期強化合宿
8月5日~7日
木島平村やまびこの丘
毎年恒例の上田西高校テニス部との合同の夏期合宿を、8月5日(月)から7日(水)、木島平村やまびこの丘テニスコートで行った。上田西との合同合宿は今年で3年目。例年同様、初日はそれぞれの学校で練習、2日目は学校を越えて男女別に分けて練習。最終日は終日練習試合という日程だった。今年は、3日間長野日大の選手3名が特別に参加。2日目には、終日上田高校の女子4名、午後から長野日大の選手男女15名が参加。また、最終日には上田染谷丘の男子3名が練習試合に合流した。初日は夕方5時半頃から近くで雷は鳴り始めたため、予定より1時間ほど早く練習を切り上げたが、天気予報では心配された2日目は、午前は曇っていたが午後からは好天に恵まれ、最終日は真夏の炎天下での試合となった。朝から夕方までラケットを握ってコートを走り回るという体験は、1年生にとっては初めてであり、初日から練習について行くのがやっとという感じで、疲労の表情を隠せなかった。しかし、1年以上中野西テニス部に籍を置いている2年生は、さすがに体力的に余裕があり、自分の課題に取り組みつつ充実した時間を過ごしていた。合宿が終わると、12日から全日本ジュニア選抜室内の東北信予選、今月終わりには、新人戦(全国選抜)の北信予選が行われる。先月終わりのサマージュニアでの反省をふまえ、各選手にとって様々な点で中身の濃い強化合宿にすることができた。
8月9日(金)
南長野運動公園で、篠ノ井高校男女と田川高校男子と練習試合を行った(篠ノ井女子とは午前のみ、篠ノ井男子とは午後のみ。田川とは終日)。気温35度は超えているのではないかと思われる猛暑だったが、中野西にはだれ一人体調を崩す選手がおらず、体力的・精神的な部分や自己管理能力という点での成長を感じ取ることができた。来週の全日本ジュニア選抜室内東北信予選でもおそらくハードな気象条件のもと、タフな試合をしなければならないはずだ。夏場の練習や練習試合は確かにキツイ。しかし、だからこそ夏場のこの時期にしか鍛えられないこともある。頑張って乗り切ってもらいたい。試合の方は、男子A・B2チームを作って選抜大会の方式で試合を繰り返し、Aチームは篠ノ井A・B、田川に対して5ポイントすべて取って全勝。女子は個人戦シングルスの形式を1人2試合行い、ほとんどの選手が1勝1敗 or 2勝の結果だった。
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権東北信予選
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権東北信予選
8月12日~13日
南長野運動公園 男子1名、女子3名が県大会へ(予選免除2名を含め)
男女それぞれ16名が東北信から県大会に進出できる大会。中野西からは、長野県ジュニアシード基準のポイントで、赤塩 望と島田瑶子が予選を免除(県大会ストレートイン)されたため、2名を除いた部員全員(36名)が出場した。16のブロックに分かれた組み合わせで、ブロック決勝の勝者が県大会への切符を手に入れることができる。男子では、16のブロックのうち5つのブロック(塚野洋平、池田有多朗、塚田晃大、武田將吾、村山祐也)で決勝に駒を進めたものの、目に見えない決勝戦のプレッシャーからかどの選手も本来のプレーをできずに惜しくも敗退した。女子は、4つのブロックで決勝に進出(元田彩瑛、佐藤紗花、小林美智、川久保彩香)、このうち元田、佐藤の2名が決勝戦を制して県大会への切符を手に入れた。県大会は、9月28日、29日に松本市浅間温泉テニスコートで行われます。
※詳しくは 長野県テニス協会 のHPをご覧ください。
北信地区高校テニス講習会
北信地区高校テニス講習会
8月14日~15日 南長野運動公園
北信高体連主催のテニス講習会が8月14日(水)・15日(木)、南長野運動公園で行われた。2日間ともにヨネックスの契約プロ中本 圭氏を講師に招いての講習。中本氏は、ここ数年北信地区の講習会にお招きしているが、毎回分かり易く上達が実感できると好評のコーチで、今回はストローク力の向上をテーマにした内容でご指導いただいた。中野西の生徒は、1日目に2年生が、2日目に1年生が参加。気温35度前後はあろうかという猛暑のなか、文字通り汗にまみれてひたすらボールを追いかけ、打ちまくった2日間となった。
グレープカップ
グレープカップ
8月16日~17日 甲府市小瀬総合運動公園
山梨県高体連主催の強化大会“グレープカップ”に参加してきた。シングルス1、ダブルス2の3ポイントで行う変則的な団体戦だが、選抜大会(シングルス3、ダブルス2)に向けてダブルス陣の強化につながればと考え参加することにした。中野西は、選抜大会で主力になると思われる男女6人(男子:赤塩・宮崎・村山・塚田・池田・武田、女子:島田・元田・佐藤・田尻・小林・花石)で参加。2日間にわたって男子28チーム、女子20チームがしのぎを削った(関東地域を中心に強豪校が顔を揃えるレベルの高い大会)。1日目は、いくつかのグループに分かれてのトーナメントorリーグ戦が行われ、男子はAトーナメント(4チーム)で、初戦、山梨県中学選抜に敗れたが、3位決で川口北Bに勝って3位。女子はAトーナメント(4チーム)で、初戦、桐蔭学園Bに勝って、決勝で学館浦安に敗れて2位だった。2日目は、1日目の結果をもとにA~Cのトーナメントに割り振られ、中野西は男女ともBトーナメントになった。結果は・・・男子は初戦で都立西Aに1-2で敗れて1回戦敗退。女子は、初戦こそ八千代Bに3-0で勝ったが、2回戦で浦和東に0-3で敗れた。両日ともトーナメントで敗れたチームには練習試合が組まれ、2日間で8~9試合の団体戦を行えた。夏期休業のスケジュールもほぼ終わりになってきて、これまでの成果を試すと同時に、新しい課題を潰していかなければならない時期にきた。そういう意味では、高いレベルの中で試合をすることができたことは、選抜大会の県大会に向けて再度自分たちの現状を見つめ直し、今後の課題に取り組んで行くためにはとても良い機会になったと考える。
8月20日(火)
豊科高校と信州スカイパークで練習試合を行った。豊科高校は、男女とも中野西とよく似たチームカラーのチームでレベル的にもほぼ互角。 県大会では、毎年中野西の前に立ちはだかり、今年も県大会では大きな壁になると予想される学校だ。6月の終わりにも新チーム最初の練習試合を木島平で行っており、今回は、夏休みの成果・結果を豊科高校との試合のなかで見ておきたいという思惑があったし、豊科高校としても同じような目的で練習試合に臨んで来た。試合はすべて選抜大会の形式で繰り返し行い、男子は4対戦と半分、女子は3対戦と半分やったところで時間となった。結果は、男子は4対戦とも3-2で中野西が勝利。女子は最初の対戦は2-3で中野西が敗れたが、あとの2対戦は4-1で勝利した。6月の練習試合ではもっと多くの勝ち星を挙げることができていたから、豊科高校は夏休み中に間違いなくレベルアップしている。中野西も個々の選手の力量はレベルアップしてはいるものの、例えば団体ダブルスの戦い方など団体戦5ポイント全体の戦い方としてはまだまだのところが多いという感想を持った。今月末は選抜北信予選、来月なかばには県大会が迫っている。チームとしてどう戦うか、チームの中で自分がどう戦うか・・・その意識をすべての選手がつねに共通して持ち、日々の練習に取り組めれば、“中野西”ももっと強くなれると感じた1日でもあった。
新人戦北信大会(全国選抜大会北信予選)
新人戦北信大会(全国選抜大会北信予選)
8月31日・9月1日
南長野運動公園
女子団体 準優勝!
男子団体戦 3位!
全国大会に向けて まず1歩・・・
新人戦は、来年3月に福岡で行われる“全国選抜”の予選を兼ねる大会。団体戦で全国大会にへの道があるのは、高校総体とこの選抜大会だけ。高校総体は各県1校しかインターハイに出場できないのに対し、選抜大会は、北信越地区から女子5校、男子4校が全国大会への出場権を手に入れる。当然、ひとつの県から2校が選ばれることもあるわけで、実際に4年前には中野西女子が松商学園とともに全国選抜に出場した。しかも、高校総体がシングルス2・ダブルス1の3ポイントで争われるのに対して、選抜はシングルス3・ダブルス2の5ポイントでの団体戦であるため、少数のトップ選手だけでは勝つことが難しく、選手層の厚さも必要となる。ジュニアのトップ選手には恵まれないが、一定以上の実力を持っている選手の層で言ったら、例年中野西は県下でも屈指のチームを作ってきた(昨年は女子が県3位、男子は5・6位)。今年も男女ともに例年以上のチームになって来ており、選手たちの士気も高い。3年生が引退したあと、2年生を中心にこの大会を目指して夏の厳しい練習を乗り越えてきた。・・・チームみんなで戦う“選抜”・・・その緒戦、北信予選が8月31日(土)・9月1日(日)南長野運動公園で行われた。
【男子】(メンバー:赤塩 望、宮崎祥平、村山祐也、池田有多朗、塚田晃大、武田將吾、塚野洋平、小林大剛、鈴木健太)
男子は第4シードの2回戦からスタート。初戦の相手は、長野西に競り勝って来た須坂東。中野西は、基本オーダーであるS1:赤塩、S2:村山、S3:池田、D1:宮崎・塚田、D2:武田・塚野という布陣で臨んだ。2面展開で行われた試合・・・中野西が初戦であったため5試合すべて行ったが、S1が6-1、D1が6-0、S2が6-1、D2が6-2、S3が6-1 対戦成績5-0で完勝した。ベスト4入りをかけた3回戦の相手は屋代高校。中野西は、初戦同様のオーダーで臨み3-0で勝利。準決勝に駒を進めた。準決勝の相手は須坂高校。ジュニア選手を多数擁する優勝校の筆頭チームだ。ただ、今年の中野西の戦力を考えると、S1かD1を取って後半の試合に持ち込めれば、決して勝てない相手ではない。中野西は、2回戦・3回戦同様のオーダーで試合に臨んだ。2面展開で行われた試合。D1(宮崎・塚田)の2人は、準決勝という大一番に緊張してか動きが硬く、本来の試合ができないまま試合早々1-4までリードを許してしまう苦しい展開となった。一方、S1赤塩は、相手選手の調子が上がらない前半に着々とリードを奪っていた。そうした間に、隣りのコートで行われていた別の団体戦が終了し、そのコートにS2村山が入ることになって試合進行が3面展開になった。相手のS2は1年生ながら実力者のジュニア選手で、練習試合でも完敗しており、厳しい試合が予想された。しかし、試合が始まると団体戦の異様な雰囲気に飲まれてか、また村山の気迫あふれるプレーに押されてか、相手選手に本来のプレーが見られず、1ゲームはリードされるが、次のゲームは村山が取って追いつくという白熱した試合運びとなった。すると村山の気迫がD1の2人にも伝わったのか、2-5から盛り返し始め、一気に5-5まで追いついた。S1赤塩は6-3で勝負を決めたので、D1も逆転勝ちできれば、相手の1年生S2・S3にプレッシャーをかけつつ有利に試合運びができる可能性も出てきた。しかし、D1は5-5に追いつきながらもあと2ゲームを連取できず5-7で敗退。D1・S1の後に入ったD2・S3とも動きに硬さが見られ、D2は3-6、S3は2-6で敗れ、対戦成績1-3で中野西の敗退が決まった。D2・S3の試合が終わった時点で、S2村山は4-5と健闘していたので、D2・S3の戦いによっては違う結果になっていたかもしれない。そういう意味では惜しい結果になった。しかし、優勝候補筆頭、県下でも北信越大会に最も近いチームのひとつに健闘できたことは、選手たちにとっては少なからず自信
になったものと考える。3位決定戦は、翌1日に市立長野高校と行い、S1赤塩6-3、D1宮崎・塚田6-0、S2村山6-1で圧勝。北信予選3位での県大会進出となった。
【女子】(メンバー:島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、田尻千恵、小林美智、川久保彩香、中島愛実、花石 萌、土屋美樹)
女子は第2シードからのスタート。初戦の相手は、長野日大に快勝してきた長野西。中野西は、S1:島田、S2:元田、S3:佐藤、D1:田尻・小林、D2:中島・花石という布陣で臨み、D1を4-6で落としたものの残りはすべて勝ち、対戦成績4-1で3回戦に駒を進めた。3回戦の相手は篠ノ井高校。練習試合やその他の大会で何度か対戦しており、お互いに戦力を知り尽くした相手だった。それだけに中野西の選手もライバル心をむき出しにしていた。3面展開で行われた試合・・・篠ノ井のS1は硬軟織り交ぜた様々なプレーができる実力選手だが、島田も一歩も引かず常にリードを守り抜いて6-4で勝利。S2元田の相手は、ボールコントロールが上手なジュニア選手だが、元田も気持ちが入ったボールを打ち続けて徐々にゲームを奪い6-2で勝利。D1田尻・小林は、緊張からか動きが硬かったものの何とか6-4で勝利。選手たちの集中力は見事だった・・・対戦成績3-0で決勝戦への進出を決めた。決勝の相手は、男子同様、優勝候補の筆頭・・・須坂高校。S1からS3まで県下屈指のジュニア選手を擁し、D2は1年生のためやや力が落ちるのの、D1は昨年以来ずっとペアを組んでいる2年生ペア。中野西は、何とかダブルスを2本取って、S3勝負にさえ持ち込めれば、1年生の相手S3と佐藤紗花との対戦になり、勝負はどう転ぶかわからないところもあった。3面展開で行われた試合・・・S1島田は、健闘はするものやはり力の差を否めず0-6で完敗。一方、D1田尻・小林は、序盤は互角の試合運びだったが、中盤から弱気な凡ミンを繰り返すようになり、結果的に2-6で敗退。S2元田も同様に、序盤は相手ジュニア選手から見事なショットでポイントを奪う場面が何度もあったが、中盤から突然サーブが乱れ始め、結局2-6で敗退。対戦成績0-3で敗れた。中野西は、新人戦北信大会は、実はこれまで4年連続で優勝しており、今年は5連覇を懸けた決勝戦だった。残念ながら須坂のジュニア集団に敗れ、中野西の連覇が途絶える結果になってしまった。ただ、県下でも北信越大会出場の最有力校と決勝戦で戦えたことは、男子同様、大きな自信になったはずだ。県大会での奮起を期待したい。
※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
新人戦長野県大会(全国選抜大会長野県予選)
新人戦長野県大会(全国選抜大会長野県予選)
全国選抜長野県予選からは、各県2校が北信越予選への出場権を得られる。北信予選から2週間・・・選手たちは、この日のために一生懸命に練習してきた。この2日間に懸ける選手たちの思いは筆舌に耐えないほどの大きさがあった。だからこそ、目に見えないプレッシャーが大きかったことも否めない事実だった。
【男子】
北信予選を3位で通過してきた中野西・・・初戦の相手は、南信地区4位の岡谷南高校。県大会の1週間前の練習試合で、シングルス2・3を落として3-2で勝った相手だった。練習試合や南信予選の様子から、相手チームはダブルスに主力をおいてくるだろうと想定できた。中野西は、北信予選同様のS1:赤塩。D1:宮崎・塚田、S2:村山、D2:武田・塚野、S3:池田というオーダーで試合に臨んだ。2面展開で行われた試合。S1赤塩は6-0で圧勝したものの、D1宮崎・塚田は試合開始から動きが硬く、なかなかリードを奪えない苦しい展開となった。S1のあとに入ったS2村山は、相手選手のミスの少ないつなげるテニスに、自ら強打を打ってミスを連発、こちらも相手選手にリードを許す苦しい展開。D1宮崎・塚田は、自分たちのペースに持ち込めることなく結果的に2-6で敗退。S2村山は、試合途中からつなげるテニスに徹し始めて次第にリードを縮め、結果的に7-5で逆転勝利。対戦成績で2-1とリーチをかけた。ところが、D1のあとに入ったD2武田・塚野も、D1とS1の試合が伝染したかのように、まったく本来のプレーができず、1ゲーム取ったり取られたりのシーソーゲーム。6-5でマッチポイントを握るところまで行きながらも、そのゲームを落としてタイブレークにもつれ込んだ。S2村山のあとに入ったS3池田は、S2村山の試合を見たせいもあってか、積極的に攻めるが、打ち急いで逆にミスショットを連発。こちらも相手選手にリードを奪われる展開になって行った。D2の試合は、タイブレークに入ってからもシーソーゲームが続き、結局タイブレークを2ポイント差の6-8で落として6-7で敗戦。対戦成績2-2で、勝負の行方はS3池田に託された。池田は試合途中からつなげるテニスに変え、徐々にリードを縮めて行ったが、欲しいポイントでのミスが目立ち、結果的に4-6で敗戦。対戦成績2-3で中野西の敗戦が決まった。新人戦での初戦敗退は2年ぶり。今年のチームは選手層が厚く、上位進出のチャンスが十分にあっただけに非常に残念な結果に終わった。
【女子】
北信予選準優勝だった女子は、第7シード位置で2回戦からのスタート。初戦の相手は、1回戦で野沢北との激戦を3-2で制して勝ち上がってきた松本蟻ケ崎。中野西は初戦であるうえ、男子の敗戦を目の当たりにした直後の試合だったことから、選手たちの顔には、普段では見られないような不安や緊張の表情が見られ気になった。中野西は、S1:島田、D1:田尻・小林、S2:元田、D2:中島・花石、S3:佐藤というオーダーで臨んだ。2面展開で行われた試合・・・S1島田は、相手選手に苦しめられながらも何とか6-4で勝利。ところがD1田尻・小林は、体の動きが硬く普段通りのプレーが見られない。一進一退の試合の末5-7で敗れるという思わぬ展開。そのあとに入ったS2元田が6-4、D2中島・花石が6-1、S3佐藤が6-0で勝ったから対戦成績4-1で勝利できたものの、ベスト4を決める次の試合に向けて不安をぬぐえない内容の試合になった。次の対戦相手は、南信地区1位で勝ち上がってきた伊那弥生ケ丘。昨年のこの大会でも激闘を繰り広げた数年来のライバル校(昨年はD2の逆転勝ちで3-2で勝利)。練習試合も何度かやって来ており、お互いに戦力を知り尽くした対戦相手だった。伊那弥生ケ丘は、S1に出場するジュニア選手を軸に、ダブルスにもシングルにも活躍できる選手を複数人揃える層が非常に厚いチーム。S1とD1の両方を取るのは至難の業と考えられたため、初戦で不発に終わった田尻・小林に代えて、D1に2番手の元田を入れるオーダーを採った(S1:島田、D1:元田・花石、S2:佐藤、D2:川久保・小林、S3:田尻)。しかし、伊那弥生ケ丘のオーダーは、こちらの予想を覆し2番手・3番手でD1を組んできた。S1とD1を一気に取りに来る作戦だ。2面展開で行われた試合・・・S1島田は、試合開始当初は善戦しているかに見えたが、その後は一気にリードされて1-6で敗退。D1元田・花石も力の差を否めず0-6で敗退。いきなり相手チームにリーチを懸けられる苦しい展開となった。あとが無い厳しい状況のなかでコートに入った佐藤も、相手選手のつなげるテニスに苦しめられリードを許す絶対絶命の試合運びになっていた。D1のあとに入ったD2川久保・小林は、試合序盤は互角の試合をしていたが、中盤から徐々にリードを広がられていく。そんななかS2佐藤は、逆転の末に何とかタイブレークを制して勝利し対戦成績を1-2とした。しかし、D2川久保・小林のスコアは2-4、2-5となって行く。結果的に、川久保のロブがサイドラインを大きく割ってゲームセット。対戦成績1-3で中野西の敗戦が決まった。D2が負けた時点で、隣のコートに入っていたS3田尻が4-2とリードしていたことを考えると、D2が取れていれば逆に中野西の勝利に終わっていた可能性もある。昨年の3位以上の結果を目標に頑張ってきた選手たちだったが、今年の選抜はベスト8入り止まりで終わってしまった。・・・昨年までは、中野西=ダブルス強という伝統があった。しかし、今年のチームに限っては、そうしたチームを作ることができなかったのが敗因のひとつだと考えられる。“団体戦ではダブルスが重要”ということを改めて感じさせられる結果となった。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
テニス部OBの教育実習生が来ました。
全国選抜長野県予選が終わった翌日の月曜日から、テニス部の2人の0Bが保健体育科の教育実習でやって来た(早野充紀:桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部スポーツ教育学科、上原 翔:大東文化大学 スポーツ・健康科学部スポーツ科学科)。授業の準備の合間を縫って放課後の練習を見てくれたり、大会のアドバイス等で生徒たちの指導をしてくれた。
「教育実習で9月17日から10月4日までお世話になりました。部活の方へは、土日の試合と放課後の部活の終わりに少し顔を出すことしかできませんでしたが、テニス部のみなさんは、一人ひとり個性的で元気で、良いチームだなあという印象を持ちました。今回は、試合後のアドバイスしかできなかったので、時間を見つけて技術的な指導もしに来れたらと思っています。短い時間でしたが、本当にお世話になりまいた。」(早野充紀)
「3週間、保健体育の教育実習でお世話になりました。私に関しては、夏休みに部活の練習に参加させてもらったり、選抜大会の応援に行ったりしたこともあって、テニス部のみなさんとは以前からある程度のコミュニケーションを取ることができていました。しかし、いざ実習が始まると、授業の準備に追われてコートに立って指導することはほとんどできず、練習を見て気付いた点をアドバイスすることぐらいしかできなかったのが心残りです。現在の中西テニス部は、男子は元気、女子は意欲に溢れているなと感じます。また、大会では男女全員で応援しており、チームの団結力も見て取れました。部員たちのみなさんには、歴代の先輩たちが残してきてくれた伝統を誇りに、チーム一丸となって日々の練習により一層励んで行ってもらいたいと思います。また、赤塩には、授業の進め方や指導案作りのポイントなど実習面においても指導していただき感謝しています。立派な教師になるには、多くの知識と経験が必要だと思いますが、赤塩先生のように生徒と真っ正面から向き合い。生徒のためにより多くの時間を費やす、そんな熱い教師・顧問になれるように今後も精進していきます。時間があるときには、部活に顔を出しに来たいと思うので、今後ともよろしくお願いします。3週間という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。」(上原 翔)
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権長野県予選
全日本ジュニア選抜室内テニス選手権東北信予選
9月28日(土)・29日(日)
信州スカイパークテニスコート 男子シングルス 赤塩 望 ベスト16
東北信予選と中南信予選を勝ち上がった32名と予選免除者(長野県テニス協会ジュニアシード基準表による)32名、計64ドローで行われた県予選。男子は、赤塩 望(東北信予選免除)と塚野洋平(当日のラッキールーザー)の2名が出場。女子は、島田瑶子(東北信予選免除)と元田彩瑛・佐藤紗花(東北信予選勝ち上がり)の3名が出場。このうち、赤塩 望が2回戦を突破しベスト16入りを果たした。
m&mJTAテニストーナメント団体戦
m&mJTAテニストーナメント団体戦
9月28日(土)
南長野運動公園 女子Aチーム優勝 Bチーム3位 男子Aチーム準優勝 Bチーム3位
地元長野市のテニスショップm&m主催がした団体戦(総体形式:シングルス2・ダブルス1)の大会に参加した。当日は、全日本ジュニア選抜室内の男子長野県予選と重なっていたため、男子の上位陣を除いた全員が4人で1チームを作った。結果は、女子Aチーム(島田瑶子・元田彩瑛・佐藤紗花、田尻千恵)が優勝、男子Aチーム(鈴木健太、小玉駿也、畔上将一、出澤広志)が準優勝、女子Bチーム(小林美智、中島愛実、川久保彩香、花石 萌)と男子Bチーム(上原采悠葵、佐藤峻嘉、桑原尚希、塚田武瑠)が3位になった。
長野県高等学校秋季テニス選手権北信予選
秋季選手権北信予選
10月6日(日)B級男女シングルス 東和田運動公園、10月26日(土)A級男女シングルス・B級男女シングルス、27日(日)A級B級男女ダブルス 南長野運動公園
北信最多 A級・B級あわせて15名が県大会への進出を決める!
【10月6日(日)】
B級男女シングルスが長野運動公園(東和田)テニスコートで行われた。男女それぞれ8名の県大会への出場枠を目指し、中野西からは1年生の男子6名、女子4名が出場した。例年より1年生の出場者が多いうえに、東和田テニスコートの10面だけでは1日で全試合を消化することができず、当日は女子がベスト8、男子はベスト16が決まったところで1日が終わった。結果的には、女子は徳竹沙紀が県大会への出場権を手に入れ、男子では小林大剛、藤澤侑史、町田陽来の3名がベスト16に残った。
【10月26日(土)】
A級男女シングルスの全試合とB級男女シングルスの残り試合が、南長野運動公園テニスコートで行われた。A級の各学校の出場枠は男女それぞれ8名。中野西からは赤塩 望、宮崎祥平、塚野洋平、村山祐也、武田將吾、塚田晃大、池田有多朗、佐藤峻嘉(男子)、島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、田尻千恵、小林美智、川久保彩香、花石 萌、中島愛実(女子)が出場した。北信地区からは男女各16ブロックの優勝者が県大会への出場権を手に入れることができ、結果的に中野西からは、男子で赤塩、宮崎、村山、武田、塚田の5名が、女子で島田、元田、佐藤、小林の4名がブロック決勝を制して県大会への出場を決めた。
B級女子シングルスの順位戦では、徳竹沙紀が8位となった。また、男子シングルスでは、町田陽来が県大会出場を決めるベスト8決めの試合で敗れたものの、小林大剛が2位、藤沢侑史が5位で県大会への切符を手に入れた。
【10月27日(日)】
A級およびB級のダブルスの試合が行われた。A級ダブルスの各校の出場枠は男女それぞれ8ペア。また、県大会への出場枠も男女各8ペアで、5~8位を決定する順位戦もあった。中野西からは、赤塩 望・宮崎祥平、武田將吾・塚田晃大、出澤広志・畔上将一、村山祐也・池田有多朗(男子)、元田彩瑛・佐藤紗花、島田瑶子・田尻千恵、川久保彩香・小林美智、花石 萌・中島愛実(女子)が出場・・・このうち男子で、赤塩・宮崎が2位、武田・塚田が8位になった。また女子で、元田・佐藤が2位になり県大会に出場することになった。
男女各4ペアが県大会に出場できるB級ダブルスには、男子3ペア(小林大剛・山口夏希、和平昌也・藤澤侑史、中島成陽・町田陽来)、女子2ペア(大塚みく・島田流音、稲垣夏織・徳竹沙紀)が出場した。このうち男子はすべてのペアが県大会出場を逃したが、女子は2ペアともに(大塚・島田3位、稲垣・徳竹4位)への県大会への出場権を手に入れることができた。
3日間の秋季選手権北信予選では、A級・B級合わせて男子7名、女子8名、計15名の選手が県大会への出場を決めた。昨年の数字(20名)には及ばなかったが、北信地区では最多の数字。県大会での活躍と来年への期待を感じさせる結果になった。
※詳しくは 北信高校テニス のHPをご覧ください。
長野県高等学校秋季テニス選手権長野県大会
秋季選手権長野県大会
11月2日(土)・3日(日) 松本市浅間温泉テニスコート
男子A級ダブルス 赤塩 望・宮﨑祥平ベスト8 女子A級シングルス 島田瑶子ベスト16
〈A級シングルス〉 赤塩 望・・・ベスト32 宮崎祥平、村山祐也、武田將吾、塚田晃大・・・初戦敗退
島田瑶子・・・ベスト16 元田彩瑛、佐藤紗花・・・ベスト32 小林美智・・・初戦敗退
男子では、赤塩は初戦を難なく突破したものの2回戦で敗退。ポイントを取れる大会で初めて県大会に出場した村山と塚田は、やはり初戦から厳しい対戦相手となり初戦で敗退。中信代表のジュニア選手と対戦した武田も初戦敗退。宮﨑は1回戦突破の可能性もあったが、試合前半から凡ミスが多く、後半に立て直すことができないまま初戦で敗退した。女子では、小林が初戦で松商学園の選手に敗退。佐藤は中信代表の選手に苦しみながらも1回戦を突破。逆に元田は伊那弥生ケ丘の選手に完勝して初戦を突破した。しかし、佐藤も元田も、2回戦の相手はそれぞれは第1シードと第2シードの選手という不運な組み合わせで、両者とも2回戦突破を果たすことができなかった。そんななか島田は、1回戦6-4、2回戦はタイブレークにもつれる込む接戦を制して3回戦に進出。ベスト16入りを果たした。
〈A級ダブルス〉 赤塩 望・宮崎祥平・・・ベスト8 武田將吾・塚田晃大・・・初戦敗退 元田彩瑛・佐藤紗花・・・ベスト16
男子では、北信予選8位の武田・塚田は、初戦から第2シードの松商学園のペアが対戦相手となり初戦であえなく完敗。赤塩・宮﨑は、1回戦で中信代表の松本深志のペアに7-5で競り勝ち、2回戦では南信代表の伊那弥生ケ丘のペアにタイブレークを制して競り勝つという苦しい試合を戦い抜き、ベスト8入りを果たした。ベスト4決めは、準優勝した松商学園のペアに、試合前半は善戦したが後半に突き放されて敗退した。ただ、決して楽な組み合わせとは言えなかったうえ、北信代表の他の7ペアすべてが1回戦で敗退していることを考えると大健闘の結果だと言える。女子では、元田・佐藤が1回戦を難なく突破したものの、2回戦で優勝した松商学園のペアに完敗した。
〈B級シングルス〉 小林大剛、藤澤侑史・・・ベスト16 徳竹沙紀・・・初戦敗退
男子では、小林、藤澤ともに1回戦は難なく突破。しかし、2回戦で小林は松商学園の選手に競り負け、藤澤は3位になった上田高校のジュニア選手に敗退した。北信予選8位だった徳竹は、やはり初戦から厳しい組み合わせとなり、優勝した飯田OID高校の選手に完敗した。
〈B級ダブルス〉 大塚みく・島田流音、稲垣夏織・徳竹沙紀・・・ベスト8
大塚・島田ペア(北信予選3位)、稲垣・徳竹ペア(同予選4位)とも初戦は突破したが2回戦で敗退。ただ、ダブルスは各地区予選から4ペアずつが県大会に出場してきており、県大会に出場してきている時点ですでにB級の県ベスト16ということになる。ベスト4入りは果たせなかったが、ベスト8に複数ペアが入ったのは中野西だけだった。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
11月10日(日)・16日(土)
2週にわたって豊科高校と練習試合を行った。10日に木島平やまびこの丘で、雨が降る中で練習試合を行ったが、昼頃から雨足が強まって中止にり、急きょ翌週16日、豊科高校で再対戦をすることになった。16日は風もない絶好のコンディションに恵まれ、1年生を中心に2年生数人のメンバーは、チームダブルス対抗戦に備えて豊科高校のコートでダブルスをメインにした試合を行い、2年生の上位陣は、午前中は扇子田公園のテニスコートで、午後から安曇野市三田総合運動公園で試合を行った。豊科高校と中野西は男女とも力が拮抗しているうえ、高校からテニスを始めた選手が多いという点でチームカラーも似ており、お互いに刺激しあえる間柄にある。16日に再対戦することにしたのも、せっかくの豊科高校との練習試合だったのに、10日は雨で途中に中止になってしまい何となく消化不良感が残っていたからだ。冬期間は北信地方ではなかなか思うように練習試合ができなくなるため、中南信地方など雪の影響が少ない場所まで足を伸ばさなければいけなくなる、豊科高校には冬の間での再戦をまたお願いしたい。
北信高校テニス講習会
11月24日(日)、東和田テニスコートで、石井弘樹コーチ(石井テニスアカデミー:世界の舞台で活躍した元プロ選手)を講師に招いてテニス講習会を行った。中野西は翌日から2年生が修学旅行のため、1年生の10名が参加した。石井コーチはここ数年北信高体連のテニス講習会に来てもらっており、厳しい練習メニューが多い分、中身が濃く収穫が多い講習をしてもらっている。今年は、クロスに攻められたボールに対し、スピンをしっかりかけてクロスに深く切り返して時間を作る練習の他、相手のボールが浅くなった瞬間を見逃さず、コートの中に一歩入って攻撃的なショットを打つ練習などがメインだった。天候にも恵まれ、他校の生徒と一緒に緊張感のある有意義な講習会になった。
また、前日の23日(土)は、同じく東和田運動公園で、2年生を中心に練習試合を行った。須坂高校、市立長野高校、坂城高校が参加し、各校総体形式のチームを何チームか作り、トーナメントで試合をした。中野西からは男子4チーム、女子2チームが出場。来月のクリスマスカップを控え良い練習試合になった。
長野県高校テニス 1年生チームダブルス対抗戦
1年生チームダブルス対抗戦
12月1日(土)男子予選トーナメント・8日(土)女子決勝トーナメント 松本市浅間温泉テニスコート
1年生のみによるダブルスの団体戦(ダブルス3ペア)が行われた。中野西男子の1年生はちょうど6人の3ペア。前週の1週間は、ちょうど2年生が修学旅行に行っていたため、放課後の練習は、集中的にダブルスの練習をしてこの大会に備えてきた。11月30日と12月1日は男子の予選が行われ、中野西男子は12月1日に出場。1回戦の相手は、諏訪清陵Aチームだった。初戦であるうえ初めて体験する団体戦での出場ということもあり、試合開始前はどの選手も緊張した面持ち。3面展開で試合は始まったが、試合が始まるとその緊張が一気に高まったのか、どのペアもイージーなミスショットを連発し、さらに焦りも加わって余計に思うような試合運びができない。結果的にD3が勝ったものの他の2ペアが敗れ、対戦成績1-2でまさかの1回戦敗退となった。その後の順位決定戦では、長野高校Aに敗れたが、上田染谷丘・岩村田の連合チーム、篠ノ井Aチームには勝利し、13位に終わった。
中野西の女子は4人のため、今年はお隣の中野立志館高校との連合チームで出場した。秋季選手権B級の個人戦ダブルスで、4人が県大会出場を果たしていることと、中野立志館の1名が、個人戦シングルスで同じく県大会に出場している実績が考慮され、予選は免除。12月8日の決勝トーナメントからの出場となった。決勝トーナメントは、12ドローで行われたため1回戦はBYE。2回戦で優勝候補の一角である豊科Aチームと松本第一・豊科連合チームの勝者と対戦することになった。予想したとおり2回戦の相手は、豊科Aチームとなった。豊科高校とは、過去に何度か練習試合をしていたため、戦力はほぼ分かっており、D1かD2のどちらかを獲れれば勝機はあると予想できた。3面展開で行われた試合。立志館の選手と急造ペアになったD3は着々とリードを広げたが、もうひとつの急造ペアとなったD2は戦力ダウンを否めず、逆にリードを許す苦しい展開。中野西単独ペアだったD1は、序盤こそ良い流れに見えたが、やはり豊科Aは強かった。一気にリードされて1-6で完敗。結果的にD3は勝ったもののD2も敗れたたため、対戦成績1-2で中野西の敗戦が決まった。5~8位を決めるその後のリーグ戦では、市立長野チームには勝ったが、上田西チーム、赤穂チームには敗れて7位に終わった。チームダブルス対抗戦は、例年、中野西チームが男女ともベスト4に食い込む結果を残してきた。そういう意味では、今回は残念な結果に終わってしまった。選手たちの落ち込みも大きかった分、今後の奮起に大いに期待したい。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
ヨネックスクリスマスカップ長野県高校テニス大会
YONEX Xmas Cup (新人チーム対抗戦)
男子Aチーム 3位! 女子Aチーム 6位
12月15日(日)女子予選トーナメント・21日(土)男子予選トーナメント
22日(日)男子・女子決勝トーナメント
ヨネックスクリスマスカップは、総体形式(シングルス2、ダブルス1の3ポイント)で行われる団体戦の大会。県下の強豪校のほとんどが参加し、今年は男子80チーム、女子70チームがエントリー。各学校2チームまで出場でき、中野西からも男女4チームがエントリーした。このうち男女ともAチームは、長野県テニス協会ジュニアシード基準表のポイント保持者が多いため、予選が免除され、22日の決勝トーナメントにストレートインになった。
【女子予選】
Bチーム(中島愛実、川久保彩香、花石 萌、土屋美樹、鈴木遥佳)
15日の女子予選は、24チームで争われ、A~C3ブロック(1ブロック8チーム)のそれぞれの優勝チームが22日の決勝トーナメントに進出できる。中野西の初戦の相手は、軽井沢Aチーム。中野西は、S2鈴木が敗れたものの、Dの花石・中島とS1の川久保が勝ち、対戦成績2-1で2回戦に駒を進めた。2回戦の相手は、S1に強力なジュニア選手を擁するBブロック第1シードの岡谷南Aチーム。S2も粘り強く侮れない相手だ。3面展開で行われた試合・・・S1花石はやはり厳しい展開でリードを広げられ、D川久保・土屋はゲームを取りつ取られつのシーソーゲーム。S2中島も試合開始早々は順調かと思われたが、次第にリードを許されていく。結果的に、Dも5-7で惜敗。対戦成績0-3で3回戦への進出は果たすことが出来なかった。その後行われた3位決定戦でも松川Aチームに0-3で敗退。Bブロック4位という結果に終わった。
【男子予選】
Bチーム(武田將吾、池田有多朗、佐藤峻嘉、出澤広志)
21日の男子予選は、40チームで争われ、A~E5ブロック(1ブロック8チーム)のそれぞれの優勝チームが翌日の決勝トーナメントに進出できる。中野西の初戦の相手は、長野日大Bチーム。1年生主体のチームだが、油断的ない相手だった。3面展開の試合・・・D佐藤・出澤は一進一退でタイブレークにもつれ込む苦しい展開。S1武田の試合ももつれていた。一方S2池田は着々とリードを広げる形。結果的に、S2池田はそのまま押し切って勝利したが、逆にDとS1は欲しいところでポイントが奪えずに惜敗。対戦成績1-2で初戦敗退という思わぬ結果に終わった。
ただ、その後行われた順位戦では、田川Aチーム、秀峰・松本第一チームに勝ち、Aブロック5位になった。
【女子決勝】
Aチーム(島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、田尻千恵、小林美智)
予選勝ち上がり8チーム+ストレートイン8チーム、計16チームで行われた。中野西は、初戦(松本深志A)を3-0で破って難なくベスト8入り。その後のベスト4入りを懸けた一戦は、宿敵伊那弥生ケ丘との戦いだった。伊那弥生は、今年に限らず過去何年間もしのぎを削りあって来たライバル校。秋の新人戦でもベスト4入りを懸けた一戦で惜敗している。練習試合でも何度も対戦しており、互いに戦力は熟知しており、伊那弥生AチームのS1のジュニア選手の力がやや際立っているものの、他の戦力は伊那弥生、中野西ともほぼ互角であり、DとS2の勝敗が、団体戦の勝負の分かれ目となることは必至だった。そこで、中野西は、シングルスで調子を上げていた元田をS2に配置し、D:佐藤・小林、S1:島田というオーダーを採った。3面展開で行われた試合・・・S1の島田は善戦むなしく1-6で完敗。勝負の行方は予想通り、ダブルスとS2の結果次第となった。・・・結果的に、S2の元田は6-4で勝ったが、ダブルスがタイブレークにまでもつれる試合の末に敗れ、対戦成績1-2で中野西の敗退となった。新人戦のリベンジを果たすべく臨んだ試合だったが、総合力で伊那弥生ケ丘の方が上だったということは認めざるを得ない。来春の高校総体でも中野西の前に立ちはだかるであろうチームのひとつであり、総体形式の団体戦で勝てる力をチーム全体で付けていかなければならないことを痛感した。女子Aチームは、その後の順位戦の結果、篠ノ井Aチームに勝ったが、須坂Bチームに敗れ6位で大会を終えた。
【男子決勝】
Aチーム(赤塩 望、宮崎祥平、村山祐也、塚田晃大)
女子同様、予選勝ち上がり8チーム+ストレートイン8チーム、計16チームで行われた。初戦(松本第一Bチーム)は、S2村山が5-7で惜敗したものの、D宮崎・塚田、S1赤塩が勝ち、対戦成績2-1で2回戦に駒を進めた。2回戦の相手は、同じ北信地区の須坂Aチーム。須坂高校は、新人戦北信地区優勝の強豪校だが、今回はチーム全体を均等にA・Bチームに分けており、そのぶんAチーム単独だとやや戦力が落ちる。ただ、S2に1年生のジュニア選手が控えているため、ダブルスを取ったうえに、S1赤塩が須坂の1番手選手にもあたるAチームのS1に勝てるかどうかが、勝敗を左右すると考えられた。3面展開の試合・・・S2村山は、善戦むなしく1-6で敗退。逆にDは6-4で勝利。予想通りS1対決になったが、S1赤塩はつねにリードしながら進めることができ、何とか6-4で勝利。対戦成績2-1で準決勝進出を果たした。準決勝の相手は、S1に強力なジュニア選手を擁する松本深志。その他にも何人かのジュニア選手がおり、試合開始前から厳しい戦いが予想された。3面展開で行われた試合・・・予想通り、どの試合も苦しい試合を余儀なくされ、長い試合となった。しかし3試合とも4-6のスコアで惜敗。対戦成績0-3で決勝進出を果たすことが出来なかった。続く3位決定戦の相手は、伊那北。2年連続、高校総体で北信越大会に出場している強豪校。S1とS2に強力なジュニア選手を擁するうえ、ダブルス陣も力がある。中野西としても決死の覚悟で臨まない限り勝てる見込みは少ない。須坂戦同様、DとS1の試合が勝敗の鍵を握ると考えられたが、伊那北のS1は、高校2年生の選手の中では、県下で最も力を持っている選手であり、ダブルスが取れてもシングルスを2つ落とす可能性が充分にある試合だった。3面展開の試合・・・S2村山はつねに相手にリードを許して試合が進んだが、逆にS1赤塩がつねにリードする展開に持ち込んでいた。Dもリードを確保しつつ試合を進めており、中野西としては強豪伊那北に勝てるチャンスが見えてきた。結果的に、S2村山は2-6で敗れたが、DとS1ともに終盤相手に追いつかれそうなピンチがあったが、そのまま逃げ切り双方とも6-4で勝利。対戦成績2-1で伊那北を破り3位になった。男子のヨネックスカップでの3位入賞は初めて。来春、高校総体までのさらなる成長が楽しみな結果に終わった。
※詳しくは 長野県高校テニス のHPをご覧ください。
New Year Cup in 白子 2014
ニューイヤーカップ あけましておめでとうございます。
1月3日(金)~5日(日) 千葉県白子町テニスコート
例年参加しているニューイヤーカップに今年も参加してきた。九十九里浜で行われるこの大会は、関東北部~東北の強豪校が顔を揃える高い大会(今年は北海道から札幌日大が参加していた)。トップ選手のレベルは高いが、個人戦で行われるうえ参加選手が多いためにレベルの幅は広く、1日に5試合以上の試合をすることができて、冬場の試合経験不足を補うのに役立てることができる。3日は昼過ぎから、久しぶりに明るい屋外のオムニコートでの練習。とても暖かく、半袖短パンでボールを打つ選手が多く、いい汗をかきつつボールの感覚を取り戻すことができた。4日はシングルスのトーナメント(男子の一部はダブルス)と敗者同士の交流戦。5日はダブルスのトーナメントと交流戦。毎年の恒例行事でもあるが、4日早朝には歩いて5分程度の九十九里浜に日の出を見に行った。水平線上の雲の間から朝日が少しずつ昇ってくる幻想的な景色は、長野県では見ることができない。また、夕日が西の地平線に沈んで行くときの大きく真っ赤な太陽もまた、長野県ではお目にかかれない景色だ。3日間とも好天に恵まれ、長野県だと4月頃の陽気。体を動かしていると半袖になってちょうど良い。テニスの楽しさ、気持ちよさを改めて感じることができた3日間だった。
今年も中野西テニスチームは頑張ります。ご声援をよろしくお願いします。
1月18日(土)
女子が、やまびこドーム(松本市)で練習試合を行った。当日は、中野西の他、岡谷南、塩尻志学館、松本蟻ケ崎、山梨県の北杜の5校の女子60数名が集まった。各校3からら4人で1チームを作って、総体形式(S2・D1)で試合を回した。中野西はA~Cの3チーム。遠近感が取りにくいやまびこドームでのテニスだったうえ、前日までの中間テストで練習不足ということもあり、どの選手も思うようなテニスが出来なかったが、広いコートで久々にボールを打ち合うなかで、冬期間の基礎的な練習への課題が見えてきた良い練習試合になった。
群馬県高体連 近県対抗選抜高校テニス大会
近県対抗選抜高校テニス大会
1月25日(土)・26日(日) 群馬県総合スポーツセンター
今年も群馬県高体連テニス専門部主催の強化練習大会に参加してきた。群馬県の新人戦1位~4位校を中心に、埼玉県、栃木県、埼玉県、新潟県から強豪校や強豪選手が集まって、総体形式(シングルス2・ダブルス1)の団体戦で行われた大会。中野西は、男子が赤塩 望、村山佑也、宮崎祥平、塚田晃大、女子は島田瑶子、元田彩瑛、佐藤紗花、小林美智が参加。男女とも群馬県の3位・4位、他県の2位校が集まったBリーグに入り、2間で6試合を行った。昨年は、男女とも団体戦で1勝も出来ず、他県の強豪校のレベルの高さに圧倒された。今年は、男女とも全員2年生で臨んでおり、昨年よりは力があるチームのはずだった。しかし、結果的に男子が1勝5敗、女子が2勝4敗に終わった。男子にいたってはダブルス陣が全敗。初戦に入るダブルスでポイントを取れず、苦しい形になることが多かった。また逆に、女子はダブルスは取れるが、シングルス2本のうちどちらかが取れないという戦いが多かった。・・・総体形式の団体戦で勝つことの難しさを、選手たちともども感じざるを得ない2日間になった。勝敗の結果も大切ではあるが、春の総体に向けて、いち早くチームとしての課題や個々のテーマを考える良い機会になったし、「総体に向けてもうスタートを切らなければいけない」という気持ちに自然になり、そういう点でとても有意義な大会参加となった。機会を与えていただいた群馬県の先生方に心から感謝させていいただきます。詳しい結果は、群馬県高体連テニス専門部のHPをご覧ください。
2月11日(火)
南長野運動公園で、屋代高校と練習試合を行った。午前中に男子、午後は女子という形で行う予定だったが、土・日に降った大雪のため、予約した6面の北側半分は一面雪に埋まっており(南側半分は事務所のみなさんが除雪してくれていた)、朝一番で除雪作業から始めた。ここ数日冷え込みも強かったため、積雪の下の方は凍ってガチガチ・・・ようやく3面使えるようになったのが11時からだった。結局、男子は13:30までダブルスの試合を3試合ほどできただけだった。女子は早めに来た人から手つかずのコートの除雪を行い、12時半頃から練習を始め、4時までやはりダブルスを中心に試合を行った。ただ、雪かきをしてからの練習は、この時期では当たり前。こうした経験をした上でコートでボールを打つことも大切だ。確かに全国には何の苦労もなく、コートで練習できる高校がたくさんある。しかし、練習の大切さやコートでボールを打てることの有り難みを感じることが出来るこうした体験は、雪深い地域の生徒の強みである。“雪かきして練習”は、中野西テニス部の冬の風物詩でもある。
3月2日(日)
南長野運動公園で長野吉田高校と練習試合を行った。先月の大雪の影響が心配されたが、コートの雪はまったく心配はなかった。前々日まで期末テスト。しかも大雪で一本木のテニスコートも使えなかったため、外でボールを打つのは2月11日以来の2週間ぶりだった。この時期は、人工芝の外のコートで試合をできる機会が少ないため、全員で練習試合に参加することにした。シングルス・ダブルスを含め1人5試合ほどの試合数をこなせ有意義な練習試合になった。